【支援団体のアドバイス付き】シングルマザーは仕事なにしてるの?おすすめの仕事は?データから見る就業職種や平均年収

アドバイスいただいた支援団体日本シングルマザー支援協会
代表理事 江成 道子

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「シングルマザーの就職活動は難しそう。職歴が浅いし、資格も特にない…。仕事を探すときは条件を妥協するべき?!」

と悩んでいませんか?

現在、介護職、販売・接客業、飲食業など「人手不足の業界(職種)」が多く、シングルマザーの方にとって仕事を探しやすくなっています。

「#就職しよう」がシングルマザーの方を対象に実施したアンケート調査では「希望の仕事に就いている」と答えた方が多くいます。

この記事では、シングルマザーの仕事探しに関する不安や悩みを解消するために、「どのような仕事に就いているシングルマザーが多いのか」「シングルマザーにオススメの仕事はなにか?」について、「#就職しよう」が実施したアンケートの結果をもとに、詳しく紹介しています。

合わせて、厚生労働省が発表しているデータをもとに、シングルマザーの雇用形態・年収・帰宅時間を紹介しています。

この記事の内容…

  1. 【アンケート調査】シングルマザーが実際に就いている仕事はなに?
  2. 【働き方のタイプ別】シングルマザーにオススメの職種はなに?
  3. 【厚生労働省データから分かる!】シングルマザーの職種、仕事内容、働き方、年収、帰宅時間は?

この記事を読めば、シングルマザーにおすすめの仕事と、シングルマザーの働き方の実態が分かります。あなたの就職活動のお役に立てば幸いです。

【弊社独自!シングルマザー調査】あなたが実際に就いている仕事はなに?

シングルマザーが実際に就いている仕事はなに?円グラフ

弊社でシングルマザー本人、ならびに友人・知人にアンケートをしたところ、上記のような調査結果が出ました。
ここから具体的にどのような仕事をしているのか、上位3つの仕事を解説していきます。

医療・介護系(57票)

医療・介護系で働いているシングルマザーは、どんな仕事をしているのでしょうか。より詳細な職種は以下の通りでした。

介護士……23票

看護師……21票

看護助手……4票

特に介護士は何歳からでも目指すことが可能な職種です。

介護士に関連する資格は、介護職員初任者研修、ケアマネージャー、介護福祉士などさまざま種類があります。

仕事を始める前に資格を取る方、介護施設で働きながら資格を取得を目指している方など「資格を取得するタイミング」は様々です。

ただ、自身で「介護職員初任者研修」を取得することをおすすめします。

資格を取得して仕事を始める場合は、仕事の幅を増やすことができ、給与などの待遇を良くなります。

自治体によっては、職業訓練などあり5~8万円程度で取得することができます。

「看護助手」とは、病院などの医療機関で、入院患者のお世話や介助を行う仕事です。資格は特に必要なく、未経験の方でも働くことができます。

「看護師」は国家資格を取得しなければならず、シングルマザーの方がこれから資格取得&就業を目指すのは少し難しいかもしれません。

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接客・販売系(43票)

接客・販売系で働いているシングルマザーは、どんな仕事をしているのでしょうか。より詳細な職種は以下の通りでした。

夜の仕事……9票

アパレル……8票

レジ打ち……6票

接客・販売系の仕事は、コミュニケーションを取ることが好きな方にとてもおすすめです。

接客・販売系の仕事は、シフト制で出勤スケジュールを決めている会社が多く、子どもの学校行事などに対応しやすい職場といえます。

ただ、接客・販売系の仕事は正社員求人が少ない傾向にあり、派遣社員や契約社員として採用されることが多い職種です。

正社員の仕事を探している方、仕事に安定性を求める方、将来的にキャリアアップを目指している方は「転職エージェントを利用した就職活動」や「紹介予定派遣の求人を探すこと」をオススメします。

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事務系(39票)

事務系で働いているシングルマザーは、どんな仕事をしているのでしょうか。より詳細な職種は以下の通りでした。

一般事務……9票

医療事務……8票

経理事務……6票

事務系の仕事は、シングルマザーだけではなく、多くの方に人気がある職業のため、正社員の求人が少なく、派遣社員や契約社員の求人でも条件がいいものは競争率が高くなることが多いです。

事務系を希望する方は、パソコンに関する資格や簿記などの資格取得も積極的に進めてみることをおすすめします。

TOP3以外で回答が多かった職種は?
  • 在宅ワーク
  • コールセンター
  • 製造系工場勤務
  • 保険代理店営業
  • 保育士

TOP3以外に多かった職種は「資格がなくても働ける仕事」が多い結果となりました。
また、保育士になるには資格が必要となりますが、比較的難易度が低いので、手に職をつけたいシングルマザーにはおすすめの仕事です。

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転職のプロが伝授!「シンママの転職」耳より情報

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【シンママにおすすめの職種は?】おすすめの仕事を働き方別に紹介!希望に合った仕事を探そう!

これからどんな仕事をしようか悩んでいるシンママに向けて、「#就職しよう」がおすすめの仕事を紹介します!

お子さんの年齢や、家庭の状況によって、希望する働き方が異なることをふまえ、ここでは働き方のタイプ別に「おすすめの仕事」を紹介します

  1. 「安定した仕事」に就きたいシンママにおすすめの仕事5選
  2. 「時間の融通が利く仕事」を探しているシンママにおすすめの仕事6選
  3. 「在宅ワーク」に興味があるシンママにおすすめの仕事5選

「安定したい仕事」に就きたいシンママにおすすめの仕事5選

シングルマザーにアンケート調査を行ったところ、仕事を探すときに「安定した収入が欲しい!」「ひとつの企業で長く働きたい!」「手に職をつけたい!」といったことを考えているシンママが多いことがわかりました。

そんなシンママにおすすめの職種を5つ紹介します。

  1. コールセンター
  2. 事務職
  3. 介護職
  4. 歯科衛生士
  5. 看護師

【安定した収入が得られる仕事①】コールセンター

コールセンターの仕事は「職歴が浅い方、資格が特にない方」でもスタートしやすい仕事です。

時給制の仕事が多く、「週休2日制の仕事」や「週4~5日勤務」といったフルタイムの仕事を選ぶと、毎月安定した収入が得られます。

出勤日を自分で選択できる会社も多く、働き方は「週2~5日程度の出勤」「平日のみ出勤で土日祝日は休み」「19時以降の夜間帯勤務」など仕事によってことなり、自分の希望に合わせて働き方を選ぶことができ、お子さんの予定などに合わせてシフトの調整がしやすいためシングルマザーの方におすすめの仕事です。

【安定した収入が得られる仕事②】事務職

シングルマザーのなかで、正社員として働いている人が最も多い職種は「事務職」です。

事務職は「土日祝日が休み」「勤務時間は9時~18時頃まで」といった勤務形態の企業が多いため、週末、お子さんと一緒に過ごしたいシングルマザーにとって、理想的な働き方です。

ただし、事務職は常に人気ある職種のため、就職活動をしても「求人数は少なく、選考倍率が高い」ことが予想されます。

書類選考や面接で会社に良い印象を与えられるように、自分の持っているスキルや、会社にどのような貢献が出来るかといったアピールポイントを上手に伝えられるように、準備をしっかりしましょう。

【安定した収入が得られる仕事③】介護職

介護職は常に人手不足のため、未経験のシングルマザーの方でも採用される可能性が高く、長く働くことができる仕事です。

全国の平均年収は280万円と、シングルマザーの平均年収200万円より80万円ほど高くなっています

介護職は資格がない状態から仕事を開始することも可能です。

そして、働きながら資格を取得しキャリアアップや昇給を目指す方が多い職種です。

「ハードワーク」「大変そう…」といったネガティブなイメージもありますが、やりがいがあり、女性にとって長く働ける職種であること、勤務時間を調整しやすい仕事であることを考えるとシングルマザーの方におすすめの仕事です。

介護の資格を取ってから働きたいという方は、ハローワークが実施してるハロートレーニング(職業訓練)などを受講して、介護の資格を取得してから就職活動するのもおすすめです。

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【安定した収入が得られる仕事④】歯科衛生士

歯科衛生士は、歯科医院など診療所の数が多いため、常に多くの求人が公開されています。

求人数が多いため「自宅近くで働きたい」「仕事内容で歯科医院を選びたい」といった希望に合った求人に出会える可能性が高いです。

歯科衛生士の平均年収は345万円とシングルマザーの平均年収200万円とくらべ1.5倍ほど高く、安定した収入を得ることができます。

ただし、歯科衛生士として働くためには国家資格が必要です。

資格を取得するためには専門学校や短大に最短でも3年通う必要があり、学費など合わせて300万円前後の費用が必要です。

これから歯科衛生士の資格取得を目指すシングルマザーの方は、国が実施してる奨学金などの支援制度を上手に利用することをおすすめします。

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【安定した収入が得られる仕事⑤】看護師

看護師の仕事は「高収入」「求人数が多い」「長く働ける」の三拍子が揃っているのでシングルマザーにオススメの仕事です。

ただし、国家資格が必要となるため、資格をお持ちでない方はこれから数年間学校に通い、国家資格を取得、それから就職活動をすることになるため当面の生活費をどう準備するか、子育てなどのサポート体制は整っているかが重要になります。

この先、「長期間に渡り、安定した高収入を得ること」を希望するのであれば、国が実施している奨学金などの支援制度を利用しながら、資格取得を目指しましょう。

厚生労働省によると、看護師の資格取得には「高等職業訓練促進給付金」を利用することができます。

高等職業訓練促進給付金は、シングルマザーなどひとり親が看護師等の資格取得のために養成機関に入る場合、生活負担の軽減のために月額の給付金が支給されるものです。

最高で月140,000円支給されることから、資格取得を目指すシングルマザーも多いです。

(1)概要
母子家庭の母又は父子家庭の父が看護師や介護福祉士等の資格取得のため、1年以上養成機関で修業する場合に、修業期間中の生活の負担軽減のために、高等職業訓練促進給付金が支給されるとともに、入学時の負担軽減のため、高等職業訓練修了支援給付金が支給されます。
(2)対象者
母子家庭の母又は父子家庭の父であって、現に児童(20歳に満たない者)を扶養し、以下の要件を全て満たす方
児童扶養手当の支給を受けているか又は同等の所得水準にあること
養成機関において1年以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれること
仕事または育児と修業の両立が困難であること※平成25年度入学者から父子家庭も対象
引用元:国立国会図書館インターネット資料収集保存事業-厚生労働省「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について」

すでに看護師の資格を持っている方は、「給与」「勤務時間」「勤務先(総合病院、個人病院)」など自分の希望に合わせて職場を選択することが可能です。

子どもの成長に合わせて勤務時間や勤務日数を変更することも可能なのでシングルマザーにとって働きやすい環境と言えます。

また、キャリアアップや収入アップを目指して数年ごとに転職をする方も多い業界です。

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「時間に融通の利く仕事」に就きたいシンママにおすすめの仕事6選

小さなお子さんをお持ちのシングルマザーのなかには、「急な休みや早退に対応してくれる会社」での勤務希望する方が多くいます。

そんなシンママにおすすめの「時間に融通が利く仕事」を6つ紹介します。

  1. コールセンター
  2. 介護職
  3. 販売職
  4. 接客業
  5. 軽作業・製造業スタッフ
  6. 家事代行

【時間に融通が利く仕事①】コールセンター

コールセンターの仕事は「希望シフト制」の職場が多く、勤務日や勤務時間の融通が利きやすい仕事です。

簡単なパソコン操作が出来る方であれば、未経験でも採用となる場合が多く、経験を積むことで時給や給与アップも目指せます

また、大手のコールセンターの場合、託児所を併設している会社、福利厚生サービスが充実している会社などもあるので、仕事探しをするときに注目してみてはいかがでしょうか。

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【時間に融通が利く仕事②】介護職

「介護職はブラックな仕事が多そう…」「夜勤が必須なんじゃないの?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうとは限りません。

介護業界は人手不足のため、介護職の求人数は常に多く、勤務日数や勤務日時を自分で選べる求人もあります。

仕事内容や勤務条件は、施設介護、訪問介護など働く場所により異なりますので、事前によく確認した上で仕事に応募しましょう。

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【時間に融通が利く仕事③】販売職

スーパーや百貨店、専門店などの販売職も「シフト制」の仕事が多く、休み希望を提出することができるので、子どもの予定に合わせて働くシンママにとって働きやすい仕事です。

求人数も多い職種のため、様々な仕事のなかから、自分の好きな仕事、興味のある仕事を選ぶことが可能です。

そして、経験を積み、販売員としてのスキルを身につけることで、時給や給与アップ、キャリアアップ転職を目指せる仕事でもあります。

【時間に融通が利く仕事④】接客業

飲食業や小売店など、接客業の仕事は「シフト制」で出勤日を決めている会社が多く、休み希望を提出することが可能な仕事となります。

また、接客業は人手不足なことが多いため常に求人が多く公開されているので、なるべく早く仕事に就きたいシンママにおすすめの仕事です。

ただし、仕事によっては、年末年始やゴールデンウィークなどの連休に休みが取りにくい場合があり、子育てに影響がでるかもしれません。仕事選びのときは勤務条件をしっかり確認しましょう。

【時間に融通が利く仕事⑤】軽作業・製造業スタッフ

軽作業や製造業の仕事は、倉庫や工場で大人数で仕事をすることが多いため、シフト制の場合が多く、休みの希望も通りやすい職場が多いです。

仕事内容も、すぐに覚えられる作業が多く、「仕事を覚えられるか不安」「パソコン操作が苦手…」といった不安を抱えている方も働きやすい仕事でしょう。

仕事によって、勤務時間帯や業務内容が異なるので、求人サイトや求人情報誌で自分の気になる仕事の詳細を確認してみましょう。

また、軽作業・製造業の仕事には「派遣」という働き方もあります。

「いろいろな会社で経験を積みたい」「自分に向いている仕事を紹介してほしい」そんなことを考えている方には派遣会社への登録もおすすめです。

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【時間に融通が利く仕事⑥】家事代行

家事代行の仕事は、自分で「働きたい日時」を選択することができます。

「今週はガッツリ稼ぎたい」「来月はあまり出勤できない」こういった都合に合わせて出勤日を選択できるので、子育てと仕事の両立を頑張っているシンママにとって働きやすい仕事です。

家事代行の仕事をするには、あらかじめ、家事代行サービスの会社への登録が必要となります。

事前に掃除や料理の研修を行っている会社もあるので、家事スキルに自信がない方でも安心して働くことができます。

また、時給は会社によってバラつきがあるので、仕事を探すときは様々な会社の求人票をチェックすることをおすすめします。

「在宅ワーク」に興味があるシンママにオススメの仕事5選

「在宅ワークに興味がある」
「どんな仕事をすれば、どれくらい稼げるのか気になる」

そんなことを考えている在宅ワーク初心者のシンママにおすすめの在宅ワークを5つ紹介します。

  1. クラウドソーシング
  2. ハンドメイド作品の販売
  3. 中古品の販売(オークション)
  4. アフィリエイトサイトやブログの運営
  5. アンケート回答やモニター登録

ただし、在宅ワークだけで生活費分の収入を稼ぐことは困難です。

SNS上では「在宅ワークで毎月〇万円以上稼いでいます!」「ポイ活だけで〇万円ゲット!」といった書き込みをよく見かけますが、在宅ワークだけで高額収入を得ている人はほんのわずかです。

全員が同じように毎月稼げるようになるとは限りません。

あくまでも在宅ワークは「副業」や「お小遣い稼ぎ程度」と考えてください。

【おすすめ在宅ワーク①】クラウドソーシング

クライドソーシングとは、簡単にいうとパソコンを使って、文字入力やデータ作成の作業が中心の仕事です。

現在、様々な「クラウドソーシングサイト」があるので、サイトの内容を確認して自分のやってみたい仕事を取り扱っているサイトに登録してみましょう。

クラウドソーシングサイトで募集している代表的な仕事は以下の通りです。

  • アンケート回答
  • データ入力作業(名刺やレシートの内容入力)
  • ライティング業務(記事の執筆)
  • 音声や映像の文字起こし
  • デザイン業務
  • webシステム開発・運用など

パソコン初心者でも出来る仕事から、専門的なスキルが必要な仕事まで、様々な仕事があるのが特徴です。

クラウドソーシング初心者の方におすすめな作業は「アンケート回答、データ入力作業、ライティング業務」この3つです。

クラウドソーシングの仕事をたくさんこなし、スキルを積むことで、高単価の仕事を出来るようになったり、長期的な仕事の依頼がくることもあります。

まずは一つ一つ、仕事を丁寧にこなしていきましょう。

≪おすすめクラウドソーシングサイト≫
クラウドワークス
ランサーズ
シュフティ
Shinobiライティング
ココナラ

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【おすすめ在宅ワーク②】ハンドメイド作品の販売

手芸など「ものづくり」が好きなシンママには「ハンドメイド作品の販売」がおすすめです。

ハンドメイドマーケットサイトはいま急成長している在宅ワークの一つで、作った商品がヒットすれば、毎月一定の収入が得られる可能性があります。

大手ハンドメイドマーケットサイトの場合、「購入後のやり取り」や「支払い手続き」などのルールが設定されているので、代金未払いといったトラブルになる可能性が低く、安心して取引きすることができます。

ただし、ハンドメイド作品の作成には、材料費や道具代など、初期費用が掛かるため、赤字状態が続かないように最初に原価と作成にかかる時間などをきちんと確認して、販売価格を設定することが大切です。

≪おすすめハンドメイドマーケットサイト≫
minne(ミンネ)
creema(クリーマ)

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【おすすめ在宅ワーク③】中古品の販売(オークション)

中古品の販売(オークション)も初心者でも気軽に始めやすい在宅ワークです。

着なくなった古着や、使わなくなったおもちゃや家具などをオークションサイトやフリマアプリを利用して販売することで、自分の希望販売価格を設定できます。

写真撮影や梱包、発送など手間は掛かりますが、リサイクルショップに持ち込むよりも高値で取引き出来る可能性が大いにあります。

≪おすすめ中古品販売サイト(オークションサイト)≫
メルカリ
ヤフオク!

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【おすすめ在宅ワーク④】アフィリエイトサイトやブログの運営

「アフィリエイト」とは簡単に言うと、自分が運営するサイトやブログで商品を紹介し、その商品を読者が購入した場合、広告収入を得られるサービスのことです。

個人サイトの運営に興味があるシンママや、毎日ブログを書いているシンママにおすすめの在宅ワークです。

ただし、「読者が購入した場合」にしか収入が得られないため、すぐに収入が増えること、毎月安定した収入を得ることは難しいのも事実です。

「アフィリエイト収入」に関しては様々なサイトや書籍でコツやポイントを紹介していますので、興味がある方はそういったものを参考にしながら個人サイトやブログを運営してくことをおすすめします。

≪初心者でも利用しやすいアフィリエイトサイト≫
A8.net
Afb

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【おすすめ在宅ワーク⑤】アンケート回答やモニター登録

「アンケートサイト」に登録して、簡単なアンケートに答るとポイントを獲得でき、ポイントが貯まったら商品券や電子マネーに交換することができます。

「モニターサイト」に登録すると、化粧品や食品などの新製品を無料で試したり、新サービスを特別優待価格で体験できます。

商品によっては、回答することで謝礼金がもらえるものもありますが、人気があるためすぐに募集を終了してしまう可能性があります。サイトの情報はこまめに確認すると良いでしょう。

アンケートに真面目に回答することで、企業の商品改善、サービス改善につながるので、充実感が得られる仕事でもあります。

≪おすすめアンケート・モニターサイト≫
マクロミル
infoQ

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【厚生労働省の調査データ!】シングルマザーの職種、仕事内容、働き方、年収、帰宅時間は?

仕事と学校に向かうシングルマザーと子ども

シングルマザーは、どのような仕事で生計を立てているのでしょうか?ここからは厚生労働省のデータをもとに、「シンママの仕事の実態」について紹介していきます。

厚生労働省が行った「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査結果報告」を元に、シングルマザーがどのような仕事に就いているのかを解説します。

シングルマザーに多い職種は「事務職」と「サービス職」

シングルマザーに多い職種は「事務職」と「サービス職」

最も多い職種が事務職全体の23.5%。次点がサービス職という結果です。

ほんの一例ですが、具体的には以下のような職種が事務職、サービス職になります。

事務職 一般事務/経理事務/医療事務/秘書 など
サービス職 ケアワーカー/看護助手/料理人/飲食店・ホテルのスタッフ/添乗員 など

事務職は人気の高い職種のため、子育て等で制限のあるシングルマザーでは難しいと思われていますが、実は意外と事務職に就いているシングルマザーが一番多いのです。

次に多いのがサービス職ですが、介護系の仕事に就く方や飲食店スタッフ、なかには夜のお店で働く方も少なくはありません。

就業している母子世帯の母の従事している仕事の内容は、「事務」が 23.5 %と最も多く、次いで「サービス職業」、「専門的・技術的職業」、「生産工程」の順となっている。
引用元:国立国会図書館インターネット資料収集保存事業-厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」-7 調査時点における親の就業状況

パートと正規雇用の割合は変わらない

厚生労働省の調査データによると、働いているシングルマザーの正規雇用とパート雇用の割合はほぼ同じで、正規雇用44.2%に対して、パート雇用は43.8%となっています。

先入観でシングルマザーはパートなど非正規雇用として働いている人が多いイメージがありますが、実は正規雇用で働いているシングルマザーも多いのです。

雇用形態によって就いている職種に違いが見られ、正規雇用だと事務職が多いですが、パートやアルバイトだとサービス職が多くなります。

母子世帯の母の 81.8 %が就業しており、このうち「正規の職員・従業員」が 44.2 %と最も多く、次いで「パート・アルバイト等」が 43.8 %となっており、前回調査と比べて「パート・アルバイト等」の割合が 3.6% 減少し、「正規の職員・従業員」が 4.8 %増加している。
引用元:国立国会図書館インターネット資料収集保存事業-厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」-7 調査時点における親の就業状況

収入の面ではかなり大変…

シングルマザーの平均年収

日本の平均年間給与収入(※厚生労働省調査データ)

就労者全体(男女)の平均給与 422万円
女性の平均給与 280万円
シングルマザーの平均給与 200万円

厚生労働省の調査データによると、シングルマザーの平均年間収入は243万円。その内、給与収入が約200万円、各種手当や養育費などによる収入が約43万円となっています。

シングルマザーの年間給与収入の平均は200万円ですが、その内訳を見てみると、全体の約36%の方は給与収入が年間100万円~200万円、約22%の方の給与収入は年間100万円未満となっており、やはり、シングルマザー以外の世帯と比べると収入が低いことがわかります。

収入を増やすためには、給与の高い仕事に就く、残業の多い仕事を選ぶ、出勤日数の多い仕事を選ぶなど様々な手段がありますが、シングルマザーは仕事と共に、家庭を守るという大きな責任もあるため、残業や出勤日数を増やして収入を増やすことは難しいのが現状です。

経済的な面で困窮することがないように、国や自治体の支援制度や各種手当などの情報を確認し、上手に利用していきましょう。

母子世帯の母自身の平成 27 年の平均年間収入は 243 万円(前回調査 223万円)、母自身の平均年間就労収入は 200 万円(前回調査 181 万円)

引用元:国立国会図書館インターネット資料収集保存事業-厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」-16 ひとり親世帯の平成 27 年の年間収入

1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は422万円であり、前年に比べて0.3%増加した。これを男女別にみると、男性521万円、女性280万円で、前年に比べて、男性は0.1%の増加、女性は1.3%の増加となった。
引用元:国立国会図書館インターネット資料収集保存事業-国税庁「平成28年分民間給与実態統計調査結果について」

働くシングルマザーの8割が、夜8時までに帰宅している

シングルマザーはほぼ夜8時までに帰宅

シングルマザーの8割近くは夜8時までに帰宅しています。パート勤務をしている方は夜6時以前に帰宅する方が多いです。

シングルマザーの帰宅時間(※厚生労働省調査データ)

夜6時~8時の間に帰宅 約43%
夜6時までに帰宅 約34%

上記の表からも分かるように、全体の80%近くのママは夜8時までに帰宅できる仕事に就いています。

雇用形態によっても帰宅時間に差があり、パート・アルバイトの方の半数が夜6時までに帰宅していますが、正社員として働いている方の帰宅時間は夜6時~8時の間とパート・アルバイトの方と比べ遅くなっています。

母子世帯の母では「午後6~8時」に帰宅する者が 43.3 %、父子世帯の父では「午後6~8時」が44.2 %となっており、それぞれ最も多くなっている。

就業している母のうち「パート・アルバイト等」の帰宅時間は「午後6時以前」が 49.6 %と最も多くなっている。

また、「正規の職員・従業員」の帰宅時間は母子世帯、父子世帯ともに「午後6~8時」が最も多くなっている。
引用元:国立国会図書館インターネット資料収集保存事業-厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」-12 ひとり親世帯の親の帰宅時間

シングルマザーでも仕事に就けるのか?就活で不利にならないか?

子育てをしながら就職活動をするシングルマザー

「今まで専業主婦だったのに、突然シングルマザーに…。ちゃんと就職できるかな…」そんな不安を感じていませんか?

ここまで、「シングルマザーがどんな仕事に就いているか」を紹介していきましたが、ここでは、シングルマザーの就職状況や就職活動で役に立つ情報をご紹介します。

離婚当時は仕事をしていなかったママでも、ちゃんと仕事に就いているママは多い!

子育てをしながら仕事をするシングルマザー

シングルマザーになったときに仕事をしていなかったママでも、68%のママがなにかしらの仕事に就いています。

仕事をしている方が68%という数字を見ると、「じゃあ、残りの32%は仕事に就けなかったの?やっぱりシングルマザーの就活は難しい?」と思うかもしれませんが、不安を感じる必要はありません。

仕事をしていないシングルマザー32%のうち、大半の方が就職を希望しており、実際に就職活動中の方が多いです。

その他にも、職業訓練などを受け、仕事に役立つ資格を取得してから就職活動を目指しているシングルマザーの方もいます。

なので、「シングルマザーは仕事に就けない」のではなく、シングルマザーで就職を希望している方の多くは「きちんと仕事に就くことができている」ということが分かります。

また、シングルマザーのなかには、体調面などの問題により、すぐに仕事ができない方もいらっしゃいます。

その場合は、いつか仕事が出来るようになったときに備えて、無理のない範囲で資格取得を目指したり、パソコンのスキルを身につけたりすることをおすすめします。

母子世帯になる前に不就業であった母のうち、 68.2 %が現在就業しており、このうち「パート・アルバイト等」が 49.4 %と最も多くなっている。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」-8 ひとり親世帯になる前に不就業だった親の調査時点における就業状況

資格は就職の武器になる!どんな資格がおすすめ?

資格を取得して仕事をするシングルマザー

シングルマザーのなかには資格を活かして仕事に就いている方が多くいます。過去に取得していた資格はもちろん、シングルマザーになってから資格を取得し、仕事に活かしている方もいます。

シングルマザーのなかで、一番多く取得率が高い資格は「介護職関連の資格」と「簿記」です。

介護職の資格を持っている方のなかで、60%以上が「仕事に役立っている」と回答し、「介護職員初任者研修」など介護職の資格を取得することが、介護系の仕事に就くきっかけになっている方が多いです。

一方、「簿記が仕事や就職に役立っている」と答える方は半数以下にとどまり、簿記の資格を持っていても経理などの事務職に就く武器にはなっていないことが分かります。

ちなみに、「過去に取得した資格が現在の仕事に役立っている」と答えた方のなかでは、「看護師・准看護師・作業療法士」といった国家資格を持つ方が多い結果となりました。

もし、過去に取得した資格がある方は、それを活かせる職種への就職活動を行うと、より早く仕事に就ける可能性が高くなります。

資格の種類別にみたところ、「役に立っている」と回答があった資格は、「作業療法士」が 100.0 %と最も高く、次いで「看護師」が 97.4 %、「准看護師」が 94.1 %、「介護福祉士」が 89.1 %、の順となっている
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」-10 ひとり親世帯の親が現在保有している主な資格

シングルマザーを採用する企業は年々増えている

シングルマザーを採用する企業は年々増えている

シングルマザー「働く意欲」が高いため、シングルマザーを採用をする企業は増えています。

近年では、シングルマザーの採用を積極的に行っている企業も増えています、

シングルマザーは他の女性社員と比べ、子どもの病気など、急な欠勤や遅刻・早退を取る可能性がある、残業ができないなど、採用する企業側にとってはマイナスな面もあります。

しかし、その反面、シングルマザーは働く意欲が高い方が多く、退職率が低いため企業の戦力となる方が多くいます。

国もシングルマザーを採用する企業を増やすために、厚生労働省が主体となり「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」を実施。

国と企業が一体となって働くシングルマザーを応援する体制の整備に力を入れています。

まとめ:求人は少ないけれど、安定して長く働ける仕事を見つけて!

安定して長く働ける仕事を見つけて!
この記事ではシングルマザーがどのような仕事に就いているのかを紹介しました。

おさらい
【シングルマザーが実際に就いている仕事】
→上位の職種は「医療・介護職」「接客・販売職」「事務職」(#就職しよう調べ)
【安定した仕事】を探しているシンママにオススメの仕事
→「事務職」「コールセンター」「介護職」など(詳細はコチラ)
【時間に融通が利く仕事】を探しているシンママにオススメの仕事
→「コールセンター」「介護職」「製造業・軽作業」など(詳細はコチラ)
【在宅ワーク】に興味があるシンママにオススメの仕事
→「クラウドソーシング」「ハンドメイド作品の販売」など(詳細はコチラ)

この記事で紹介している、「シンママにオススメの仕事」があなたの仕事探しの参考になれば幸いです。

また、1人での仕事探しに不安がある方、第三者からアドバイスをもらいたい方には「派遣会社」「転職エージェント」「ハローワーク」などを利用した就職活動をオススメします。

詳しくは下記「オススメ関連記事」をご覧ください。

支援団体からのコメント

シングルマザーの方で生活困窮していない方を見ると、「働く環境を作り、長く楽しく働く」ことを意識されています。

世帯主である意識を持つことで、仕事への捉え方も変化し、会社からも必要とされる人になれます。

そうすると苦しいことよりも楽しいことが増えていくので、働く環境作りの手を抜かずに構築してください。

子どもの成長と共に、更に社会で活躍できる人材となるでしょう。

アドバイスいただいた支援団体日本シングルマザー支援協会
代表理事 江成 道子

シングルマザーが「自立した生活」ができるようになること目指し、転職支援をはじめとした支援を実施。また弁護士法人や不動産会社など様々な企業と連携しているため仕事以外の分野においても包括的な支援が可能。
日本シングルマザー支援協会

この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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