【派遣のプロが教える】派遣の社内選考で落ちる原因とは?採用率を上げるコツなどを解説

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「派遣の社内選考は落ちることが多いって本当なの?」

と思っていませんか。

この記事では、派遣の社内選考について解説します。

派遣の社内選考を前に不安を感じている方や社内選考に落ちた経験がある方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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派遣の社内選考はほぼ落ちるって本当?

派遣の社内選考はほぼ落ちると思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。

派遣の社内選考で落ちる理由としては、応募した求人の仕事内容とスキルや経験がミスマッチしている場合や、その応募した求人の倍率が高い場合がほとんどです。

派遣の社内選考は応募する求人の仕事内容やその求人の応募者が多いかにも左右されるので、一概にほぼ落ちるという訳ではないので安心してください。

派遣会社の社内選考通過率はどれくらい?

派遣会社の社内選考は派遣会社や取り扱っている仕事内容によって異なります。

長期派遣が多い派遣会社の場合、肌感覚で3人に1人くらいが通過するという感覚があります。また2回以上落ちたことがあるという人も60%程度という感覚があります。

しかし派遣会社には数百人という人が登録し常時仕事を探しているので、普通の求人と比べてもどうしても競争率は高くなります。

派遣会社の社内選考に落ちたからといって、そこまで落ち込む必要はありません。

なぜ派遣会社で社内選考を行うのか?

派遣会社が社内選考を行うのは、派遣先企業と派遣社員のミスマッチを防ぐ為に社内選考を行います。

派遣会社に登録している沢山の応募者の中から、派遣先企業の仕事内容や条件にマッチした人材を選ばなければ、勤務が始まってすぐに退職してしまう事も考えられます。

このようなミスマッチを起こさないために選考を行なっているのです。

派遣の社内選考で落ちる理由とは?

派遣の社内選考の基準としては下記の3つが代表的な基準となっています。

  1. スキル・経験
  2. 過去の派遣経歴
  3. 人柄・印象

1.スキル・経験

社内選考を通過できるかの一番の基準は派遣先企業の求めるスキルや経験があるかどうかです。

派遣は基本的に即戦力を求められるので、応募した求人に必要なスキルや経験が少なければ社内選考を通過できる可能性が低くなります。

2.過去の派遣経歴

過去に派遣先企業でトラブルや問題がなかったかや、無断欠勤など勤務態度に問題が無かったかなども社内選考の基準となります。

3.人柄・印象

派遣の場合は派遣会社の担当者を介して仕事を紹介してもらいます。

普段の派遣会社の担当者とのやりとりをしっかりと行う事で、あなたの人柄をよく知ってもらう事ができるので、それも社内選考のプラスの材料となります。

派遣の社内選考と顔合わせの違いとは?

派遣の社内選考と顔合わせは大きく違います。

派遣会社の社内選考は応募のあった派遣スタッフの中から社内で選考を行います。それと比べて派遣の顔合わせは、派遣先企業の担当者と会う事を顔合わせと言います。

一般派遣では事前面接が禁止されているため、派遣先企業にて面接や選考を行う事ができません。

そのため、職場見学をしてもらい応募者にしっかりと仕事内容を理解してもらう事が重要になってきます。だからこそ派遣先企業との顔合わせを行うのです。

派遣の社内選考での採用率を上げるにはどうすればいい?

派遣の社内選考で採用率を上げるには、まずは自分のスキルや経験に合った求人に応募するのが一番の近道だと言えます。

例えばパソコンが苦手なのにデータ入力作業などを応募しても、必要スキルがなければ社内選考で採用されるのはかなり厳しくなるでしょう。その場合、派遣会社でスキルアップの研修などの制度を設けている場合もあるのでそれを上手く活用するのもひとつの方法です。

他には、好条件などで競争率が高い求人も採用率は低くなってきてしまうため、できるだけ条件面も視野を広く持って探したほうが少しでも採用率を上げる事ができます。

派遣の社内選考通過後に辞退ってできるの?

派遣の社内選考通過後に辞退する事は可能です。

しかし、社内選考を通過後ということは、他の方が不採用となり貴方が選ばれているため、派遣会社からの印象は悪くなる可能性があります。

派遣会社からの印象が悪くなるということは、次回からの社内選考ではそれがマイナス要素となる可能性があるという点は頭に置いておいたほうがいいでしょう。

辞退の事情がやむを得ない事情の場合は仕方のないことですので、しっかりと派遣会社の担当者へ事情を説明して信頼関係を崩さない様に注意が必要です。

派遣の社内選考で落ちる時は連絡はこないの?

派遣の社内選考で落ちた場合には、基本的には連絡はあります。

派遣会社にもよりますが、電話で連絡がある場合もあればメールでの連絡もあります。

社内選考の期間としては、平均的には2~3営業日で結果が出ることが多く、長くても1週間程度では結果は出ます。

もし心配であれば応募の際に社内選考の期間はどのくらいか確認してもいいでしょう。

また社内選考の結果が来ずに不安な場合、1週間程度は返事を待ってみてそれでも連絡がなければ、派遣会社の担当者に連絡をして確認してみましょう。

紹介予定派遣にも社内選考はあるの?

紹介予定派遣にも社内選考はあります。

派遣先企業で面接が実施されることから社内選考は無いと思われがちですが、紹介予定派遣の場合でも派遣先企業の求めるスキルや経験があるかや過去の派遣経歴に問題ないかなどを含めて社内選考を行います。

まとめ

この記事をまとめると、

派遣の社内選考は落ちることもありますが、選考通過率を上げることはできます。

通過率が低いと言われている派遣の社内選考ですが、
・応募する求人が自分の持っているスキルや経歴に合っているか
・競争率が高いかどうか
などをしっかりと把握してから応募することで通過率は上げる事が可能です。

何度も社内選考で落ちる場合は、一度希望する条件の視野を広く持って求人を探してみると良いでしょう。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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