派遣は暇すぎる?派遣社員が派遣先企業で暇になる原因と対策

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「派遣社員としてしっかりと仕事がもらえるのか不安…」

と不安を抱えていませんか?

この記事では、暇すぎるといわれる派遣の実態について解説します。

この記事が、派遣社員として暇にならずに仕事ができる環境づくりに役立てば幸いです。

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目次

派遣社員が暇になってしまう原因

派遣社員の仕事がなぜ暇になってしまうのか、派遣社員が暇になる主な原因を4つ解説していきます。

もちろん派遣社員に仕事をしっかりと割り振ってくれる派遣先企業もありますが、暇になってしまうような派遣先企業があることも事実です。

1.繁忙期が過ぎて仕事が減ってしまう

派遣先企業によっては、繁忙期を乗り越えるために派遣社員を採用している会社があります。

しかし、繁忙期を乗り越えた後の仕事について曖昧に考えていた派遣先企業の場合、仕事が少なくなる閑散期に入ったとたん派遣社員に割り振る仕事が少なくなり、派遣社員の仕事が減ってしまうケースもあります。

2.契約期間がある関係で教えても仕方ないと思われてしまう

派遣社員は、契約期間が定められていない正社員とは違い、契約期間が決まっているため、仕事を教えても仕方ないと思われてしまいがちです。

派遣社員は、契約期間があるため就業する期間が決まっていますし、1日の就業時間も契約で決まっています。また残業についても契約がない限り残業することができません。

そのため、仕事を依頼しても派遣先企業の社員と同じスピードで仕事をこなすことが難しい場合があるのです。

つまり、「派遣は時間が限られるから、あまり新しい仕事は任せずらいな…」と派遣先企業も考えやすくなってしまいます。

仕事については最初の簡単な説明だけで、後は教えてくれないというような派遣先企業も少なからずある点にご注意ください。

3.正社員が忙しく派遣社員に指示を出す余裕がない

派遣先企業の仕事が忙しすぎて、本来正社員が行う派遣社員への指示が出せずにほったらかしになってしまうことが、派遣社員の暇を作る原因になることもあります。

仕事を教えてくれる派遣先企業の正社員が忙しそうにしていると、派遣社員も声をかけづらくなってしまい、指示待ちになってしまうような悪循環を生んでしまいます。

また、忙しさのあまり派遣先企業の派遣社員に対する指示が曖昧になってしまうこともあるため、派遣社員に意図がうまく伝わらずトラブルが起きるような可能性も捨てきれません。

4.人事部が派遣先企業の状態を把握していない

いくつもの支店があるような派遣先企業の場合、人事部と派遣先企業の意思疎通がうまくいかず、十分な人材がいるのにも関わらず、派遣会社に求人が出てしまうことがあります。

正社員だけで十分に回るにもかかわらず、派遣社員が派遣されてもやってもらえるような仕事が少なく、結果的に派遣社員が暇になってしまうような状態を作ってしまうことにつながります。

派遣庶務はより暇になりやすいって本当?

事務仕事を行う派遣庶務として働いている派遣社員は、暇になりやすいとよく言われていますが、派遣先企業によって暇になるかどうか変わってきます。

どのような派遣先企業が庶務の仕事が暇になりやすいのか、暇になりにくい派遣先企業はどんなところなのか解説します。

派遣会社と相談をしながら、暇になりにくい派遣先企業を探すことが大切です。

派遣先企業によっては雑用ばかりになってしまう恐れもある

派遣先企業によっては、派遣社員が担当する庶務としての業務が少なく、雑用ばかりになってしまうような恐れもあります。

派遣先企業からすると人員が増えて最初は助かると思っていても、実際に派遣社員が来てみると、あまり任せられるような仕事がないということも少なくありません。

どこにどれだけの人材が必要か把握しきれていない派遣先企業ですと、派遣庶務の仕事が暇になってしまう可能性が高くなります。

人事部と連帯が取れている派遣先企業なら仕事ができる

派遣庶務が暇になりすぎないように、正社員と派遣社員にどの仕事を任せるのかしっかりと検討した上で、人事が考えられている派遣先企業であれば派遣社員として仕事をもらえます。

現場の状態を理解して派遣社員の仕事を割り振れている、人事部と連帯が取れている派遣先企業は派遣社員からの評価も高くなるので、口コミなども参考に信頼できる派遣先企業を探すことが重要です。

派遣先企業が暇だからと早退して帰るのはNG?

派遣先企業が暇だからと、自分から早退して帰る行為はあまりおすすめできません。

派遣社員自体の体調不良や、家族の急病などのやむを得ない理由であれば早退を認めてもらえる場合もあります。

しかし、特に理由もなく「暇だから帰りたい」と早上がりをしてしまうと、給与が出ないのはもちろんのこと、派遣先企業や派遣会社からの信用問題になりかねません。

有給が使えるのであれば本来の給料をもらえますが、やむを得ない理由のない早退はやめておくことをおすすめします。

暇が辛いから早退したいと感じるのであれば、まずは派遣会社に相談して仕事ができるように派遣先企業に働きかけてもらうようにしてください。

暇が理由で早く帰らされることはあるの?

派遣先企業は本来であれば、契約期間内は派遣社員に仕事を割り振る義務を持っていますが、派遣先企業の中には派遣社員に与える仕事が少ないからと、派遣社員を早く帰らせるようなところも存在します。

派遣先企業が派遣社員を早く帰らせる時には、1日の平均勤務時間の60%にあたる賃金を支払わなければなりません。

もし、会社都合で早退させられたにも関わらず、派遣先企業から給料が引かれるようなことがあった場合は派遣会社に報告をして、派遣先企業が正しい処置を取るように指示してもらってください。

派遣先企業が暇だからと休んでしまうのはNG

派遣先企業が暇だからと休んでしまう行為は、自分からの早退と同様おすすめできません。

自分自身の体調や、家族の問題などでやむを得ない場合は休める権利を持っていますが、 暇だからと休んでしまっていると派遣先企業や派遣会社に悪い印象を与えてしまいます。

無断欠勤をしたら派遣会社から登録を消されることもある

派遣社員が、派遣先企業の仕事が暇だからと無断欠勤をしてしまうと、派遣会社が派遣先企業からの信頼を失ってしまうことになりかねません。

また、派遣会社から「業務を遂行できない派遣社員」だと評価されてしまうと、派遣会社の登録自体を解除されることもあります。

「一度くらい無断欠勤しても大丈夫だろ」と思ってしまうかもしれませんが、無断欠勤は社会人として許されることではないため、どうしても休みが必要になった時は派遣会社に連絡するようにしてください。

派遣先企業で暇すぎると感じた時に役立つ対策

派遣先企業の仕事が暇すぎると、しっかりと仕事を行いたい人にとっては苦痛になってしまいます。

派遣社員の暇な時間を少しでも少なくするために役立つ対策を紹介します。

「派遣先企業が暇なのは仕方ない」と諦めてしまうと、同じ派遣先企業で働いている間、ずっと仕事が少ない状態が続いてしまいます。

せっかく就業しているのですが、自身の経験アップ・スキルアップも考えて、行動することをおすすめします。

派遣先の上司や派遣会社の担当に相談をする

派遣社員の業務内容は雇用契約で決められていることから、契約で決められていない業務を依頼することは基本的にはできません。

しかし、契約内容にある仕事自体の数が少なくなってしまい、暇になってしまっている派遣社員がいることも事実です。

仕事がなくて暇だと感じた場合は、まずは派遣会社の担当に相談することをおすすめします。

派遣会社に相談することで、他に派遣社員ができる仕事がないか交渉を行い、契約内容を変更してもらうことも可能です。

また、派遣先の上司に相談することで派遣社員にも仕事が割り振られるように調整してもらえることにもつながって行きます。

派遣先企業の社員などに仕事がないか聞いてみる

派遣先企業の社員によっては、派遣社員に仕事を割り振ることに遠慮をしてしまって、仕事の指示がうまくできないケースもあります。

派遣先企業から仕事をなかなかもらえないという時は、派遣社員自身から派遣先企業の社員などに仕事がないか聞いてみることをおすすめします。

派遣社員から伝えることで、新しい仕事を割り振ってもらえるだけでなく、やる気を持って仕事をしていることをアピールできます。

雑用を割り振られる可能性もありますが、何もせずに暇になるのが嫌なのであれば、派遣先企業の社員に相談してみるのもひとつです。

指示を待っているだけでは、「言われたことしかしない派遣社員」だと思われてしまいかねません。

派遣社員が担当する仕事以外で何かできることがないか探す

契約内容にないような仕事をすることに抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、派遣社員が担当する仕事以外で何かできることがないか探すことも、暇を解消する手段になります。

ここでは、派遣社員が担当する仕事以外の新しい仕事を見つけて暇を解消する方法を紹介します。

デスクの掃除や整頓をする

派遣社員として自分のディスクをもらって働いている場合は、デスクの掃除や整頓をすることも仕事になります。

仕事が割り振られた時にスムーズに動けるように、書類を整理したり、ファイルや文房具などを整頓して使いやすい環境を作ってみることをおすすめします。

派遣先企業の情報を集める

派遣社員の場合、正社員のように派遣先企業の細かな情報について教えてもらえるような研修に参加しないことも多いため、どのような理念で仕事をしているのか理解し難い部分もあります。

どんな会社で働いているのか理解していないと、外部の人から会社について聞かれるなどの時にうまく対応できなくなってしまいかねません。

また、どのような理念を持った会社なのか知っておくことで、働く際のモチベーションにもつながるため、時間が余っている時は派遣先企業の情報を調べておくと今後の仕事にも役立ちます。

派遣社員用のマニュアルを作る

派遣社員として仕事が暇すぎる時は、派遣先企業で行なっている作業のマニュアル制作をすることもおすすめです。

事務仕事ひとつとっても、派遣先企業によって使っているソフトが違ったり、手順が違ったりすることもあります。

派遣契約終了後に自分の仕事を引き継ぐ派遣社員用のマニュアルを制作しておけば、引き継ぎ作業もスムーズに行えます。

また、マニュアルを作ることで派遣社員が担当する業務内容をおさらいすることにも役立ちます。

どうしても仕事がもらえないなら資格の勉強をする

派遣会社に相談したり、派遣先企業の上司や同僚に仕事がないか聞いたりしてもなかなか仕事が増えない場合は、資格の勉強をすることもひとつの方法です。

派遣社員が行動に移しているのにも関わらず仕事が割り振られないのは、派遣先企業自体の問題となるので、今後の仕事に役立てるための資格勉強をすることは間違った行動ではありません。

ただし、業務に直接関係のない資格の勉強をする際は、余計なトラブルを避けるためにも派遣先企業の上司に確認をとってから行うようにしてください。

暇すぎる派遣先企業で働くメリット・デメリット

暇すぎる派遣先企業で働くメリットとデメリットについてそれぞれ解説します。

暇すぎると聞くとデメリットばかりをイメージしがちですが、派遣先企業で働く時間をうまく有効活用すればメリットにもなりえます。

暇すぎる派遣先企業で働くメリット

暇すぎる派遣先企業で働くメリットは、自分が担当する業務以外の時間に余裕ができることが挙げられます。

暇な時間を使って派遣先企業のマニュアルを読み直してみたり、業務に必要となるWordやExcelを練習したりする時間を取ることができます。

実務的な経験を積みづらくなりますが、暇な時間を有効活用すれば、知識や技術を磨くことも可能です。

暇すぎる派遣先企業で働くデメリット

あまり仕事を任せてもらえない暇すぎる派遣先企業で働いていると、派遣先企業で働くという経験が積めなくなってしまうため、業務を行う上でのスキルアップは見込めません。

資格の勉強についても認めてもらえないケースもあるため、次の仕事に繋がるような経験を積みたいという方にとってはデメリットとなります。

派遣社員として満足に仕事ができる派遣先企業の選び方と方法

派遣社員として満足に仕事ができる派遣先企業を選ぶためには、どのような方法があるのか紹介していきます。

暇すぎるイメージを持たれやすい派遣社員ですが、派遣社員の仕事をしっかりと割り振ってくれるような派遣先企業も数多くあります。

専門性の高い派遣先企業を選ぶ

特定の資格が必要になるような専門性の高い派遣先企業であれば、派遣社員も即戦力として扱ってくれるため、満足できるだけの仕事を用意してくれます。

派遣先企業からすると、派遣会社に自分たちの職場でも活躍してくれるような派遣社員を求めて求人を出しているため、契約条件を満たしている派遣社員であれば歓迎してもらいやすくなります。

派遣社員から評価の高い派遣先企業を選ぶ

派遣社員からの評価の高い派遣先企業は、

  • 現在派遣社員が就業している
  • 派遣社員の定着率が高い

点などが共通点として挙げられます。

派遣社員が現在も続けて就業している派遣先や、派遣社員の定着率が高い派遣先は派遣社員からもそれなりに評価されている派遣先であると判断できます。

逆に定着率などが低い派遣先企業は満足度が低い派遣先企業となりやすいため、派遣社員が問題なく就職できている評価の高い派遣先企業を探すことをおすすめします。

会社の閑散期の対策がとられている派遣先企業を選ぶ

派遣先企業の仕事が減りがちな、閑散期の業務内容についても明記されているような派遣先企業であれば、派遣社員としても暇をせず働けるようになります。

派遣先企業を選ぶときは、繁忙期にはどういう仕事を行って、閑散期には派遣社員としてしっかりと働けるような環境が整っているのか、事前に調べておくことをおすすめします。

派遣会社の担当に希望を伝えておく

派遣会社の担当に、契約期間中は暇をせずに働けるような派遣先企業で働きたいということを伝えておくことも、条件のいい派遣先を探すことに効果的です。

「なんでもいいから仕事がしたい」などの曖昧な理由の場合は、応募人数が少ないような派遣先企業であっても紹介されることもあるため、派遣先企業でどのように働いていきたいのか伝えることも大切です。

派遣先企業が暇すぎるという理由で辞めるのはOK?

派遣先企業が暇すぎる理由での退職は不可能ではありません。しかし、「暇だから」の理由だけでは悪口を言っていると思われてしまいかねません。

「もっとやりがいのある仕事をしたい!」、「スキルアップを目指した派遣先変更を行いたい」などの前向きな意見に置き換えれば、派遣会社も承諾してくれやすくなります。

また、いくら派遣会社に相談して対応してもらっても、業務内容が変わらない場合は派遣先企業の変更を願い出ることもできるため、まずは派遣会社に相談してから退職するのかどうか判断してください。

派遣社員は暇すぎても契約は更新するべき?

派遣社員として働いていて、暇すぎても契約は更新した方がいいのでしょうか?

ここでは、暇な派遣先企業で契約更新をするのか、しないのか決めることに役立つ判断基準を紹介していきます。

人には向き不向きもあるため、暇すぎる派遣先企業で働けそうかどうかも考えておくことをおすすめします。

やりがいを求めるなら新しい派遣先企業を探してみよう

派遣社員としてやりがいを求めるのであれば、新しい派遣先企業を探すことをおすすめします。

暇すぎる派遣先企業では雑用ばかりになりがちなので、やりがいを求める方は勤務時間いっぱいまで仕事ができるような派遣先企業の方が向いています。

暇を活用できる人は契約更新も考えてみよう

派遣先企業が暇であってもあまり気にならない方や、暇な時間を活用できる方は、契約更新を考えてみるのもひとつです。

派遣社員の中には責任のある仕事を避けたいと考えている方や、暇な時間があっても苦痛にならない方もいるため、自分だけ暇になるような派遣先企業に不満を感じないのであれば無理に派遣先企業を変える必要はありません。

派遣先企業が暇すぎて更新されないことはあるの?

派遣先企業が、派遣社員に満足してもらえるような仕事が提供できないと判断した場合は、暇すぎることが原因で更新されないこともありえます。

派遣先企業としては、派遣社員に続けて働いてもらえるように環境を整える義務がありますが、どうしても仕事が提供できないような状態に陥った場合は、契約更新をしないこともあります。

もし、派遣先企業での仕事が減って、派遣会社や派遣先企業の上司や同僚などに相談しても対応してもらえない場合は、契約更新がされない予兆の可能性もあります。

ただし、契約上で更新することが決められていた場合や契約途中で、「暇すぎる」だけの理由で派遣先企業は派遣切りを行うことはできません。

急に仕事が減った時は派遣会社に相談しよう

急に派遣社員としての仕事が減ってしまった場合は、退職を考えてしまう前に、派遣会社に相談することをおすすめします。

派遣会社に早めに相談しておくことで、派遣先企業へ仕事を割り振ってもらえるように交渉をしてもらったり、新しい派遣先を探してもらったりなどの行動が起こしやすくなります。

コロナが原因で派遣社員の仕事が暇になることはある?

新型コロナの感染の影響で、派遣社員の仕事が暇になってしまうことがあるのかどうかについて解説します。

コロナによってどのような部分に影響が出るのか、派遣切りや雇い止めなどがあった時の対応などについてもお伝えします。

コロナによって勤務日数が少なくなるなど暇になることはある

コロナの感染を抑えるために、勤務日数が少なくなったり、勤務時間が短くなったりすることで、派遣社員の仕事が暇になることはあります。

派遣社員も正社員もリモートで仕事を用意してくれるような派遣先企業もありますが、環境が整っていない派遣先企業が多いのが現状です。

コロナが原因で派遣切り・雇止めなどになったときは?

コロナが原因で、派遣切りをしてしまうことは避けるように派遣先企業も厚生労働省などから言われていますが、経営悪化に伴い派遣切りや雇い止めになってしまった派遣社員も少なくありません。

もし、コロナが原因で派遣切りや雇い止めになってしまった場合は、派遣会社に求人を探してもらうことはもちろんのこと、求人を探している間の資金に充てるために失業保険の活用もできます。

コロナが原因で退職することになった場合は、給付日数が60日間延長される失業保険の特例として扱われます。

派遣契約を更新しない時の注意点

派遣社員は契約満了を迎える更新月であれば、現在の派遣契約の更新を断ることもできます。

しかし、契約更新を断る連絡が遅くなってしまうと、派遣会社が急いで新しい派遣社員を探さなければいけないなどの迷惑をかけることになってしまいかねません。

派遣契約を更新しない時に注意しておきたいポイントについて解説します。

遅くても更新月の30日前に派遣会社に伝える

派遣社員が契約更新を断る際は、遅くても更新月の30日前に契約を断る旨を伝えなければなりません。

派遣会社も、30日前に契約更新を行うのか契約を終了するのか派遣社員に伝えなければならない義務があるため、派遣社員はそのタイミングで契約の更新を断ることがいいとされています。

派遣会社も、派遣社員もお互いが余裕を持って求人探しに対応できるように、早めの連絡をするようにご注意ください。

メールで契約更新を断っても大丈夫?

派遣社員が契約更新を断る際には、派遣会社に赴くか、電話で直接派遣会社の担当に契約更新を断る旨を伝えることがマナーだとされています。

しかし、派遣会社に直接行く時間が作れなかったり、電話が派遣会社の担当につながらなかったりした場合は、メールで契約の更新を断る旨を伝えるケースもあります。

ここでは、最終手段として契約更新を断る方法として使われるメールを送る際の、例文をご紹介します。

メールで契約更新を断る時の例文

件名:契約更新辞退について

〇〇派遣会社

〇〇様

派遣担当スタッフのフルネームです。いつもお世話になっております。

現在、担当させていただいている〇〇会社様の契約更新についてご連絡いたしました。

本来であれば直接お伝えするべき内容ではありますが、メールの連絡にて失礼いたします。

私事で大変申し訳ありませんが、契約の更新は行わない形でお願い致します。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い致します。

メールで契約更新を断る時は、メールで報告することになってしまったことに関してお詫びの言葉を添えて、契約更新を断りたいことをはっきりと伝えることが大切です。

派遣会社からのメールの返信がなかなか来ない場合は、見落としの可能性もあるため、派遣会社の担当に直接契約更新を断ることを伝えるようにしましょう。

まとめ

この記事をまとめると、

派遣社員が暇になるかどうかは派遣先企業によって異なる
派遣社員が暇になるかどうかは、派遣先企業が繁忙期や閑散期に派遣社員へ仕事を割り振れるように考えていることが重要になります。

人事部がしっかりと職場の状態を把握して、派遣先企業で働いている正社員なども派遣社員に指示を出せるような環境が整っていれば、派遣社員が暇になるようなことはありません。

暇すぎると感じたら派遣会社や派遣先企業の上司などに相談しよう
派遣先企業で働いていて、暇すぎることに不安を感じる方は派遣会社や派遣先企業の上司などに相談をして、適切な仕事を割り振ってもらえるように働きかけることも大切です。

派遣会社に相談を行えば、派遣社員が働けるように派遣先企業と交渉をしてもらったり、新しい派遣先企業を探すサポートをスムーズに行ってもらえるようになります。

マニュアル作りや、デスクの掃除や整頓などの暇をなくす工夫をしても、暇すぎる現状が改善されないのであれば、派遣先企業を変えることも視野に入れることをおすすめします。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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