派遣社員で就業中に、派遣先企業から正社員へ雇用打診!引き抜き行為は違法?どうすればいいの?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

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派遣先企業が、派遣社員を直接雇用して引き抜く行為は違法?

結論からお伝えすると、派遣先企業が、派遣社員を直接雇用して引き抜く行為は違法ではありません。

労働者派遣法33条では、派遣労働者が契約終了後に派遣先に雇用されることを禁止する契約を、派遣会社は締結してはいけないと定められています。
全ての労働者に職業選択の自由があるため、その権利は、保障されます。

参考:厚生労働省 5 派遣労働者に係る雇用制限の禁止

【元派遣会社が語る】こんな引き抜きをする企業への就職はおすすめしない

派遣期間を満了せず、契約期間途中で引き抜きをするような企業

派遣先との契約を守れない企業は、コンプライアンス意識が低い企業に間違いありません。
おすすめしません。

派遣会社に内緒で引き抜こうとする企業

「直接採用する話を、派遣会社には内緒にしてほしい」と派遣スタッフに伝える企業が、稀にあります。
直接雇用するさいに、派遣元企業に紹介手数料を払いたくないからです。

このように隠す傾向がある企業も、コンプライアンス意識が低い企業と言わざるを得ないのではないでしょうか。

派遣会社は、嘘をつかれても長年の経験で、派遣スタッフを引き抜かれていることが100%わかります。派遣スタッフの方は嘘をつきたくないので「ここだけの話なんですが・・・」と話してくれるケースがほとんどです。

派遣会社に黙って引き抜きをすれば、それ以降、その企業と派遣元企業の関係は途絶えてしまいます。
それを覚悟に引き抜きをするということは、手数料以外に、何頭の理由が隠れているのではと、思わずにはいられません。

派遣スタッフの方は要注意です。

雇用条件を書面で伝えてこない

企業は労働者に対し、雇用条件を明示することを義務付けられています。
双方のトラブル防止の観点からも必須です。
企業側からすると、口頭で労働条件をきちんと説明したにも関わらず、後々、「こんな条件ではなかった」と労働者に言われたくはありません。
書面、もしくは、電子データで条件を伝え、相違がないか確認してこない企業はあまりお勧めしません。
転勤の有無、賞与の算出方法、コンピテンシーの有無など、書面ではわからない点もあると思います。
事前に知識をつけて、密に労務担当者と入社決定前に話すことをお勧めします。

参考
労働基準法15条1項は、使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない」と定め、雇用主に対し、所定の労働条件を明示することを義務付けています。

派遣社員から直接雇用に引き抜きされる人は優秀?特徴は?

派遣社員から直接雇用に引き抜きをされる方は、基本的に企業がその人を評価しているからです。

勤務態度が真面目である(頻繁なお休みがない)、仕事ぶりが良い(仕事に一生懸命取り組んでくれる)などの実績を積んだ方に声がかかることが多いです。

それ以外にも、例えば「中々持っている人がいない、貴重なスキルや知識を持っている人」や「人付き合いが上手で明るい性格の人」なども一目置かれる存在です。

仕事ぶり・性格・スキルなど全体で見て優秀な方は、どんな企業も直接雇用で採用したいと思うでしょう。

派遣会社同士で引き抜きをすることはある?

派遣会社同士の引き抜きは実際多く存在します。

派遣会社は人材を必要としている企業に一人でも多くの派遣スタッフを派遣することが利益に繋がります。

自社の派遣スタッフが働く現場で他社の派遣スタッフにお声がけできる環境があるため、引き抜き行為はあちらこちらで行われています。

派遣会社同士の引き抜きは基本的には違法になりません。

もしも派遣会社同士の引き抜き(派遣会社の移籍)を打診された場合は、雇用期間終了後に移籍するかどうかを検討するようにしましょう。

技術者派遣エンジニアから正社員への引き抜きはある?

技術者派遣エンジニアが派遣先から引き抜きの打診がくることはあります。

派遣社員で働く場合と、正社員で働く場合にはどちらにもメリット・デメリットがあります。

派遣社員で働く場合は、さまざまな企業で経験を積むことが可能です。

それに対して正社員で働く場合は、その企業で経験を積むことができ社内でのキャリアアップが望めます。

エンジニアとしてのキャリアプランを考えたときに、どちらがご自身にとってメリットとなるかをよく検討し、働き方を決めることをオススメします。

派遣社員から直接雇用になるメリット・デメリットは?

派遣社員で働く場合と、直接雇用で働く場合にはどちらにもメリット・デメリットがあります。

今回はそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

派遣社員のメリット

  • 未経験OKの求人が多い
  • いろんな企業で働くことができる
  • ライフスタイルにあった働き方がしやすい
  • パートアルバイトに比べて高収入の案件が多い
  • 派遣からスタートし正社員へ切り替えられる可能性がある
  • 派遣社員のデメリット

  • 雇用期間などがあり不安定
  • 正社員に比べて給与などの条件面が劣る
  • 責任ある業務を任されにくい
  • 交通費が支給されない場合がある
  • 直接雇用のメリット

  • 仕事の幅が広がり責任ある仕事も任されやすい
  • 正社員なら雇用期間がなく安定している
  • ボーナスやその他福利厚生も充実していることが多い
  • 直接雇用のデメリット

  • 正社員以外の契約社員などであれば、必ずしも給与が派遣より良いとは限らない
  • 仕事量が多くなる場合があり、残業などにより生活スタイルが変わる可能性がある
  • 土日祝日休みに加えて、お盆休みや年末年始休みなどの大型連休が取りづらくなる可能性がある
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    この記事の執筆者
    「法人派遣マッチング」ならびに
    転職エージェント「♯就職しよう」運営
    株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

    大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
    「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
    現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

    経歴
    パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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