【転職のプロが教える】20代後半でアパレルなどの販売職からの転職は実際どうなの?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「20代後半で販売職から転職ってどうなの?」

と思っていませんか。

この記事では、20代後半の販売職転職について解説します。

今販売職で転職をお考えの方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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20代後半でアパレルなど販売職からの転職活動はどうなの?

20代後半でアパレルなどの販売職からの転職市場は広くあります。

ただ同じ販売職への転職市場は、コロナウィルスの影響や販売員自体を無人化したりAI化が進んでいることにより減少傾向にはあります。

しかしながら、20代後半での転職についてあまり心配することはありません。転職市場において、年齢の制限やハードルをかけられるのが多いのは30代からとなります。

20代後半でアパレルなどの販売職から転職を考えている方は、積極的に求人を探してみてください。

20代後半で販売職から転職してる人は多いの?

20代後半でアパレルなどの販売職から転職してる方は多いです。

今後結婚を考えていたりキャリアを考え始めたりする年齢ということもあり、違う会社や他業種に転職する方は多いです。

またちょうど新卒で入社してから3~5年程勤務した年齢であり、ある程度業務にも慣れてきたため更にステップアップしたいという目的で転職される方も20代後半で多い傾向にあります。

20代後半販売職から転職しやすい業種は?

20代後半販売職から多く転職される職種としては、3つあります

  1. 販売・サービス職
  2. 事務職・受付
  3. コールセンター

1.販売・サービス職

一番販売職の経験を活かしやすいのは、同じ接客業の販売やサービス職です。この職種が一番転職をしやすいと思います。

サービス職については、接客業務やホテルなどのサービスも含まれ、販売での接客経験を活かして、飲食やホテル、婚礼サービスなどに転職をされている方もいます。

2.事務職・受付

事務職や受付職については、土日休みやデスクワークという点からも転職する方が多いです。

販売職で培ったコミュニケーション能力や電話対応スキル、またPC操作にも慣れていたら経験を活かしやすいです。

3.コールセンター

コールセンター業務はお客様との窓口がメイン業務のため、販売職での対人スキルやコミュニケーション能力を活かしやすいです。

この職種も土日がお休みであったりデスクワークが多いため人気の職種になります。

お客様とのやり取りは電話だけでなくメールやチャットで行っている企業もあるため、販売職から異業種に転職するにはおすすめの業種です。

このまま転職しないで販売職を続けた方がいいの?

今後の自身のキャリアにおいて、何を重視したいかを判断して決断しましょう。

販売職から転職されている方の転職理由としては、

  • 年収を大幅にアップしたい
  • 土日休みがいい
  • 今後長く働くにあたりデスクワークをしたい

など様々な理由があります。

例えば、今の販売職では将来的に大幅な年収アップが見込めないと感じれば、別の業種に転職することも考えた方がいいです。また近々結婚を考えており、将来子育てをすることを考えたらデスクワークの仕事に転職することも検討する価値はあります。

ただ販売職でも将来的に店長やエリアマネージャー、もしくはバイヤーなどにも昇進できるチャンスもあります。

より責任が重いポジションを任されたり、年収が大幅にアップする可能性もあるため、販売職を続けていった方がメリットが大きいかもしれません。

ご自身の将来のキャリアを一度イメージして、何を重視したいかを考えてみることで、販売職を続けるか転職するか判断してみてはいかがでしょうか。

20代後半で販売職から別の販売職の転職はどうなの?

販売職から販売職への転職は、経験スキルを活かせるため転職がしやすいです。

アパレルからアパレルなど同じ業界・同じ販売アイテムであれば、一番スキルを活かしやすく転職がしやすいです。

業界が違っても同じ販売職であれば接客経験や対人スキルを活かして転職しやすいと思います。販売するアイテムは違えど対人スキルは人事担当者にも評価されますので、有利に働くでしょう。

ただし、今経験している販売職での実績や普段どのような接客販売を意識しているかなど、転職する際はしっかり自己分析をした方がいいです。なぜなら求人企業は販売職の経験者としてみてくるので、求められるハードルが上がってくるためです。

20代後半での未経験から販売職に挑戦することはできるの?

20代後半で未経験から販売職にチャレンジすることも可能です。

ただし販売職に近しい経験がないと、ハードルが上がってきたり、販売のノルマが厳しい会社にしか入社できなかったりする可能性もあります。

学生時代やアルバイトなどで、接客経験をしていたり現職でも対人コミュニケーション力が身につくような仕事をしていたりすれば、未経験でも販売職への転職はしやすいです。

販売職に共通して必要なスキルであるコミュニケーション能力や対人スキルをアピールしていくことが重要となります。

20代後半は転職市場だと年齢が高いの?

20代後半はまだポテンシャル採用をしてもらえる年齢のため、年齢が高いことはありません。

転職市場で年齢制限が出てくるのは30代からが多いです。20代後半だとまだ未経験で転職ができたり、ポテンシャル採用(※未経験などでも今後のびしろがあると評価されて採用されること)をしてもらえたりします。

ただし以下の点に注意することが重要です。

1.何のために転職をしたいか目的をはっきりさせる
転職は収入のためなのか、スキルアップのためなのか、人間関係のためなのか、転職理由を明確にして業種や職種を決めていきましょう。転職理由が曖昧だと書類選考や面接で落ちてしまったり、希望する転職活動にはなりません。
求人企業の情報収集をしっかりと行い希望条件に本当に合っているか見極める
転職は前述したように30代に入ると転職活動のハードルは上がってきます。もし入社した会社が希望条件に合っていなく再度転職活動をしようと思っても、30代に近づいたり過ぎてしまい一気に求人がなくなるということにもなりかねません。20代後半の転職活動は「次の転職が最後」という気持ちで、しっかりと会社を見極めて入社することが大事になってきます。

20代後半の転職はどうしたらいい?

20代後半の転職は、自己分析や企業研究が特に大事になるため、転職エージェントなどを活用していくことをおすすめします。

転職市場では、年齢が上がっていくにつれて転職が厳しくなってきます。30代になると一気に転職のハードルが高くなるため、20代後半も油断できません。

今までは自分で求人を見つけて何となく転職してきたり、また次転職すればいいやという気持ちであったりしていても、20代後半からの転職はしっかり分析や研究が必要になります。

何のために転職するか、今までのキャリアの振り返り、今後どう働いていきたいか自己分析をすると同時に、応募する企業が自分の希望条件に合っているか、やりたいことをできる会社なのか企業研究をします。

  • 今まで転職をしたことがない
  • どう自己分析や企業研究をしたらいいか分からない

という方は、転職エージェントに登録して一緒に相談をしていくことも良いと思います。

次の転職先でずっと働いていくという気持ちをもって、転職活動をしてみてください。

まとめ

この記事をまとめると、

20代後半で転職をしてきた方は、販売職を含めて多くおります。

20代後半になるとキャリアアップや結婚出産など色々なことを考える時期でもあり、転職する方も増えてきます。販売職を経験しており、職種チェンジでデスクワークや営業職などに転職される方も多いのがこの年齢の時期です。

20代後半以降の転職は自己分析が重要で、自己分析することで本当に転職が必要なのか見極めることができ、転職を踏みとどまることもできます。

自分だけでは考えられなかったり思いつかなかったことも、周囲の友人や転職エージェントに相談することによって、新しい発見や道筋を掴める可能性もあるため、ぜひ転職を検討するならまわりに相談をしてみてください。

この記事があなたの転職活動に役立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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