株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「転職する意思は固まっているけれど、その先のビジョンが思いつかない…」
「気になる仕事はいろいろあるけれど、どうやって選べばいいんだろう?」
「自分がやってみたい仕事は自分に向いている仕事なんだろうか…」
社会人歴が浅く、転職経験が少ない20代の転職希望者のなかにはこのような悩みを抱えている人が多いです。
『納得のいく転職』をするためには事前にしっかりと情報リサーチをすることが大切です。
この記事では『やりたい仕事』を見つけるためのポイントをご紹介します。
- 『doda職種図鑑』を利用して「職種」について学ぼう
- 『適職診断/とらばーゆ』を受けて自分の内面を客観的に見てみよう
- 『自分に合っている業務内容』を把握しよう
- 求人検索をするときに重視すべきポイント
これらのポイントを実行することで、いままで思いもしなかった『仕事(職種)』を見つけたり、転職活動を行っていく上で自分の視野が広がっていく可能性が十分にあります!
以下の記事では、営業や事務はもちろん、ハイクラス向けやアパレル、医療系などさまざまな職種に強い転職エージェントを一気に確認できます。
最初にチェック!おすすめ転職エージェント
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目次
『やりたい仕事』を見つけるための4つのステップ
- 世の中にはどんな職種があるのか再確認してみよう!
- 『適職診断』を受けて、自分の内面を客観的に把握しよう
- いままで経験した業務内容のなかで『好きな業務』『得意な業務』を書き出してみよう
- 『働きたい業種・業界』よりも『働きたい職種』を中心に求人検索してみよう!
STEP1
『doda職種図鑑』を利用して、世の中にはどんな職種があるのか再確認してみよう!
引用元:doda-doda職種図鑑/あの職種ってどんな仕事?
学生時代と、一度社会を経験した現在では、職種や業種に対する感じ方や考え方が変化していませんか?
『doda職種図鑑』には全100種類の職種に関する情報が掲載されています。
世の中にはどのような職種が存在するのかを改めて確認することにより、これまで意識していなかった職種に興味を抱くかもしれません。
▼『doda職種図鑑』とは…
- 仕事内容
- 平均年収
- 男女比
- 転職前の職種(上位5つ)
- 転職後の職種(上位5つ)
- 転職希望者の年齢
- 転職成功者のの年齢
- 転職回数
- ボーナス金額
- 1ヵ月あたりの残業時間
- 年間休日
- TOEIC(R)テスト点数
- 所有資格(上位5つ)
『doda職種図鑑』には上記の通り、職種に関するさまざま情報が掲載されているので
「この職種って、実際にはどんな仕事を行っているんだろう?」
と思い立ったときに、すぐに検索できるのでとても便利です。
▼<例>職種:総務/アシスタント
引用元:doda-doda職種図鑑-総務/法務/知財/広報事務アシスタントの仕事内容とは?
このように『doda職種図鑑』には転職希望者に役立つ情報が多く掲載されています。
気になる職種があるときは、まずは『doda職種図鑑』で検索して仕事内容を確認してみましょう!
STEP2
無料の『適職診断』を受けて、自分の内面を客観的に把握しよう!
おすすめ適職診断1『doda:転職タイプ診断』
画像引用元:doda公式サイト-転職タイプ診断
dodaは無料で利用できる適職診断テストの「転職タイプ診断」を提供しています。
転職に対して漠然と悩んでいる方でも利用可能でサイトに表示される質問に答えていくと
- 転職に対してどんなことを大事にするタイプなのか
- どんな切り口で仕事を探したらいいのか
- 現状、仕事のどんなことに満足を感じているのか、不満を感じているのか
といった結果を、チャート形式で可視化してくれます。
引用元:doda-転職タイプ診断
その他にもdodaには転職に役立つ下記のような診断コンテンツがあります。
・doda-キャリアタイプ診断
・doda-年収査定
・doda-エコグラム適職診断
おすすめ適職診断2『マイナビ転職:ジョブリシャス診断』
画像引用元:マイナビ公式サイト-ジョブリシャス診断
マイナビでは20個の質問に答えるだけで診断可能な「ジョブリシャス診断」を提供しています。
「ジョブリシャス診断」では
- 基本的なシゴト性格
- シゴトでの強み・弱み
- ストレスに感じる一言
- 本領発揮できる職種
などの診断結果が表示されます。
内容を確認して、仕事選びの参考になさってください。
引用元:マイナビ転職-ジョブリシャス診断
STEP3
いままで経験した業務内容のなかで『好きな業務』『得意な業務』を書き出してみよう
20代の転職希望者のなかには
『業務内容が自分と合わない』ことが理由で転職を考える方も多いです。
満足のいく転職をするためにも、求人票を読むときには必ず
『自分に合っている業務内容』の作業比率が高いかどうかをチェックしましょう。
▼『自分に合っている業務内容』の見つけ方
①『好きな業務内容』
- 『得意な業務内容』
- 『褒められた経験のある業務内容』
- 上記のような業務内容を、思いつくままに書き出す。
①で書き出した『自分に合っている業務内容』の作業比率が高い職場を探そう!
STEP4
『働きたい業種・業界』よりも『働きたい職種』を中心に求人検索してみよう!
転職支援サイトで求人検索をする際に、あなたは希望条件をどこまで入力しますか?
ここで紹介する求人検索のポイントを押さえるだけで、転職の可能性や選択肢が格段に広がります。
▼【求人検索のポイント】
職業を選ぶ際、『働きたい業種・業界』を選択せずに『働きたい職種』のみを選択する!
(例)
「出版業界で記者・編集者として働きたい!」という希望があっても、
業種を選択せず、職種のみを選択して求人抽出を行ってください。
出版業界以外にも『記者』の仕事は存在します。
『業界』に捕らわれずに求人を検索することにより、意外な業界で『理想の求人』に出会える可能性もあります。
転職の『可能性』や『選択肢』を少しでも広げるためにも、
『業種』は選択せずに、
『希望の職種』を中心に求人検索を行いましょう!
■全く興味のない仕事ばかり紹介される
■転職エージェントに勧められた企業に転職したが、自分に合っていなかった…
転職エージェントに、希望条件や将来のビジョンをしっかり伝えることが出来れば、このようなミスマッチが発生する可能性は低くなります。
「転職についてなんでも相談してください!」と公式サイトで謳っている転職エージェントもありますが、最終的に『転職』をするのは自分自身です。
転職エージェントにすべてを委ねるのではなく、あくまでも
自分の考えに対して『助言』をもらう
転職を『サポート』してもらう
このような心構えで転職エージェントを利用することをおすすめします。
まとめ:「納得のいく転職」をするための第一歩は「自分の好きな仕事・得意な仕事」を再確認すること!
転職したいけど、次にやりたいことが決まらないときは「自分がこれまで携わってきた業務内容や成果を振り返ってみましょう。」
好きな作業、得意な作業を書き出していくことで、自分の目標とすべき職業や職種が見つかる可能性が高まります。
また、無料の適職診断テストなどを受けることで自分に向いている職業を客観的に確認することもできます。
自分の能力を活かせる職場・職種に巡り合えることを心から願っております。
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