派遣社員が使い捨てされるって本当?派遣の実態と派遣先の見分け方

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「派遣社員は使い捨てされるのではと心配…」

と感じていませんか。

この記事では、派遣の使い捨ての実態について解説します。

この記事が、派遣を大切にしてくれる職場探しに役立てば幸いです。

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目次

派遣社員が「使い捨て」だというイメージを持たれてしまう理由

派遣社員は、一部で「使い捨て」だというイメージを持たれてしまっています。

なぜ使い捨てというイメージが強くなってしまっているのか、3つの理由についてそれぞれ解説していきます。

1.契約期間に定めがあるから

派遣社員が「使い捨て」とイメージされやすい理由には、契約期間に定めがあるという点があります。

正社員は契約期間に定めがないため、定年退職を迎えるまで同じ職場で働くこともできますが、派遣社員は3ヶ月や6ヶ月で契約更新があり、そこで退職することができます。

実際に、派遣社員のなかには1年未満で退職し、別の派遣先企業に行く方も珍しくはありません。

つまり入れ替わりが激しくなってしまう派遣社員は、「使い捨て」というイメージがつきやすくなってしまう原因となっています。

2.同じ企業に3年以上の勤務が行えないから

派遣社員は、契約更新をしても同じ派遣先企業で働けるのは最大3年間までという「派遣3年ルール」と呼ばれている決まりがあります。

3年ルールを迎えた派遣会社は、正社員や無期雇用社員、契約社員などに雇用形態を切り替えるもしくは、部署を変えなければ同じ派遣先企業で働き続けられません。

派遣のままでは、3年以内に派遣先企業もしくは部署を変えることになることが「使い捨て」と呼ばれる理由のひとつになっています。

3.派遣社員が実力不足である可能性もあるから

派遣社員と言ってもさまざまな方がいるので、問題なく仕事ができる人もいれば、派遣先企業の仕事がうまくできなかったり、仕事が合わなかったりすることが原因で、実力不足と判断されてしまう可能性もあります。

「派遣社員を雇ってみたけど、思ったような働きをしてくれなかった」などの経験談などもネット上で存在することから、派遣社員は「使い捨て」とイメージされやすくなっている要因のひとつと言えるでしょう。

派遣社員を使い捨てするおそれのある派遣先企業の特徴

派遣社員を扱っている全ての派遣先企業が、派遣社員を使い捨てと考えているわけではありません。

しかし、残念ながら派遣社員を使い捨ての道具のように思っているような派遣先企業があることも事実です。

ここではどのような派遣先企業が、派遣社員を使い捨てする恐れがあるのか、それぞれの特徴を紹介していきます。

実力が全てと考えている派遣先企業

実力が全てと考えている派遣先企業では、即戦力となる派遣社員だけを求めてしまうことがあり、少しでも力不足だと感じたらすぐに派遣社員を変えることがあります。

即戦力としての力を求め過ぎる場合、社風や企業内の雰囲気も厳しく、派遣社員に言ってはいけない暴言に違いことも平気で言ってくる派遣先企業である危険性もあります。

派遣社員を多く雇っている派遣先企業

派遣社員を多く雇っているということは、「いくらでも替えがきく」と思っている可能性もあるため、派遣社員の扱いがひどいような派遣先企業であることもありえます。

もちろん派遣社員であっても平等に丁寧に扱う派遣先企業は多くありますが、派遣社員が多い派遣先企業は、派遣社員の入れ替わりも激しくなる特徴を持っています。

選考基準が甘い派遣先企業

選考基準が甘い派遣先企業は、幅広い世代・スキルの派遣社員を受け入れていることから、派遣社員の入れ替えが頻繁で、派遣社員の代わりはいると考えている可能性も捨てきれません。

すぐに採用してもらえるところはメリットかもしれませんが、業務継続ができないと判断されてしまうと簡単に契約が切られる危険もあることを理解しておくべきです。

スキルアップが望めない派遣先企業

決められた仕事もしくは、雑用業務などしか行えず、スキルアップができるような機会に恵まれない派遣先企業は、派遣社員のレベルアップを求めていません。

派遣社員が与えられた仕事をする人材として「使えるか、使えないか」だけで見ているかもしれないため、派遣先選びにはご注意ください。

未経験可となっている派遣先企業

未経験可となっている派遣先企業で、かつ時給が高く設定されている派遣先企業には注意するようにしましょう。

未経験可にも関わらず、派遣社員の時給が高く設定されているような派遣先企業は、仕事についていけないと判断されてしまった場合、すぐに切り替えられる危うさもあわせ持っています。

派遣の募集を一年中行っている派遣先企業

派遣の募集を一年中行っているような派遣先企業は、その分だけ派遣社員の入れ替わりが激しい可能性があります。

また、一年中の募集が行われている派遣先企業は、短期契約になるようなことも多いため、派遣社員は使い捨て当然のように思っているかもしれません。

一年中募集を行なっている派遣先企業がある場合は、派遣社員の入れ替わりがどのくらいの頻度で行われているのか調べてから、派遣先選びをしていくようにしましょう。

派遣は使い捨てじゃないと考えている派遣先企業の特徴

派遣は使い捨てだと考えているような企業もあれば、逆に派遣社員を大切に扱ってくれる派遣先もあります。

どのような派遣先が、派遣社員を大切に扱ってくれやすいのか、派遣先の特徴を大きく5つに分けて解説していきます。

派遣社員として働きやすい派遣先を探していきましょう。

派遣社員の人数が少ない事務関係の仕事を扱う派遣先企業

雇われている派遣社員の人数が少なく、事務関係の仕事を扱っている派遣先企業は、比較的に派遣社員を重要視している職場が多くあります。

派遣社員の人数が少ないということは、それだけ入れ替えられる頻度も下がり、契約期間までしっかりと働いてくれるような人材を探していることがほとんどです。

また、事務仕事は他の社員とのコミュニケーションも必要とされる部分もあるため、ひんぱんに派遣社員を変えづらいところが、使い捨てされにくい理由の一因だといえるでしょう。

選考が厳しい派遣先企業

選考基準が厳しいような派遣先企業では、最初から即戦力として活躍してくれるような派遣社員を求めているため、長期的な契約に期待を持てます。

就職する条件があると、派遣社員として働ける人材は限定されてしまいますが、厳しい基準をクリアできれば、安定した派遣先企業で働けるメリットも期待できます。

長期契約で派遣社員を募集している派遣先企業

長期契約で派遣社員を募集している派遣先企業は、何も問題がなければ契約満了を迎えるまで派遣社員として働けるため、使い捨てされにくい派遣だといえます。

また、長期契約の場合、派遣社員の将来を見据えたセミナーや研修を行なっている派遣先企業などもあるので、正社員を目指したスキルアップも望みやすくなるでしょう。

即戦力の派遣社員を求めている派遣先企業

即戦力の派遣社員を求めている派遣先と聞くと、実力主義の派遣先と同じで使い捨てされやすいイメージが持たれがちですが、裏を返せば、実力が認めてもらえれば働き続けられる可能性を持っています。

やりがいを求めていたり、難しい仕事でも自信があったりする方は、即戦力を求めている派遣先を探してみてはいかがでしょうか。

専門性の高い仕事を扱う派遣先企業

専門的な知識が必要となる仕事を扱っているような派遣先では、資格を持っていることが条件で派遣社員が募集されています。

専門的な知識や資格が必要となる仕事は、派遣社員の代わりをすぐに用意できるものではないため、時給も高く、派遣社員を大切に扱ってくれる傾向があります。

パソコンのプログラミングや金融事務など、専門性の高い派遣先企業で働けるようになるために、資格取得や勉強をしてみてはいかがでしょうか。

派遣社員を大切に扱ってくれる優良な派遣先企業を見つけられる方法

派遣社員を大切に扱ってくれる優良な派遣先企業を見つけるために役立つ、優良な派遣先企業探しの方法を紹介します。

少しでも条件の良い派遣先が見つかるように、派遣会社と上手く付き合っていきましょう。

登録スタッフの評価が高い派遣会社に登録する

優良な派遣先を探すためには、派遣社員を大切にしてくれる派遣会社に登録することも大切です。

しかし、何の情報もなく優良な派遣会社を探すことは難しいため、派遣会社に登録しているスタッフの評価が高い派遣会社を探すことから始めましょう。

登録スタッフの満足度が高い会社であれば、優良な派遣先を見つけやすくなります。

派遣会社の担当に信頼を持ってもらう

派遣会社に登録すると、専用ページに掲載されている求人のなかから、好きな仕事に応募できるようになっています。

さらに、担当からの信頼度が高ければ、より条件の良い派遣先を紹介してもらったり、新規の派遣先を紹介してもらったりできるようになります。

派遣先で契約満了まで何事もなく仕事が続けられていれば、自然と信頼度も高まっていくので、派遣先から少しでも評価してもらえるように、日々の業務に励んでいきましょう。

正社員を目指すなら紹介予定派遣の活用がおすすめ

派遣社員として正社員を目指すのであれば、最長6ヶ月の期間派遣で正社員になることを目的として働ける、紹介予定派遣を活用することをおすすめします。

紹介予定派遣になったからといって確実に正社員になれるというわけではありませんが、派遣先と派遣社員の合意があれば直接雇用してもらえます。

紹介予定派遣として働きながら、3年先、5年先と働いて行けそうかじっくりと考えて、自分に合った派遣先を探しましょう。

派遣で5年働けば無期雇用になるって本当なの?

派遣社員であっても、有期労働契約が通算5年以上であれば無期雇用になることも可能です。

派遣社員の場合は、直接雇われている派遣会社で通算5年以上働いていれば無期転換の対象になります。

派遣社員自らが無期雇用申請をするか、しないか決められるようになっているため、無期雇用にするかどうか考えながら派遣社員として働いていくことをおすすめします。

派遣先に使い捨てのような理不尽な扱いをされた時の対策

派遣社員として働いている派遣先に、使い捨てのような理不尽な扱いをされてしまった時の対策方法を紹介します。

一人で抱え込んで辛くなってしまう前に、適切な対策をとっていきましょう。

派遣会社に相談して派遣先に態度を改めてもらう

派遣先によっては、2chなどのスレッドなどにあげられるような、派遣社員に対して「クズ・ゴミなどの暴力的な言葉を使われた」という経験をした派遣社員も残念ながらいるようです。

暴力的な発言や、契約内容にない雑用ばかりさせるようなひどい扱いをしてくるような派遣先だった場合は、派遣会社に相談するようにしましょう。

派遣会社は、派遣社員が安心して働ける環境を用意してくれるため、派遣会社に相談をすれば、派遣先に態度を改めるよう働きかけてくれます。

工場派遣は本当に使い捨てされるの?

工場派遣は、派遣社員が使い捨てされてしまうというような噂が多く流れています。

なぜ工場派遣で、派遣社員が使い捨てされてしまうというようなイメージを持たれてしまっているのか、2つの理由について解説していきます。

1.単調な仕事が多い

工場派遣では単調な仕事が多く、誰でも簡単にできる作業をすることから、代わりの派遣社員を雇用しやすい部分を持っていることから、使い捨てされやすいイメージが強くなっています。

しかし、工場の仕事であっても派遣社員の休憩時間をしっかりと取ったり、少しでも長く働いてもらえるように待遇を良くしていたりする派遣先も存在します。

全てが使い捨てされるような派遣先だというわけではありません。

2.人員の入れ替わりが激しい傾向にある

工場派遣の場合、短期契約になることも多く、人員の入れ替わりが激しくなる傾向にあります。

また、単調な仕事が続いて「しんどい」と感じてしまうような派遣社員も少なからずいるため、ルーチンワークが得意な方でないと働いていくのは難しいかもしれません。

派遣先をクビにされやすい派遣社員の特徴

派遣社員が使い捨てにされやすいと言われている理由は、派遣先の問題だけではありません。

真面目に働くような派遣社員の方がほとんどですが、派遣先から信頼をなくすような働き方をしてしまっている派遣社員も残念ながら存在します。

実際にどのような派遣社員がクビにされやすいのか、特徴をいくつか紹介します。

できるだけ派遣先に悪い印象を与えないようにすることも、派遣が使い捨て扱いされないことにつながります。

指示通りに働かず、言うことを聞かない派遣社員

派遣先上司の指示に従わずに、勝手な方法で仕事を行ったり、言うことを聞かずに指定された仕事がこなせなかったりするような派遣社員は、派遣先としても雇い続けるわけにはいきません。

正社員であっても指示通りに働けない人は孤立していくことになるため、派遣先のルールを守りながら仕事をしていくことも重要です。

指示待ちで自分から働こうとしない派遣社員

派遣社員は契約内容に沿って働いていくことになりますが、あまりにも指示待ちで他の業務を行わないようにしていると、派遣先から戦力外通告をされることになりかねません。

契約上にない仕事をしなければならないというわけではありませんが、社会人として自分の仕事が終わったら、せめて自ら報告するようにしましょう。

勤務態度を何度も注意されていると、派遣会社にも「派遣社員が使えない」というようなクレームが寄せられる可能性もあるため、トラブルを招かないような仕事を心がけましょう。

派遣先の業務が十分に行えない派遣社員

派遣先としては、最低限契約内容にある仕事ができる派遣社員を求めています。

しかし、何度説明しても業務が行えなかったり、業務に文句ばかり言うだけで仕事が進まなかったりしてしまうと、契約内容に書かれている仕事ができないということで、契約不履行になってしまいかねません。

派遣社員として働く際には、どのような業務を行うのかしっかりと確認した上で、問題なく働けるかどうか事前に確認しておきましょう。

もし業務でわからないようなことがあった場合は、派遣先の上司などに教えてもらいながら、仕事を早く覚えられるように努力していきましょう。

立場をわきまえない派遣社員

派遣社員と正社員は本来であれば同じ労働者ではありますが、自分よりスキルを持っていない正社員のことを下に見てしまうようなことはNGです。

正社員が派遣社員を下に見てはいけないのと同様に、派遣社員が自分のスキルよりも劣るような人の前で偉そうにするのはマナー違反です。

正社員でも、派遣社員も立場をわきまえないような行動をとってしまうと、周りから良い評価は貰えないので、お互いに相手を敬って仕事をする意識を持ちましょう。

40~50代の派遣社員は使い捨てされやすい?

40~50代と歳をとってくると、若手の頃よりも業務のスピードが落ちてしまったり、無理に仕事をしようとすると体力が持たなかったりするようになります。

年をとるたびに働いていくのは難しいイメージを持たれがちな派遣社員ですが、実際のところ、40~50代の派遣社員は使い捨てされやすいのでしょうか?

40代・50代も派遣社員として働けるのか、派遣社員の実態から見ていきましょう。

若い人材を重視して派遣社員を選ぶ派遣先も存在する

正社員を募集している派遣先の中には、若い人材を重視して雇用している派遣先もあります。

本来は年齢で判断することは本来禁止されていますが、若い人材に人気な仕事の場合、派遣先の上司との年齢差を考えて、先送りされてしまう場合も少なくありません。

「おじさんや、おばさんだから使えない」という理由よりは、「派遣先が、歳の差がある派遣社員に遠慮してしまうのではないか」と、派遣会社の担当が考えてしまいやすい面もあります。

40~50代向けの派遣先がないわけではありませんが、20代、30代の派遣社員の方が働ける幅があるのは事実です。

ただし、40~50代向けの派遣先は幅が狭くなると言いましたが、年齢よりも実力や経験を重視するような派遣先であれば、働ける可能性も十分にあります。

正社員をしていて50代から派遣社員として働かれる方もいるので、年長者としての経験値はアピールポイントともなるでしょう。

産休代替は使い捨てではなく育休中の社員に代わる人材

産休代替は派遣社員の使い捨て要員では決してありません。

産休代替は確かに育休中の社員の代わりという、つなぎの役割を持っている働き方ですが、産休で休む職員の穴を埋めるための重要な人材です。

契約期間も短く、周りとのコミュニケーションも取りづらい中で働ける実力がないと、続けていけない働き方でもあるため、それなりの覚悟が必要な、大切な仕事だといえるでしょう。

2chや知恵袋に載っている派遣の口コミはどうなの?

2chや知恵袋などの、多くの人の感想や意見がまとめられているサイトに載っている派遣に関する口コミは、悪い噂もあれば良い噂もあり、個人差が出てしまう情報が扱われています。

中には参考になるような意見も数多くあります。

しかし、あまり信用し過ぎずに、実際に職場見学に行ってみたり、他の派遣社員から評価の高い企業はどこなのかなど、自分の目で見極めることが大切です。

他人がいいと思っていても、派遣社員ごとに向き不向きもあるため、自分に合った派遣先かどうか慎重に考えていきましょう。

コロナが原因の派遣切りもあるって本当なの?

コロナが原因で、契約を途中で切る派遣先企業は少なからず存在します。

コロナが原因で業績が伸び悩み、マイナスを少しでも減らすために会社都合での派遣社員の退職もいつ起こるかわからない状況であることは事実です。

不当な理由であれば派遣会社と相談をして、本当に派遣先がどうしようもない理由で派遣切りとなった場合は、気持ちを切り替えて新しい派遣先を探しましょう。

派遣社員はデメリットばっかりでやるべきではない?

派遣社員はデメリットしかない、やるべきではない働き方というような意見もありますが、メリットも存在しています。

デメリットとメリットを比較して、派遣社員が自分の働き方として合っているのかどうか考えてみましょう。

派遣社員のデメリット

派遣社員のデメリットには、

  • 契約期間の上限がある
  • 契約更新されないケースがある
  • 持っているスキルで給料の差がある

などがあります。

契約期間が3年という上限がある中で働いていかなければならないため、ひとつの場所で働き続けたいという方にとってはデメリットになりえます。

また、3ヶ月もしくは6ヶ月ごとに行われる契約更新時に更新されないケースがある点にも注意が必要です。

最後の給料差については、特定のスキルが必要になる専門性の高い職種が一般的な業務よりも給料が高くなるため、正社員などと比べると安定した収入が得られにくいところが、デメリットであるといえるでしょう。

派遣社員のメリット

派遣社員として働くメリットとしては、

  • 勤務時間や仕事選びなどが自由に希望できる
  • 様々な職場で働ける
  • 未経験でもできる仕事がある

などがあります。

勤務時間や仕事をある程度自由に希望した派遣先を探せるため、プライベートな時間も大切にしたい人にとっては、派遣社員としての働き方もメリットとなるでしょう。

他にも契約満了を迎えれば、また新しい派遣先や未経験の仕事に挑戦できるため、さまざまな仕事をやってみたいという方にとってはおすすめの働き方です。

派遣は正社員の代わりなの?

派遣は正社員の代わりではありません。

勤務態度や成果を認めてもらえて現場のリーダーなどを派遣社員もする場合があるので、正社員の代わりと思う方が多いのでそういう印象になっているのかもしれません。

しかし、実際は派遣社員が勤務する場合は正社員の指揮命令の元で勤務しないといけないので、完全に正社員の代わりとまではいきません。

もし、仕事内容で正社員の代わりをさせられてるのでは?と不安になった場合は派遣先企業に直接聞くのではなく、派遣会社の担当者に相談してみましょう。

まとめ

この記事をまとめると、

派遣社員は派遣先によって扱いが変わりやすい
派遣社員が使い捨てとして扱われるのか、扱われないのかは、派遣先の企業が派遣社員をどのような理由で雇っているかによって変わりやすい特徴を持っています。

入れ替え前提で派遣社員を導入しているところもあれば、契約満了までしっかりと働いてもらえるように対応してくれる派遣先もあります。

全ての派遣先が、派遣社員を使い捨て扱いするわけではありません。

優良な派遣先を探すなら派遣会社選びも大切
派遣社員を使い捨て扱いしないような派遣先を選ぶためには、少しでも良い条件の派遣先を探してくれる、派遣社員からの評価の高い派遣会社を選ぶことも大切です。

派遣社員を大切にしてくれるような派遣会社に登録して、実績を積んでいけば、信頼度を上げてさらに良い条件の派遣先も探せることにつながるので、日々の業務を真面目に取り組んでいきましょう。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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