【派遣のプロが教える】派遣社員からクレームを言いたいときはどうしたらいい?

「クレームを言いたいけど誰に言ったらいいの?」
「なにか言ったら次の仕事に支障が出る?」

と思っていませんか。

派遣会社に長年勤務し、現在は転職エージェントである「#就職しよう」の中塚が、派遣社員がクレームを言いたいときどうしたらいいか解説します。

仕事に影響が出るような問題やクレームを抱えている派遣社員にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

派遣先企業にクレームがあるときはどうしたらいい?

派遣先企業にクレームがあるときは、まず派遣会社の「苦情処理担当者」に申し出ましょう。

苦情処理担当者は、派遣社員の派遣先企業で起きたあらゆるトラブルや困りごとを対応してくれる専門の担当者です。

苦情処理担当者が誰なのかは、皆さんが派遣の仕事を開始する前に受け取っている「就労条件明示書」と言う書類に記載されているのでチェックしてください。

派遣法によって、就労条件明示書には必ず苦情処理担当者を記載し、派遣開始前には派遣社員に必ず伝える必要があると定められています。

派遣先企業に対するクレームの例として、以下のようなことがあります。

  • 仕事の任され方や指導について
  • セクハラ・パワハラ等のハラスメント行為について
  • 同僚との人間関係について

派遣社員とはいえ、社員と同じオフィスで協力して仕事をする以上、問題が生じることはあります。

クレームと言うほどではない相談であれば、営業担当に伝えてみるのも良いでしょう。

派遣会社にクレームがあるときはどうしたらいい?

派遣会社に対してクレームがあるときは、まずは派遣会社の営業担当に伝えてしまって構いません。

もし営業担当本人に言いづらい内容ならば、派遣会社のオフィス、あるいは本社に電話しましょう。

電話が苦手なのであれば、企業サイトの問い合わせフォームを利用しても大丈夫です。

クレームの申し立て先の順序としては以下のような順序になります。

  1. 派遣会社の営業担当に申し出る
  2. 派遣会社のオフィスの責任者に申し出る(名前が分からなくても大丈夫です)
  3. 派遣会社の本社に申し出る(電話or問い合わせフォーム)
  4. それでも改善されなければ「労働基準監督署」に申し出る

労働基準監督署については次の項で解説します。

派遣先企業にクレームを営業担当に言うともみ消される?

派遣先企業に対するクレームを営業担当に伝えてみて、「もみ消される」ということが稀にあります。

もみ消されるとまでいかなくても、うやむやにして納得させられてしまったり、派遣先企業への言い方が弱く改善されないというケースがあります。

万が一、営業担当が対応してくれないようであれば、「派遣会社のオフィス責任者」や「派遣会社の本社」に申し出てみましょう。

派遣先企業や派遣会社にクレームを言うと次の派遣の仕事はなくなるの?

あまり考えたくないことですが、派遣先企業や派遣会社にクレームを伝えたことで次の派遣の仕事がなくなることは、実態としてはごく稀にあります。

過去には派遣会社内にブラックリストが存在し、ブラックリストに掲載された求職者には仕事を紹介しないとしていた企業もあったと聞きます。

しかしながら、派遣法でも「クレームによって不利益な扱いをしてはならない」ということは明記されており、本来はあり得ない事態であり違法です。

派遣業界全体としても法令・コンプライアンス遵守に真剣に取り組む企業のみが残るようになってきています。

そのため「次の仕事が紹介されなかったらどうしよう?」とは考えすぎない方がいいでしょう。

派遣先企業の人間関係でクレームを言うのはあり?

派遣先企業の人間関係でクレームを言うのは、「無しではないが、簡単に解決されるものでもない」というのが実情です。

派遣先企業の人間関係は、派遣先企業側も容易に改善できる問題でもないことから頭を悩ませている場合が多いものです。

そのため、クレームを申し入れても簡単に解決できるものではないので、まずは状況を伝え相談するというつもりで、早めに派遣会社の営業担当に話しておくとよいでしょう。

状況が続き、派遣社員自身も耐え難いとなれば無下な対応はされないはずです。

ただし、いじめや無視のように、仕事と健康面に大きな支障をきたす問題が起きている場合は、我慢せず早期に苦情処理担当者へ申し出ましょう。

派遣社員からクレームを言う際に気をつけたい点は?

派遣社員からクレームを言う際、気をつけるべきポイントをまとめると以下のようになります。

  1. まずは感情的にならず、冷静に対応する
  2. 派遣先企業に直接クレームを言う前に、派遣会社側に伝える
  3. 「まずは相談」というつもりで和やかに話してみる
  4. どこの職場でも大なり小なり問題はあるものだと考えておく

特に「感情的にならない」ことは大事です。

どんなに正しいクレームであっても、感情的な言い方では相手も防御に入ってしまいます。

相手にもしっかり聞いてもらうためにも、「不満や怒りが爆発する前に早めに相談しておく」ように心がけましょう。

派遣会社そのものがクレームに対応してくれないときの相談先は?

派遣会社そのものがどうしてもクレームに対応してくれない時や違法行為をしているとき、最終的に皆さんが相談できる公的な機関が「労働基準監督署」です。

労働基準監督署は厚生労働省の傘下にあり、「労働者が企業からの不当な扱いを申告できる機関」です。
具体的には、以下のような企業として問題であると考えられる内容でも相談が可能です。

  • サービス残業をさせられている
  • 休日手当を支払われていない
  • 最終月の給料が振り込まれない

各都道府県に数カ所設置されているので、自分の派遣会社に近い労働基準監督署へ相談しましょう。

まとめ

この記事をまとめると、

派遣社員が抱える問題については、まずは派遣会社に相談することをおすすめします。

派遣社員は派遣先の外から来ている立場上、クレームを言っていいのか我慢すべきなのか、誰に申し出るべきなのかは迷いやすいところです。

しかし1人で悶々と抱え込むよりは、早い段階でライトな相談をしたほうが、自分にとっても相手にとっても良いはずです。

派遣社員にとっての相談先はいくつか用意されていますから、適切に活用して健康的に働けるよう取り組んでいきましょう。

この記事があなたの仕事に役立てば幸いです。

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