【転職のプロが教える】介護職から転職で他業種へ行くことはできる?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「介護職から他の職種や業種に転職はできるの?」

と思っていませんか。

この記事では、介護職の他業種・他職種転職について解説します。

介護士の方が自身の経験・スキルを活かして、希望する転職ができるきっかけになれば幸いです。

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介護職から他業種へ転職することはできるの?

介護職から他職種へ転職出来る可能性は高いです。

なぜなら介護職から他職種へ転職をされている方は、たくさんいらっしゃるからです。新卒で介護施設に就職し、その後に介護・福祉分野の転職エージェントになったという方もいらっしゃいます。

介護職からどのような職種・業種へ転職することができる?

介護職での経験を活かせる職種・業種として、以下3つをご紹介します。

  1. 介護用品を取り扱っている企業
  2. 介護系の専門学校
  3. 給食サービスの委託会社

1.介護用品を取り扱っている企業

介護用品を取り扱っている企業での営業・販売などの仕事があります。

介護用品と言ってもさまざまな商品があります。車いすや電動ベッドのリース会社やオムツなどの消耗品、消毒液やハンドソープなどの衛生用品など多様な企業があります。

どれも介護職として利用した経験を活かし、現場目線のアプローチで仕事を進めていくことができるでしょう。

2.介護系の専門学校

介護福祉士などの育成を行っている専門学校の教員という仕事も可能性があります。

介護士としての就業時に、実習指導に力を入れていた方や人に何かを伝えることが好き・得意という方には特におすすめです。現場での経験を活かしながら、若い力を育てる事ができます。

3.給食サービスの委託会社

給食サービスの委託会社での営業や実際の調理の仕事なども可能です。

高齢者施設や病院のお食事は、委託会社で成り立っていることも多いものです。食事は利用者様にとっても重要な位置づけであることから、現場目線で意見をお伝えすることやアプローチをすることができます。

介護職から他業種や他職種へ転職を希望するならどんな転職サービスを使えばいい?

介護職から他職種・業種へ転職する場合、以下の2つのサービスを利用できます。

  1. ハローワーク
  2. 民間の職業紹介会社

1.ハローワーク

ほとんどの企業がまず求人票をハローワークに提出します。そのため求人票の数は多いといえます。

また公的な機関であるため、記載の求人票に不備がないか、みなし残業代は基本給に見合った金額かなど確認作業が入るため、不安なく応募が出来るといえるでしょう。

2.民間の職業紹介会社

ハローワークは圧倒的な求人数を誇りますが、転職エージェントと呼ばれる民間の職業紹介会社もおすすめです。

なぜなら利用料は無料のところが多く、ハローワークよりも手厚いサポートをしてくれるからです。

併せて民間の職業紹介会社に掲載されている企業は、ある程度人件費を割く事が出来る企業が多いと言えます。そのため、転職エージェントにも求人票を出している企業は業績が安定している傾向があるからです。

介護転職で利用した転職エージェントに相談するのはあり?

介護職から介護職に転職する際にお世話になった転職エージェントに相談することはタブーではありませんが、控えた方が無難だと言えます。

なぜなら介護業界に特化した転職エージェントは、他職種へのパイプがほとんどないに等しいと言えるからです。そのため紹介できる求人がない、またはほとんどない状態になってしまいます。

転職エージェントのなかには、介護職に強い転職エージェントでも他職種への転職支援も行っている場合があります。

希望の職種次第にはなりますが、介護職から大きく離れた職種を希望する場合は、希望の職種の取り扱いがある転職エージェントを探してみましょう。

介護から他業種や他職種へ転職するメリットは?

介護技術だけではなく他の部分のスキル向上が可能になるという点が挙げられます。

例えば介護職かつ現場でお勤めの方は、比較的パソコンや電話対応をされる時間は短いと言えると思います。

営業職や事務職に転職した場合、ビジネスマナーの習得やパソコンスキルの向上を図ることが出来ます。そこから段階的にスキルアップする事も可能であるため、より将来の職種の選択肢を広げることができます。

介護から他業種や他職種へ転職するデメリットは?

介護職として復帰したいと考えても、介護技術の衰えや低下が出てくるという事です。

介護職は専門職であるため、離職してもなお技術面の維持は現実的ではありません。

そのため再度介護業界に復帰しても、感覚を取り戻すまでに時間を要する場合があります。また法律や社会情勢から、自身が現場で活躍していた頃とのギャップに悩まれる可能性もあります。

まとめ

この記事をまとめると、

介護職が他職種や他業種へ転職することは可能です。

介護職としてのスキル・知識だけであっても、同じ状況で転職された方は多く、相談から転職まで無料でサポートしてくれる転職エージェントは多数存在します。

もしも他職種への転職にご興味のある方は、一度転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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