【元転職会社執筆】20代女性の転職のタイミングと求人の探し方(結婚・産休)

『#就職しよう』は、複数企業と提携しながら、正しい情報を提供することに努めています。 当サイトを経由して登録などのお申込みがあった場合に、各企業から支払いが発生することもございますが、それがランキングや口コミなど提供している情報に影響することは一切ございません。 読者の皆様のお役に立てることを第一に考え、情報提供しておりますので、当サイトで得た収益はより確実な情報収集およびコンテンツの充実に充てさせていただきます。 (コンテンツポリシーの詳細はこちら)

パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「派遣社員として働いているが、結婚をするにあたり福利厚生のしっかりとした正社員に転職したい」
「正社員として働いているが、現在の職場は女性が出世しにくい環境。女性がキャリアを積みやすい企業へ転職したい!」

20代後半に差し掛かると、今後のライフプランを考えていくなかで『転職』を検討し始める方が増え始めます。

この記事では20代後半の女性の転職に役立つ5つの情報を紹介しています。

  1. 女性が活躍(出世)しやすい企業の見つけ方
    ■企業情報を集める方法
    ■女性の転職に力を入れている転職エージェントを紹介
  2. 派遣社員から正社員に転職するための手段
  3. 転職するなら結婚前?結婚後?
  4. 企業の育休・産休の取得実績を知る方法
    ■「厚生労働省/若者雇用促進総合サイト」を利用しよう
  5. 企業が中途採用者に求めている『社会人基礎力』とは?
    ■無料診断サイトをご紹介

労働条件や仕事内容が希望に近い求人に出会うために、まず必要なのは情報収集です。
この記事で紹介しているサイトや転職エージェントを利用しながら、さまざまな企業の情報を収集しましょう!

さまざまな転職エージェントを知りたいなら

以下の記事では、営業や事務はもちろん、ハイクラス向けやアパレル、医療系などさまざまな職種に強い転職エージェントを一気に確認できます。

>>転職エージェントおすすめ比較ランキング/評判や口コミも掲載

最初にチェック!おすすめ転職エージェント

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20代後半女性が抱える転職に関する5つの悩み

20代後半女性が抱える転職の悩み

  1. キャリアアップを目指しているけど、いまの職場は男性が出世しやすい環境。女性が活躍(出世)している企業に転職したい!
  2. 派遣社員として働いているが雇用が不安定なので、正社員になりたい。
  3. 転職をするなら『結婚前・結婚後』どちらがおすすめ?
  4. 企業の育休・産休取得実績情報を知りたい!
  5. 企業が20代後半の中途入社者に求めている『社会人基礎力』って?

キャリアアップを目指しているけど、いまの職場は男性が出世しやすい環境。女性が活躍(出世)している企業に転職したい。

女性の社会進出が根付いた現在、どういった手段をとれば、

  • 女性が活躍しやすい企業
  • 積極的に女性管理職を登用している企業

に転職することができるのでしょうか。

①女性の活躍に力を入れている企業の情報を集めよう

女性が実際に活躍している企業を探すときに、役立つ『企業情報』の収集方法を2つ紹介します。

▼『女性の活躍・両立支援総合サイト』

女性の活躍推進企業データベース | トップページ

女性の活躍推進企業データベース で公表している情報リスト
引用元:厚生労働省|女性の活躍推進企業データベース | トップページ

「女性の活躍・両立支援総合サイト」は、厚生労働省が運営している企業情報サイトです。

基本的な企業情報のほかに

  • 女性の割合
  • 管理職に占める女性労働者の割合
  • 育児休業取得率
  • 男女別の職種または雇用形態の転換実績など

上記のような『女性の活躍状況』が企業ごとに掲載されています。

求職者は企業が女性活躍推進に向けてどういった取り組みをしているのか、
データベースや一般事業主行動計画公表サイトの内容を知ることができます。

▼『就職四季報(東洋経済新報社)』

就職四季報|就職四季報2020
就職四季報|就職四季報2020

「就職四季報(東洋経済新報社)」は、主に大学生が就職活動で企業研究をするときに使用する書籍です。
就職活動だけではなく、転職活動にも役立つ情報が掲載されています。

就職四季報には企業情報を網羅した『総合版』のほかに、すべての企業情報を女性目線でまとめた『女子版』を発行しています。

▼『就職四季報 総合版(東洋経済新報社)』(掲載内容の一例)

  • 離職率と離職者数
  • 3年後新卒定着率
  • 有給取得日数(年間平均)
  • 残業時間(月間平均)
  • 夏季休暇の有無
  • 年末年始休暇の有無
  • 育休機関と取得者数
  • 介護休業期間と取得者数

▼『就職四季報 女子版(東洋経済新報社)』(掲載内容の一例)

  • 女性の配属勤務地
  • 女性の配属部署
  • 女性の勤続年数
  • 女性の離職率
  • 新人女性の入社3年後離職率
  • 産休取得者数
  • 女性の既婚率
  • 女性の勤続年数が長い企業ベスト100
  • 女性の既婚率が高い企業ベスト100
  • 女性社員の比率が高い企業ベスト100

②女性の転職に力を入れている転職エージェントを利用しよう!

女性の転職に力を入れている転職エージェントでは
女性が活躍している企業についての情報を豊富に持っています。

また女性キャリアアドバイザーが在籍している確率も高いので、女性目線のアドバイスや、きめ細やかな対応を期待することができます。

転職エージェントを利用して転職活動を行う場合は

  • 総合力の高い大手転職エージェント
  • 女性の転職に強い転職エージェント

両方に登録をして効率よく転職活動を進めていきましょう。

▼パソナキャリア

パソナキャリア

「パソナキャリア」は女性の転職支援に対する社内教育が徹底されています。
累計25万人以上の転職を支援してきたノウハウをもとに、求職者を転職成功へと導いてくれます。
総合型転職エージェントとしての実績と信頼感があります。

▼マイナビエージェント

マイナビエージェントのホームページ画像

「マイナビエージェント」は、求職者が最善の選択ができるよう「単なる面談、単なる求人紹介」ではない手厚い転職サポートを行っているエージェントです。

楽天リサーチの調査によると、20代に信頼されている転職エージェントでNo.1となりました。(調査:楽天リサーチ/2018年1月)

また、『女性の転職成功ノウハウ』という特集ページがあり、転職活動の際に役立つ情報が掲載されています。

参考 女性の転職成功ノウハウ/TOPページマイナビエージェント 参考 女性の転職成功ノウハウ/女性だからこそ聞かれやすい面接での質問一覧マイナビエージェント 参考 女性の転職成功ノウハウ/今からでも取得できる!女性が転職に有利な資格マイナビエージェント

▼doda(デューダ)

dodaのホームページ画像

「doda(デューダ)」は、転職エージェントサービスのほかに、転職フェアや合同企業説明会を行っています。

サイト内では

  • 合格診断
  • 年収査定
  • 転職に関するランキングデータ
  • 女性の転職・求人情報Woman Career(ウーマン・キャリア)

など、他の転職サイトでは知ることのできない特設ページが種類豊富に用意されています。

参考 女性の転職・求人情報Woman Career(ウーマン・キャリア)doda

▼type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントのホームページ画像

「type女性の転職エージェント」は、18年以上に渡り、女性の転職活動の支援実績がある転職エージェントです。

年間5000人以上のキャリアカウンセリング
年間数百名の転職支援実績があり、女性の転職に関するノウハウを豊富にもっている転職エージェントです。

▼LIBZ(リブズ)

LIBZ(リブズ)
画像引用元:リブズ公式サイト

「LIBZ(リブズ)」は、女性専用の転職エージェント・転職サイトです。

転職成功をゴールとせずに
中長期的にサポートをし、女性が人生とキャリアの両立を叶える(自己実現)をゴールと設定している転職エージェントです。

  • 年収アップ
  • 時間単価アップ
  • 未経験へのチャレンジ
  • 復職

といった4つのコミット(目標・目的)を掲げている企業です。

正社員経験なし。派遣社員として働いているが雇用が不安定なので、正社員になりたい。

正社員経験なし。派遣社員として働いているが雇用が不安定なので、正社員になりたい。

非正規雇用の状態から、正社員を目指すのは狭き門です。

これまで派遣社員として勤務してきたなかで

  • どのような実務経験を積んできたのか
  • どのようなスキルを持っているのか
この2点を上手にアピールすることができれば、正社員になれる可能性はグッと高まります。

ここでは派遣社員として働いている方が正社員を目指すための3つの方法を紹介します。

現在の派遣先と将来的に直接雇用になる可能性があるか、派遣会社に確認する

まずは現在勤務している派遣先とこの先、直接雇用になる可能性があるかどうかを確認しましょう。

労働者派遣法の改正により、派遣として働く場合は「同じ派遣先企業の同じ組織(課・グループ)で働くことができるのは最大3年まで」と定められています(一部例外あり)。

派遣社員として企業で勤務している限り、3年以上同じ職場(課・グループ)で働くことはできません。

派遣期間満了になるタイミングで自分が何歳なのか考えてみましょう。
30歳を過ぎてからの転職活動に不安がある場合は、早いタイミングで今後のライフプランを考えていく必要があります。

転職エージェントを利用して正社員求人に応募する

転職活動にはさまざまな方法がありますが、職歴がすべて非正規雇用の場合、
転職エージェントを利用しての転職活動を最もおすすめします。

▼転職エージェントの利用をおすすめする理由

  • 無料で利用できる
  • 非公開求人を持っている
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 日程調整や企業との連絡代行
  • 企業へ推薦文を提出
  • 選考後に面接内容のフィードバック
  • 入社後もアフターフォロー

上記のようなサポートをすべて無料で受けることができるので、
初めての転職活動・久しぶりの転職活動でも不安を抱くことなく転職活動に望むことができます。

転職エージェントの種類

  • 大手転職エージェント
  • 20代の転職に特化した転職エージェント
  • 非正規雇用の経験しかない人に特化した転職エージェント

転職エージェントは会社ごとに
対象年齢や求人数が多い職種・業種など得意分野が異なります。

まずはさまざまな転職エージェントのサイトをチェックしてみましょう!
自分に希望する求人を取り扱っている転職エージェントや、サポートの手厚い転職エージェントを利用して、有意義な転職活動を行いましょう!

転職をするなら『結婚前・結婚後』どちらがおすすめ?

転職をするなら『結婚前・結婚後』どちらがおすすめ?

結婚を機に転職を検討する女性は多いです。

  • 勤務形態(勤務時間・休日)を変えたい
  • 新居に引っ越すと職場が遠くなるため

といった点が転職を検討する大きな理由となっています。

①結婚前に転職をする場合
②結婚後に転職をする場合
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

結婚前に転職をする場合

▼メリット

①独身の状態で転職活動を行ったほうが、既婚者と比べ転職活動がスムーズに進む可能性が高いです。
(理由)

  • 勤務地や就業時間にとらわれずに転職先を選ぶことができるので選択肢が広がる
  • 単身者のほうが転勤や異動が可能な人材と認識されるため
  • 選考の際に産休や育休の可能性を考慮される可能性が減るため

▼デメリット

①転職直後に結婚式や新婚旅行を予定している場合は休暇が取りにくい場合も考えられる
②転職後すぐに結婚する場合、新しい環境の両立が大変な時期があるかもしれない

(注意点)
面接で「今後の結婚の予定」などについて質問された場合は、ごまかさずに真実を答えましょう。

結婚後に転職をする場合(結婚後しばらくは現職の仕事を続ける場合)

▼メリット

①現職の企業から結婚祝い金をもらえる(企業規定による)
②結婚式や新婚旅行を計画している場合、準備や本番に有給休暇を使用することができる

▼デメリット

①結婚後に転職活動をすると、『産休・育休』の予定や可能性を選考で考慮される可能性が高くなり、就職活動が難航する場合もある。
(対策)

  • 「なぜこのタイミングで結婚したのか」という理由をきちんとまとめる。
  • しかるべき理由(配偶者の転勤など)があれば不利にはならない

②独身女性に比べてキャリアアップ転職が難しい可能性がある
(理由)
既婚女性は出産や育児の可能性があるのでキャリアアップ転職を目指している場合は転職のタイミングを検討することはとても重要です。
できれば独身のうちに転職をし、転職先で実績を積んだあとに産休・育休に入ったほうが昇給昇進のチャンスが広がります。

参考 「先輩女性」たちのホンネに迫る!転職するなら、「結婚後」よりも「結婚前」!?とらばーゆ

企業の育休・産休取得実績の情報を知りたい!

企業の育休・産休取得実績の情報を知りたい!

『厚生労働省/若者雇用促進総合サイト』

≪サイトTOPページ≫
厚生労働省/若者雇用促進総合サイト

厚生労働省/若者雇用促進総合サイト
引用元:厚生労働省職業安定局|若者雇用促進総合サイト

≪絞り込み検索機能≫
厚生労働省|若者雇用促進総合サイト|就職支援に積極的な優良企業検索
引用元:厚生労働省|若者雇用促進総合サイト|就職支援に積極的な優良企業検索

このサイトで企業情報を検索すると、基本的な企業情報のほかに、「産休、育休、企業の女性の割合」など女性が転職の際に求めている情報を収集することができます。

(検索できる内容の一例)
「女性育児休業の取得実績(率)」
「男性育児休業の取得実績(日数)」

▼『産休・育休制度』について入社前に確認すべきポイント

  • 社内の男女比率
  • 産休育休制度の取得実績
  • 産休育休から復帰したとき、同じ部署に戻るのか、別の部署で勤務することになるのか

※『産休・育休制度』は労働基準法により定められている法律です。
そのため労働者は企業に対し、産休・育休を申し出る権利があります。

ただし、現在も産休や育休が取得しにくい企業は存在します
(本来、産休に入るタイミングで退職しなければならないケースなど)

将来的に出産を考えている場合は、口コミサイトや企業情報サイトの内容を確認したり、面接時や転職エージェントを経由して『産休・育休制度』の実績について質問してみましょう。

参考 正社員でなくても取れる「産休・育休期間」シミュレーションとらばーゆ

企業が20代後半の中途入社者に求めている『社会人基礎力』って?

社会人基礎力

企業が中途採用をするときに、求職者に対して求めているのはどのようなスキルか。

  • 「実務経験」
  • 「資格」
  • 「前職での個人成績」

など職種により必要なスキルは異なりますが

どのような職種・業種においても必ず求められるのは

  • 「社会人基礎力」
  • 「年齢に伴った社会常識」

の2点です。

「社会人基礎力」ってなに?


経済産業省|METI|社会人基礎力
引用元:経済産業省|METI|社会人基礎力

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しています。企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育成していくことが今まで以上に重要となってきています。
引用元:経済産業省|METI|社会人基礎力

上記の通り、社会人基礎力とは

  • 「前に踏み出す力」
  • 「考え抜く力」
  • 「チームで働く力」

の3つの能力から構成されている「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」です。

まとめ:ライフプランに合わせて転職する時代。

営業 知ってほしい事

女性の社会進出が当たり前の現代
『女性が働きやすい環境づくり』に力を入れている企業も増えています。

フルタイム、時短勤務、パート勤務…
様々な働き方を選択できる時代だからこそ、自分の希望や意思はしっかりと固めた状態で転職活動に臨みたいですね。

転職する前に、

  • 自分はなぜ転職したいのか
  • 転職後にどのような社会人人生を歩みたいか
  • 今後の人生のなかで何を重要視していくのか

ライフプランについて、まずはじっくりと考えてみましょう!

よりよい転職をするなら…
この記事では、「20代後半の女性の転職に役立つ5つの情報」をご紹介しましたが、転職を成功させるなら、転職エージェントは必須!しかも「求人数の多い」転職エージェントがおすすめです!それらを知りたい方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。
転職エージェントおすすめ18選【転職のプロが比較】転職エージェントおすすめ比較ランキング/評判や口コミも掲載
この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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