未経験でも外資系に転職出来る?日系企業との違いと求められる人材

この記事の管理者株式会社アドバンスフロー
代表取締役 中塚 章浩

大手総合人材会社を経て、リクルートに勤務。その後、現在の株式会社アドバンスフローを設立。派遣業務、転職エージェント業務、新卒採用代行業務など、幅広い業務を経験。

未経験でも日本企業から転職できるのでしょうか?

外資系企業というとなんとなく給料が良くて休みが取れて社員に優しいというイメージがある人は多いと思います。

この記事では、実際外資系企業で働くのはどうなのか、外資系企業の特徴を日本企業と比較しながら紹介していきます。

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外資系企業に未経験で転職することは可能?

外資系企業に就職した経験が無くても外資系企業に転職することは可能です。

しかし、今まで経験したことのない職種への転職や新卒で入社するのは難しいでしょう。
というのは外資系企業は即戦力を求めている事が多く、日本の企業のようにまずは研修から始まり、実践をしながら育てていくことはしないからです。

新卒で採用される人は、外資系企業でインターンを経験し課題解決をするグループワークなどである程度経験をしてきた人が多いです。

未経験でもスペシャリストなら可能!

今までの会社で培ってきた経験が転職先の外資系企業にとって役に立ちそうな事であれば外資系企業への転職も可能です。

例えばプログラマーとして色々とやってきた経験があるとか、金融関係の仕事をずっとやってきた事があるとか、世界中どこでも共通の仕事内容でニーズのあるような仕事の経験があれば転職することはそれほど難しくは無いでしょう。

外資系が未経験の女性でも転職できる?

外資系企業は成果主義なので男性でも女性でも関係無く、例え外資系企業の勤務が未経験でも能力のある人なら採用します。

福利厚生に関しては育児休暇や有給などの休暇に関することは比較的とりやすいですが、退職金や、社員全員に配るボーナスのようなものは無い事が多いので子供が生まれてからは専業主婦になると考えていればある程度勤めると退職金のもらえる日本企業の方がいいかもしれません。

外資系の転職は地獄?しんどい?

外資系に限らず中途採用で入社した場合は即戦力となることを求められるため最初はしんどいのはどこの会社でも同じことです。

特に外資系企業は成果主義で安い固定給の上に成果によって上乗せされるという給料体系をとっているため結果を出せないと薄給となり、最悪の場合、解雇されることもあります。

日本だと色々と頑張って努力してみた結果ダメだったという場合はしょうがないと上司もある程度温情措置を取ってくれることもありますが外資系企業は結果が全てなので社会情勢などとのタイミングが悪ければ悪い評価を下されることもあります。

転職したのにすぐ解雇となり、元の会社にも戻りにくくなり、路頭に迷うという地獄がやってくる可能性があるので転職は慎重に考えなければなりません。

保険などの営業職は比較的入社はしやすいですが結果が数字で出てきますので特に明暗が分かれやすいです。

外資企業はどんな人材を求める?

それでは外資系企業から見た能力の高い人というのはどういう人のことを指すのでしょうか。

ジェネラリストよりもスペシャリスト

外資系企業は色々なことをほどよく出来るジェネラリストよりも何かに特化して能力があるスペシャリストが求められます

日本企業の社員は割と色々なことを出来るように育成される会社が多いので、スペシャリストは育ちにくいですが、外資系企業の転職を考えている場合は色々なことを任される中でも何か自分の得意な部分を見つけておくことが重要です。

チームワークよりも個人能力

外資企業の職場は実力主義です。

日本企業と違い、残業をしている=高い評価になる風習はありません。定時で仕事を終わらせることに意義があると感じており、みんな黙々と自分の仕事に取り組んでいます。
このように外資企業は一人でもくもくと仕事をしたいという人には向いているかもしれませんが、チームワークで周りの同僚を頼りにしながら仕事をしていた人はとまどうかもしれません。

また同じ部署のみんなで団結を深めるために飲みに行くというようなことは少ない傾向があるようです

日本人が多い職場でも英語力は必須

外資系企業の本社は海外にあるので本社とのやり取りの際は英語を使うことになります。

日本人が多い職場であっても上司は外国人であったり、社内で配布される資料やWeb会議では英語力が必須になります。

一方で、外食チェーン店のように日本に根付いて長い企業の場合は英語は不要となる事もありますし、仕事のポジションによっては必ずしも英語ができないといけないということもありません。

しかし、英語力不足で上司とのコミュニケーションが取れなかったり、資料を翻訳しながら読むのでつらいという声も多いので外資系に転職を考えているのであれば英語力は身につけておいた方が良いでしょう。

日系企業と外資系企業との違いとは?

それでは日系企業と外資系企業との違いはどのようなところがあるのでしょうか。

ほぼどこの企業でも共通している点を5つ紹介します。

1.給料が成果主義

外資系企業は給料が成果主義のため頑張って結果を出せば給料は増えますが、結果を出せないと安月給となってしまい安定した生活はあまり望めません

給料は年棒制でボーナスもありませんが、そのかわりインセンティブという成果を出した分だけ給料をもらえるというシステムをとっています。

2.長期休暇が取りやすい

外資系企業は有給や育児休暇など休暇に関する福利厚生に関しては日本企業よりも充実しています。

欧米では一ヶ月有給をとってバカンスに出かけるということも普通ですので日本にある外資系企業でも長期休暇が取りやすいです。

3.結果を残せないとすぐ解雇

外資系企業は成果主義なので結果を残せないと給料が減るばかりか最悪の場合は解雇もあります。

そのため仕事の時間以外にも常にアンテナを張って、どうすれば成果を出せるかを考えなければならないので人によってはストレスとなるかもしれません。

4.仕事時間外の交流会が無い

外資系企業では飲み会などは基本的にありません。

日本人が多い職場であってもランチタイムに歓迎会などを済ませる場合が多く、仕事が終わった後に飲みに行くことはあまりありません

日本企業ではよくある会社負担の慰安旅行や、豪華な忘年会なども無いのでそのような交流会が好きな人にとってはつまらない日々となってしまうかもしれません。

5.即戦力を求められる

外資系企業では即戦力を求められ、社内独自のルールを勉強する機会くらいは与えられる場合もありますが研修でじっくり育てるということは基本的にはありません

日本のように働きながら教育するというようなことは行われず、そのようなことはインターンで行われます。

外資系企業に転職するには?

それでは以上のような外資系企業の特徴をしっかり理解したうえでぜひ転職したいと思った場合、どうしたらいいのでしょうか。

まずは英語の履歴書を用意する

外資系企業でも日本法人がしっかりと独立している場合は通常使われるような日本語の履歴書でも大丈夫ですが多くの場合は英語の履歴書が必要です。

履歴書が英語なのか日本語なのかは求人の際に書いてあるのでしっかり確認しましょう。

日本の履歴書との違い

英語の履歴書と言っても日本式の履歴書をそのまま英語にすればいいという訳ではありません

文房具屋などで売ってある履歴書を使うのではなく、パソコンで作るのが一般的です。

職歴や技能を書きますがテンプレートがインターネットのサイトにあるのでそれを使うと便利でしょう。

アメリカ系とヨーロッパ系の履歴書で異なる点

アメリカとヨーロッパで履歴書の書き方が異なってきます。

例えばアメリカでは生年月日や顔写真などは必要ありませんが、ドイツでは日本と同じように顔写真と生年月日を求められます

しかしながら顔写真や生年月日があってはダメということは無いので記載しておくことにこしたことはないでしょう。

カバーレターを用意する

日本の履歴書との最大の違いがこのカバーレターというものでしょう。

マイナビ転職GLOBALに詳しい説明がありましたので、引用してご説明します。

カバーレターとは
カバーレター(Cover Letter)とは英文履歴書に添付する書類のことで、志望動機や自己PRなど、職歴以外のアピールポイントはここに記載します。採用担当者が一番に目を通すものなので、非常に重要な書類と言えます。「履歴書を見てみよう」と思ってもらうためにも、カバーレターで効果的に自己アピールをすることが必要です。
引用元:マイナビ転職GLOBAL カバーレターの書き方

カバーレターには自分がどういう人物であるか、どんな仕事をやってきたかなどの自己PRを書き、履歴書と一緒に渡します。

履歴書に書かれている学校や会社に連絡がいくこともある

大きな外資系企業では先方の人事が転職希望者の履歴書に書かれていることが事実か確かめることがあります。
事例として以下のようなことがあったようです。

  • 人事が探偵社に依頼し転職希望者の調査した
  • 転職希望者の以前働いていた職場や在籍していた大学に「どのような人物だったか」と電話をかけて尋ねてきた
しかし日本では個人情報保護法があり、このような電話があっても答えません。
そのため、転職希望者は以前働いていた職場や在籍していた大学に連絡し「外資系企業から電話がかかってきたら答えてほしい」とお願いしなければならないというケースもあります。

また転職希望者が複数の会社で働いていた場合、在籍証明書を提示させられることもあり、退職の際は一緒にもらっておくと便利です。

履歴書には嘘のないように正確に書くようにしましょう。

転職エージェントに相談

今やっている業務も忙しいのに色々と考えることややることがあって余裕が無い人は転職エージェントに相談してみるのが一番早く、確実です

自分では分かりづらい適正なども客観的に見てくれて、今まで転職のサポートをしてきた経験もあるので心強い味方となってくれるでしょう。

特に外資系転職は日本との常識とは違う場合があり、調べる時間がもったいないので転職エージェントに頼るのをお勧めします。

まとめ

スペシャリストの自信がなければ今の仕事をしながら身につけよう!

外資系企業では即戦力のスペシャリストが求められます。

今の仕事ではジェネラリストとして色々なことをやっている人はその中で特に得意なものを見つけてそこの能力を伸ばしておきましょう。

運よく外資系企業に就職出来たとしてもすぐに解雇になっては意味がありませんのでしっかりとスペシャリストとして自信が付いた時に転職先を探すのが安全です。

転職エージェントへの相談がおすすめ!

自分はスペシャリストとしてやっていけるのか、外資系への転職はどのくらいの能力が求められるのかよく分からない場合は転職エージェントに相談することをおすすめします。

転職エージェントの元には過去の経験とデータがあるのでスペシャリストと言ってもどのくらいのレベルが求められているのかが分かりますし、客観的な視点で判断をしてくれます

今の自分の能力で外資系企業に転職してやっていけるのかが不安な人はまずは転職エージェントに相談しましょう。