株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「20代、職歴が浅い状態で転職するのは難しいの?」
「やっぱり最低3年は1社で働くべき?」
「職歴も、自慢できるスキルもない場合、市場価値は低いのかな…」
『20代での転職』や『職歴が浅い状態での転職』はいまの時代、珍しいことではありません!
職歴が浅くても、『やる気』や『吸収力』がある20代であれば採用される可能性は大いにあります。
この記事では職歴3年未満で転職を検討中の20代に向けた
- 【タイプ別】退職&転職との向き合い方
- なんとなく辞めたいとき
- 勤務先がブラック企業のとき
- 辞めた後の転職活動が不安なとき
- 転職に必要な心構え
- 企業が職歴3年未満の中途採用者に期待しているスキル
についてご紹介します。
いまの仕事を続けるべきか、転職活動を始めるべきか迷っている方に是非ご一読いただきたいです。
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目次
【職歴3年未満/退職&転職との向き合い方】
①なんとなく、いまの仕事を辞めたい
→退職したい理由が「なんとなく辞めたい」以外に思いつかない場合は、いまの仕事はひとまず続けるべきです。
勤続年数はできるだけ長いほうが、その後の転職活動に有利です。
決定的な辞めたい理由ができるまでは、いまの職場でスキルを積んだり、資格取得を目指して勉強するなど『転職するタイミングに向けた下準備』に励みましょう。
②新卒で入社したが、ブラック企業だった…。
残業、パワハラ、つらいです…
→心身ともに危険な状態なら、勤続年数は気にせずに辞めたほうが賢明です。
労働環境に対する意識が高まっている現代、ホワイト企業や福利厚生がきちんとしている企業もたくさんあります。
ブラック企業で働き続け、心身をすり減らしてしまうことはとても危険です。
なるべく早く転職活動をスタートさせて新しい環境を手に入れることをおすすめします。
③辞める気持ちはすでに固まっている。
面接で勤続年数の短さについて聞かれたら、どう答えればいい?
→退職理由が『自己都合』の場合は、
『退職理由をきちんと説明すること』
『転職後に前向きな気持ちで仕事に取り組む意思があること』
上記2点を面接で伝えることで、勤続年数の短さをカバーすることができます。
【職歴3年未満/転職に必要な心構え】
『勤続年数が短い人』は企業側から見て、
「採用しても、すぐに辞めてしまうんじゃないかな…」
「忍耐力がない人なのかな…」と思われてしまう場合があります。
どうすれば自分のやる気が伝わるのか
どうすれば採用に繋がるのか
ここでは転職活動中はもちろん、入社後にも必要な『心構え』をお伝えします。
企業が『入社3年未満の転職希望者』に求めているものとは?
基本的に企業は『入社3年未満の転職希望者』にスキルや経験値は求めていません。
企業が『入社3年未満の転職希望者』に求めているものは大きく2種類に分かれます。
『年齢に伴った最低限の社会常識、社会人としてのマナー』
『若さ』
『ポテンシャル(可能性)』
『柔軟性』
『適応力』
『素直さ』
『謙虚さ』
企業が中途採用者(職歴3年未満)の人物に期待しているのは
『物事に柔軟に取り組める人物』
『今後の可能性を感じる人物』
かどうかという点です。
未経験業種や未経験職種でも、こういった素養があることを上手にアピールすることができれば採用に繋がる可能性が高くなります!
まとめ:『転職後の社会人生活』を充実させるには「自分自身を高める努力」が必要不可欠!
転職をして新たな環境で働くことで『すべてがうまくいくようになる』というわけではありません。
前職での経験や失敗をしっかり反省し、自分自身を高めていく努力が必要不可欠です。
転職について十分に検討をした結果、転職をせずにいまの職場での仕事を継続するという結論に至る方も多くいます。
いまの職場で勤務を続けながら、自分のスキルや市場価値をじっくりと高めていくことで自分の可能性を広げることもできます。
ひとつの企業で働き続けることにより、将来的に『20代の自分には出来なかったスキルアップ転職』を実現できるかもしれません。
転職はタイミングを見極めることが大切です。
自分の納得のいく社会人生活が送れるように将来設計についてしっかりと検討しましょう。
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