【転職のプロが教える】転職エージェントの賢い使い方とは?転職エージェントが教える使い倒す方法

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「転職エージェントを賢く使うにはどうしたらいいの?」
このようなお悩みを抱えていませんか?

この記事では、転職エージェントを使い倒す賢い使い方について解説します。

転職エージェントを利用中の方、またはこれから利用を検討されている方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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転職エージェントを賢く使い倒す方法とは?

転職エージェントをより賢く使い倒す方法として、以下のような使い方があります。

  1. 面談で将来のキャリアプランを相談
  2. 選考通過率を上げる
  3. 非公開求人の情報を積極的にもらって応募
  4. 企業との交渉を依頼して年収アップ
  5. 選考時の企業側評価を教えて選考通過率を上げる

1.面談で将来のキャリアプランを相談しよう

キャリア面談では、今後のキャリアプランについても相談することができます。

例えば、今まで営業職だったけど、これからはスキルを身に付けてシステムエンジニアに転職したい。今からでも間に合うのか?未経験でも大丈夫なのか?という相談ができます。

また逆に、これまで技術職だったけどこれから営業職に挑戦してみたい。自分に営業職が合っていると思うか?などもあります。

あなたのこれまでの経験や強みを生かして、今後どのように活躍していきたいか、そのためにどのように活動していけばいいのかを是非相談してみてください。

2.応募書類の添削や模擬面接で選考通過率をあげよう

応募書類の添削や模擬面接で転職活動のプロのアドバイスを受けることによって、選考の通過率は格段に上がります。

具体的な数字は公表されていませんが、何度も見直し、練習を繰り返すことで本番で力を発揮できます。

ただ、アドバイスを何回受けられるのかは、転職エージェントによって異なるため、担当者に連絡を取り確認してみましょう。

3.非公開求人の情報を積極的にもらって応募しよう

転職エージェントがもっている非公開求人の情報を積極的にもらいに行きましょう。

非公開求人には主に2つの特徴があります。

1つはスピード重視で進めるケースで、これは急な人事異動や退職者が出た際、欠員募集のために行われます。

もう1つは新規プロジェクトの立ち上げなど、企業戦略に関わるケースで、この場合ライバル企業に知られずに採用活動を進めたいという意向があります。

自分の目指す方向性が決まっている人やスキルを生かしてキャリアアップを目指す人は、このような非公開求人への応募がおすすめです。

あなたが非公開求人に積極的に応募したいと思うのであれば、転職エージェント担当者と積極的に連絡を取るといいでしょう。

担当者から企業側が具体的にどのような人物を求めているのかを情報を得て、自分に合っている、経験が生かせそうと思えば応募してみましょう。

4.企業との交渉を依頼して年収をあげよう

内定を承諾する前に転職エージェントに依頼し、企業と年収交渉してもらうことができます。

もし、年収で譲れない金額があれば、あらかじめ転職エージェントの担当者に伝えておく方がよいでしょう。

ただし企業側にも社内規定があり、必ずしも希望が通らないケースもあります。あなた自身の市場価値がどのくらいあるのか、担当者と相談しながら必要に応じて交渉してもらうことをお勧めします。

5.選考時の企業側評価を教えてもらって応募書類や面接対応に磨きをかけよう

残念ながら不採用だった場合、転職エージェントを通して理由を聞くことができます。

例えば、
・求めている人物像と違っていた。
・志望動機から熱意が感じられなかった
などの理由がありました。

企業からの評価を聞くことで、次に応募する企業の選考対策に活かすことができます。

改めて応募書類を見直し、あなたの魅力が伝わるような内容になっているか、面接練習では熱意が伝わるかなどを担当者にフィードバックを受け、改善することで次の内定に繋がります。

転職エージェントを賢く使うために重要なポイントとは?

転職エージェントを賢く使うためには、以下の2点が重要です。

  1. 担当者とは本音で付き合う
  2. 担当者への返信(レスポンス)を早くする

担当者とは退職理由などうわべだけで話すのでなく、なぜ退職したいのか、今後自分が何をしていきたいのか、率直に伝えた方がよいです。

また、気になったことは遠慮せずに担当者に伝えましょう。違う業界の求人を紹介して欲しい、面接の練習がしたいなど、本音で何でも話すことでお互いの理解が深まります。遠慮せず話すことがよりよい求人紹介にも繋がります。

また、転職エージェントの担当者から求人情報や面接日程などの連絡があれば、なるべく早く返信する方がよいです。

条件が良い求人ほど、応募者も多いもので、返信が遅れているうちに、面接日程が埋まってしまったり、採用枠が埋まってしまうこともあります。企業側にも、返信が遅いことで志望度が低いと見なされるケースもあるため、早めに返信することを心掛けましょう。

転職エージェントから見て求職者は賢く使っていると見える?

転職エージェント側から見て、賢く使っている人とそうでもない人に分かれていると感じています。

賢く使っている人は、担当者と積極的にコンタクトを取り、情報を積極的に取りに行って求人に応募しています。

また改善点があれば修正して次に活かすという対応もしており、賢く使っている人の方がスピーディーに転職活動が進む傾向があります。

逆にまだまだ賢く使っていないと感じる人は、どこか遠慮がちな傾向があります。

自分が応募して本当に受かるのかな?このままで大丈夫なのかな?など、不安なことがあってもなかなか伝えられない人も少なくありません。思い切って担当者に自分からコンタクトを取りましょう。あなたの熱意が伝わると、担当者も積極的に動いてくれます。

転職エージェントを賢く使うために転職意欲は偽るべき?

今すぐ転職する気持ちがないのに「すぐに転職したい」などを伝えることはやめましょう。

担当者もプロです。意欲がないことはすぐに伝わり、嘘をつくことで信頼関係も築けなくなります。

「今は転職するつもりはないけど、情報だけ得ておきたい」と伝えても、担当者は対応してくれます。本当に転職したくなった時に生かせるように行動しましょう。

どの転職エージェントに登録するかは賢く使うために重要なの?

転職エージェント選びは重要です。

転職エージェントには、幅広い業界や職種を扱う総合型と、特定の業界や職種を扱う特化型があります。また、全国レベルで展開している、地域密着型で展開しているという違いもあります。

あなたが希望する業界、職種によって登録した方が賢く使えます。よくわからない場合は、複数登録して、自分に合った方を利用しましょう。

どの転職エージェントを選べばいいの?

希望する業界、職種によって選ぶべき転職エージェントは異なります。

もし、全国転勤OKの営業職を希望するなら全国レベルで展開している総合型の転職エージェントがお勧めです。

逆に、地元で働きたい、看護や介護など資格やスキルを生かしたいのであれば、特化型や地域密着型を選ぶ方がよいでしょう。

ただし、総合型の転職エージェントでも、資格を生かせる求人もあります。やはり両方登録してみて、自分に合った方を選択することをお勧めします。

そもそも転職エージェントではどんなことができるの?

転職エージェントって、名前はよく聞くけど具体的にどんなサービスが受けられるのだろう?

そんなことを思っている人も多いと思います。まずは転職エージェントではどんなサービスが受けられるのか順番に説明していきます。

1.キャリア面談

キャリア面談とは、転職エージェントの担当者と求職者で行う個別面談です。

キャリア面談は、対面・WEB・電話などの形式から選ぶことができます。コロナ禍以降はWEBで実施されることが増えてきました。

キャリア面談は40分~1時間程度の時間を掛けて、これまでの経歴や仕事内容、強み、アピールポイントを掘り下げます。更に、転職理由や希望条件の確認をして、今後の転職活動の進め方についてアドバイスを受けることができます。

2.求人紹介

キヤリア面談後、あなたの希望や経験に合った求人の紹介が始まります。

一般的には、マイページという個人の管理ページで紹介されます。締め切りが近い求人や、担当者が「どうしてもあなたに紹介したい」という求人があれば、直接電話やメールで連絡がくる場合もあります。

転職エージェントから紹介される求人は、外では公開されていない「非公開求人」も含まれます。また、希望すれば企業からオファーがくる「スカウト求人」が届くこともあります。

3.応募書類の添削

転職支援を長く行ってきたノウハウを元にした、応募書類の添削を受けることができます。

応募書類では、
・これまで経験してきた業務内容
・その経験で学んだこと
・転職先で生かせる強み
・志望動機
・自己PR
これらのポイントを取り入れつつ、読みやすい書類になっているかが特に重要視されるポイントです。

応募前に転職エージェントの担当者からアドバイスを受けることで、より完成度の高いものに仕上げることができます。

4.模擬面接

書類選考が通過し、面接の日程が決まれば模擬面接を受けることができます。

模擬面接とは、応募先の企業を想定しての実践練習です。

面接では、特に志望動機や自己PRをしっかりと伝えられるかが重要になるため、自分のことがしっかりアピールできているか、担当者からのアドバイスを生かして本番に備えましょう。

5.日程調整

転職エージェントを利用すると、面接日の日程調整も依頼できます。

在職中などでスケジュールの都合がつけにくい時も、企業側と日程の交渉してもらうことができます。また、同時並行で複数の会社に応募していることが多いので、他社と面接日程が重ならないように、調整を依頼することも可能です。

6.条件交渉

内定が出たら、内定を受諾する前に条件交渉も依頼できます。

入社日や年収など、自分では伝えにくいことも転職エージェントが間に入って話をしてもらうことができます。

また、在職中の場合、退職交渉の進め方なども相談できます。納得した形で転職を終えるためにも、条件交渉は大切です。

まとめ

この記事をまとめると、

転職エージェントを賢く使い倒す方法はいくつもあります。

ただ使い倒すためには、担当者と密に連絡を取り、本音で付き合う。自分に合った求人を紹介してもらうことが大切です。

応募書類や面接のアドバイスを受けて、評価はしっかりと受け止めて次へ活かす。そのことが転職活動への成功に繋がります。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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