【転職のプロが教える】転職エージェントとの面談で名刺交換する必要はあるの?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「転職エージェントの面談って名刺いるの?」
「名刺ケースはいらないのかな?」

と思っていませんか。

この記事では、転職エージェントとの面談での名刺の取り扱いについて解説します。

社会人として転職エージェントとの面談に名刺が必要では?とお考えの方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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転職エージェントとの面談や紹介された企業との面接で名刺交換する必要はあるの?

転職エージェントとの面談や、紹介された企業との面接では、名刺交換をする必要はありません。

面談や面接に、自分の名刺は持参不要です。

ただし、名刺ケースのみならむしろ持参した方がよいです。

名刺ケースがあれば転職エージェントの担当者や、紹介された企業の面接官から渡された名刺をケースの上に置くことができます。

面談や面接の終了後も名刺をスムーズにしまえるので、名刺受取のマナーも守れます。

MEMO

名刺受け取りをする際はどうしたらいいの?

座っている場合は、まず立ち上がりましょう。

名刺ケースを中指・薬指・小指で支えたまま、相手の名刺の両端に両手の親指と人差し指で軽く挟むように持ち、「頂戴いたします。」と言います。

受け取ったら、名刺を胸と鎖骨の間くらいの高さに持ち上げた後、名刺ケースの上にそっと置きましょう。

転職エージェントや紹介された企業の採用担当者に自分の名刺を渡してはいけない理由は何?

自分の名刺を渡してはいけない理由は、名刺は登録者や応募者が渡すものではないからです。

名刺は法人間の取引で交換、またはサービスを提供する側が受ける側に渡すものです。

そのため、転職エージェントの担当者や、求人事業の面接官に名刺を渡してしまうと、常識が無い人物だと思われてしまいます。

また、現職に未練やプライドがあり、内定を出しても辞退されるリスクが高いのではと感じます。

結果、求人紹介の優先順位を下げられる、または不採用になる確率がかなり高まってしまいます。

名刺を渡す以外に転職エージェントとの面談でやってはいけないことはあるの?

名刺を渡す以外に、転職エージェントとの面談でやってはいけないことは、以下の3つが挙げられます。

  1. 前職・現職の愚痴ばかり言う
  2. 時間にルーズ
  3. 忘れ物が多すぎる

上記に挙げた3つのポイントは、転職エージェントの担当者が企業に紹介するのは難しいと感じてしまう登録者の特徴でもあります。

特徴1. 前職・現職の愚痴ばかり言う

前職や現職の愚痴を、言い過ぎないようにしましょう。

残業が月100時間以上あった等、退職する直接の原因となった仕方ない事情を言うのは問題ありません。

しかし、人間関係や労働条件などに関して、あまりに愚痴ばかり言う登録者に対しては「転職エージェントが紹介した企業に入社しても、同じように言うかもしれないな」と感じます。

特徴2. 時間にルーズ

転職エージェントとの面談には、開始時間の約5分前に到着しましょう。

遅刻も早すぎる到着も、印象が良くありません。

「求人企業との面接にも遅刻、または早すぎる時間に到着するのでは」という印象を与えてしまうからです。

電車の大幅な遅延等やむを得ない理由で遅れそうな場合は、遅れると判った時点で転職エージェントに連絡しましょう。

特徴3.忘れ物が多すぎる

面談時の持ち物は事前に確認し、当日の忘れ物が無いようにしましょう。

例えば、面談の前日までに履歴書や職務経歴書の提出を求められていたのに、何の事前連絡もなく提出を忘れるなどです。

他にも資格証明書やポートフォリオなど、持参を求められていたものを複数忘れてきた場合は「転職する気があるのか」と転職エージェントに思われてしまいます。

転職エージェントとの面談を成功させるコツは?

転職エージェントとの面談を成功させるコツは、事前準備をしっかりしておくことです。

履歴書や職務経歴書のチェックを提出前に自分でも行えば、修正点の少ない応募書類を転職エージェントに提出できます。

「職務経歴書 書き方」等で検索し、模範例と自分が作成した応募書類を比較してみましょう。

当日の持ち物や服装を、転職エージェントとの面談を予約した際に送られてくるメールで確認し、忘れ物をしないことも重要です。

やる気がある登録者に対しては、担当者もより良い求人を多く紹介しようという気持ちになります。

転職エージェントから受け取った名刺はずっと持っているべき?

名刺は、転職先の会社に入社して試用期間が経過するまでは持っておくことをおすすめします。

確かに転職エージェントの担当者のメールアドレスや電話番号は、やり取りしていれば履歴に残ります。

しかし、何らかのトラブルでデータが消えてしまう可能性もあります。

例えば万が一にも、転職先の企業で募集時とはあまりにもかけ離れた労働条件の相違があり、再度転職したいと考えることがあるかもしれません。

もう一度転職エージェントに力を貸してほしい時にも、名刺があれば担当者とスムーズに連絡が取れます。

まとめ

この記事をまとめると、

転職エージェントとの面談や、求人企業との面接の際に、自分の名刺を渡してはいけません。

名刺を渡すこと以外にやってはいけないことは、前職や現職の不満を言い過ぎたり、遅刻や忘れ物をしてしまったりなどです。

面談の前に準備を万全にすれば、転職エージェントから紹介される求人の量と質がアップするでしょう。

この記事が、あなたの転職活動に役立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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