【転職のプロが教える】第二新卒が転職を成功させるには?転職成功に必要なコツとは

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「第二新卒の転職を成功させるには?」
「第二新卒の転職って難しいって本当?」

と思っていませんか。

この記事では、第二新卒の転職を成功させるコツを解説します。

転職を検討している20代の第二新卒の方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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第二新卒が転職を成功させるには何から始める?

第二新卒の転職を成功させるために、まずは自己分析の深堀りと転職軸を決めましょう。

自己分析については、ほとんどの人が就活時に実施済みだと思いますが、社会人として働いてからでは学生時代とは異なる考え方や価値観が変化する部分もあるでしょう。そのため、「今の自分」について理解を深めることが重要です。

転職軸とは、転職する際に大切にしたい条件のことを指します。勤務地(転勤不可)、仕事内容、給与、福利厚生など、人によって様々ですが全て叶えるのは現実的ではありません。なかでも絶対に叶えたいものを3〜5つ選び出し、優先順位をつけていくことで、転職軸がみえてきます。

このように、自己分析の深堀りと転職軸の決定をセットで行うことで、「自分はこういう人間なので、今の会社を退職したい、転職先には〇〇を求める」という軸が出来上がるため、多くの選択肢と情報を目の当たりにしてもブレることなく自分にとって最適な選択と決断ができるようになります。

第二新卒は転職成功させるのが難しいって本当?

残念ながら本当です。第二新卒だからといって転職成功しやすいことはないです。

現在コロナ禍によって有効求人倍率が低下しており、即戦力採用を重視している企業が多いです。そのため第二新卒や未経験者にとっては、転職活動が以前より厳しい状況と言えるでしょう。


画像引用元:厚生労働省「令和3年版 労働経済の分析 -新型コロナウイルス感染症が雇用・労働に及ぼした影響-|第2章 雇用・失業情勢の動向」

このような状況下では、「みんなと同じ」では書類選考や面接を通過させるのが難しくなってきます。企業にとって「この人を採用したらプラスになる」と思わせるためには、戦略的に転職活動を進めていく必要があります。

第二新卒の転職成功率を上げるためには?

第二新卒が転職の成功率を高めるために、以下の4つを行うことをおすすめします。

  1. 転職ノウハウを学ぶ
  2. 第二新卒ならではの強みをアピール
  3. 企業のニーズを理解する
  4. 自分に合う転職サービスを利用する

1.転職ノウハウを学ぶ

転職活動とはどういうものなのか、どのように進めたらいいのかといった転職活動の基本的な知識と有利に進めるための情報が必要です。

転職活動に「絶対」はありませんが、進め方や方法には、自分に合うものと合わないものがあります。

効率良く学ぶためには、転職エージェントに登録し担当のキャリアアドバイザーに些細なことでもすぐに質問できる環境があるといいでしょう。

2.第二新卒ならではの強みをアピール

第二新卒では、経験値やスキルの浅さや人柄がアピールポイントになります。

特定の企業の色に染まっていない柔軟性や、若いときこその体力、仕事に対する前向きな姿勢が大きく評価されるものです。

採用側としては「第二新卒=早期離職者」と懸念されることもあるので、退職理由はポジティブな内容にし、退職を決意した経緯をしっかりと説明することも非常に重要になってきます。

3.企業のニーズを理解する

第二新卒を採用している企業の目的を見極めてみましょう。

一般的には転職=即戦力採用となるなかで、経験値の少ない第二新卒を採用している背景が分かれば、そこを自分のアピールポイントにしてみるものいいでしょう。

面接時の「最後に何か質問はありますか?」という時に、「今回の採用者に期待することはなんですか?」という質問をしてみるのもひとつの手段です。

第二新卒採用している多くの企業は、学生から社会人となる新卒を一から育て上げるよりも第二新卒を採用したほうが企業側の負担も少ないためメリットだと考えています。そのため、基本的なビジネスマナーや仕事に対する理解力は最低限必要になってきます。

4.自分に合う転職サービスを利用する

転職サイトや転職エージェントをはじめ、転職にまつわるサービスは多く存在します。

各サービスそれぞれ特徴や強みがあり、同じサービスでも自分に合う、合わないものもあるでしょう。相性のいい転職サービスを利用できれば効率良く転職活動を進められますので、自分に合う転職サービスを探すことも重要です。

第二新卒で転職を成功させる人の特徴は?

転職を成功させる第二新卒は、以下のような特徴があります。

  1. 「転職活動」についてしっかり調べている
  2. 自己分析の深堀りをしていて自己評価と他己評価のギャップが少ない
  3. 転職軸とゴール設定ができている
  4. 計画性のある現実的な転職スケジュールが組めている
  5. 自分に合う転職活動している

上記のような特徴がある人は、複数社内定を獲得していており「選ばれる」よりも「選ぶ」立場にある第二新卒者が多い印象です。

現段階ではこのような特徴に当てはまらなくても、今から変えられるものばかりなので、意識してみるといいでしょう。

第二新卒で転職が成功する人と失敗する人の違いはどんなところ?

「失敗を引きずらないで切り替えができている」、そして「転職活動を楽しんでる」の2点です。

第二新卒では初めての転職活動となる人ばかりで失敗はつきものですが、このミスをしばらく引きずってしまう人も多いものです。そうすると転職スケジュール通りに進められなくなってしまったり、だらだらと長引いて、最終的には転職を諦めるケースもあります。

また、転職活動を苦痛に感じているようでしたら、当然意欲的にもなれず、応募の締め切りが過ぎてしまったり面接準備を怠ってしまうこともあるでしょう。行動力や集中力も低下している状態では転職を成功させるのは難しいものです。

「失敗は成長のチャンス」「同じミスは繰り返さない」「転職活動は貴重な経験なので楽しむ」というマインドを持って取り組むと、視野が広がり選択肢が増え、転職成功への近道となるでしょう。

第二新卒の転職を成功させるために転職時期は重要?

第二新卒が転職する際、転職時期は重要です。

最適な時期には求人数や採用人数が豊富となり内定獲得の確率も上がる可能性があります。しかし、時期を待っているばかりで何も動かなければ何も学べませんし、第二新卒という限られた期間もあっという間に過ぎてしまいます。

実際に転職活動をしたうえでの気付きや学びも多くあるので、本当に自分が応募したい求人が見つかった時にはベストな状態で応募するためにも、転職活動の準備が整い次第スタートしてみるほうがいいでしょう。

第二新卒の転職を成功させるための求人の選び方は?

自分の転職軸と照らし合わせて選ぶことがポイントです。

例えば転職サイトで求人検索する際に、条件など多数のチェックボックスが存在しますが、これは自分が絶対譲れない条件だけチェックして、求人検索してみてください。

その中で、ひとつひとつの求人票から読み取れる社風や会社規模やその他条件を確認したうえで、応募するかしないか判断するといいでしょう。

求人票には求人掲載期間が決められていますが、人気の求人や募集人数に達した求人は掲載期間前に募集打ち切りとなり応募できなくなってしまいます。そのため、気になる求人を見つけた時には、なるべくすぐに応募されることをおすすめします。

まとめ

この記事をまとめると、

第二新卒の転職を成功させるには、自己分析と転職軸の設定が重要です。

第二新卒という貴重な期間で、さまざまな事情や思いがあって転職活動するので成功させたい気持ちがあって当然です。しかし、失敗したくないと焦って転職活動してしまっては自分が望むような転職活動ができない可能性もあります。

まずはしっかりと転職活動に向けた準備をして、転職のゴール設定をしたうえで転職活動を始められれば、転職を成功させる確率も上がるでしょう。

この記事があなたの転職活動に少しでも役立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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