長期派遣はどれくらいの期間?短期との違いとメリット・デメリット

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「派遣で長期の仕事で働いてみたいと思っているけど、どんな働き方になるのか分からない・・・」

とお悩みではありませんか?

この記事では、長期派遣について解説します。

この記事で、派遣社員の長期の仕事の特徴を掴んで、短期も含めた幅広い仕事に挑戦できるようになっていただければ幸いです。

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目次

長期派遣はどれくらいの期間になるの?

一般的に長期派遣は、6ヶ月から1年ぐらいの契約期間を要する派遣のことを指します。

派遣会社によっては3ヶ月以上で長期とするところもあれば、3ヶ月から6ヶ月を中期派遣と呼ぶところもあります。

また、長期契約の更新は3ヶ月に1回行われる派遣先企業が多く、中には6ヶ月に1回で更新を行っているケースもあります。

しかし、派遣社員は同じ派遣先企業で最長3年までしか働けない決まりとなっているため、長期派遣契約であっても、3年が経ったら派遣先企業を変えるか、派遣先企業の直接雇用になるかなどの働き方を変える必要が出てきます。

長期派遣契約後に、派遣先企業から直接雇用として誘われる可能性もありますが、派遣社員として同じ派遣先企業で働き続けることができないようになっています。

派遣とは

そもそも派遣とは、派遣会社と雇用契約を結んで派遣先企業で働くことになるため、給与についてや仕事内容についても派遣会社を通して相談や交渉をしなければなりません。

また、3ヶ月ごとの派遣先企業との契約期間の更新を迎えるまで、派遣社員は仕事を辞めることが原則できません。

そのため、長期で働くのか、短期で働くのかしっかりと考えた上でどのような契約を結ぶのか考えることになります。

自分が働けそうな派遣先企業かどうか精査した上で働くことをおすすめします。

派遣の長期と短期の違い

派遣の短期と長期にはどのような違いがあるのか、更新時期と仕事の取り組み方を比較して解説します。

短い契約と長い契約では、派遣社員の仕事に対する意識も変化することになります。

契約更新の違い

短期の仕事の場合は、派遣先企業の繁忙期に合わせて派遣社員を雇うことが多く、契約満了を迎えると、そのまま契約更新がされないことがほとんどです。

長期の場合は、派遣社員が本当に長く働けるか確認する上で、初回の契約更新のタイミングが1ヶ月から2ヶ月の短い期間で行われることもあります。

初回の契約更新のタイミングで特に問題がなければ、長期契約の場合は長期派遣の期間についてお伝えした通り、3ヶ月または6ヶ月に一度、契約の更新が行われます。

仕事の取り組み方の違い

長期契約を行う場合は、派遣社員に同じ職場で働き続けてもらえるように、派遣先企業側が研修を設けていることなどもあるため、時間をかけてスキルを身につけていくようなケースが多くあります。

その反面、短期契約の場合は短い間に集中して仕事を行うことになるため、より即戦力となるような人材が求められます。

コツコツと経験を積み上げていくのが長期契約、派遣先企業の繁忙期をサポートしたり、特定の時期に必要となる作業を行ったりするのが短期契約というような違いを持っています。

派遣の長期契約のメリットとデメリット

派遣の長期契約のメリットとデメリットは、どのようなところにあるのか紹介します。

長期派遣の良いところと悪いところを見極めて、派遣社員としての働き方を考える参考として役立ちます。

長期派遣のメリット

長期派遣のメリットには、

  • 収入が安定しやすい
  • スキルアップが望める
  • 派遣先企業との信頼関係が作りやすい
  • 学びながら仕事ができる
  • 直接雇用につながりやすくなる

などがあります。

長期派遣では長期的に同じ派遣先企業で働くことになるため、派遣社員は安定した収入が得られやすくなります。

また、じっくりと仕事をしていくことができるため、初めての仕事でも学びながら業務を進めてスキルアップをしていくことも可能です。

さらに、契約期間までトラブルもなく真面目に働き続けることが出来れば、派遣先企業との信頼関係も作りやすくなるメリットも持っています。

長期契約のデメリット

長期契約のデメリットには、

  • 最長3年の契約期限を迎える前の契約更新を断りづらくなる
  • 正社員との待遇差が生まれるケースもある
  • 契約更新がされないこともありえる

などがあります。

派遣の契約期限である最長3年を迎える前に、派遣契約の更新を断りづらいと遠慮しがちになってしまいます。

他にも昇給の機会が正社員よりも少なかったり、昇格のチャンスがなかったりなどの待遇差が気になってしまうデメリットも挙げられます。

また、派遣先企業から契約更新されず3年を迎える前に契約終了になってしまう可能性もあるため、様々なケースに合わせて派遣会社と遠慮せずに相談できるような関係を作っておくことをおすすめします。

派遣の短期契約のメリットとデメリット

短期派遣の、メリットとデメリットについて解説します。

長期とは違う、短期派遣の短所と長所も比較して、派遣社員としてどのような契約をすることが自分にとってメリットとなるのか考える参考としてご活用ください。

短期契約のメリット

短期派遣のメリットは、

  • 生活に合わせた仕事がしやすい
  • 同じ時期に慣れた仕事を選びやすい
  • 様々な仕事を経験できる

などがあります。

短い契約を行う短期派遣は、自分が働きたい時期に合わせて仕事が行えるため、生活に合わせて仕事を選ぶことができます。

また、毎年同じ時期になれば同じ職種の求人が応募されやすくなるため、慣れた仕事を同じタイミングで行うことも可能です。

さらに、短期間で派遣先を変えることになるため、派遣社員として様々な仕事を経験することで自分に合った仕事を探すことにも役立ちます。

短期契約のデメリット

短期派遣のデメリットは、

  • 収入が安定しづらくなる
  • スキルアップがしにくい
  • などがあります。

    短いスパンで派遣先企業や、働き方を変えなければならない短期派遣は、派遣先企業によって収入も変化するため、決まった額の安定した収入が得られにくくなります。

    また、同じ派遣先企業で長く働くことができないため、慣れる頃には仕事が終わってしまうなどの、スキルアップにつながりにくい面がある点にはご注意ください。

    派遣の長期契約を辞める・更新を断る時の注意点

    派遣社員が仕事を辞める時は、長期、短期関わらず注意しておかなければならないことがあります。

    仕事を辞めたいからといって、派遣社員はその場ですぐ辞められるわけではありません。

    途中退職は正当な理由がないと認められない

    派遣社員は、派遣先企業に直接雇用されている雇用期間に定めのない正社員などとは違い、契約期間が定められているため、契約を満了するまで正当な理由がない限りは退職を認めてもらえません。

    「仕事に飽きた」や、「苦手な人がいるから」などの理由では派遣社員の退職が許されません。

    家族の介護が必要になったや、県外への引っ越しが必要になったなど、業務が行えなくなった正当な理由があれば、退職を認めてもらうことも可能です。

    契約満了を迎える前の途中退職は派遣会社からの信頼も失うことになるため、基本的に途中退職をしないことが大切です。

    契約更新の断りは派遣会社に早めに連絡をしよう

    派遣先企業との契約更新を断りたい時は、最低でも1ヶ月前には報告することが重要です。

    派遣会社も、30日前に派遣社員へ契約更新について連絡しなければならないため、派遣社員はできるだけ契約更新についての連絡がある前に、派遣会社に契約辞退を伝えることをおすすめします。

    契約更新辞退の連絡が早ければ、派遣会社も新しい人材を派遣先企業に紹介したり、更新辞退後の、派遣社員の求人探しをしたりなどの行動がスムーズに行いやすくなります。

    契約を断る時は円満な理由を考えておこう

    契約更新時のタイミングで契約を断る際は、派遣社員がなぜ契約更新を断りたいのか報告する必要はありません。

    しかし、何も伝えずに契約更新を断るよりは、契約更新を断る円満な理由があれば、派遣会社に与える印象も良くなります。

    例えば、「新しいことにチャレンジしたい!」、「資格をさらに活かせる仕事をしたい!」などの前向きな理由であれば、派遣会社に求人探しを積極的に行ってもらいやすくなります。

    派遣会社とよい関係を築いていくためにも、契約更新を断る時の円満な理由を考えておくことをおすすめします。

    【FAQ】派遣の仕事に関するよくある質問

    派遣の長期契約の仕事は直接雇用になりやすいって本当?

    派遣社員が直接雇用になれるかどうかは、あくまでも派遣先企業の意向次第なので、長期派遣が直接雇用になりやすいとは言い切れません。

    しかし、長期派遣のメリットでもお伝えしましたが、派遣社員が長期の業務を行う場合、同じ派遣先企業で長くコミュニケーションをとりながら仕事をすることになるため、信頼関係が築きやすくなります。

    業務をスムーズに行ってくれたり、コミュニケーションが十分に取れたりする派遣社員であれば、「直接雇用をしたい」と派遣先企業に考えてもらいやすくなります。

    直接雇用を目指すなら長期派遣よりも紹介予定派遣を活用すべき?

    直接雇用を目指すのであれば、長期派遣契約よりも紹介予定派遣の方が確率が高まります。

    そもそも紹介予定派遣は、正社員などの直接雇用を目指した派遣先企業との契約を目的とした働き方です。

    紹介予定派遣で必ず直接雇用になるというわけではありません。

    しかしながら、直接雇用を目指すのならば、契約期間が定められている長期派遣よりも、直接雇用を前提とした紹介予定派遣の方をおすすめします。

    派遣の長期契約で気に入った会社に居続けることはできないの?

    長期契約で気に入った会社に居続けることは最長3年というルールがあるため、基本的にはできないとお伝えしましたが、3年が経っても働ける方法もあります。

    特定の条件を満たさなければいけませんが、同じ派遣先企業で働きたいと考えている方にも役立つ方法です。

    派遣先企業の部署を変えれば働き続けられる

    派遣社員が登録型派遣のまま派遣先企業を変えたくない場合は、部署を変えることで働き続けることができます。

    しかし、部署が変わることにより仕事の内容も変わってくるため、全く同じ条件下で働けるというわけではありません。

    また、部署を変えても働いてきた日数はリセットされることになるので、有給を取るのに必要な日数も最初からになる点にはご注意ください。

    派遣会社と無期雇用契約を結べば3年ルールは除外される

    派遣社員は、派遣会社と無期雇用契約を結べば、同じ派遣先企業で3年以上働けない「3年ルール」の適用外となるため、同じ派遣先企業で働き続けることができるようになります。

    無期雇用派遣になるためには、同一の派遣会社で有期雇用契約を5年を超えて行ったかつ、契約の更新を1回以上行ったという条件が必要になります。

    派遣社員になってすぐに活用できるわけではありませんが、派遣社員も安定した収入を得たいという方におすすめです。

    無期転換の条件

    ・その1 有期労働契約の通算期間が5年を超えている
    ・同一の使用者との間で締結された2以上の有期労働契約の契約期間を通算した期間(これを「通算契約期間」といいます。)が、5年を超えていることが要件となります。

    ・その2 契約の更新回数が1回以上
    ○契約更新等により、同一の使用者との間で2以上の有期労働契約を締結したこと
     が無期転換申込権発生の要件となります。

    ・その3 現時点で同一の使用者との間で契約している
    ○通算5年を超えて契約をしてきた使用者との間で、現在、有期労働契約を締結していることが要件となります。

    長期派遣契約が決まった直後に打ち切りになることはある?

    長期派遣契約が決まった直後に、遅刻や無断欠勤といったことがなければ、打ち切りになるようなことはまずありません。

    ただし、派遣先企業の業績が急に下がってしまったなど、予期せぬことが起きれば、初回の3ヶ月更新のタイミングで打ち切りになる可能性は、もちろんあります。

    派遣先企業から「長期でお願いします」といわれても、契約更新のたび(3ヵ月更新が多い)に派遣契約が終了になる可能性があるので、注意しましょう。

    長期派遣契約を少しでも長続きさせるための方法

    長期派遣契約を長続きさせるためには、悪い印象を派遣先企業に与えないように真面目に仕事をすることを心がけることが大切です。

    勤務態度が評価されたことで、長期派遣契約の契約期間が終了しても、派遣先企業に契約期間を延長してもらえるケースもあります。

    たとえば、コミュニケーション能力や仕事のスピード、対応力などを派遣先企業から認めてもらえれば、長期契約を更新してもらいやすくなります。

    長期派遣契約を終えた派遣先企業に再度戻ってくることはできる?

    長期派遣契約を終えた派遣先企業であっても、違う派遣先で働いてから戻ってくることも可能です。

    しかし、派遣先企業が出戻りを禁止していたり、すでに新しい派遣社員が働いていたりすることで出戻りが行えない場合もあります。

    また、同じ派遣先企業の求人が再度出てくるとは限らないため、同じ派遣先企業に戻ってくるのは難しい面も持っています。

    就職活動中のつなぎに長期派遣はできる?

    就職活動中のつなぎとして長期派遣を活用することは可能ですが、契約更新前の2ヶ月や1ヶ月で途中退職することができないため、短期で辞めたいと考えている人にはおすすめできません。

    職種と活動中のつなぎに派遣を利用するのであれば、直近の計画も立てやすい短期契約の方が向いています。

    もちろん長期契約の内容でタイミングがちょうど良いのであれば、長期派遣として働いても問題はありません。

    正社員として働きたい会社の面接を控えているのであれば、その日程までに派遣の契約が終了するように調整するなど、よく考えてから派遣の仕事をするようにしてください。

    長期派遣で1年以上勤務した場合に時給が上がる事はある?

    派遣スタッフとしての働きぶりをみせるため、最低1年は勤務していないと時給交渉は難しいですが、1年ほど経ってから交渉することはできます。

    しかし派遣スタッフで時給が上がるのは、よっぽど優秀で手放したくないと感じる派遣スタッフだけです。

    長期派遣の場合でも初回更新なしになる事ってあるの?

    派遣社員は、3ヶ月ごともしくは6ヶ月ごとに1回行われる契約更新のタイミングで、そのまま契約が続くのか終了するのか決まることになります。

    そのため初回更新であってに更新できないこともあります。

    契約上更新がない場合はもちろん、契約更新ありでも双方が合意しない場合は、契約の更新をされないこともあるため、契約が終了したら、また新たな派遣先を探すことになります。

    派遣社員から派遣先企業の直接雇用として転職することは可能?

    派遣から直接雇用されることもありますが、必ず正社員というわけではありません。

    契約社員やパートなどとしての働き方を提案されることもあります。

    ただしパートの場合、派遣社員の時よりも賃金が少なくなってしまったり、正社員のようにずっと働いていける保証はなかったりするため注意が必要です。

    パートであればシフト調整がしやすいなどのメリットを持っていますが、契約内容をしっかりと確認した上で、派遣社員を続けていくのか、直接雇用で働いていくのか慎重に決めてください。

    派遣社員として長期派遣で働く時の辞めどきはいつなのか?

    派遣社員として長期派遣で働く時の具体的な辞めどきというのはありません。

    派遣の更新時期に更新しないという選択肢を取るのが一般的な辞めるタイミングではあります。

    どうしても、更新のタイミングまでに辞めたいという事であれば派遣先企業に迷惑をかけない為にも遅くても1ヶ月前には派遣会社に退職の意向を伝えましょう。

    突然辞めてしまうと、代わりの人の手配などが間に合わない場合もあり人手が足らないので派遣社員の方に来てもらっているので必ず辞めたいと思った時は前もって派遣会社の担当者に相談しましょう。

    長期派遣の契約でも半年で辞めることはできるの?

    長期派遣の契約でも半年で辞める事は可能です。

    その場合、基本的には1ヶ月前に申し出るのが一般的ですが、派遣先企業に負担がかかってしまわない様にできるだけ早く退職の意向を伝える必要があります。

    ただし、退職の意向は派遣先企業に直接伝えるのではなく雇用主である派遣会社の担当者に伝えましょう。

    最もいいタイミングとしては、長期派遣の場合でも契約期間はあるので更新のタイミングで更新しないという選択をするのが望ましいでしょう。

    長期派遣を半年で辞める場合は有給はどうなるの?

    長期派遣を半年で辞める場合の有給は「派遣会社自体を退職するかどうか」で異なります。

    派遣社員として就業し、半年を経過すると有給が発生しますが、その後に今の派遣先企業を辞めて派遣会社からも退職する場合は、正社員と同じように有給を消化する事ができます。

    しかし、派遣会社は辞めずに今の派遣先企業での仕事を辞める場合だと次の派遣先での勤務開始までの期間によって変わってくるので注意が必要です。

    有給が発生してから今の派遣先企業での仕事を辞めて次の派遣先での勤務開始までが1ヶ月以内の場合は勤続年数が通算されるので有給の日数も引き継がれます。

    次の勤務開始までが1ヶ月以上空いてしまう場合は、有給が引き継がれないので注意してください。

    長期派遣として働く場合、最大何年まで働ける?

    派遣先企業単位で派遣の受け入れは最大3年間と決められています。

    派遣の抵触日の個人単位は勤務している部署毎で3年となるので同一部署には最大3年しか勤務はできません。

    また、組織単位の抵触日もあり、あなたが勤務する前から派遣先企業が派遣の受け入れをしていた場合は3年より短くなる可能性があるので注意が必要です。

    ただし、組織単位の場合は派遣先企業の方で延長される可能性があるので、延長された場合は個人単位の最大3年までは勤務可能です。

    派遣期間が長期のはずが期間が短くなることはあるの?

    派遣期間が長期のはずが期間が短くなる可能性はあります。

    長期派遣の場合であっても1年、2年などある程度の派遣期間での契約で更新をしていくケースが一般的です。

    その場合、派遣先企業の方で人手不足が解消されたり業務量が減った場合などは更新されない事もあり、その場合は期間が短くなる場合もあります。

    派遣先企業から言われて期間が短くなる場合以外にも、派遣社員からも更新なしという選択肢もあるのでどうしても辞めたい場合は派遣会社の担当者に相談しましょう。

    派遣社員として長く働きたい場合は選択肢として長期派遣のみなのか?

    派遣社員として長く働きたい場合は長期派遣以外の選択肢もあります。

    派遣社員で働くということは派遣先企業との雇用契約ではなく派遣会社との雇用契約となるので、派遣社員として長く働く場合は職場は変わってしまいますが短期のお仕事でも可能です。

    しかし、短期の求人は必ずしも今働いている派遣先企業での派遣期間が終了したタイミングですぐにある訳ではないので、タイミングによっては不安定になってしまう場合があります。

    安定して収入を得るには、長期派遣の方が安定するのでご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。

    長期派遣から直接雇用になる時の給料は派遣の時と同じなの?

    長期派遣から直接雇用になる時の給料は必ずしも派遣の時と同じになるとは限りません。

    派遣は時給での給料計算で、時給も高い事が多いです。直接雇用の場合は、月給となり場合によっては派遣の時よりも給料が少なくなるケースもあります。

    残業に関しても派遣の場合はしっかりと時給で支払われますが直接雇用の場合はサービス残業だったりで正確に給料に反映されないこともあります。

    ただ、直接雇用で働く場合もメリットはあり交通費が支給されたり、昇給や賞与(寸志)なども支払われる場合もあるので一概に直接雇用の方が給料が下がる訳ではありません。

    直接雇用となる前に事前にしっかりと条件を確認するようにしましょう。

    長期派遣から直接雇用になる時の手続きにはどんなものがあるの?

    基本的には雇用保険や社会保険の手続きを派遣先企業の方でしてもらう必要があります。

    その他にも、税金関係では派遣社員として勤務していた時の源泉徴収票を派遣会社からもらい、それを直接雇用先の会社に提出して年末調整をしてもらいます。

    それ以外の手続きに関しては会社によって違ってくるので、勤務先の会社に直接確認をして必要な書類などがあれば記入をすることになります。

    長期派遣から直接雇用でパートになると時給は下がるの?

    長期派遣から直接雇用でパートになる場合、時給が下がる可能性はあります。

    ただし、直接雇用の場合は交通費が出るようになったりする場合もあるので一概に時給だけでは判断はできません。

    直接雇用先の会社によって条件面は様々なので、時給が上がるケースもあったり福利厚生が充実している場合もあります。

    直接雇用になる前に事前に提示される条件をしっかり確認しておく事が重要となるので、しっかり確認をしてから入社しましょう。

    長期派遣から直接雇用でパートになるメリットってなに?

    長期派遣から直接雇用でパートになる一番のメリットは継続して働ける事です。

    派遣社員だと通常は派遣期間が最大3年間と法律で定められているので、それを超えて働くことは基本的にはできません。

    しかし、直接雇用でパートになれば継続して働く事ができます。

    それ以外にも、派遣では交通費が出ないことが多いですが交通費が支給されることもあったり、派遣では派遣契約にて業務内容が定められていますが直接雇用の場合は業務内容の幅が広がるのもメリットです。

    長期派遣から直接雇用として引き抜きされることはあるの?

    長期派遣から直接雇用として引き抜きされる事はあります。

    派遣社員として働いている中で勤務態度や成果が評価され、直接雇用の提案をされることはよくあります。

    派遣社員を直接雇用として引き抜きをするのは違法では?と勘違いされやすいのですが、これは違法ではありません。

    ただし、契約期間が終了する前の派遣期間中に引き抜くのはNGなので、必ず派遣契約が終了後に直接雇用の話を受けましょう。

    まとめ

    派遣の長期契約は6ヶ月以上の契約が一般的
    派遣の長期契約は6ヶ月以上の契約が一般的です。

    ただし、派遣会社によっては3ヶ月以上のものを長期契約と呼ぶ場合もあるため、登録している派遣会社がどれぐらいの期間の契約を長期契約と呼んでいるのか確認しておくことをおすすめします。

    また、 長期契約を結ぶ時は同じ派遣先企業で契約満了まで働き続けることになるため、長期間の間働くことができるのかどうかじっくりと考えてから、働き先として選んでください。

    長期契約でも3年以上は働けない
    登録型の派遣社員のままでは、長期契約であっても同じ派遣先企業の同じ部署で3年以上働くことはできません。

    同じ派遣先企業で3年以上働くためには、派遣先企業の直接雇用になるか、派遣会社の無期雇用派遣になることが必要です。

    無期雇用派遣への転換権を得るためには、同じ派遣会社で5年を超えて以上働き続けるなどの条件があるため注意が必要です。

    部署を変えてでも同じ派遣先企業で働きたい場合は、派遣会社に相談をして派遣先企業から部署を移動を認めてもらえるように働きかけてもらうことが大切です。

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    この記事の執筆者
    「法人派遣マッチング」ならびに
    転職エージェント「♯就職しよう」運営
    株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

    大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
    「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
    現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

    経歴
    パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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