【派遣のプロが教える】工場派遣で働く女性って多い?女性が工場派遣で働くメリットとは?

『#就職しよう』は、複数企業と提携しながら、正しい情報を提供することに努めています。 当サイトを経由して登録などのお申込みがあった場合に、各企業から支払いが発生することもございますが、それがランキングや口コミなど提供している情報に影響することは一切ございません。 読者の皆様のお役に立てることを第一に考え、情報提供しておりますので、当サイトで得た収益はより確実な情報収集およびコンテンツの充実に充てさせていただきます。 (コンテンツポリシーの詳細はこちら)

パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「工場派遣で働く女性って多いの?」
「工場で働くメリットってなに?」

と思っていませんか。

この記事では、女性の工場派遣について解説します。

派遣社員として工場で働いてみたいとお考えの女性にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

先に派遣会社を知りたい方に!
製造・軽作業におすすめ大手派遣会社2選

登録はこちら ポイント 対応職種 対応地域 運営会社
①テクノ・サービス
公式サイト

\1分で登録可/

製造・工場系
国内最大級の求人数
組立・加工系
機械操作系
物流・運搬系
事務 他
全国46都道府県
※沖縄県除く
株式会社テクノ・サービス
②日研トータルソーシング
公式サイト

\1分で登録可/

経験を活かせる仕事が豊富!
高収入で寮完備が見つかる
組立・加工
検査
クレーン
溶接 他
全国47都道府県 日研トータルソーシング株式会社

<PR>

工場での派遣に強い派遣会社をもっと知りたいという方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
>>【派遣のプロが語る】製造業や工場の派遣におすすめの派遣会社ランキング

工場派遣で働く女性って多い?

工場の職種によりますが、工場派遣で働く女性は多いです。

おおよその職種毎の男女比ですが、職種によって以下のような比率になることが多いです。

男性 女性
自動車部品などの工業系の工場 8割 2割
食品加工系の工場 3割 7割
パソコンの組立などの工場 6割 4割
電子部品製造などの工場 2割 8割

交代勤務のある工場では、男性の方が夜勤対応出来る人が多いことから男性の比率が高くなる傾向にあります。

工場派遣で働く女性に人気の仕事は?

工場派遣で働く女性に人気のある工場の種類としては以下が挙げられます。

  1. 食品加工系の工場
  2. 電子部品製造などの工場

この2種類の工場は、女性に人気だからこそ、上記男女比でもご紹介したように女性の比率が高いと言えます。以下では、それぞれの工場がどのような点で女性に人気なのか、詳しくご紹介します。

1.食品加工系の工場

食品工場は、夜勤がない場合が多く重労働も少ないことから、工場派遣で働く女性には1番と言っても過言ではないくらい人気の職種です。

食品工場は、夜勤がないことが多く、さらにシフト制ではなくて土・日・祝日休みまたは日・祝日休みが多いです。そのため女性も働きやすい仕事が多いのです。

また業務のために必要な知識も少なく、基本的に検品や選別などの単純作業になることから、応募しやすいという点も人気の要因になっています。

2.電子部品製造などの工場

電子部品製造などの工場は、特に主婦の方にとって働きやすい就業時間となっていることから人気が高いです。

電子部品製造などの工場では、勤務時間が9:00~15:00など主婦の方でも働きやすい設定となっている工場が多いです。

また休日も、土・日・祝日休みで、かつ週3~4回などのパートタイムに対応している工場が多いのも働きやすく人気が高い要因です。

ただ最初にご紹介した「食品加工系の工場」と比較すると、

  • 若干時給が低めになることがある
  • 作業を覚えるのに2週間程度かかる

という理由から、少しハードルが高くなり食品加工系の工場より少し人気が落ちる傾向にあります。

女性にとって工場で働く魅力とは?

工場派遣は、休みが取りやすく、単純作業が多いという点が魅力です。

工場派遣は、事務や接客業などの他の業種に比べると休みが取りやすいです。

事務や接客業などだと休みが取れないということはありませんが、急な休み希望を出すと代わりがきかないこともあるため、少し難色を示されたり説得されてしまうこともあります。

その点工場勤務の場合は、事前に休み希望を出しておけばほとんどの場合休めます。

またやむをえず当日欠勤をしてしまう場合でも工場派遣の場合はなんとかなる場合が多いです。

他の派遣業種と比べると同じ作業をされている方も含め全体の作業人数が多いため、急な当日欠勤でもフォローが出来るからです。事務や接客業だと、全体の人数が元々少ないため、欠勤した時のフォローが難しくなります。

また単純作業が多く、作業内容を覚えてしまえば日々同じ事の繰り返しになるので仕事であまりストレスを感じにくいという点と、メイク禁止となっている工場も多いので朝早く起きてメイクをしなくても良いという点も魅力と言えるでしょう。

女性にとって工場派遣の悪いところは?

基本的には女性の方が多く働いている職場になるため、挨拶や言葉遣いなどは気を付けなければいけません。

どのような仕事でも共通して言えることではありますが、今後の関係性を築くためにも、工場派遣では特に挨拶や言葉遣いなどは注意を払う必要があります。

工場での仕事は女性の人数も50名~100名以上いたりするなど、多くの方が勤務されていることから様々な性格の方と会うことになります。そのため特に最初のうちは挨拶や言葉遣いなど気を付けないと、周囲の言い方がきつくなってしまうなど苦労してしまう可能性があります。

その他のデメリットとしては、基本単純作業の繰り返しなので、将来役に立つスキルが身に付きにくいというという点にあります。

もちろん転職の際に似たようなお仕事に応募する際に履歴書に書ければ有利になりますが、他の業種と比べると転職の幅が狭めなので苦労してしまう可能性があります。

工場派遣で働く女性の服装は?

工場派遣の場合、基本的には制服が派遣先企業から貸与され、工場のロッカーなどで着替える場合が多いです。

また制服が作業服の工場の場合は、最初から制服を着て出勤するという派遣先企業もあります。

私服で通勤する際の服装については、規定がない場合がほとんどで、頭髪も自由ですので金髪などの明るい髪色の方でも勤務できます。

規定がないことから、ミニスカートなど華美な服装で通勤してくる方もたまにいます。

派遣社員の場合、通勤時の服装を公に注意されることはあまりないのですが、周囲から白い目で見られてしまうこともあるため、基本的にはシンプルな服装で出勤されるのが望ましいです。特に入職したての頃は注意しましょう。

50代が工場派遣の仕事に就くことは可能?

50代から工場派遣の仕事に就くことは可能です。

職種により特徴がありますが、食品工場の場合は60歳以上でも入職可能です。ただし、それ以外の製造関係の場合は60歳までという暗黙のルールがある場合が多いです。

年齢により不採用にすることは法律で禁止されているため、実際に年齢で断られることはないですが、「枠が埋まってしまった」などと言われることがあります。

60歳を過ぎてからの転職がかなり厳しくなってしまうので、転職する場合は55歳前後の時に転職してその後は長く勤務した方が良いでしょう。

逆に勤務している間に60歳を過ぎた場合は、そのまま65歳かそれ以上になるまで勤務出来ることが多いです。

工場派遣で働きながら結婚や出産は出来る?

工場勤務のお仕事をしながら、結婚をするということは十分可能です。派遣先企業で社内恋愛に発展するケースもあります。

ただし出産のタイミングで長期のお休みを取る場合は、待ってくれない場合がほとんどで派遣先企業を一旦退職するということが多いです。

例外もあります。派遣先企業に2年以上などかなり長く勤めていて信頼関係もある状態であれば、派遣先企業が待ってくれるという事例も極稀にはあります。

しかしながら1年以上勤務していて信頼関係もかなり築けているという条件を満たしていても、復帰する際にそもそも派遣利用を辞めている可能性もあることから同じ派遣先企業に復帰するというのは現実的にはかなり難しい状況です。

育児をしながら工場派遣は出来るの?

育児を行いながら就業する場合は工場派遣の方が有利な場合も多いです。

なぜなら、工場派遣だと他の業種と比べて休みが取りやすく、また急な早退などもほとんどの場合は認めてもらえます。

就業時間も定時に帰ることができて家庭とのバランスも取りやすいことから、むしろ育児をしながらの派遣で働くならば工場のお仕事はおすすめできます。

工場派遣におすすめの派遣会社は?

工場派遣におすすめの派遣会社は、テクノ・サービスです。

テクノ・サービスは、全国各地どこにでもあるという部分と大手の他社と比べると女性向けの案件も多い印象です。時給などの条件も良いです。

ただし女性に人気のある職種の求人を探すなら、全国に営業所があるような大手ではなく地域に根付いているような地元の派遣会社もおすすめです。

大手の派遣会社の場合は、時給は高いものの電子部品の製造や自動車部品の製造などの案件が偏りがちなことが多いです。その点地元の派遣会社の場合は、軽作業などの色々な案件を扱っていて時給も高いことが多いためおすすめできます。

関連記事

製造・工場系の派遣会社を探したいという方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
>>【派遣のプロが語る】製造業や工場の派遣におすすめの派遣会社ランキング

工場派遣のお仕事をよりおすすめする理由は?

工場派遣のお仕事は、時給も高く安定感もあるという点でおすすめできます。

意外に思うかもしれないですが、工場派遣のお仕事は、業種全体的に見ても事務や接客などと比べると派遣切りされにくいです。

事務や接客などの場合、正社員の雇用が決まった場合や業績悪化による人員調整などで一番早く切られてしまうのが派遣社員になります。

しかしながら、工場派遣はある程度まとまった人数の派遣社員を利用する場合が多く、業績も安定していることから欠勤せずにきちんと勤務していれば他の職種と比較してもそうそう切られる事がありません。

仮に契約が切られてしまったとしても、工場の派遣先企業は多いので転籍も一番しやすい職種です。作業の覚えやすさと安定感という観点で見ても、久しぶりの長期のお仕事としてお勧めする事が出来ます。

まとめ

この記事をまとめると、

工場派遣で働く女性は多いです。

なかでも特に人気があるのは「食品加工」や「電子部品の製造」などの工場派遣です。

工場派遣は、基本単純作業が中心のため仕事が覚えやすく、他の職種よりも休みが取りやすいです。また服装が自由なのもメリットになります。

特に育児をしながら仕事をする場合はお休みも取りやすいですし、50代の方でも工場派遣で働く事ができることからおすすめです。

この記事があなたの転職活動の役に立てば幸いです。

関連記事

工場での派遣に強い派遣会社を知りたいという方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
>>【派遣のプロが語る】製造業や工場の派遣におすすめの派遣会社ランキング

また職種に制限をせず、幅広く派遣会社を知りたい方は、こちらの記事でさまざまな派遣会社をご紹介しています。
>>【毎月更新】派遣会社おすすめランキング【元派遣会社】が評判や口コミも紹介します!

この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
関連URL 著書