【派遣にも有休はある!】派遣スタッフの有給休暇の仕組みや取得方法

派遣や転職の会社で7年勤務

「派遣スタッフになったら、有給休暇はあるの? 取れるの?」と疑問に思っていませんか?

派遣スタッフとして働く場合、直接雇用の社員と違うことが多くあります。

そのなかで「有給休暇」について、どうなっているか、派遣社員と直接雇用社員とで違いがあるのかを知らない方は少なくありません。

そこで、派遣スタッフの有給休暇に関して、仕組みや取得方法などについてじっくりと解説します!

この記事の管理者
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩
派遣&転職会社で7年勤務

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派遣スタッフも有給休暇はある?


派遣や転職の会社で7年勤務

派遣会社の派遣スタッフでも有給休暇は取得できます!

派遣会社に登録し、派遣先企業に派遣されて働く派遣スタッフも、就業してから一定の条件をクリアすれば有給休暇を取得することができます。

ここでは、派遣スタッフが取得できる有給休暇の日数や仕組みについてご紹介します。

有給休暇は6ヶ月以上働いたら取得

有給休暇は、同じ会社で6ヶ月以上働いていれば誰でも取得できます。もちろん「派遣スタッフ」も対象です。

これは「労働基準法」で決められているもので、下記の条件を満たせば有給休暇が発生します。

  • 同じ会社で6ヶ月以上継続して勤務している
  • 6ヶ月の間で出勤日の8割以上出勤している

週5日勤務の場合、最初の6ヶ月後に付与される有給休暇は「10日」です。1年後から1日ずつ付与日数が増えていきます。

就業期間 付与日数
6ヶ月 10日
1年6ヶ月 11日
2年6ヶ月 12日

フルタイムでない派遣でもOK

1日の就業時間に条件はありませんし、週1日勤務でも付与日数は少なくなりますが有給休暇は付きます。

有給休暇の付与は、「1日に何時間以上働いていないと付与されない」「週何日以上勤務していないとダメ」といった規定はありません。

週1日勤務でも、継続して6ヶ月以上働けば、有給休暇は付与されます。

ただし、週4日以下の勤務で、週の勤務が30時間未満の場合は、付与される有休休暇の日数は少なくなります。

具体的には下記の付与日数になります。

週間労働日数のめやす 勤続年数/6ヶ月 勤続年数/1年6ヶ月 勤続年数/2年6ヶ月
週5日 10日 11日 12日
週4日 7日 8日 9日
週3日 5日 6日 6日
週2日 3日 4日 4日
週1日 1日 2日 2日

※年間の勤務日数によっては、有給休暇の付与日数は変動します。自分の雇用契約と照らし合わせ、派遣会社に確認をしてみてください。

休暇分給与は「派遣会社」が出す

直接雇用では企業が有休分の給与を負担します。しかし、派遣スタッフの場合、有休分の給与は派遣会社が負担します。

派遣スタッフの給与は「派遣先企業」が負担しています。派遣会社からの請求を受けて、派遣先企業が支払い、派遣会社から派遣スタッフに支払われるという流れです。

しかし、有給休暇を取得した期間の給与は、派遣先企業へ請求することはできません。そのため「派遣会社」が負担します。ここが直接雇用と大きく違うところです。

有休休暇を取得した期間の給与は、「時給✕決められた契約時間」で計算されます。7時間契約なら時給×7時間、3時間契約なら時給×3時間分の給与が付きます。

有給休暇を取るにはどうしたらいいの?


派遣や転職の会社で7年勤務

派遣スタッフが有給休暇を取得するには、「派遣会社」と「派遣先企業」のどちらにも申請が必要です。

有給休暇を取るときには、周囲への配慮が大切です。これは直接雇用でも同じことですが、派遣スタッフの場合は有休を取ることにより強く引け目を感じる方も多いです。

周囲に迷惑をかけず、引け目を感じずに休めるよう、派遣スタッフが有給休暇を取得するための流れやポイントをご紹介します。

まず取得する場合のルールを確認

派遣スタッフが有給休暇を取得する際には、派遣会社と派遣先企業の両方に有給休暇を申請することになります。

派遣会社と派遣先企業のどちらにも、「有給休暇を取得する際のルール」があります。異なる場合も少なくないため、両方のルールをまず確認しましょう。

急病や忌引などを除いて、有給休暇を取るときは事前申請するのが一般的です。

どれくらい前に申請が必要なのかは会社によって違います。ルールを事前に確認しておきましょう。

申請は「派遣先企業」から先に

有給休暇の申請は、まず派遣先企業に申請&承認をもらい、その後で派遣会社に連絡します。

まずは、派遣先企業の上司に相談し、希望の日に有給休暇を取ることを承認してもらいます。

派遣先企業から承認を得たら、派遣会社に連絡し、有給休暇を取得する日と派遣先企業から承認を得ていることを伝えます。

派遣の有給休暇に関するQ&A


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有給休暇の日数や仕組み、取得方法以外にも気になることは多いですよね?

ここからは、派遣スタッフと有給休暇に関するさまざまな疑問や不安点について、Q&A形式でご紹介します。

【Q】別の派遣先企業に行ったら有給休暇はリセットされる?

【A】次の派遣先企業で働くまで1ヶ月以上の期間が空いたらリセットされます。

派遣スタッフの場合、契約満了を迎え、違う派遣先企業で働くことはよくあります。

この場合、次の派遣先企業で働きはじめるまでの期間が1ヶ月未満であれば、有給休暇がもらえる権利はそのままです。

1ヶ月以上空いたらすべてリセットされ、次の派遣先企業での就業から6ヶ月後に有給休暇の再取得が可能になります。

なおこれは、「同じ派遣会社の仕事に就く場合」に限定されます。別の派遣会社の派遣スタッフとして仕事に就く場合は、期間が1ヶ月未満でも有給休暇はリセットされます。

【Q】有給休暇が1日もないけれど休みが必要な場合はどうなるの?

【A】有給休暇がない場合は「欠勤」になります。

有給休暇が付与されるまでの間に、急病や忌引、派遣先企業の有休促進日などで仕事を休むことを余儀なくされるケースがあります。

その場合は、残念ながら欠勤扱いになり、給与は発生しません。これは直接雇用でも同じルールです。

【Q】派遣スタッフでも有給休暇はちゃんと取れるの?

【A】有給休暇は与えられた権利であり、申請があれば認められますが、変更するように頼まれる場合もあります。

派遣スタッフは、「有給休暇が付与されても取得が難しい」「派遣先企業や派遣会社が断念させようとしてくる」などと言われています。

確かに、派遣会社や派遣先企業にとっては、取得してほしくないというのが本音かもしれません。

しかし、それでも有給休暇が取得できないということはありません。

有休休暇は与えられた権利であり、適切な申請があれば派遣先企業は承認せざるを得ませんし、派遣先企業の承認があれば派遣会社は有給休暇を認めてくれます。

ただし、繁忙期といった事情や仕事のスケジュールなどから、休むと業務に支障が生じると判断される場合には、派遣先企業が日程の変更を求めることがあります。

これは直接雇用でも同じで、その場合は、派遣先企業と相談して調整していきましょう。

まとめ:有給取得は計画的に!そして周囲への配慮を


派遣や転職の会社で7年勤務

派遣スタッフは、派遣会社と派遣先企業のどちらにも配慮して有給休暇を取らないといけません。

派遣スタッフの有給休暇は、勤務期間が6ヶ月を過ぎれば付与され、その給与は派遣会社が負担します。

有休休暇の取得にはルールがありますし、なかには、有給休暇を取得しないように言ってくることもあります。

スムーズに有給休暇を取得するためには、ルールをしっかりと確認し、日々のリレーションをよくしておきましょう。

派遣先企業にも派遣会社にも迷惑をかけないように準備してから有休休暇を取得することが、次の取得のチャンスを広げることにもつながります。

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