就労継続支援B型とは?

就労継続支援B型とは?


「就労継続支援B型とはどのようなもの?」

と悩んでいませんか。

そこで今回は、
札幌市豊平区で就労継続支援B型事業所レナトゥスを運営なさっている本田様にアドバイスをいただきながら就労継続支援B型について紹介します。

参考情報
就労継続支援B型事業所レナトゥス 様 経営理念
就労継続支援B型事業所レナトゥス 様 経営理念

この記事の管理者
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩
派遣&転職会社で約6年勤務

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就労継続支援B型とは?

バーコード

就労継続支援B型とは、障がいや難病のある人を対象とした福祉サービスの一つです。

年齢的や体力的な理由から、一般企業などと雇用契約を結んで勤めることが困難な障がい者や難病のある人に対して軽作業などの就労訓練を行います。

障がい者総合支援法(旧障がい者自立支援法)に基づいた福祉サービスの一つで、比較的簡単にできる作業を短時間から取り組むことが可能です。

障がいの度合いや自分の体調に合わせて無理のない範囲で働くことができ、生産活動を行うことで就労する際に役立つ知識や能力を身につけられます。

事業所と雇用契約を結ばずに働くため、報酬として支払われるのは賃金ではなく、作業を行ってできた生産物に対する成果報酬としての工賃です。

就労継続支援A型B型の違いは?

就労継続支援A型B型

一般企業などで働くことが現段階で難しい障がい者の人や難病の人に就労の場を提供するのが就労継続支援事業所です。

就労継続支援A型とB型は、「事業者と利用者の間に雇用契約を締結するかしないか」という点が違います。

つまり、A型は雇用契約を結び、就労の対価として賃金をもらうのに対し、B型は雇用契約を結ばずに通所し、授産的な活動をして工賃をもらうのです。

A型は、原則として最低賃金をもらうことができ、将来的には障がい者雇用を利用して一般就労することを目的とします。
そのため、A型には職業訓練的な意味合いがあるといえるでしょう。

それに対してB型は、障がい者雇用を利用して一般就労する気持ちがあまり高くない人が、仕事に慣れるために利用するケースも少なくありません。
これは、法改正によってA型で働ける条件が厳しくなり、短時間勤務が難しくなったことにも起因しています。

2017年度の施設数はA型事業所が3546カ所、B型事業所が1万1225カ所で、B型のほうが圧倒的に事業所の数が多い傾向です。

※【厚生労働省】障がい者の就労支援対策の状況https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/shurou.html

就労継続支援B型 対象者は?どんな人が通っている?

人々

就労継続支援B型の対象となるのは、身体障がい・知的障がい・精神障がい・発達障がいや難病があり、以下のいずれかの条件に当てはまる人です。1つ目は、就労経験があり年齢的、体力的に一般企業に雇用されることが難しい人です。2つ目は、50歳になっている人、もしくは障がい者基礎年金1級の受給者になります。3つ目は、2つの条件に該当せず、就労移行支援事業所のアセスメントで、就労について課題が把握されている人です。就労継続支援B型は、特別支援学校を卒業した後にすぐ利用することはできません。障がい者手帳を持っていない人でも、医師の診断書や定期的な通院をしていれば、自治体の判断により入所できる場合もあります。

就労継続支援B型 利用 手続きは?

申請書

就労継続支援B型を利用したい場合は、どんな事業所があるのかを知るところから始めましょう。住んでいる市区町村の障がい福祉窓口やハローワークで相談したり、webサイトの検索をしたりすることで情報を集められます。通院している病院で事業所を紹介してもらえる場合もあるでしょう。気になる事業所があれば、直接電話をかけて見学の申し込みをします。

事業所によっては、面談や体験を受けることが可能です。「実際にどんな作業をするのか」「どんな雰囲気なのか」を知ったうえで利用するかどうかを決めることがポイントです。通いたい事業所が決まれば、市区町村の窓口で利用申し込みをしましょう。続いて、調査員によって行われる生活状況の聞き取り調査を受けます。その後、指定特定相談事業者もしくは自分で「サービス等利用計画案」を作成して提出しましょう。サービスを受けるための受給者証が発行されれば、B型施設に通所できます。

就労継続支援B型 作業内容はどんな種類のものがあるの?

手芸品の裁縫や刺しゅう、直し作業

就労継続支援B型の作業内容は、事業所によって異なります。さまざまな作業内容があるため、自分に向いているものや興味のあるものに取り組むことがポイントです。例えば、パソコン入力ではローマ字入力を使った簡単な入力業務の他にWordやExcelを使った作業を行うこともあります。また、商品などの封入や袋詰めは初心者でもできる作業ですが、ひとつひとつを丁寧に確実に行う根気が必要です。商品の加工は、段ボールの折り加工やシール貼り、ボールペンの組み立てなどの作業があります。

手芸品の裁縫や刺しゅう、直し作業は自分のペースでできる点や趣味にもつながる作業です。ポスティングは、チラシやDMなどを配布する作業で特別な技術を必要としないため初心者に向いています。食品づくりは、お菓子やパン、料理などを作る作業です。調理は、自立するために欠かせないスキルであるため、働きながら学べるメリットがあります。農業は、作物や花を育てる作業です。他の人と協力して作業をするため、仲間との連携もできます。

就労継続支援B型 年齢制限はあるの?

何歳でもOK

就労継続支援A型には、65歳未満という年齢制限が設けられていますが、就労継続支援B型には年齢制限はありません。また、利用期間にも制限はないため、体調に合わせて利用できて安心です。最初は無理のないように、通う日数を少ないところや時間を短いところから始めて、体調が良くなれば少しずつ通う日数や時間を増やしていくこともできます。もし無理なら、そのままの時間や日数で継続していくことも可能です。体調が悪いときは日数を減らしたり、時間を減らしたりすることも柔軟にできる場合が多いため、安心して通えます。

就労継続支援B型 工賃・給料の目安は?工賃規定とは?

給料袋

就労継続支援B型の事業所で得られる工賃は、事業所に通うことで決められた金額がもらえる場合と、作業によりできた成果物の出来高によって支払われる場合、日給によってもらえる場合があります。B型の場合は雇用契約を結ばないため、法律で定められた最低賃金を下回る工賃になることが少なくありません。厚生労働省の調査によれば、2017年の平均月額工賃は月額1万5603円、時間額は205円です。工賃は、作業に対する対価であり所得税法上では雑所得とみなされます。そのため、課税の対象ではなく年末調整の必要もありません。なお、利用者の工賃は各事業所で定められている工賃規定を基にして支払われます。工賃規定とは、工賃を算定するにあたって基準とする規定です。

※【厚生労働省】障がい者の就労支援対策の状況https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/shurou.html

就労継続支援B型 カフェのメリット・デメリットは?

就労継続支援B型 カフェ

カフェで働く場合、簡単な料理作りや配膳、注文取り、レジ打ち、食器洗いなどの作業を担当します。お客様と直接関わる仕事であるため、社会生活を送るうえで役立つコミュニケーション能力を身につけることが可能です。また、お菓子やパンなどを作る場合は、将来的な仕事にも活かせる技術を身につけられる可能性があります。作った食品を販売する場合、計算力やレジのスキルを身につけることも可能です。デメリットは、雇用契約を結んでいないため、もらえる工賃が安いことでしょう。また、勤務時間も短時間であることが少なくありません。働く時間が短く、工賃が安いことを除けばカフェで働くことはメリットのほうが多いといえます。

就労継続支援B型の利用料は?

就労継続支援B型の利用料

就労継続支援は、外部の法人が運営するサービスです。居宅介護や重度訪問介護のサービスを利用する際に利用量がかかるのと同様、就労継続支援のサービスを受けるときは、利用料を支払わなければなりません。利用料の自己負担額は、4つの区分に分けられています。生活保護受給世帯や市町村民税が非課税の低所得世帯の場合は、利用料の負担はありません。低所得世帯とは、3人世帯で障がい者基礎年金1級を受給している場合、収入が約300万円以下の世帯です。一方、収入が約600万円以下で市町村民税課税世帯の場合、月額9300円の利用料を必要とします。それ以外の場合と20歳以上の入所施設利用者およびグループホーム利用者の場合、月額3万7200円の利用料が必要です。

※【厚生労働省】障がい者の利用負担https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/hutan1.html

就労継続支援B型の選び方

就労継続支援B型の選び方

作業内容は事業所によって異なるため、「どんな作業を行うのか」「どんな工程を担当するのか」を見学に出かけた際に確認しましょう。事業所によっては、数日間実習の体験をさせてもらえる場合があります。自分の健康状態によっては、通勤で体力を消耗することや数時間の勤務でもつらく感じる場合も少なくありません。通院が必要な場合もあるでしょう。自分にとって無理のない範囲での勤務時間や日数を伝えて、どこまで対応してもらえるかを確認しておくことが大切です。実際に働いている利用者の様子や、利用者をサポートする職員の人数なども把握しておきましょう。忙しすぎる場合や時間を持て余してしまう場合は、ストレスになる可能性もあります。自分のペースで働ける雰囲気の事業所かどうかは大切なポイントです。

就労継続支援B型事業所を探す方法はどんなものがあるの?

就労継続支援B型事業所を探す方法

就労継続支援B型事業所を探す場合、住んでいる市区町村の障がい福祉窓口に問い合わせをしてみましょう。事業所の一覧を見せてもらうことができます。通院している場合は、病院のケースワーカーに相談するのも1つの方法です。おすすめの事業所を紹介してくれる可能性があります。通院していない場合は、インターネットを利用して事業所の情報を検索することができます。政府系の福祉・保健・医療情報サイトのWAM NET(ワムネット)では、地域ごとに事業者の情報を集めることが可能です。

札幌市に関しては、
元気サーチ
と呼ばれるサイトがあります。
こちらに数多くの事業者が登録されています。

就労継続支援B型の一日の流れのイメージは?

就労継続支援B型の一日の流れ

それぞれの就労継続支援B型事業所によって、スケジュールや作業時間などは異なるため、一概に言い切ることはできません。ここでは、1つの例として10:00~15:45まで、主として事務作業や軽作業を行う場合を想定して紹介します。

・10:00~10:15朝礼
・10:15~11:00パソコンのデータ入力作業
・11:00~11:15休憩
・11:15~12:00製品のパッキング作業
・12:00~13:00昼食休憩
・13:00~14:00製品のパッキング作業
・14:00~14:15休憩
・14:15~15:30書類の仕分け
・15:30~15:45掃除と終礼

実際にどのような流れや作業内容になるかは、通所する予定の事業所に確認しましょう。


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