派遣会社の登録会で行う「スキルチェック」は何をテストされる?【エクセルなどの出題内容例あり】


派遣や転職の会社で6年勤務

「派遣会社の登録会のスキルチェックって何をするの?」と思っていませんか?

派遣会社の登録会は、ちょっとでもいいところを見せたい場所。どんなスキルチェックをされるのか知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、「登録会で行われるスキルチェックの基本的な内容」をご紹介します。

登録会の内容やスキルチェックは、派遣会社などによっても多少異なることがありますが、スキルチェックの出題内容やレベル、その対策の一例も合わせて分かります。

また、「スキルチェックが苦手」という理由で、スキルチェックのない派遣会社を選ぶ方もいます。しかし実はこれ、今後の仕事に大きな悪影響を及ぼしてしまう危険な判断なのです。なぜ悪影響が生じるのか、その理由も解説しています。

この記事を読み終わった後、スキルチェックへの不安が和らいで、読んだ方が万全の状態で登録会に挑めるようになれば嬉しいです。

この記事の管理者
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩
派遣&転職会社で約6年勤務

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派遣会社の登録会で行われるスキルチェックの基本的な内容

派遣会社の登録会で行われるスキルチェックの基本的な内容について学ぶ女性

派遣や転職の会社で6年勤務

派遣会社の登録会で行われるスキルチェックは、主に2種類に分けられます。

  • ほぼ全員が行う
    一般的なスキルチェック
  • 職種やレベルにより行う
    特殊なスキルチェック

ここでは、一般的なスキルチェックと特殊なスキルチェックのそれぞれについて、その内容や難易度を詳しくご紹介します。

一般的なスキルチェック

希望の職種やスキルのレベルに関係なく、派遣会社に登録を希望するほぼ全員が4種類のスキルチェックを受けます。

全員が受けるスキルチェックは、下記の4種類になります。

  • タイピング・テンキー
  • 一般教養・ビジネスマナー
  • Excel(エクセル)
  • Word(ワード)

ただし、これらのスキルを必要としない職種の場合などは、スキルチェック自体がないこともあります。

どのような内容が出題されるのか、どれくらいのレベルなのか、その一例をご紹介します。

タイピング・テンキー出題レベルの一例

タイピングする様子

タイピングとテンキーは、PCを使って、入力速度・正誤率を測定します。

1つの課題でタイピングとテンキーのどちらも入力することはほぼありません。まず、タイピングのチェックを受けて、その後テンキーのチェックを受けるという流れが多いです。

1分間に90文字入力できれば、日本商工会議所のビジネスキーボード検定試験でもトップクラスに入るスピードで、「かなりスキルが高い」と評価されます。苦手な方は、まずは1分間に40~50文字の入力を目指しましょう!

一般教養・ビジネスマナー出題レベルの一例

一般教養・ビジネスマナー出題のマークシート

テストのような形式で、設問がほとんど選択式です。マナーや漢字・敬語などに関する知識を問われます。

レベルはそこまで難しくなく、ごく一般的な内容が出題されます。

Excel(エクセル)出題レベル一例

Excel(エクセル)出題レベル一例

データの投入や表計算など初心者レベルからマクロなど上級向けまで多岐に渡ります。

Excel(エクセル)は初級・中級・上級の3レベルに分けられていることが多く、データの入力や四則演算といったレベルからマクロまで、多岐にわたります。各レベルでは、下記のような内容について問われます。

    • 初級

データを入力・四則演算するなど

    • 中級

表やグラフを作成する・関数を使うなど

    • 上級

データベース・マクロ・VBAを使うなど

スキルチェックでは、どれくらいスキルがあるかを確認するために、初級から上級までのレベルを出題されます。その場合、上級レベルの問題が解けないこともありますが、それでも問題ありません。

Excel(エクセル)スキルをアピールしたい方は、使用するExcelのバージョンが違う場合があるため注意です。普段使っているExcelと異なるバージョンの場合、慣れていないバージョンで操作に時間がかかり問題が解けなかったという体験談は少なくなりません。

Word(ワード)出題レベル一例

Word(ワード)出題レベル一例

Word(ワード)もExcel(エクセル)同様、初級から上級までの問題が出題されます。

問われるスキルは、下記のような内容です。

    • 初級

文章の作成、印刷設定 など

    • 中級

表やグラフが入った文章の作成 など

    • 上級

セクション操作、テンプレートの作成 など

こちらも、自分のもっているスキルをきちんと伝えられれば、全問正解できなくても問題ありません。Excelと同じく、バージョンには注意しておきましょう。

特殊なスキルチェック

経理・英語の特殊なスキルチェック

特殊なスキルチェックとして主に行われるのは、「経理」と「英語」です。

経理事務の仕事を希望する場合、希望する事務のレベルによってスキルチェックが違ってきます。経理事務といっても、簡単な経理事務から大企業の経理部や財務部で決算に関わる経理事務までレベルに幅があります。

簡単な経理事務を希望とする方へのスキルチェックでは、20つほどの仕訳と試算表の作成などが求められ、難易度も日商簿記3級のいわば初級レベルです。

大企業の決算に関わるような経理事務を希望する場合には、決算仕訳やB/S(貸借対照表)・P/L(損益計算書)の作成まで行うようなスキルチェックがあることもあります。

英語のスキルチェックは、派遣会社によってやり方は様々です。TOEICのリーディングパートと同等のレベルの筆記試験を課すところもあれば、電話による抜き打ちのスピーキングテストを行うところもあります。

スキルチェックがダメだと登録できない?

スキルチェックがダメだと登録できないと心配する女性

派遣や転職の会社で6年勤務

事務職を希望する方はPCのスキルは重要! だからこそ「スキルチェックがダメだと登録できないのでは?」と不安になる方もいます。

本当にスキルチェックの結果次第で、登録を拒否されるということはあるのでしょうか?

登録できないということはない!

スキルチェックはあくまでもレベルを知るため。正解率が低い=登録できないことはありません。

スキルチェックは、派遣会社が登録者のスキルを把握し、派遣先での仕事と派遣する人のスキルがマッチするかを確認するために行われています。

派遣先での仕事とスキルがマッチするかを知るためにスキルチェックが行われています。ですから、スキルチェックの結果がダメだから登録すらできないということはありません。

例えば、PCスキルが低い場合、高いPCスキルが必要な仕事の紹介は受けることができません。そのため、紹介件数は少なくなるかもしれません。しかし、派遣の求人にはそれ以外もたくさんあるため、必ず門前払いされるということはないでしょう。

再度スキルチェックを受けることも可能

スキルチェックの結果が不服ならば、スキルチェックを再度受け直すこともできます。

PCや経理・英語のスキルをアピールしたい方には、スキルチェックの結果は重要です。

緊張や不慣れな機器でのチェックで、いつもの力が発揮できなかったら、再度チェックを申し出ても大丈夫です。

MEMO
派遣会社は、紹介する企業へあなたのスキルシートと呼ばれる用紙を提出します。このスキルシートには会社名がわからないよう、あなたの経歴が記載されています。その中にタイピング速度も表記されます。

入力スピードが遅いけど、なんとしてでも紹介したい。そんなときは、スタッフに練習してもらい、何度かテストを受けていただくこともあります♪

スキルチェックの対策

スキルチェックの対策を取る女性

派遣や転職の会社で6年勤務

スキルチェックは実力を知るためのものです。新たに勉強しなければいけないわけではありませんし、一夜漬け程度の勉強でより上級のスキルと認められるようなものではありません。

しかし、登録会で自分の実力をフルに発揮するためには、事前に準備しておくことをおすすめします。

ここでは、スキルチェックに備える事前準備の方法をご紹介します。

準備1.タイピング・テンキー

タイピングやテンキーは、指を実際に動かして練習しておきましょう。

自宅にPCがない方はネットカフェなどのPCを使うという方法があります。タイピングを練習すすWEBサイトとして、「e-typing」があります。

e-typing

e-typingは、ローマ字・英語・カナ入力・テンキーすべての練習ができます。評価は数値で表示され、レベルや成長度合いもわかりやすいです。

準備2.Word・Excel

WordやExcelのスキルを復習・確認するなら、「MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)」の資格検定試験用の問題集を使って練習してみましょう。

MOSには、「スペシャリストレベル(一般)」と「エキスパートレベル(上級)」がありますが、スペシャリストレベルでは登録会のスキルチェック初級~中級レベルまで、エキスパートレベルでは上級まで復習することができます。

MOS 公式サイト

パソコン教室「パソカレッジ」のWebサイトでは、独自問題を出しています。スキルチェックの初級レベルであれば、こちらのWebサイトを活用してもいいでしょう。

パソカレッジ 公式サイト

準備3.一般教養・ビジネスマナー

一般教養やビジネスマナーはすぐに身につくものではありませんが、問題集やWebサイトで内容を確認しておくと、登録会当日の自信になります。

なお、就職活動生向けのものは難易度が高いですが、派遣会社のスキルチェックではそこまでのレベルは出題されません。わからないところがあっても落ち込むことなく、知識をつけるという気持ちで取り組んでみましょう。

派遣のビジネスマナーが備わっているかチェックするなら、福岡の派遣会社「アクセス・ジャパン」のWebサイトでチェックしてみましょう。

アクセス・ジャパン 公式サイト

時事問題や一般常識を学ぶなら、就活・就職サイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」がおすすめです。

あさがくナビ(朝日学情ナビ)

スキルチェックのない派遣会社はいい?

スキルチェックのない派遣会社はいいのか悩む女性

派遣や転職の会社で6年勤務

「登録会を予約したけど、スキルチェックはしないと言われた」普通はあるスキルチェックがないと言われると、不安に感じますよね。

反対に、「スキルチェックが苦手だから、チェックがない派遣会社がいい」と思う方もいます。

スキルチェックを行わない派遣会社は確かにあります。しかし、希望する職種によってはスキルチェックのない派遣会社に登録するのは一概にいいとはいえないのです。

ここでは、スキルチェックを行わない派遣会社の特徴と、職種によってスキルチェックが必要な理由をご紹介します。

軽作業などの仕事が多い派遣会社はチェックなし

軽作業の仕事を求める場合、PCスキルは不要です。そのため、スキルチェック自体を行わない場合があります。

スキルチェックも派遣会社にとってはコストがかかるものです。紹介する仕事に不要であれば行いません。特に軽作業の仕事をメインに紹介している派遣会社では、スキルチェックはほぼありません。

事務職を目指すならスキルチェックは必須

スキルチェックは不安で面倒なものですが、事務職・営業職の仕事を希望するなら絶対に行うべきものと考えたほうがいいでしょう。

それは、「自分にぴったり合う仕事を紹介してもらうため」だけではありません。もう1つの理由は、「派遣会社の競争力アップのため」です。

派遣会社に登録したスタッフの数や質は、派遣会社の生命線です。それを高めるためにはスキルチェックを行い、さらに向上させていかなければなりません。

つまり、スキルチェックをしっかり行っている会社は競争力をつけている会社であり、それだけいい仕事をたくさん紹介することができる証拠とみることができるのです。

反対に、事務職の仕事があると謳っている派遣会社なのにスキルチェックがないようなケースは要注意です。

会社の事業規模が小さいためスキルチェックする余裕がなかったり、紹介案件がかなり少なくスキルチェックする意味がなかったりする場合があるからです。

このような場合は、後々のために派遣会社を変更するほうがいいでしょう。

まとめ:スキルチェックは内容を把握して準備してから挑もう!

内容を把握して準備してからスキルチェックに挑もうとする女性

派遣や転職の会社で6年勤務

いかがでしたか?
この記事では、

  • スキルチェックの内容
  • 出題レベルの一例
  • スキルチェックの対策

を詳しくご紹介しました。

スキルチェックの課題に全て対応できないと登録できないということは、まったくありません。自分が対応できるスキルのレベルをしっかりと発揮すればOKです!

当日は不慣れなPCやソフトのバージョン違い、そして緊張によってうまくできないこともあるかもしれません。だからこそ、事前に準備して万全の状態でチェックに臨んでくださいね。

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