【転職のプロが教える】転職エージェントで転職したら給料は上がる?上がり幅の相場やコツも解説

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「転職エージェントから転職したら給料はあがるの?」

と思っていませんか。

この記事では、転職エージェント経由で転職した際の年収アップについて解説します。

今よりも給料をあがる転職をしたいとお考えの方に、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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転職エージェントで転職したら給料は上がる?

転職エージェントで転職した場合、必ずではありませんが給料を上げることは十分可能です。

自分で直接企業に応募すると、給料の交渉を自分自身で行わなければなりません。

しかし、転職エージェント経由で転職すると、転職エージェントが登録者の代わりに給料の交渉もしてくれます。

給料の交渉に対し、企業が気持ちよく応じてくれるノウハウが転職エージェントにはありますので、安心して任せましょう。

転職エージェントが給料交渉を行ってくれる理由は?

転職エージェントが給料交渉を行ってくれる理由は、登録者の給料が高く出れば高く出るほど、転職エージェント側の利益になるからです。

転職エージェントは紹介した求人企業が出した内定を、登録者が承諾し入社が決まることで紹介手数料を受け取れるビジネスです。

紹介手数料は、求人企業が提示し登録者が納得した年収の20~35%です。

よって、登録者の給料が高くなればなるほど転職エージェントの実入りが増えるため、登録者の代わりに給料交渉を頑張ってくれるのです。

転職エージェントを通して転職して給料が下がることってある?

転職エージェントを通して転職したのに給料が下がることは少ないですが、場合によってはあり得ます。

転職エージェントの担当者から希望の条件を聴かれた時に、「給料は下がってもよい」等と言った場合は下がることもあります。

給料を上げたいなら言わないようにしましょう。

また、未経験の業種や職種に転職した場合は下がることも珍しくありません。

未経験者は給料分の活躍が出来るか企業側も判断が非常に難しいため、転職エージェントでも交渉が難しい傾向があります。

ただし、転職エージェントは登録者の希望に沿えるよう最大限努力してくれます。

転職エージェントに給料交渉をしてもらった場合上がり幅の相場はどの程度?

転職エージェントに給料を交渉してもらった場合、上がり幅の相場は年収で言うと少ない人で105%程度、多い人で125%程度です。

ただ、約125%も年収がアップする登録者は珍しく、以下のような場合に大幅な年収アップの可能性があります。

  • スキルの割に安い賃金で働いていた登録者が、転職でスキルに見合った給料を得られた
  • 日系企業から経験を活かして外資系企業に転職した

自分のスキルに対する給料の相場は、転職エージェントの担当者に聞いてみましょう。

転職エージェントを通して給料をアップさせるコツは?

転職エージェントを通して給料をアップさせるコツは、下記の4点です。

  1. 企業の面接で高い評価をもらう
  2. 希望の年収を聞かれたら総支給額で答える
  3. 転職エージェントへは誠実に対応する
  4. 他に内定が出た企業の年収を転職エージェントに伝える

細かいところまでしっかり気を付けて、給料アップを目指しましょう。

コツ1.企業の面接で高い評価をもらう

応募した企業との面接で自分の強みや仕事の成果をしっかり伝え、高い評価をもらうことが大切です。

ぜひ採用したいと求人企業側に思われれば、給料を高く提示してくれる確率が高まります。

面接本番で企業の採用担当者に最大限に自分の魅力をアピールできるように、模擬面接を転職エージェントの担当者に依頼して練習するのもよいでしょう。

コツ2.希望の年収を聞かれたら総支給額で答える

転職エージェントの担当者に、希望の年収を聞かれたら必ず総支給額で答えましょう。

総支給額とは、社会保険や所得税などを差し引かれていない状態の年収です。税込み年収・額面年収とも言います。

手取り金額を、希望の年収として回答しないように気を付けましょう。

手取り金額をベースに転職後の年収を計算されてしまうと、ほとんどの場合総支給額がかえって下がるので要注意です。

コツ3.転職エージェントへは誠実に対応する

転職エージェントの担当者へ、誠実な対応を心掛けましょう。

決められた期限や約束は必ず守る、担当者からの連絡には毎回返信するなど当たり前のことをしっかり行っているだけでも印象は良くなります。

面談の後や求人企業との面接調整をしてくれた時など、お礼を伝えることも大切です。

転職エージェントも一人の人間のため、誠実で頑張っている登録者に対しては特に頑張れるのです。

コツ4.他に内定が出た企業の年収を転職エージェントに伝える

もし他の応募手段で内定が出た企業から提示された年収があれば、転職エージェントの担当者に伝えてみるのも手です。

例えば、自分で求人サイト等から直接応募した、または他の転職エージェント経由で内定が出たなどの場合です。

転職エージェントは紹介した企業に登録者が入社すると紹介手数料を受け取れるので、できるだけ自社経由で応募した企業に入社してほしいと考えています。

他の転職エージェントに負けたくない一心で、企業への給料交渉を頑張ってくれるでしょう。

ただし、嘘は絶対に厳禁です。

万が一バレたら場合、内定取り消しとまでなる可能性は低いですが、今後もし再度利用したい時に気まずくなります。

転職エージェントが給料交渉してくれないことってある?

転職エージェントが給料交渉をしてくれないことは、めったにありません。

登録者側が「給料交渉をしないでほしい」と言わない限りは、基本的に交渉はします。

交渉をした上で給料を上げられないことはあります。例えば、未経験で異業種や、違う職種に転職した場合は給料が下がるケースも珍しくないからです。

しかし、できるだけ今の給料を維持できるよう、交渉を頑張ってくれるケースがほとんどです。

転職エージェントが紹介した企業に登録者が入社すると、登録者の転職後の年収に応じた紹介手数料を受け取れます。

紹介手数料は担当者自身の営業成績に関わってくるため、給与交渉を疎かにする担当者はほとんどいないでしょう。

給料を交渉して内定取り消しってあり得る?

転職エージェントを通して給料を交渉したからといって、内定を取り消されることはまずあり得ません。

転職エージェントは求人企業1社1社に営業担当者を付けており、求人の情報を集めています。

そのため、企業側が不快にならない交渉の仕方や、企業が出せる給料の上限はいくらなのかについて熟知しています。

自分で直接応募した際には、給料交渉のやり方によっては内定取り消しもあり得ます。

例えば、応募者側からは自分に対して求人企業がいくら給料を出せるのか不明なことが多く、企業が出せない給料を交渉してしまうケースです。

求人票に書いてある給料は参考値でしかなく、応募者1人ひとりのスキルによって求人企業が出せる給料の上限は違います。

直接応募で給料の交渉をする際は、内定後に採用担当者と面談や電話をする機会を設けてもらい、採用担当者の反応を見ながら交渉しましょう。

求人企業に内定後に面談、または電話をする機会がほしいと依頼しても、特に悪い印象は与えません。

現在の年収に関して嘘をついちゃダメ?

現在の年収に関して嘘をつくことは、転職エージェント・求人企業いずれに対しても厳禁です。

現在の年収を高く言うことで、給料交渉がより簡単になると考える気持ちは解ります。

しかし、入社後に年末調整をする際、源泉徴収票の提出を求められるため、遅かれ早かれバレてしまいます。年収を偽ることは経歴詐称にあたるので、最悪の場合解雇の対象になり得ます。

自分の正確な年収を知りたい時は、現職または前職の労務担当者に、給与明細や源泉徴収票の発行を依頼しましょう。

なぜ転職エージェントが給与交渉すると給料が上がるの?

転職エージェントが給与交渉すると給料が上がる理由は、求人企業と信頼関係が出来ているからです。

多くの転職エージェントは登録者の対応をする担当者=キャリアアドバイザーの他に、求人企業1社1社に営業担当者を付けています。

営業担当者が求人企業を定期的に訪問したり連絡したりして、日々信頼関係を築いています。

また、求める人物像や今後の企業の方向性などについて、求人サイトやハローワークではわからない情報を集めており、集めた情報を元に、内定が出た登録者がいかに求人企業にマッチしているかをアピールすることができます。

そのため、企業側も「○○転職エージェントさんがそこまで言うのなら」と、給料をアップする価値を感じてくれることが多いのです。

給料交渉に強い転職エージェントってある?

給与交渉に強い転職エージェントは、type転職エージェントです。

type転職エージェントでは、求人企業1社1社の過去の合否事例を徹底的に分析した、手厚い面接対策を受けられます。

面接が上手く行くようになり、求人企業からぜひ入社してほしいと思ってもらいやすくなります。結果、高い給料提示を受ける確率を上げられるのです。

内定後の給料交渉も過去の膨大な採用事例と、登録者のスキルや面接での評価を照らし合わせて行います。

よって、登録者の評価を落とさず、求人企業が出せる給料の中でできるだけ高い金額を提示してもらえるのです。

まとめ

この記事をまとめると、

転職エージェントで転職すると、必ずではありませんが給料がアップすることが多いです。

上がり幅の相場は、少ない人で現在の年収の約105%、多い人で約125%です。

面接で求人企業から高い評価をもらえるよう転職エージェントの模擬面接を利用する、転職エージェントの担当者にマメに返信するなどの自分自身の努力も給料アップには大切です。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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