評判の悪いランキングワースト派遣会社とは?特徴や見分けるポイント、優良派遣会社も紹介!

この記事の管理者株式会社アドバンスフロー
代表取締役 中塚 章浩

大手人材会社にて長年勤務。 派遣業務、転職エージェント業務、新卒採用代行業務など、幅広い業務を経験。面接ノウハウが評判・Twitter(@shushokushiyou)

「評判の悪い派遣会社はどこ?」
「良い派遣会社と悪い派遣会社を見分けるポイントが知りたい!」
このようなお悩みを抱えていませんか?

評判の悪い派遣会社で働いてしまうと、態度の悪い派遣営業者に遭遇したり、契約と違った仕事を任されたりしてしまうことがあります。

健全な環境で派遣の仕事をするには、ブラックな派遣会社を回避しなければなりません。

この記事では、評判の悪い派遣会社の特徴や見分けるポイントなどを解説します。行政処分を受けたワースト派遣会社の事例や優良派遣会社も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

評判の悪い派遣会社とは?

評判が悪い派遣会社とは、連絡ミスがあったり極端に時給が低かったりするなど、派遣社員にストレスがかかってしまうような運用を行っている会社が該当します。

インターネットで、ダメな派遣会社ランキングや派遣会社のワーストリストなどを見かけたことがある方もいるでしょう。派遣会社の中には評判の悪い企業が少なからずあります。

評判の悪い派遣会社に遭遇しないように警戒を怠らないようにしましょう。

下記の記事では、派遣経験者の方が「ブラック企業だと感じたことがあるか?」といったアンケートの結果が掲載されていました。参考にご覧ください。

派遣社員経験者の人に「今まで登録した派遣会社の中で、ブラック企業だと感じた派遣会社はいくつありましたか?」という質問をしてみたところ、「ブラック企業と感じたところはなかった」という回答が72.5%でした。残りの27.5%のうち、「ブラック企業だと感じた」のが1社と答えた人は19.0%。2社以上だった人は8.8%です。つまり登録したことがある人のうち約4人に1人は、「ここブラック企業かも知れない」と感じた経験があるということです。

引用:PRTIMES「“ブラック”な派遣会社に当たった経験者は27.5%!正しい人材派遣会社の選び方とは?」

行政処分を受けたワースト派遣会社の事例

評判の悪い派遣会社の中でも、ワーストな派遣会社は行政処分を受けている可能性があります。行政処分を受けたワースト派遣会社の事例を紹介していきます。

事例1.国の許可を受けていない

厚生労働大臣の許可を受けずに派遣労働者を派遣している事例がありました。

労働者派遣法第5条第1項に違反して、厚生労働大臣の許可を受けずに、少なくとも派遣労働者述べ752人を労働者派遣することによって、一般労働者派遣事業を行っていた

引用:厚生労働省「派遣元事業主に対する労働者派遣事業改善命令について」

違反した派遣会社には、許可なく一般労働者派遣事業を行わないことを規定する労働者派遣法第5条第1項などに関して、重点的に点検することが求められました。

事例2.偽装請負を行った

職業安定法に違反した労働者供給事業や、労働者派遣法に違反した偽装請負を行っていた事例があります。厚生労働大臣から許可を受けている労働組合に労働者を加入させ、あたかも適法に労働供給が行われているように見せかけていました。

  • 職業安定法第44条の規定に違反し、違法な労働者供給事業を行っていた
  • いわゆる偽装請負を行うことにより、労働者派遣法の各規定に違反して業務を行っていた

引用:厚生労働省「労働者派遣元事業主に対する労働者派遣事業改善命令について」

違反した派遣会社は、派遣労働者の雇用安定措置を講じることを前提として、職業安定法及び労働者派遣法違反について是正するように命じられました。

事例3.虚偽の契約

紹介予定派遣であるとして虚偽の契約を行っていた派遣会社が業務改善命令を受けていました。

実際には職業紹介の予定がないのに、紹介予定派遣であると称して1日ないし1ヶ月間の労働者派遣契約を繰り返し18回にわたって締結し、派遣労働者延べ164人を、神奈川県川崎市所在のA病院において薬剤師の業務に従事させ、同法第4条第1項及び同法施行令第2条で禁止されている病院等における医療関係の業務への労働者派遣を行った

引用:厚生労働省「一般労働者派遣事業主に対する労働者派遣事業改善命令について」

業務改善命令では、特に短期的な紹介予定派遣を反復継続するケースにおいては、紹介予定派遣制度の趣旨に沿っていることを確実に確認するように求められました。

事例4.抵触日の通知違反

派遣社員に抵触日を適切に伝えていなかった派遣会社の事例が見受けられます。

派遣先Bから抵触日通知を受けていたにもかかわらず、労働者派遣法第34条に違反して、派遣労働者に抵触日を適正に明示しないまま、労働者派遣事業を行った

引用:厚生労働省「労働者派遣元事業主に対する労働者派遣事業改善命令について」

違反した派遣会社には、法律違反が発生した原因を突き止め、再発防止措置を講じることが命じられました。

事例5.是正指導に対する違反

是正指導を繰り返し受けていたにもかかわらず、改善が見られなかった派遣会社の事例がありました。

  • 繰り返し是正指導を受けていたにもかかわらず、複数の事業所において同様の法違反が認められたことから、東京労働局長から全社において契約している全ての労働者派遣の総点検の実施を指導され、これに対し全て点検し是正した旨の報告を行っていたが、さらに以下の法違反が認められた。
  • 派遣元管理台帳に記載すべき派遣労働者の派遣就業の開始及び終了の時刻並びに休憩時間を適正に記載しなかった

引用:厚生労働省「一般労働者派遣事業主に対する労働者派遣事業改善命令について」

改善命令では、全社において法令等労働者派遣事業制度の理解を確実な方法で徹底させ、遵法体制を整備することが求められました。

事例6.停止命令に対する違反

事業停止命令を命じられているにもかかわらず、労働者派遣を行っていた事例が見受けられました。

東京労働局より、事業停止命令及び事業改善命令を受けておりましたが、➀その事業停止期間である平成19年8月10 日から同年9月9日(三宮支店、三宮北口支店及び元町支店においては、平成19年8月10日から同年10月9日)までの間に事業停止を命じられていたにもかかわらず、全国121支店、合計961件(再修正報告により959件)の新たな労働者派遣を行った

引用:「行政処分(事業停止命令)に関するお知らせ)」

処分を受けた派遣会社は、再発防止のためにコンプライアンス室を強化したり、派遣先への定期的な巡回を実施したり、派遣社員から就業状況のヒアリングを行ったりしています。

評判の悪い派遣会社の特徴

派遣会社のホームページを見ると、それぞれの強みやメリットなどが記載されています。そのため、評判の悪い派遣会社かどうかわかりづらいのではないでしょうか。

深く考えずに利用した後に、派遣会社にむかつく人やひどい営業担当にクレームをいう人もいるかもしれませんが、そういった状況の当事者になるのは避けたいところです。

そこで今回は、最悪な状況に陥ることがないよう「ブラックな派遣会社の特徴」を8つ挙げてみました。

可能であれば派遣会社へ登録する前に確認してみましょう。

特徴1.条件が良すぎる

怪しい派遣会社の場合、極端に条件のよい求人を掲載していることがあります。たとえば、「高時給!月収○○円以上」といったフレーズで、派遣社員ではありえない報酬が提示されている求人です。

好条件の求人を掲載して人を集めた後に、別の仕事を紹介してくる可能性があるので注意してください。

実際に釣り求人に引き寄せられ、希望しない仕事を紹介されてしまった方の存在も見受けられました。

いわゆる釣り広告が掲載されていて、登録に行ったらその派遣先は他の人に決まっていると言われ、紹介してもらった他の仕事は時給が低く、労働時間も希望に合ったものがなかった。

引用:PRTIMES「“ブラック”な派遣会社に当たった経験者は27.5%!正しい人材派遣会社の選び方とは?」

登録に費やした時間が無駄になってしまいます。仮に希望にあわない仕事で妥協してしまえば、その後の勤務でストレスを感じることになります。

特徴2.担当者が不誠実

派遣先での働き方に問題はないのに、派遣会社の担当者が嘘つきで不誠実なケースがあります。

態度悪い派遣営業担当者がいたり、言うことが嘘ばかりだったりすれば、ブラックな企業だと感じてしまうのも無理はないでしょう。

派遣会社の担当営業さんが嫌で仕方ありません。勤務先は、我慢出来ないような事はなく、平穏に働かせていただいております。しかし、派遣の担当営業さんに問題があり、嫌で仕方ありません。以前質問させて頂いたのですが、今の仕事を紹介してもらう時に、私の質問に対して全て嘘の返答をされました。

引用:YAHOO!JAPAN知恵袋/ヤフー株式会社「派遣会社の担当営業さんが嫌で仕方ありません。」

質問に対して全て嘘の内容で返答してくる派遣担当者もいたようです。そのような担当者であれば、仮に派遣先でトラブルがあったときも、信頼して頼ることができないでしょう。

特徴3.事前説明と実際の仕事が異なる

評判の悪い派遣会社では、事前に説明された仕事と実際の仕事が異なることがあります。

一般的に派遣先での仕事が契約と異なっていたときは派遣会社の担当者に報告します。相談しても改善されない派遣会社には気をつけたほうがよいでしょう。

実際にデータ入力と言われていたのに架電業務まで任されてしまった事例が見受けられました。

契約時はデータ入力とだけ派遣先・派遣会社から説明されました。しかし、実際は架電業務があるようです。負担が少ないデータ入力なので安時給で納得していましたが、精神的負担が大きな架電業務もあって安時給のままです。最初に聞いていたらこの仕事を選ばなかったので、腑に落ちません。派遣ではこういうことはよくある話なのでしょうか?

引用:YAHOO!JAPAN知恵袋/ヤフー株式会社「派遣社員 実際の業務内容が違うときは誰に言えば?」

仕事環境に対して、腑に落ちない状態で勤務をし続ければ、ストレスが大きくなってしまうでしょう。

特徴4.就業後にサポートしてくれない

派遣社員に事故やトラブルが起きたときは、人材派遣会社が対処しなければなりません。

労働者派遣では、法律上の雇い主はあくまで人材派遣会社になります。よって事故やトラブルが起きた際は、まず人材派遣会社が責任をもって対処しなければなりません。

引用:厚生労働省「さまざまな雇用形態」

派遣先の仕事で困ったときに放置されるのであれば、問題を抱えた派遣会社である可能性があります。

特徴5.連絡がこない

派遣担当者から連絡がこないことで、評判が悪くなっている派遣会社もあるようです。

以下の記事のように、派遣会社から連絡がなく不満に思っている方もいます。

派遣会社って、○曜日に電話で御連絡します、進捗情報を連絡します、○日○時に連絡する、と言って連絡してこない事がよくありますよね。普通の会社では考えられないし、非常識だと思います。どうしてこんな事が派遣会社だけによくあるのでしょうか。スタッフを舐めてるんでしょうか。いい加減なんでしょうか。

引用:教えて!goo/NTTレゾナント「派遣会社ってどうして連絡してこないの?」

たしかに、提示されたタイミングで連絡がこないのは不自然だといえます。派遣の営業に不信感を抱いてしまうのも仕方がないでしょう。

特徴6.有給が取れない

一般的に労働者は条件を満たしていれば有給休暇を取得できます。

派遣社員も同様に有給休暇を取得可能です。にもかかわらず、有給休暇の日数を会社都合で決められたり、取得をさせてくれなかったりすると、ブラックな派遣会社である可能性があります。

年次有給休暇の発生要件と付与日数

労働基準法において、労働者は、
1.雇入れの日から6か月継続して雇われている
2.全労働日の8割以上を出勤している
この2点を満たしていれば年次有給休暇を取得することができます。

引用:厚生労働省「年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説」

ちなみに有給休暇を取得するには、雇用開始日から半年継続して雇用されていることや、全労働日のうち8割以上を出勤していることなどの条件を満たす必要があります。

特徴7.給与が支払われない

給与を支払ってくれない悪質派遣会社も派遣社員を苦しませています。

給与が支払ってもらえないのは生活において死活問題です。仮に故意に給与を支払っていないのであれば労働基準法に違反するので、危険な派遣会社だと思われても仕方がありません。

実際に給与を支払ってもらえない派遣社員も見受けられました。

給与未払いの派遣会社に支払ってもらうには、どうすればよいですか?借金返済もあるので、問い合せたところ昨日振込みましたと言いましたが、通帳に反映されません。故意ですよね?今の気分、かなり悲痛なんですがこれからどうすればいいでしょうか?

引用:教えて!goo/NTTレゾナント「派遣に問い合せてよい答えが聞けるのかどうか…。どう戦えばいいですか?」

振り込んだといわれているのに振り込みが確認できない事例です。生活に支障が出るだけでなく、借金返済の予定がある場合、関係者にまで迷惑をかけてしまうでしょう。

参考:東京労働局「未払賃金とは」

特徴8.残業代が出ない

派遣社員は正社員と待遇が異なるので、残業代が出ないと思っている方もいるかもしれませんが、派遣社員でも残業代は発生します。

派遣社員であることを理由に残業代を支払ってくれないのであれば、悪質な派遣会社である可能性が高いです。

派遣社員の給与は、派遣先会社と派遣元会社の間で結ばれる契約に応じて支払われ、契約では1日の所定労働時間も決められています。

所定労働時間を超えて勤務しても、派遣元会社が残業を認めないことがあります。しかし、派遣社員にも労働基準法が適用されるため、残業をしたときは残業代を請求しましょう。

評判の悪い派遣会社を確認する検索方法

行政処分を受けた派遣会社や危ない派遣会社などを自分でリサーチしたい方もいることでしょう。評判の悪い派遣会社はインターネットで検索できます。

具体的な検索方法は下記の通りです。

  • 派遣会社 ブラック
  • 派遣会社 業務停止命令
  • 派遣会社 業務改善命令
  • 評判の悪い派遣会社
  • 派遣会社 悪質
  • 派遣会社 危険

そのほかにも、ネガティブなワードを組み合わせることで、評判の悪い派遣会社が見つかる可能性があります。思いつく範囲で検索してみるとよいでしょう。

評判が悪い派遣会社に登録してしまったら?

評判の悪い派遣会社だとは知らずに、登録してしまうケースも少なくありません。ストレスを感じて働き続けるのは健全ではないでしょう。登録してしまった場合の対処方法について確認していきます。

対処法1.派遣会社の登録を解除する

登録した派遣会社の評判が悪いとわかったとき、仕事を引き受けていない段階であれば登録を解除するとよいでしょう。

ただ、すでに仕事を引き受けている場合は話が変わります。いい加減な派遣会社だからといって仕事を投げ出すと、派遣先企業にまで迷惑をかけるリスクがあります。電話や訪問など、担当者とのやり取りで余計なストレスを感じる可能性もあるでしょう。

そのため、定期フォローや更新の意思確認のタイミングで担当者に退職の意思を伝えましょう。また、残されたスタッフが業務で困らないように引き継ぎも行います。

参考:エン派遣/エン・ジャパン「派遣社員の退職手順を解説!退職の意思表示~最終日挨拶まで」

対処法2.専門機関に相談する

評判の悪い派遣会社は法律に違反して労働者を派遣しているケースもあります。常識の範囲内で退職をしようとしても、途中で業務の継続が困難に思える可能性もないとは言い切れません。

その場合は、専門機関への相談も検討しましょう。

日本人材派遣協会

日本人材派遣協会は派遣事業者の団体です。派遣事業の適正な運営や健全な発展、派遣社員の雇用安定などを目的に相談事業や講習会などを実施しています。

無料で専門家に相談できるので、気軽に問い合わせできます。

法律的に問題なのかどうか派遣会社に相談する前に確認したい、というような時は(社)日本人材派遣協会の 「相談センター」でも問い合わせができます。 法律的な相談以外に、キャリアに関する相談も受け付けてくれます。

引用:はたらこねっと/ディップ株式会社「トラブルが起きた時に相談できる機関を知りたい」

法律の知識に詳しくないと、悪質な派遣会社に対処できません。そのようなときに専門家の見解を確認できるのは安心でしょう。

厚生労働省 総合労働相談コーナー

厚生労働省の総合労働相談コーナーでは、労働問題に関するさまざまな問題に対応しています。

法律違反の疑いについても担当部署に取り次いでくれます。

  • 解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、募集・採用、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどのあらゆる分野の労働問題を対象としています。
  • 労働基準法等の法律に違反の疑いがある場合は、労働基準監督署等の行政指導等の権限を持つ担当部署に取り次ぐことになります。

引用:厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」

突然の配置転換や賃金の引き下げなどがあれば、派遣会社の対応に納得できないケースもありえます。派遣会社とのやり取りでトラブルが起きたときは、総合労働相談コーナーへの相談を検討してみてください。

対処法3.ほかの派遣会社に複数登録する

評判の悪い派遣会社の登録を解除しても、納得のいく派遣会社が見つからないこともあるかもしれません。少しでも自分にあった派遣会社と出会える可能性を高めるために、複数の派遣会社に登録するのも一つの考え方です。

派遣のお仕事も、直接雇用のお仕事同様、応募したからと言って必ず就業が決まるわけではありません。ですので、効率的かつ確実にお仕事を決めるために同時に複数応募することはごく一般的なことと言えます。派遣会社側から見ても、応募者が複数応募していることは珍しいケースではありませんので、心配しなくても大丈夫です。

引用:エン派遣/エン・ジャパン「派遣のお仕事「同時に複数応募」してOK?覚えておきたい派遣のマナー」

派遣会社に複数登録することは派遣会社側も許容しているようです。複数の派遣会社を比較すれば、評判の悪い派遣会社も浮き彫りになることでしょう。

評判の良い派遣会社と評判の悪い派遣会社を見分けるポイント

評判の良い派遣会社と評判の悪い派遣会社を見分けるにはいくつかの判断基準があります。評判の良い派遣会社と評判の悪い派遣会社を見分けるポイントを確認していきます。

ポイント1.派遣許可番号の取得

労働者派遣事業を行う者は、厚生労働大臣から許可を受けなければなりません。

派遣許可番号を確認し、無許可で労働者を派遣先に送り出す派遣会社を回避しましょう。

  • 例えばランスタッド株式会社は般13-010538という許可番号を有しています。
  • 派遣先は、知らないうちに無許可や無届出の派遣元事業所から派遣労働者を 受け入れて違法な状態になっていることもあります。昨今、許可又は届出を行わない事業所から労働者派遣を行い、行政指導を受ける事案が増えています。

引用:randstad「あなたの取引先は許可又は届出番号をお持ちですか?」

派遣先も知らずして違法な派遣会社から人材を受け入れている可能性があります。派遣先の職場に問題がないケースでも、派遣元が正式な業者であるかどうかを確実にチェックしておきましょう。

ポイント2.優良派遣事業者の認定

派遣許可番号を取得していない評判悪い派遣会社とは反対に、優良派遣事業者の認定を受けている派遣会社があります。

国から認められたまともな派遣会社であれば安心して利用できます。認定マークは「優」という文字が記載されており、各派遣会社のホームページや名刺などで確認できます。

法令を遵守しているだけでなく、派遣社員のキャリア形成支援やより良い労働環境の確保、派遣先でのトラブル予防など、派遣社員と派遣先の双方に安心できるサービスを提供できているかどうかについて、一定の基準を満たした派遣事業者を「優良派遣事業者」として認定する制度です。

引用:厚生労働省「認定取得のご案内 優良派遣事業者認定制度とは」

優良派遣事業者であれば、派遣先とのトラブルが起きても適切に対処してもらえるほか、キャリア形成のサポートも受けやすくなります。

ポイント3.社会保険の加入

社会保険の加入は雇用形態で決まるわけでありません。条件を満たしていれば派遣社員も社会保険に加入できます。

派遣先は、労働・社会保険に加入する必要がある派遣労働者については、労働・社会保険に加入している派遣労働者(派遣元事業主が新規に雇用した派遣労働者であって、当該派遣先への労働者派遣の開始後速やかに労働・社会保険への入手続が行われるものを含む。)を受け入れるべきであり、派遣元事業主から派遣労働者が労働・社会保険に加入していない理由の通知を受けた場合において、当該理由が適正でないと考えられる場合には、派遣元事業主に対し、当該派遣労働者を労働・社会保険に加入させてから派遣するよう求めること。

引用:厚生労働省「派遣先が講ずべき措置に関する指針」

社会保険に加入させない理由が不適切である場合、派遣元は社会保険に加入させてから派遣社員を送り出すことになっています。そのため、社会保険の加入についてごまかす派遣会社は不自然です。

ポイント4.口コミによる評判

実際に派遣会社で働いたスタッフが不満を抱き、会社に対する評判を口コミで紹介しているケースがあります。

私が経験したのでは、一応親会社が大手有名企業の派遣会社。バックに大手がついてるから きちんとしてるだろうなと期待してたら甘かった。スキルチェックを全くやらないから、いいの?なんて思っていたのですが、いざ仕事を紹介されて面接していた時の事、相手先企業に「タイピングは 1分間にどの位ですか?」と聞かれ、やってないから、私も営業も しどろもどろ・・。そのせいではないかもしれませんが、もちろん結果は×。

引用:YAHOO!JAPAN知恵袋/ヤフー株式会社「悪質な派遣会社を教えてください。」

登録してはいけない派遣会社や、やばい派遣会社は、2chや5chまとめの口コミサイトなどでも掲載されています。信ぴょう性の低いコメントもあるかもしれませんが、念のためリサーチの幅を広げておくとよいかもしれません。

優良派遣会社ランキング

評判の悪い派遣会社を選びたくない方のために優良派遣事業者を紹介していきます。なお、独自の基準にもとづきピックアップした人材派遣の大手6社から、企業としての信頼度の指標となる資本金をベースにランキングを作成しています。

それぞれ特徴や強みが異なるので、自分に適した派遣会社をぜひ検討してみてください。各社の情報やデータ、数値などは、2021年4月時点で各社のホームページに掲載されていた内容です。

優良派遣事業者1.アデコ

アデコは、ひとりひとりの人生をより一層輝かせていくことをビジョンに掲げている派遣会社です。

資本金は55億6,000万円となっており、社員数は3,000名です。売上高は1,805億円(日本)であり、北海道から沖縄まですべてのエリアをカバーするネットワークが強みとなっています。

アデコの事務正社員(※)として、派遣先企業のオフィスワークで働きます。無期限の雇用契約を結ぶので、期間を定めて働く登録型派遣とは異なり 正社員・契約社員に近い条件や待遇が用意されていることが特徴です。

引用:Adecco「キャリアシード・エル3つの特徴」

アデコは、スタッフの皆さまが育児と仕事を両立できるように、提携の保育施設やベビーシッターの利用料金の割引などの特典、「えらべる倶楽部」ではベビー用品などの特別割引や、保健師や保育士などの資格を持つ専門家による育児相談など、さまざまなサービスをご用意しています。

引用:Adecco「育児支援サービス」

アデコは、事務の仕事で安定して働きたい方や、育児をしている主婦の方などにもおすすめの派遣会社です。

参考:Adecco「アデコは優良派遣事業者認定制度にて、「優良派遣事業者」に認定されました」

優良派遣事業者2.メイテック

メイテックは、ものづくりの核心を人と技術で担っている派遣会社です。

資本金は50億円であり、従業員数は7,659人となっています。グループ連結売上高は1,009億9,500万円であり、営業拠点は41拠点です。

メイテックのエンジニアは、普段はそれぞれのお客さま先にて業務をしていますが、エンジニア同士で相談し、若手を育成したり支え合うさまざまな活動を実施しています。例えば新卒社員や、転職してきたキャリア入社の仲間たちがメイテックエンジニアとしてどう成長していくのかなど、各拠点のマネージャーが中心となり、仲間の成長をフォローしています。

引用:メイテック「エンジニア同士でつながり、相談し、学び続けるために」

エンジニア同士で成長しあえる環境が整えられています。派遣先で働くときの孤独感を和らげられるに違いありません。

参考:メイテック「優良派遣事業者」

優良派遣事業者3.マンパワーグループ

マンパワーグループは日本で初めて設立された人材派遣会社です。評判の悪い派遣会社が見受けられる一方で、優良派遣事業者の認定取得を機に、あらためて日本の労働環境の活性化に努めています。

資本金は40億円であり、従業員数は子会社も含めて2,981人、登録者数は59万2,110人です。全国における拠点数は142となっています。

  • 派遣登録をして頂きますと、マンパワーグループの福利厚生を利用していただくことが出来ます。中でも無料のオンライントレーニングはOAスキルなどを自宅で学習できますので、スキルアップにも是非役立ててください。
  • 契約終了となった場合には、そこでのお仕事の経験を考慮し、さらにご希望条件を伺った上で、次のお仕事のご案内をしていきます。

引用:マンパワーグループ「派遣でのお仕事が初めての方へ」

スキル形成のサポートを行っているほか、派遣契約終了後も希望にあった仕事を案内してくれるので、安心して働きやすいでしょう。

参考:マンパワーグループ「マンパワーグループ、優良派遣事業者認定のお知らせ」

優良派遣事業者4.テンプスタッフ

パーソルテンプスタッフは、派遣社員の人格や個性を尊重し、安心して働ける環境を確保している派遣会社です。

資本金は22億7,300万円であり、連結従業員数は50,774名でとなっています。連結売上高は9,705億7,200万円であり、国内のグループ拠点数は468拠点です。

  • 仕事探しから就業後もフォローがあるので安心して働いていただけます。仕事やキャリアの相談は対面やメールのカウンセリングが受けられます。
  • 各種社会保険、健康診断や有給休暇制度もあります。またスキルアップ支援として、OA・語学や資格取得のための講座をご用意しています。

引用:テンプスタッフ「仕事・働き方でお悩みの方も、まずはご相談ください」

評判の悪い派遣会社と違って、就業後までしっかりとフォローしてくれるほか、社会保険や有給取得に関する制度もきちんと整備されています。

参考:テンプスタッフ「優良派遣事業者行動指針」

優良派遣事業者5.リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィングは、一人でも多くの人が自分らしい働き方を実現できる社会を目指す派遣会社です。

資本金は19億3,940万円であり、従業員数は1,875人、登録スタッフ数は約104万人です。売上高は2,274億円となっており、事業所は全国で32拠点です。

大手企業や人気企業をはじめ、幅広い就業先からお仕事をご紹介します。派遣がはじめての方や、新しい業種・職種にチャレンジしてみたい方も安心して働くことができます。

引用:リクルートスタッフィング「バリエーション豊かな就業先」

三菱商事や早稲田大学、日本Microsoft、明治安田生命など、大手企業や有名大学への派遣実績があります。評判の悪い派遣会社では決して構築できないネットワークを有しているといえるでしょう。

参考:リクルートスタッフィング「リクルートスタッフィングは優良派遣事業者認定制度(厚生労働省の委託事業)において優良事業者として認定されました」

優良派遣事業者6.スタッフサービス

スタッフサービスは、自分の条件にあった仕事を見つけやすい人材派遣会社です。

資本金は3億円となっており、従業員数は4,315人です。グループ全体において、有効登録者数は約120万人、売上高は3,243億円であり、事業所は全国47都道府県で展開されています。

  • スタッフサービスでは、キャリアに関する相談窓口を開設しています。
  • ひとりひとりの相談内容にあわせて、カウンセリングは進んでいきます(※カウンセリング時間は1回60分です)。
  • スタッフサービスから紹介予定派遣の仕事を紹介してもらいました。面接に自信がなく、カウンセリングを受けることにしました。マンツーマンで面接突破のための立ち居振る舞いや自己PR、志望動機や質問に対する答え方などの的確なアドバイスを受け、自分に自信が持てました。

引用:スタッフサービス「スタッフサービスで安心!キャリアカウンセリング」

スタッフサービスでは、登録している方を対象に無料のキャリア相談を受け付けています。営業担当者に相談内容が伝わらないので、悩んでいることを打ち明けやすい点も安心です。

評判の悪い派遣会社において、性格の合わない営業担当者にキャリアの悩みを相談できなかった方は、スタッフサービスのように相談窓口を設けている派遣会社を検討してみるとよいかもしれません。

参考:スタッフサービスグループ「スタッフサービス優良派遣事業者認定を取得」

まとめ

この記事をまとめると、評判の悪い派遣会社には担当者が不誠実だという特徴や、就業後にサポートをしてくれないという特徴があるとわかりました。中には、条件の良すぎる求人で労働者を集める手口を使うブラックな派遣会社もありました。釣り求人には注意してください。

また、行政処分を受けているワースト派遣会社の事例も少なからず存在しています。虚偽の契約や偽装請負などを行っている事例があり、改善命令が出されていました。

このような派遣会社はネガティブなワードで検索するとヒットする可能性があるので、各自でも調査しておくことをおすすめします。

確実に評判の悪い派遣会社を回避したいのであれば、国から認められた優良派遣事業者の利用を検討してみるとよいかもしれません。今回紹介した優良派遣事業者以外にもさまざまな派遣会社が認定されています。自分に適した派遣会社を探してみるとよいでしょう。

あなたがホワイト企業や良い環境で就業できることを願っています。

この記事が、あなたの転職活動・就職活動のお役に立てば幸いです。

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