株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「既婚者は派遣事務に採用されにくいって本当?採用されるためにはどうすればいいの?」と困っていませんか?
既婚者が派遣事務に採用されにくいのは事実です。しかし、そう言われても働きたいと思ったら何とかして採用されたいですよね。
なぜ既婚者は採用されにくいのか?採用されるにはどうすればいいのか?この真相がよく分からないので困ってしまうものです。
でも安心してください!この記事では既婚者が派遣事務に採用されにくい理由と、採用されるためのポイントを詳しく解説しています。
派遣社員を7年経験した私。派遣事務という仕事の中身を熟知しています。だからこそ既婚者が採用されにくい理由と、採用されるにはどうすればいいかについて詳しく解説いたします!
派遣事務は慣れればとても快適で楽しい仕事。長く働きたいと考えている既婚者にとっては働きやすい仕事と言えます。結婚しても派遣事務として頑張ろうと意気込む皆さんの希望が叶うことを祈っています。
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目次
既婚者が事務に採用されにくい4つの理由
既婚者が派遣事務に採用されにくい理由は単純です。
ただ、その理由のほとんどはイメージから作られたものであり、すべての既婚者に当てはまるとは言えません。
既婚者でも経験や意欲があれば、事務職に就くチャンスはいくらでもあります。まずは、応募前に今の自分が置かれている状況をよく考え、採用されにくいポイントがあるかを判断してみましょう。
妊娠と共に仕事を辞める可能性がある
結婚や出産を機に会社を辞める女性は多いです。そのため、特に20~30代の既婚者は「妊娠がわかったら仕事を辞めるだろう」と判断され、採用されないことがあります。
せっかく採用したのにすぐに辞められてしまっては、別の人を雇って1から仕事を教えなければなりません。新人を教育する仕事が追加されるので、周囲の人の通常業務に支障が出る場合もあるのです。
そうした事態を避けるため、会社側としては最低でも数年は働いてくれる人を探します。この点をよく理解し、自分がどこまで会社の希望に答えられるかを、面接の際に上手に説明してみましょう。
仕事より家庭を優先するイメージがある
会社は既婚者に対し、仕事より家庭を優先するイメージを持っています。そのため、家庭の事情で頻繁に仕事を休むことを懸念して、既婚者を採用しないことがあるのです。
特に高校生までの子供がいる既婚者は、子供の体調不良や学校行事などで休むことが多いです。業務量が多い職場で事務職にたびたび休まれては、仕事の進み具合に大きな影響を及ぼすことになります。
近年は家庭を優先することに寛容な会社も増えてきていますが、そのような会社を探すのは至難の業。たいていの会社は、会社のために働ける人を求めていると理解しておきましょう。
仕事と家庭の両立は厳しいと判断される
日中は会社で仕事をし、帰宅後は家庭のことをするというのは、心身ともにかなりのパワーが必要になります。そのため、仕事と家庭の両立は厳しいと考え、既婚者の採用を見送る会社は多いです。
採用担当者は、応募書類の書き方や面接の受け答えを通して、応募者が仕事と家庭を両立できる資質を持つかを見抜きます。資質がないと判断された人は、「仕事と家庭の両立に疲れてすぐに仕事を辞めるだろう」と見られてしまうのです。
書類の書き方や面接での受け答えには、知らぬ間にあなたという人間の本質が出るものです。ここをよく理解し、注意深く対応するようにしましょう。
仕事への意欲が薄いイメージがある
応募してきた既婚者女性に対して、「大黒柱ではないのだから、仕事への意欲は薄い」というイメージを持つ採用担当者は、残念ながら一定数います。そうしたイメージから、既婚女性の採用に積極的でない会社があるのは事実です。
そのような会社は、「夫がいるのだから、どうしても働かなければならない状況ではないのだろう」「小遣い稼ぎのためだろう」といった先入観を持っているため、相当なやる気を見せないと採用されません。
そのため、同レベルの経験やスキルを持つ既婚者と独身者が応募してきた場合は、既婚者の採用を見送ることが多いのです。こうした現実を理解して、仕事への意欲をちゃんとアピールするようにしましょう。
採用に近づく4つのポイント
既婚者は採用されにくいとしても、派遣事務の仕事を簡単に諦めることはできませんよね。
そういう人は、これから紹介する採用に近づくポイントをよく読んで諦めずに実践してみましょう。
事務の経験が豊富
結婚前に事務の仕事を経験し、豊富な知識とスキルを持っているという方は、その点をきちんとアピールするようにしましょう。
採用側が臨むのは即戦力となる人材です。そのため、経験やスキルのある人であれば、既婚者かどうかは問題にならず採用されることは十分に考えられます。
「急募」「採用後すぐに業務可能」などと求人票に書いている会社は、既婚者であることを問題としない可能性が高いです。自分の経験やスキルに自信を持って、どんどん応募してみましょう。
同年代の既婚者が働いている会社を探す
同年代の既婚者が働いている会社であれば、同じ境遇である既婚者が採用される可能性は高まります。
派遣事務の仕事量が多い会社では、複数の派遣事務を雇い、互いにフォローし合えるシステムができていることが多いです。そうした会社は、同じ境遇にある人の方がコミュニケーションが取りやすくなり、スムーズに仕事が進むだろうと考えます。
「30~40代の女性活躍中」「女性が働きやすい職場です」などと求人票に書いている会社は、女性を中心に雇用している可能性が高いです。応募の際に、派遣事務同士のフォロー体制があるかを確認しておくと良いでしょう。
仕事への意欲をはっきり示す
「バリバリ働きたい」という意欲を持って面接にのぞめば、既婚者であっても問題なく採用される可能性があります。
仕事に対するモチベーションは、仕事の進み具合に大きな影響を及ぼします。会社としては仕事がちゃんと進んでくれることが大事なので、既婚者でも意欲が強い人を雇った方が有益なのです。
「なぜこの仕事を選んだか?」「仕事をする上で何を大事にしたいか?」「会社に対してどう貢献したいか?」などを、自分の言葉ではっきり伝えてみましょう。仕事に対する意欲を見せるだけでも、採用に一歩近づくことは間違いありません。
誰にも負けないスキルを持つ
派遣事務として高いスキルを持つ人であれば、既婚者であっても即採用されることがあります。
標準レベルを超えたスキルを持つスペシャリストを雇用することは、会社に大きな利益をもたらします。そのため、スキルレベルの高さを示す資格を持つ人がいれば、何とかして採用しようと考えるのです。
特に、パソコンや経理に関する上級スキルを持つ人はなかなかいないため、これらの資格があれば、既婚者でも採用される可能性はかなり高まります。既婚者でも有利に採用されたいなら、資格や勉強にチャレンジしてみましょう。
まとめ
派遣事務の仕事は簡単そうに見えますが、実は意外に難しいもの。
そのため、既婚者であっても、仕事を滞りなく進められる能力さえあれば採用されるということを理解しておきましょう。
この記事をまとめると、「確かに、既婚者で派遣事務に採用されるのはハードルが高いけれど、まったく可能性がないわけではない」ということになります。
「既婚者だから…」と働くことを諦めるのではなく、「結婚しても働きたい!」と気持ちを切り替え、自信をもって応募してみましょう。この記事が、あなたの就職活動のお役に立てば幸いです。
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