【派遣のプロが教える】事務職・営業職の紹介予定派遣に強い派遣会社ランキング

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営業職や事務職を希望されてる方のなかには、「紹介予定派遣の求人が多い派遣会社はどこ?」と思っていませんか?

そこで、元派遣会社で2000人以上のスタッフの就業に携わった管理者が、大手派遣会社6社の求人数を調査し、紹介予定派遣に強い派遣会社をぶっちゃけで紹介します。

さらに、以下のような内容も解説し、紹介予定派遣についても学べる記事になっています。

※青文字部分をクリックすると該当箇所にジャンプします。

この記事をキッカケに、希望する職種の紹介予定派遣の求人を得て、素敵な仕事に巡り会えることを祈っております。

【調査結果】事務職の紹介予定派遣求人数ランキング

事務職におすすめの派遣会社は、以下の3つのポイントで選びましょう。

1.「紹介予定派遣の求人数が多い」
と、希望条件に合った求人をより見つけやすくなります。
2.「口コミ・評判がいい」
と、手厚いサポートを受けることができます。
3.「福利厚生が充実」
と、スキルアップ講座やプライベートが充実するサービスなどを利用できます。

そこで大手6社の派遣会社の求人数を調査し、事務職の紹介予定派遣求人数を調査し、以下の通りのランキングとなりました。

事務職×紹介予定派遣
求人数ランキング
(調査日:2024年2月5日)
第1位
テンプスタッフ
公式サイト
第2位
アデコ
公式サイト
第3位
スタッフサービス
公式サイト
事務職すべて
5,412件
事務職すべて
2,465件
事務職すべて
1,791件
一般事務
3,646件
一般事務
1,585件
一般事務
574件
営業事務
1,337件
営業事務
441件
営業事務
337件
人事・総務事務
1,177件
人事・総務事務
445件
人事・総務事務
222件
経理事務
974件
経理事務
396件
経理事務
365件
金融事務
995件
金融事務
486件
金融事務
84件
口コミ・評判:〇 口コミ・評判:〇 口コミ・評判:〇
福利厚生:〇 福利厚生:〇 福利厚生:〇
→詳細はこちら →詳細はこちら →詳細はこちら

第4位からはこちらをご覧ください。

第4位
ランスタッド
公式サイト
事務職すべて
1,249件
第5位
リクルートスタッフィング
公式サイト
事務職すべて
1,235件
第6位
マンパワー
公式サイト
事務職すべて
1,158件
第7位
パソナ
公式サイト
事務職すべて
898件
第8位
ヒューマンリソシア
公式サイト
事務職すべて
327件
第9位
綜合キャリアオプション
公式サイト
事務職すべて
321件
第10位
マイナビスタッフ
公式サイト
事務職すべて
270件
第11位
アヴァンティスタッフ
公式サイト
事務職すべて
249件
第12位
ウィルオブ
公式サイト
事務職すべて
212件
求人数の調査概要はこちら
調査の企画・集計 株式会社アドバンスフロー
調査対象とした派遣会社について Googleで「事務職 派遣会社」という検索ワードで検索し、求人が確認できた派遣会社及び検索結果に表示された10ページ内のWEBサイトを閲覧。そのサイトに記載されていた「『労働者派遣事業許可』をもっている企業」
調査対象とした求人について 上記で調査対象としたWEBサイトで公開されている求人のうち、「条件:事務職」「雇用形態:紹介予定派遣」に当てはまる求人数を抽出。
調査日 求人数集計表の上部に記載

※ランキングは「調査時点での求人数の多い順」であり、各派遣会社の優劣を意味するものではございません。派遣会社選びの際の1つの指標としてご利用ください。

【求人数第1位】テンプスタッフ

テンプスタッフ
求人数もトップクラス、さらに派遣スタッフへの手厚いフォローが有名で、特に女性には登録してほしい派遣会社です。

「テンプスタッフ」が事務職におすすめの理由

  1. テンプスタッフの紹介予定派遣は、一度派遣したことのある企業からの求人が多いため、正社員で入社するのが難しい大手・優良企業で働けるチャンスがある
  2. 未経験OKの紹介予定派遣求人も豊富にあるため、事務職未経験者も社員として働けるチャンスを得られる。
対応地域 全国
紹介予定派遣の求人数 【事務職すべて】5,412件
【一般事務】3,646件
【営業事務】1,337件
【人事・総務事務】1,177件
【経理事務】974件
【金融事務】995件
(求人数調査日:2024年2月5日)
登録方法 WEB面談付登録・電話面談付登録・来社登録

関連記事:「パーソルテンプスタッフ」の口コミ・評判

【求人数第2位】アデコ

アデコのホームページ画像
画像引用元:「アデコ」公式サイト

「アデコ」がアデコにおすすめの理由

  1. 事務職の紹介予定派遣求人には、アデコからの入社実績がある起業が多数存在する。
  2. 紹介予定派遣の中には未経験者歓迎の求人情報も多数あり、事務職が初めての人でも応募することができる。
  3. 提携校であるWinスクールにアデコ特別価格で通うことができ、即戦力として働けるようなOAスキルをマンツーマンで学ぶことができる。
会社名 アデコ株式会社
対応地域 全国
紹介予定派遣の求人数 【事務職すべて】2,465件
【一般事務】1,585件
【営業事務】441件
【人事・総務事務】445件
【経理事務】396件
【金融事務】486件
(求人数調査日:2024年2月5日)
取扱い職種 オフィスワーク・事務|金融|営業・販売・サービス・テレオペ|メディカル・ヘルスケア|製造・物流・軽作業
取扱い雇用形態 派遣、紹介予定派遣、プロジェクト契約社員、無期雇用派遣
許可番号 派13-010531
13-ユ-010386
優良派遣事業者/2114007(03)

関連記事:アデコの評判・口コミ

【求人数第3位】スタッフサービス

スタッフサービスのホームページ画像

「スタッフサービス」が事務職におすすめの理由

  1. 未経験者歓迎の求人情報も豊富にあり、事務職未経験者でも応募が可能。
  2. 事務職に正社員として働く際に求められるOAスキルについて、通学・eラーニングのどちらでも学べるビジネススクールがある。
対応地域 全国
紹介予定派遣の求人数 【事務職すべて】1,791件
【一般事務】574件
【営業事務】337件
【人事・総務事務】222件
【経理事務】365件
【金融事務】84件
(求人数調査日:2024年2月5日)
登録方法 WEB登録(ネット登録)・来社登録

関連記事:「スタッフサービス(オー人事.net)」の口コミ・評判

【調査結果】営業職の紹介予定派遣求人数ランキング

営業職におすすめの派遣会社は、以下の3つのポイントで選びましょう。

1.「紹介予定派遣の求人数が多い」
と、希望条件に合った求人をより見つけやすくなります。
2.「口コミ・評判がいい」
と、手厚いサポートを受けることができます。
3.「福利厚生が充実」
と、スキルアップ講座やプライベートが充実するサービスなどを利用できます。

そこで大手6社の派遣会社の求人数を調査し、営業職の紹介予定派遣求人数を調査した結果、以下の通りのランキングとなりました。

営業職の紹介予定派遣求人数ランキング
(求人数調査日:2024年2月5日)
第2位
テンプスタッフ
公式サイト
第1位
アデコ
公式サイト
第3位
スタッフサービス
公式サイト
求人数:422件 求人数:383件 求人数:161件
口コミ・評判:〇 口コミ・評判:〇 口コミ・評判:〇
福利厚生:〇 福利厚生:〇 福利厚生:〇
→詳細はこちら →詳細はこちら →詳細はこちら

第4位からはこちらをご覧ください。

第4位
パソナ
公式サイト
142件
第5位
マンパワー
公式サイト
133件
第6位
ランスタッド
公式サイト
97件
第7位
ヒューマンリソシア
公式サイト
65件
第8位
リクルートスタッフィング
公式サイト
47件
第9位
アヴァンティスタッフ
公式サイト
16件
第10位
マイナビスタッフ
公式サイト
15件
求人数の調査概要はこちら
調査の企画・集計 株式会社アドバンスフロー
調査対象とした派遣会社について Googleで「営業職 派遣会社」という検索ワードで検索し、求人が確認できた派遣会社及び検索結果に表示された10ページ内のWEBサイトを閲覧。そのサイトに記載されていた「『労働者派遣事業許可』をもっている企業」
調査対象とした求人について 上記で調査対象としたWEBサイトで公開されている求人のうち、「条件:営業職」「雇用形態:紹介予定派遣」に当てはまる求人数を抽出。
調査日 求人数ランキング上部に記載

※ランキングは「調査時点での求人数の多い順」であり、各派遣会社の優劣を意味するものではございません。派遣会社選びの際の1つの指標としてご利用ください。

【求人数第1位】テンプスタッフ

テンプスタッフ
求人数もトップクラス、さらに派遣スタッフへの手厚いフォローが有名で、特に女性には登録してほしい派遣会社です。

「テンプスタッフ」が営業職におすすめの理由

  1. テンプスタッフの紹介予定派遣の仕事は企業からのニーズが年々増加しているため、自分に合った職場にマッチしやすくなっている。
対応地域 全国
紹介予定派遣の求人数 【営業職】422件
(求人数調査日:2024年2月5日)
登録方法 WEB面談付登録・電話面談付登録・来社登録

関連記事:「パーソルテンプスタッフ」の口コミ・評判

【求人数第2位】アデコ

アデコのホームページ画像
画像引用元:「アデコ」公式サイト

「アデコ」が営業職におすすめの理由

  1. アデコの紹介予定派遣には、銀行や自動車、建材メーカー、医療機器メーカーなど幅広い企業での営業職の求人情報がある。
会社名 アデコ株式会社
対応地域 全国
紹介予定派遣の求人数 【営業職】383件
(求人数調査日:2024年2月5日)
取扱い職種 オフィスワーク・事務|金融|営業・販売・サービス・テレオペ|メディカル・ヘルスケア|製造・物流・軽作業
取扱い雇用形態 派遣、紹介予定派遣、プロジェクト契約社員、無期雇用派遣
許可番号 派13-010531
13-ユ-010386
優良派遣事業者/2114007(03)

関連記事:アデコの評判・口コミ

【求人数第3位】スタッフサービス

スタッフサービスのホームページ画像

雇用形態や職種によらず「求人数が多い派遣会社」として有名で、登録必須といえる派遣会社の1つです。

スタッフサービスは、リクナビNEXTやリクルートエージェントなど多様な転職支援サービスを打ち出している「リクルートグループ」の一員です。

リクルートグループは全体的に営業力が高く、さらにスタッフサービスから派遣されたスタッフも仕事ができる方が多いため、取引企業からの信頼が厚いです。それが、求人数が多い理由でもあります。

またスタッフサービスは、職種や業種によって派遣会社を細かく分けており、より専門的な知識のある担当者が派遣されるスタッフや派遣先となる取引企業をサポートしています。

対応地域 全国
紹介予定派遣の求人数 【営業職】161件
(求人数調査日:2024年2月5日)
登録方法 WEB登録(ネット登録)・来社登録

関連記事:「スタッフサービス(オー人事.net)」の口コミ・評判

紹介予定派遣とはどのような働き方なのか?

紹介予定派遣の企業面談の様子

紹介予定派遣とは、将来、企業から直接正社員や契約社員として雇用されることを前提とした働き方です。

紹介予定派遣の派遣期間は、多いのが3か月、最長で6か月です。6カ月以内に双方の相性を見極める必要があります。

上記の派遣期間終了後に企業と本人が合意すれば、正社員または契約社員として採用されるというシステムです。

紹介予定派遣の派遣期間を終えた後に、正社員として雇用なのか、契約社員として雇用なのか、事前に派遣会社の営業マンへしっかり確認しましょう。

元派遣会社勤務・現役の転職エージェント

私の経験則では、90%以上の確率で直接雇用が成立します。

紹介予定派遣のメリットとデメリットは?

紹介予定派遣のメリット

紹介予定派遣は雇用契約を結ぶ前に、お互いの希望のミスマッチを防ぐことができるため無駄のない、効率的な制度と言えます。

また、紹介予定派遣の期間中は派遣会社のサポートを受けることができるため、困ったことがあった時に企業と交渉してくれたり、転職が初めてといった方にもアドバイスをもらえるなど安心です。

求職者(お仕事を探している方)目線のメリット

入社前に会社の雰囲気や人間関係、仕事内容を確認できる。

求職者は、自分にあった企業で働きたい、スキルを活かしたいという希望があります。

この制度を利用することによって、実際に現場で働き、本当にやりたかった仕事であるかどうか、自分のスキルや資質と仕事内容がマッチしているか、また社内の人間関係や組織などについても判断することができます。

企業目線のメリット

面接だけでは把握しにくいスキルや人柄・勤務態度を実際に見て判断することができます。
企業側もできるだけ「いい人材を雇用したい」という希望があります。

紹介予定派遣のデメリット

いいことづくめのような紹介予定派遣制度ですが、デメリットはあるのでしょうか?

求職者(お仕事を探している方)目線のデメリット

  • スキルがないと採用されない
  • 確実に正社員になれるとは限らない

企業目線のデメリット

雇用したい人材でない場合、再度、紹介予定派遣で求人を出さなくてはならない。

【FAQ】紹介予定派遣に関するよくある質問

紹介予定派遣は活用すべきか?

メリット・デメリットを合わせて考えても、直接雇用で働きたいのなら、紹介予定派遣の求人を検討する価値はあります。

直接雇用に切り替えた後の給与や雇用形態は、紹介時に必ず派遣会社から説明されます。自分の条件に合わないならば断れるため、自分で求人に応募する直接応募と大きな差はありません。

求人の選択肢は確かに少ないですが、複数の派遣会社に登録して紹介予定派遣の求人情報を得ることで選択肢を増やすことはできますし、直接応募の転職を併用してもいいのです。

直接雇用での転職を目指すなら、2~3社の派遣会社へ登録して紹介予定派遣の求人を探しつつ、自分でも直接応募を継続して転職活動するのがベストです。

紹介予定派遣はやめた方がいいの?

紹介予定派遣はおすすめすることができる働き方のひとつです。

紹介予定派遣をおすすめできる理由としては、以下の2点があります。

  1. ハローワークなどの通常の就職活動では応募できないような大手企業で就業でき、実際に正社員になれる可能性がある
  2. 実際に職場の人間関係や実際の残業時間などを、正規雇用を結ぶ前に確認する事が出来るため働く側のリスクを減らす事が出来る

長く働く上で2つ目の「職場の人間関係や実際の労働環境」という部分は特に最重要ポイントになります。その部分を事前に確認出来るというメリットは、とても大きいことから紹介予定派遣はおすすめできます。

紹介予定派遣が向いている人、向いていない人の特徴は?

紹介予定派遣という働き方が向いている人、向いていない人の主な特徴は以下の通りです。

紹介予定派遣に向いている方の特徴
・希望する企業の資格や応募要件を満たしていない方
・正社員になる前に実際の職場の雰囲気等を確認しておきたい方
紹介予定派遣は辞めたほうが良い方の特徴
・自分の就職活動に自信が有り、すぐに正社員で働きたい方
・社会保険や有給休暇等の福利厚生を早い段階で受けたい方

有給休暇については、派遣会社の派遣社員から派遣先企業の直接雇用に雇用転換をする際に、有給休暇のカウントがリセットされてしまうことから注意が必要になります。

「紹介予定派遣」と「登録型派遣」の違いは?

紹介予定派遣と登録型派遣の大きな違いは、登録型派遣では直接雇用の可能性がないのに対して、紹介予定派遣では直接雇用の可能性があることです。

ただし、直接雇用契約であっても、すべて正社員としての雇用契約ではなく契約社員としての雇用契約の可能性もあります。

「紹介予定派遣」と「直接雇用」の違いは?

どちらがいいかといえば「紹介予定派遣」で転職する方が、転職のハードルは低いでしょう。

紹介予定派遣だと、希望やスキルに見合った求人を紹介してもらえ、言葉を選ばずに言うなら「内定を得られやすい求人」に応募できます。さらには、面接対策などの相談に乗ってもらえます。

ただし、紹介予定派遣も選考はあるため、希望の求人があっても派遣会社内の社内選考で落ちたり、派遣先企業での面接や筆記試験で落ちることもあります。

自分ですべてを行う「直接雇用への応募」よりも選べる自由度は低いですが、紹介予定派遣の方が派遣会社からのサポートを受けて早期に転職が実現する可能性があります。

関連記事:「紹介予定派遣」とは? メリット・デメリットを派遣のプロが教えます

紹介予定派遣に応募するときに確認すべき2つのポイント

紹介予定派遣の求人に応募するなら、次の2つの点を事前に確認をしておきましょう。

  1. 直接雇用後の雇用形態や給与
  2. その派遣会社からの過去の派遣実績

紹介予定派遣の求人では、必ず求人票に直接雇用後の雇用形態や給与金額などが示され、派遣会社からも詳しく説明されます。

直接雇用後の条件は、将来設計にも大切なこと。しっかりと確認し、より詳しく知りたいことや条件に合わないと感じる箇所は、どんどん派遣会社に質問しましょう。

例えば、正社員希望だけど、求人は契約社員スタートだったとして、その後の正社員登用の可能性や無期雇用への切り替えはどうなのかを質問すれば、今後正社員になれるかどうかもわかり、応募できる求人も多くできます。

また、過去の派遣実績があれば、どのような人物像を企業が欲しがっているか、より鮮明に派遣会社は知っているため、応募できれば内定を得られやすいのです。

関連記事:「紹介予定派遣」とは? メリット・デメリットを派遣のプロが教えます

紹介予定派遣として就業中にクビになることや直接雇用になれないことはあるの?

結論から言うと、紹介予定派遣の派遣期間中にクビになったり、直接雇用になれないことは十分あり得ます。

厚生労働省が発表している「労働者派遣事業報告書の集計結果」を参照すると、紹介予定派遣として派遣された方のうち、直接雇用に結びついた方は平成30年度で52.2%の割合で直接雇用となっています。

労働者派遣事業報告書の集計結果
画像引用元:厚生労働省「平成30年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)|表10 紹介予定派遣の状況」

50%程度の方が直接雇用になっているということは、裏を返すと約50%の方が派遣期間中にクビになったり直接雇用になれなかったことを意味しています。

主に派遣期間が終了後に派遣先企業側から直接雇用を断るケースが多いのですが、派遣社員に明らかな問題がある場合は途中でクビになることもあり得ます。

紹介予定派遣でクビになる理由は?

紹介予定派遣でクビになる理由は、スキル不足だったり、派遣期間中に大きな問題を起こした場合が多いです。

具体的な理由として、ここでは以下の3つについてご紹介します。

  1. 業務上損害が発生するような大きなミスを犯した場合
  2. 勤務態度に大きな問題があった場合
  3. 業務を遂行するにあたり著しく支障が出ている場合

スキル不足の場合は派遣期間終了後に直接雇用を断られますが、大きな問題を起こした場合は、解雇される可能性が出てくるので注意しましょう。

紹介予定派遣で企業側が直接雇用を断ることはある?

紹介予定派遣は直接雇用を保証するものでは無いので、紹介予定派遣も派遣先企業側が直接雇用を断る可能性はあります。

紹介予定派遣は、予め決められた期間を経て直接雇用の正社員となることができるので、まずはその派遣期間を満了後に直接雇用されるかどうかが決まります。

派遣期間中の勤務態度や仕事に対しての意欲やスキルなどを見られるので、直接雇用が保証されているわけでは無いという事を頭に入れておきましょう。

勿論、働く側の方から断ることもできるので、実際に勤務してみて継続が難しい場合は派遣の期間満了後に直接雇用を辞退することもできます。

紹介予定派遣から正社員になれない可能性もある?

紹介予定派遣から正社員になれない場合は勿論あります。

紹介予定派遣は直接雇用を必ず約束するものではないので、派遣期間中に派遣先企業側が更新しない可能性もあったり期間満了後に直接雇用されないケースもあります。

不採用の理由で多いのは、仕事内容が合っておらず続けていくのが難しそうだという判断であったり、当日欠勤が多いなどの勤務態度が原因なのがほとんどです。

紹介予定派遣が採用された後も直接雇用を目指して派遣先企業に積極的にアピールしていきましょう。

紹介予定派遣の派遣契約を更新を断ることは可能?

実際に派遣で勤務してみて業務内容が自分に合わない場合などで、紹介予定派遣の派遣契約の更新を断ることは可能です。

紹介予定派遣は派遣期間が最大6ヶ月と決まっているので、最初から6ヶ月間の場合は元々更新はありませんが、2ヶ月毎に更新する場合などは更新するしないの選択が可能です。

ただ、更新に関しては派遣先企業側もするかしないかの判断をするので、ご自身が更新を希望しても派遣先企業から更新を断られる場合もあるので注意が必要です。

紹介予定派遣を試用期間の途中で辞めることは可能?

紹介予定派遣の仕事を試用期間の途中で辞めることは可能ですが、派遣会社に相談した上で手続きを進めることが大切です。

残りの試用期間が短い場合や派遣先企業の都合によっては「試用期間満了まで勤務してほしい」といった形で引き止められる場合もあります。

また、紹介予定派遣は最初から試用期間が決められているため、試用期間の途中で辞める場合、派遣会社からあなたに対する評価が下がってしまい今後お仕事を紹介される可能性が低くなることもありますのでご注意ください。

紹介予定派遣で就業したが、正社員にならないで派遣のままでいることは可能?

紹介予定派遣で就業し、その後正社員にならず派遣のまま勤務する事はできません。

一般派遣と違い紹介予定派遣は派遣社員として勤務できる期間は最長で6ヶ月と法律で定められているので、期間満了後に派遣先企業から直接雇用の要望を断る場合には一旦派遣期間満了で退職する形になるので注意が必要です。

紹介予定派遣で勤務する場合は、正社員として勤務を双方が希望しているのを前提となるのでその点を頭に入れておいた方がいいでしょう。

紹介予定派遣で直接雇用後に雇用条件が変更されることはある?

紹介予定派遣では直接雇用後の雇用条件は原則として派遣契約を結ぶ際に諸条件を決定しておかなければならないという決まりがあります。

なので、基本的には事前に知らされた雇用条件で直接雇用に切り替わるので、直接雇用後に雇用条件が変更される事は基本的には無いので安心してください。

紹介予定派遣は派遣としての期間は最長6ヶ月となっているので、期間満了時に直接雇用に切り替わるかどうかを判断するタイミングで念の為諸条件は確認しておきましょう。

紹介予定派遣では社員採用時に就業条件が提示される?

紹介予定派遣では必ず事前に社員採用後の就業条件が提示されます。

就業条件の提示のタイミングは派遣先企業によって異なりますが、直接雇用のタイミングで思っていた条件と違ったなどのミスマッチを防ぐために、大体は事前面接のタイミングなどで社員採用後の条件などが提示される事が多いです。

もし、紹介予定派遣に応募する際に派遣会社から特に社員採用後の条件の説明などがなく不安な場合は派遣会社の担当者に聞いてみましょう。

紹介予定派遣から正社員採用後に辞めたいと思ったらどうすべき?

紹介予定派遣から正社員として採用後に退職したい場合は、通常の正社員と同じように勤務先の企業に退職の意向を伝え相談します。

しかし、そもそも紹介予定派遣は最大6ヶ月の派遣期間を満了後に双方が直接雇用を希望するか判断し合意の上で正社員となります。

まずは、派遣期間中に直接雇用後も長く働いていけそうかどうかという視点持って勤務し、更新のタイミングか期間満了のタイミングで直接雇用を希望するかどうかの判断を行いましょう。

紹介予定派遣の試用期間が6ヶ月を超えることはある?

紹介予定派遣は派遣社員として働ける期間が最長で6ヶ月と法律で定められているため、6ヶ月を超えることはありません。

紹介予定派遣で採用がすぐ決まる求人はある?

紹介予定派遣の場合は採用がすぐ決まる求人はほぼ無いと言ってもいいでしょう。

紹介予定派遣は通常の派遣と違い直接雇用を視野に入れている為「事前面接」を行う派遣先企業がほとんどなので、採否の結果を出すまでに時間はかかってしまいます。

派遣先企業に提案している派遣会社が複数あったりするのもよくある事なので、ある程度の候補者が揃い面接をしてからとなるので

通常だと、事前面接を受けるタイミングにもよりますが大体2〜3週間かかる事もあります。

ただ、派遣会社によっては選考結果待ちの間に派遣の単発バイトを紹介してくれる場合もあるので、すぐにでも働きたい場合は一度相談してみてもいいかもしれません。

紹介予定派遣の履歴書での志望動機の書き方と例文

紹介予定派遣はエントリーするまで企業名が伏せられているため、「職種」に焦点をあてて志望動機を書いていきます。具体的には

  • なぜその職種を選んだのか
  • どんな経験があるか
  • 経験年数はどれくらいか
  • どの業務が得意なのか

などをまとめます。

例えば、経理事務の求人に応募する際、企業側に必要な情報を盛り込んだ志望動機は以下の通りです。

「前職では会計として3年間働いていました。主に売上や仕入れの管理、給与計算を行っており、そこで税金に関する知識と資格(FP2級)を習得しました。こうした経験やスキルを御社でも活かせると考え、応募いたしました。」

紹介予定派遣の面接は派遣会社も同行してくれる?

紹介予定派遣において、派遣会社の担当者が面接に同行するのが一般的です。企業との面接日当日、求職者は担当者と待ち合わせをして一緒に面接会場へ向かいます。

しかし、面接の場に同席することはほとんどありません。あくまでも、面接自体は求職者と面接官の1対1で行われることが多いです。

面接への同行・同席については、派遣会社によってどの段階まで一緒にいてくれるかが異なります。中には、面接に同席するところもあるため、派遣会社に登録する段階でよく確認しておきましょう。

紹介予定派遣で面接は禁止されているの?

一般の登録型派遣では派遣先の企業が面接を実施するのは禁止されていますが、紹介予定派遣では事前面接が認められています

紹介予定派遣は派遣先の企業との直接雇用が前提です。企業側からみれば「ゆくゆくは自社の社員となる人材」であるため、長く働いてもらうために求職者の人柄なども確認する必要があります。

紹介予定派遣では面接だけでなく書類選考も認められているため、「派遣」ではあっても、就業までの流れとしては一般企業とそう変わりません。

紹介予定派遣で二次面接が実施されることはある?

紹介予定派遣の場合は基本的には面接は1回のみの実施が多いです。

ただ、派遣先企業によっては二次面接を実施する企業も中にはあります。

その場合は、二次面接は役員クラスの責任者や社長などが参加する場合が多く、その企業であなたがどういう風になっていきたいかなど将来の展望について聞かれたりします。

もし、二次面接が実施される場合は派遣会社の担当者としっかりと事前に準備を整える事が二次面接通過のポイントだと言えます。

紹介予定派遣の面接の合格率は?

厚生労働省の「労働者派遣事業報告書の集計結果」によれば、紹介予定派遣の面接の合格率は、およそ50%です。さらに、紹介予定派遣として派遣された求職者の2人に1人が、企業との直接雇用に至っています。

それらを合わせると、紹介予定派遣にエントリーして企業に直接雇用された求職者はおよそ25%という結果になります。書類選考も含めると、さらに倍率は厳しいものになるでしょう。

一般の登録型派遣と比べると、紹介予定派遣がいかに狭き門であるかが読み取れます。

40代以降で紹介予定派遣で採用されるのは厳しい?

40代以降の紹介予定派遣は0ではありませんが、20代から30代の若手向けに求人を出している派遣先企業に比べると数が少なくなってしまうため、より競争率が高くなってしまいます。

しかし、40代以降ならではの経験や知識を求めて紹介予定派遣の求人を出している派遣先企業があることも事実です。

若手向けの紹介予定派遣であったとしても、仕事に必要なスキルや人柄などがうまくマッチすれば、40代以降であっても採用してもらえる可能性はあります。

新卒でも紹介予定派遣で働くことは可能?

紹介予定派遣を新卒が選ぶ事はできますが、基本的にはあまりおすすめできません。

基本的には新卒採用を行なっている企業は多いので、新卒で紹介予定派遣を選ぶよりも自分の働きたい職種をしっかりと吟味し採用試験を受けられるのをおすすめします。

しかし、どうしても就職したい企業が紹介予定派遣でしか募集をしていない場合などは紹介予定派遣を選んで応募してみるのもありです。

ただし、紹介予定派遣は、正社員を必ず約束するものでは無いので派遣期間満了後に直接雇用されない場合もありますのでご注意ください。

紹介予定派遣の仕事を探すときは複数の派遣会社に登録したほうがいい?

紹介予定派遣のお仕事を探すときは複数の派遣会社への登録をおすすめします。

派遣会社は、会社ごとに取引企業が異なるため、所有している求人も異なります。

なので、様々な企業の求人と出会うチャンスを広げるためにも、紹介予定派遣のお仕事を探している方には「派遣会社2~3社以上への登録」をおすすめしています。

「希望勤務地の求人を多く取り扱っている派遣会社」
「希望職種を多く取り扱っている派遣会社」
「口コミや評判が良い派遣会社」
などの条件で検索をして、あなたの気になる派遣会社があれば登録してみましょう。

派遣会社への登録は基本的に無料なので、複数登録するデメリットは特にありません。

また、お仕事が決まった場合は、その他の派遣会社に「他社でお仕事が決まったので求人紹介の連絡はしばらく不要です」と伝えることで派遣会社からのお仕事紹介メールや電話を停止することも可能です。

紹介予定派遣でホワイト企業の案件は紹介される?

紹介予定派遣でホワイト企業の案件を紹介されることはあります。

大手ホワイト企業での紹介予定派遣の求人も多く募集されていますが、ポイントとしては紹介予定派遣では直接雇用=正社員ではないという事です。

一般的には直接雇用=正社員というイメージがありますが、派遣先企業によっては直接雇用後は契約社員という可能性もあります。

直接雇用後の条件は事前に提示されるので、しっかりと派遣会社の担当者に確認をしてから応募しましょう。

まとめ

元派遣会社勤務・現役の転職エージェント

紹介予定派遣に強い派遣会社ランキングから、紹介予定派遣についての詳しい解説や注意点をご紹介しましたが、いかがでしたか?

直接雇用で働きたい!と企業に応募してもうまくいかないとき、派遣会社の紹介予定派遣は、直接雇用になれる可能性を広げる働き方です。

ただ、派遣会社の選び方も重要で、紹介予定派遣の求人数が多く、紹介実績もある会社である方が、より可能性が高くなります。

ぜひ紹介予定派遣に強い派遣会社から、派遣スタッフとしての仕事をスタートさせてください。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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