「いろいろな保育園で経験を積みたい!」
「短時間でも保育士のスキルを活かして働きたい!」
「残業なしで働ける保育士の仕事はないかな?」
派遣保育士は、時短や短期間、残業なしなどさまざまな条件で働ける求人を見つけられるチャンスがある働き方です。
この記事では、派遣保育士を目指す方におすすめの派遣会社をご紹介しています。
- 「派遣会社」…その派遣会社に雇われ、派遣先では派遣スタッフとして働く仕事(派遣求人)を紹介してくれます。
- 「転職エージェント」…正社員や契約社員、パート(アルバイト)といった雇用形態で、企業が直接採用する求人を紹介し、転職できるようサポートしてくれます。
転職に強い「転職エージェント」に興味のある方はこちら⇒保育士のおすすめ転職エージェントランキング
この記事では、派遣保育士に強い派遣会社のみ厳選し紹介しています。
おすすめの派遣会社について詳しく知りたい方は、このまま読み進めてください。
※派遣保育士の仕組みを知りたい方はこちら⇒派遣の保育士とは?
※派遣保育士のメリットやデメリットを知りたい方はこちら⇒派遣保育士のメリットやデメリットは?
最初にチェック! 【保育士におすすめ派遣会社】 |
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![]() 保育園運営会社が提供する保育系特化の転職サービス 派遣保育士の実績豊富で、正社員・パートもOK!家庭やプライベートを大切に保育士の資格や経験を活かしたいという方に特におすすめです |
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目次
保育士におすすめの派遣会社ランキング
派遣保育士の求人を探すのにおすすめの派遣会社は、派遣求人数(派遣先の数)が多い派遣会社です。
なぜなら、派遣求人数の多い派遣会社に登録すると選択肢が広がり、希望条件に合う派遣求人に出合える可能性が高くなるからです。
派遣求人数の多い会社へ登録すると、「残業なし」「平日のみ」「保育補助」「無資格・未経験可」「小規模保育」「高時給」など、探せる派遣求人の種類が豊富になります。
そこで今回は、派遣保育士の求人を扱う派遣会社55社の派遣求人数を調査してランキングにしました。
【保育士】 派遣会社のランキング(調査日:2023年9月1日調査) | 派遣の求人数 |
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- 「派遣求人」…派遣会社が雇用主
- 「正社員や契約社員、パート(アルバイト)求人」…就業先が雇用主
派遣保育士の求人に強い派遣会社かどうか見極めるには、派遣求人を多く取り扱っているかどうかがポイントです。
保育士専門の派遣会社には「正社員や契約社員、パート(アルバイト)の求人」も紹介している派遣会社があります。
せっかく派遣会社に登録しても、大半の求人が「正社員や契約社員、パート(アルバイト)の求人」で、「派遣求人」がほとんどないということになれば、派遣求人を探している方にとっては意味がありません。
必ず「派遣求人を取り扱っている派遣会社かどうか」を確認してから登録するようにしましょう!
ここからは、求人数ランキング上位10社の派遣会社について詳しく紹介します。
また、派遣保育士のメリットといえば、「高時給」「残業なし」「短時間勤務」「保育補助(無資格含む)」などがあげられます。
今回はこれらの求人についても調査しましたので、ぜひ参考になさってください。
【求人数 第1位】BRAVE保育士
「BRAVE保育士」が保育(福祉)におすすめの理由
- 2011年から保育士に特化した人材派遣・紹介業を開始し、チャイルドケア専門の支店がある
- 就業経験がなくても応募できる、保育園・保育所などでの保育士求人が多い
「BRAVE保育士」のおすすめポイント
- 保育士の派遣求人を扱う派遣会社のなかで利用満足度No.1(楽天リサーチ調べ)なので、安心できます。
- 困ったことがあったら「社内専用メッセンジャーアプリ」で気軽に相談できるので、心強いです。
- 登録している派遣スタッフ専用のポイント制度「B-POINT(ブレイブポイント)」があり、派遣就業や雇用継続、友人紹介をした際にポイントが付与され、好きな商品やサービスと交換できます。
派遣会社名 | 株式会社ブレイブ (運営サイト名:BRAVE保育士) |
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福利厚生 | 週払い(速払い)サービスあり/社会保険あり |
勤務期間 | 単発なし/短期あり/長期あり |
給与の支払い | 日払い可能/週払い可能/月払い可能 |
派遣事業の 許可番号 |
派13-305018(優良派遣事業者) |
展開地域 | 全国 |
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派遣の求人数 | 12,446件 *2023年9月1日 調査 |
こだわり求人 | 「残業なし」求人:あり 「短時間勤務」求人:あり 「保育補助(無資格含む)」求人:あり |
高時給の求人数 | 1,812件 *2023年9月1日 調査 ※時給1,500円以上の求人で絞り込み検索 |
登録方法 | WEB登録 (問い合わせは電話も可能) |
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対応職種 | 保育士・幼稚園教諭・看護師・栄養士・調理師・調理補助・その他 |
主な派遣先 | ショートステイ・小規模多機能型住居介護・保育園・認可保育園・認定こども園・認証保育園・幼稚園・託児所・学童保育・病院内保育・企業内保育・福祉・介護・その他 |
関連記事:「株式会社ブレイブ」の口コミ・評判
【求人数 第2位】保育求人ガイド
画像引用元:「保育求人ガイド」 公式サイト
「保育求人ガイド」が保育(福祉)におすすめの理由
- 100%保育に特化した派遣会社であり、保育園・幼稚園・認定子ども園など幅広い施設での求人がある
- 保育求人ガイドで仕事を探している方の3割は、保育士としての就業が未経験の方であり、園内研修制度・社外研修制度が充実した求人を多数保有している
- 保育の体験実習経験のあるキャリアコンサルタントが、保育園などの現場に頻繁に訪問し、求職者にあった職場の紹介をしている
「保育求人ガイド」のおすすめポイント
- 保育求人ガイドは、アスカグループ(株式会社アスカ/株式会社アスカクリエート)が運営している保育専門の求人・転職サイトです。
- アスカグループでは保育案件のシェアが87%と高く、転職したい園の求人に巡り合う可能性があります。
- 全国の18か所に転職について相談できるカフェブースがある他、電話・ビデオ通話・チャットなどでオンライン相談も可能です。
派遣会社名 | 株式会社アスカ/株式会社アスカクリエート (運営サイト名:保育求人ガイド) |
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福利厚生 | なし |
勤務期間 | 単発なし/短期あり/長期あり |
給与の支払い | 日払い不可/週払い不可/月払い可能 |
許可番号 | 【株式会社アスカ】 派10-020010 10-ユ-300003 【株式会社アスカクリエート】 派11-300087 11-ユ-300055 |
展開地域 | 全国 |
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派遣の求人数 | 6,185件 *2023年9月1日 調査 |
こだわり求人 | 「残業なし」求人:あり 「短時間勤務」求人:あり 「保育補助(無資格含む)」求人:あり |
高時給の求人数 | 4,108件 *2023年9月1日 調査 ※時給1,500円以上の求人で絞り込み検索 |
登録方法 | 来社登録 (出張登録会もあり/WEBまたは電話で仮登録可能) |
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対応職種 | 保育士・幼稚園教諭・栄養士・看護師・調理し師・子育て支援員・管理栄養士・小学校教諭・高等学校教諭・社会福祉士・保母・児童発達支援管理責任者など |
主な派遣先 | 保育園・幼稚園・認定こども園・託児所・学童保育など |
関連記事:「株式会社アスカ」の口コミ・評判
【求人数 第3位】保育情報どっとこむ
「保育情報どっとこむ」が保育(福祉)におすすめの理由
- 保育業界を専門にした人材サービス会社であり、社員も4人に1人が元保育士の方なので、業界との結びつきが深く、保育関連の求人を多数保有している
- 保育資格がない未経験の方や、保育資格を持っていてブランクがある方でも応募ができる保育施設・保育業務ができる求人が多数ある
「保育情報どっとこむ」のおすすめポイント
- 派遣スタッフの担当者があらかじめ、派遣先の保育施設でインタビュー・保育体験を行っており、保育施設の状況を実際に把握しています。
そのため、求人票だけではわからない「職場の雰囲気」「人間関係」「やりがい」を知ることができます。 - 派遣の仕事を継続すると、勤務開始後1年経過ごとに「時給の3%」が手当として時給に加算されます。
- 派遣先施設の種類が多く、人気の小規模保育園の求人も豊富です。
派遣会社名 | アスカグループ (運営サイト名:保育情報どっとこむ) |
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福利厚生 | 社会保険あり/無料セミナー |
勤務期間 | 単発あり/短期あり/長期あり |
給与の支払い | 日払い不可/週払い不可/月払い可能 |
派遣事業の 許可番号 |
派10-020010、派11-300087(労働者派遣事業) |
展開地域 | 全国 |
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派遣の求人数 | 6,125件 *2023年9月1日 調査 |
こだわり求人 | 「残業なし」求人:あり 「短時間勤務」求人:あり 「保育補助(無資格含む)」求人:あり |
高時給の求人数 | 2,126件 *2023年9月1日 調査 ※時給1,500円以上の求人で絞り込み検索 |
登録方法 | 来社登録 (出張登録会もあり/WEBまたは電話で仮登録可能) |
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対応職種 | 保育士・ 幼稚園教諭・栄養士・調理師・看護師・准看護師・無資格 |
主な派遣先 | 公立保育園・私立保育園・公立幼稚園・私立幼稚園・認定子ども園・託児所・病院内保育施設・企業内保育施設・学童保育・認定保育室・認可外保育園・幼児教室 |
関連記事:「保育情報どっとこむ」の評判・口コミ
【編集部直接取材!】保育士におすすめの派遣会社
ここからは編集部が直接取材したおすすめの派遣会社を紹介します。
保育士.net
画像引用元:保育士.net
- コーディネーターが元幼稚園の教諭やキャリアコンサルタントの資格を所有しているので相談しやすい
- 首都圏(1都3県)に強いので上京したい方におすすめ
担当者からのひとこと
保育士.netは保育士に特化した派遣会社です。
私たちはこの業界に精通しており、コーディネーターには元幼稚園の教諭もいます。
人材紹介事業もしているので、正社員で働きたいという方の相談も多く受けています。
ブランクがあるのでまずは派遣社員からはじめてみたい方やキャリアアップを目指すので正社員で働きたい方、全ての方のライフスタイルに合わせたお仕事を紹介しています。
保育園と言ってもさまざまです。
のびのびと教育する保育園から規律に厳しい保育園もあります。
登録者の方のご経験やご希望をうかがいながら、スタッフの方に合う保育園選びをお任せください。
また、私たちは1都3県を多く紹介させていただいておりますので上京したい方には住宅支援制度(社宅制度・住宅手当)についてなども詳しくお話させていただきます。
少しでも興味ある方は一度お問合せください。
お問合せいただいた方からは「他社に比べてしつこくなく、色々相談できた」と好評いただいております。
会社名 | 株式会社プランドゥ |
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取り扱い地域 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、他 |
取り扱い職種 | 保育士 |
雇用形態 | 派遣社員、正社員、契約社員、パートアルバイト |
お仕事情報 | お仕事検索 |
キララサポート
画像引用元:キララサポート
- 採用担当者と密に連絡を取ることで求人票ではわからない職場の生の情報を伝えてくれる
- 保育園を運営してきた実績から保育士に関するノウハウが多く、保育士採用についても熟知しているので安心して相談できる
- ライフスタイルに応じて正社員、派遣、紹介予定派遣、パートなど様々な雇用形態で仕事探しをすることができる
担当者からのひとこと
キララサポートを運営する株式会社モード・プランニング・ジャパンは、全国で63の保育園を運営している医療・福祉業界のプロフェッショナルです。
あなたが一番輝ける職場を探すために「あなたの想いへの深い理解」と「その実現をお手伝いできるノウハウ」でお手伝いいたします。
あなたの理想の働き方を、あなたとともに模索しながら、プロの視点でご提案いたします。
具体的には医療・福祉業界の知識が豊富なコンサルタントが、お仕事のご相談から面接日程調整、入職後までしっかりサポートいたします。
キララサポートは利用してくださった方にアンケートを実施しておりますが、多くの方がコンサルタントの対応に満足してくださっています。(利用者満足度93% ※2017年自社調べ)
特に「分からないことも聞きやすかった」「都合のよい時間や連絡手法(ラインなど)で連絡をくれるので助かった」「全力でサポートしてくれた」「とても信頼できた」などの声を多くいただいています。
キララサポートでしか得られない非公開求人の情報も多数ご用意しておりますので、まずはご登録いただき、ご要望をお聞かせください。
キララサポートは多様性ある働き方をサポートしています。
そのため、「正社員」「派遣」「紹介予定派遣」「パート」の4つの雇用形態から選んでいただけます。
あなたらしい働き方を応援するキララサポートへぜひ登録ください。
会社名 | 株式会社モード・プランニング・ジャパン |
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取り扱い地域 | 東京都、神奈川県、埼玉県、福岡県 |
取り扱い職種 | 保育士 |
雇用形態 | 派遣社員、正社員、契約社員、パートアルバイト |
お仕事情報 | お仕事検索 |
株式会社サンライズワークス
画像引用元:株式会社サンライズワークス
- 保育士、幼稚園教諭、調理師、栄養士から事務職、倉庫内まで幅広い職種の人材サービスが強み
- 様々な雇用形態での求人を取り扱っているので、ライフスタイルに合わせて働くことができる
担当者からのひとこと
私たちサンライズワークスは、東京に本社を構え東北支社との2拠点で活動する保育・物流やSES・イベントなどの人材派遣・職業紹介会社です。
弊社は求人サイト【保育の就活ナビ】を活用して保育士や幼稚園教諭をはじめ、調理師、栄養士、事務職、倉庫内軽作業、食品工場軽作業、フォークオペレーターなど幅広い職種での人材サービスに強みを持っています。
様々な雇用形態での求人情報を取り扱っているため、ご自身のライフスタイルや希望の条件で働くことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
求人対応地域は、東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県など関東圏や宮城県・福島県などの東北エリアとなります。忙しい在職中の方へご案内から職場見学の日程調整等もお任せください。初回訪問時の保育見学の同行もしておりますので、初めて転職活動される方も安心して利用していただけます。
会社名 | 株式会社サンライズワークス |
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お仕事取り扱い地域 | 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、宮城県 |
取り扱い職種 | 保育士、幼稚園教諭、調理師、栄養士、事務職、倉庫内軽作業、食品工場軽作業、フォークオペレーターなど |
お仕事情報 | ・保育の就活ナビ ・物流・製造派遣サイト |
派遣保育士とは?
派遣の保育士とは、人材派遣会社に雇われている保育士で「派遣保育士」とも呼ばれています。
派遣保育士は、人材派遣会社と契約している保育施設で仕事をすることになります。
派遣保育士の雇用主は人材派遣会社になるため、給料の支払いや社会保険など労働に関する雇用契約は、人材派遣会社と契約を結ぶことになります。
派遣保育士の雇用形態について
派遣保育士の雇用形態は、「一般派遣」と「紹介予定派遣」の2種類あります。
「一般派遣」とは、人材派遣会社と契約している期間の間、派遣先の保育施設で勤務する仕事になります。
最長3年間と派遣期間が定められていて、3年を過ぎると同じ派遣先の保育施設では働くことができず、別の派遣先を探すことになります。
「紹介予定派遣」とは、派遣先の保育施設で、将来社員として雇われることを前提に派遣される仕事になります。
派遣期間は最大6か月となっていて、この派遣期間に派遣先の保育施設と派遣保育士の合意があれば、人材派遣会社の雇用から保育施設の直接雇用へかわります。
派遣として働く保育士の業務内容は?
派遣として働く保育士の業務内容は、一般的に担任は持たずに保育補助の仕事が多いです。
保育補助の仕事は、子どもの保育から事務作業まで多岐に渡ります。
保育士業務のサポート(クラス担任をしている保育士のサポート)
- お散歩のときに列の後ろから付いて行き、危険な歩き方をしていないかの確認や、遅れて歩いている子のサポートを行います。
- 給食のときに配膳を手伝い、食事中は食べるスピードの遅い子どもの支援や正しい食べ方の指導、こぼしてしまったときの後かたずけを行います。
- お昼寝のときになかなか寝付けない子どもに寄り添い睡眠を促したり、睡眠時の事故が発生しないよう子どもの寝ている体勢を見守ります。
- クラス壁面の飾り付けの作成を手伝い、子どもの作品などの展示も手伝います。
園内業務のサポート
- 教室内やホール、トイレなど園内全般の清掃を行います。
- 園庭やホール、遊具の安全確認を行い、草取りなどの整備を行います。
- 足ふきマットやタオル、貸し出し用の子供の下着など洗濯を行います。
事務業務のサポート
- クラスだより、園だよりなどの配布物を印刷し、配布用に折って、封筒に入れるなどの作業を行います。
- 保育士の勤怠管理や子どもの延長保育の累計などの計算を行い、簡単な経理関連の手伝いをすることもあります。
- 郵送物を届けるため郵便局へ、お菓子や消耗品の買い出しにはスーパーへ出かけます。
- 来客者を迎え、お茶を出すなどの対応を行います。
一見、雑用が多いように思うかもしれないですが、保育の仕事を行う上で保育補助の仕事はとても大切なことばかりです。
保育補助の仕事といっても、子どもや保護者からは先生として見られますし、周りの先生からは頼りにされますので、とてもやりがいのある仕事です。
ただし注意点として、派遣として働く場合も、クラス担任を任されたり、正社員の保育士と同じ業務を行う場合もあります。
細かい内容は園によって異なるため、希望の業務内容とズレが出ないよう、あらかじめ人材派遣会社と契約する際に確認しましょう。
保育士が日雇い派遣・スポット派遣など単発で働くことは可能?
日雇い派遣やスポット派遣などの単発で保育士のお仕事をすることは可能です。
実際にお仕事を探す場合は下記のように検索してみます。
「保育士 スポット 派遣」「日雇い 派遣 保育園」「日雇い保育士」など。
そうすると「週1日〜OK」「働きたい日だけでOK」「長期休暇のみ」など、希望の働き方にあった求人が見つかるはずです。
派遣保育士の「短期・単発求人」はどのような種類が多い?
短期や単発で募集している保育士の求人のお仕事内容をご紹介します。
- 保育園での保育補助
- 育児の保育支援
- 児童デイサービスでの療育
- モデルルームでの保育
- イベント会場での保育
常勤スタッフの方が有給休暇や体調不良などでお休みする場合のヘルプスタッフのお仕事です。
子どもたちへ遊びの提供、着替えやオムツ替えの介助、午睡時の確認などをお手伝いいただくことが多いです。
お客様のご自宅へ行き、子どもたちのお世話・見守り・遊び・簡単な家事を行います。
場合によっては、保育園や学校・塾などへの送り迎えを行うこともあります。
軽度な障害がある子どもたちのお世話をします。
モデルルームやモデルハウスにて、ご来場されたお客様のお子様をキッズスペースでお預かりします。
イベントにご来場いただいたお客様のお子様をお預かりし、お相手やお世話全般を行います。
保育士の派遣は禁止されているの?
労働者派遣法では派遣で働くことを禁止している職種もありますが、保育士の派遣は可能です。
禁止されている一つに「弁護士など「士」のつく業務」というのがあり、保育士も禁止されているのでは?と疑問に思う方も多いと思います。
しかし保育士は労働者派遣法でいう「士」のつく業務には当てはまりませんので、派遣として働くことができます。
労働者派遣法でいう「士」のつく業務というと、弁護士・税理士・司法書士などが該当します。
それらは依頼人から直接委託された業務を行うため、指揮命令を受けることがありません。
そのため派遣が禁止されています。
それに対して保育士は、実際に働く保育園などが派遣社員に対して指揮命令を行います。
よって保育士が派遣社員で働くことは問題ないのです。
派遣保育士は他の保育士から「使えない」と言われることはあるの?
派遣保育士のスキル面で「使えない」と言われる様なことはありません。
もちろん保育士としての経験の差はあるかもしれませんが、それは派遣保育士だけでなく、全ての保育士にも言えることです。
ただし、職場によっては他の保育士との間に壁があったり、派遣保育士に対する風当たりが強いことはあり得ます。
派遣保育士は、「人手が足りない保育園に一時的に勤務している外部の人」という認識を持たれやすい働き方です。
また、派遣保育士は希望のシフト時間で働けたり、残業代が出たりと正規雇用の保育士と比較してメリットもあり妬まれやすいと言えるかもしれません。
しかし、今現在は派遣を積極的に受け入れている保育園などもあり、派遣保育士への理解も深まっている傾向にはあります。
不安な場合は、派遣保育士の受け入れ実績や状況等を確認してみると良いでしょう。
派遣保育士の悩みにはどんなものがあるの?
派遣保育士の悩みとしては主に次のようなものが挙げられます。
- 産休育休を取りにくい
- 職種と業務内容のギャップ
- 休みが多い月だと収入が減少する
- 在職証明を取りにくい
派遣保育士は派遣期間中に限定して雇用されるため、産休や育休を雇用が発生している派遣期間中に合わせる必要があります。
派遣保育士は保育士の仕事の中でも雑務が中心になるため、保育士のイメージとのギャップに悩むことがあります。
派遣保育士は時給制が多く、出勤日数が少なくなるとその分収入も減少してしまいます。
保育士として転職をする際には認可保育園に何年勤めていたかを証明する書類「在職証明」が必要になります。
派遣保育士の場合、「在職証明」を発行するのは派遣会社になるため、派遣会社の対応が遅れたりすると在職証明の取得が遅くなってしまいます。
【FAQ】保育士の派遣に関するよくある質問
派遣保育士を辞めたいと思った時は?
派遣保育士を辞めたいと思う時、どのような理由があるのでしょう。
例えば、人間関係が上手くいかない、責任ある仕事を任せてもらえない、派遣の仕事なので長く働けない、賞与が出なくてお給料が低いなどの理由があります。
そのような時は、以下の方法を試してみましょう。
正社員として転職する
保育士は続けたいけど、今の職場は嫌だ。派遣社員だと同じ職場で3年間しか働けないから、もっと長く働きたいと思っている、そんな方には正社員として転職することをおすすめします。
正社員であれば安定して働くことができますし、より責任があるポジションを任されてお給料もアップしていく可能性があります。スキルアップやステップアップも可能なので、やりがいが大きいでしょう。
デメリットとしては、責任があるポジションを任されていくので、ストレスになってしまったり、業務量が多く残業も多くなる可能性があります。
アルバイトや契約社員などとして、直接雇用に切替えてもらう
今の職場では働きたいけど、派遣社員だと今後不安定と感じる。派遣社員という理由で周りの社員とは違い疎外感を感じる。
そのような悩みをお持ちの方には、勤務先で直雇用に切替えてもらう方法があります。
将来的にはアルバイトから正社員登用することもできる場合があります。
今の職場でずっと働きたいという思いがあれば、一度勤務先の上司や派遣会社の営業担当に相談をしてみるのも良いかもしれません。
派遣先を変える
今の職場が嫌だ。人間関係が上手くいかず退職を考えているという方には派遣先を変えてもらう方法があります。
環境が変われば、人間関係や仕事が上手くいくこともあります。
この場合は、派遣会社の営業担当に悩んでいることを相談してみて、別の派遣先を探してもらうことが可能です。
ただし注意しておきたいことは、いずれの方法にしても派遣契約終了をする場合は、契約満了日の最低でも1ヶ月や2ヶ月前までには派遣会社の営業担当に相談をしましょう。
契約期間の途中で退職してしまったり、直前に退職の旨を伝えてしまっては、職場に迷惑がかかりますし、派遣会社と勤務先の信頼関係にも影響が出てしまいます。
ご自身の評価が下がってしまう可能性もありますので、注意が必要です。
派遣保育士の年収は高い?
一般的な保育士の平均月収は22~23万円(20~30代を想定)と言われています。時給換算をすると、1,300~1,350円程になります。
残業手当が出ない場合は、残業をしても支給されず時給に含まれてくるので、時給計算でいうともっと低くなってきます。
比べて、派遣保育士の場合は時給相場が1,000~1,500円になり、残業代も別途支給になります。勤務地によって時給は変わってきますが、中には賞与代が含まれてもう少し高い時給の所もあります。
年収を計算すると、時給1,500円として1日8時間勤務、月に21日勤務とすると年収302万円程になります。
正社員の場合は、賞与が別途支給になることが多いですが、そこまで派遣社員の収入と大差はないです。
正社員ではスキルアップやステップアップしていく毎に月々の収入は増えていきますが、派遣社員であっても勤務評価が上がったり、経験年数を増えていく毎に時給がUPする可能性があります。
残業が少なくワークライフバランスを取りやすい、子育てをしながら短時間勤務で働けるというメリットが派遣社員にはあるので、
働き方を幅広く探してみてはいかがでしょうか。
派遣保育士の履歴書の書き方は?
まず派遣保育士として働く時に履歴書や職務経歴書は不要な会社が多いです
派遣社員として働く際に法律上、採用面接を行うのは勤務先ではなく、派遣会社です。
派遣会社との登録面談の際は、今までの経歴を聞かれたり登録者の人柄などをチェックされます。ここでは面接のような形ではなく、カジュアルな面談が多いので、安心して面談を受けて頂ければと思います。
そして紹介された求人へ応募する際に、派遣会社が応募者のプロフィールシート(簡単な履歴書のようなもの)を作成し、企業へ提出することが一般的です。
万が一、派遣会社との登録面談の際に履歴書が必要と言われたら、手書きかパソコンで作成したものどちらでも大丈夫です。
DODAのような大手の求人サイトに履歴書のフォーマットがあるので、そのファイルをダウンロードして例文を参照に記入していくのも方法の一つです。
次に派遣保育士として勤務した後、転職をする際の履歴書の書き方をお伝えします。
まず書類は顔写真や学校、仕事などの経歴を明記した履歴書と、在籍した会社、その詳しい仕事内容、自己PR、スキルなどを明記した職務経歴書が必要になります。
履歴書は手書きであればJIS様式準拠の書式であったり、パソコンで入力するのであれば厚生労働省発行の書式を使えば無難でしょう。
ただし手書きで書く場合は、字が綺麗な方に限ります。字が汚かったり、修正した箇所があったりするとマイナスポイントになるので注意しましょう。
派遣保育士の仕事を書く場合は、派遣元・派遣先・業務内容・派遣期間を必ず明記してください。
正社員などとは違い派遣は入社にならないため、派遣会社〇〇に登録、株式会社〇〇に派遣(派遣社員として就業)などと記載するのがベストです。
また正社員や契約社員として勤務した経験があれば、その経歴を優先して書いてください。社歴が多いのであれば、正社員や契約社員での経歴を最初に明記し、後に(派遣社員での経歴)という形で派遣形態での経歴を書くのも良いかもしれません。
保育士は保育園以外の仕事もできる?
保育士は保育園以外の仕事にもスキルを活かせます
イメージしやすい仕事でいえば、
- 幼稚園
- こども園
- 託児所
があります。
その他にも病院内で子どもを預かる院内保育所や、企業内で子どもを預かる企業内保育所もあります。
あとは、放課後に子どもを預かる学童保育や保護者がいない子どもを育てる児童養護施設、障害者を預かる障がい児関係の施設、これらの児童福祉施設で勤務をしたり、個人宅に訪問したりベビーシッターとして活躍をすることも可能です。
また保育士としての知識を活かして、ベビー用品メーカーに転職したり、スクールやアミューズメント施設等での先生・インストラクターとして働くことも可能です。
最近では国が積極的に育児や子育てに力を入れており、あらゆる場面で子育て環境や場所が作られて増えてきています。
保育士の資格は今後どの企業でもニーズが増えてくるでしょう。
派遣保育士は嫌われる?
派遣保育士であるために嫌われるという事は少ないと思いますが、もしあるとすれば以下の理由が挙げられます。
- 派遣社員の方が他の社員より時給が高くなることがあるため
- 他の社員に協力的でないため
- コミュニケーションが取れないため
派遣社員が他の社員より時給が高くなるケースは最近多くなっています。特に人手不足の会社は、従業員を確保するために派遣社員を雇います。時給を上げていくことで派遣社員を確保していきます。
ただしこの理由は派遣社員に非はありません。
社員をしっかりサポートする意味でも、挨拶やコミュニケーションを取ることはもちろんですが、指示されたことはミスなくこなし、言われたこと以上に社員を手助けできるようになれば、信頼関係も築いていけて、悪く言われてしまうことは減ってくると思います。
これは派遣社員では業務内容が限定的であるがゆえに、他の社員に非協力的になってしまうケースです。
例えば、他の社員からのお願いされたことや、時間外の仕事を、自分の業務外であるために一方的に断ってしまうと印象が悪くなります。派遣社員を雇っている職場であれば人材不足であるため、社員も派遣社員に色んな仕事をお願いしてきます。
あまりにも無茶苦茶なお願いや、よほど都合がつかないお願いでなければ、協力してあげることも重要になってきます。
この理由は、派遣社員に限らずどの職場でも言えることです。特に派遣社員であれば、第一印象も大事になってきます。挨拶がしっかりできるか、目と目を合わせて会話ができるか、言い方が強くないか、これらの事が最低限でも出来ていないと必ず周りの社員から嫌われます。
もし派遣期間が決まっていたり短期の仕事でも、割り切らずにしっかり他の社員とコミュニケーションを取っていくことを心がけましょう。
また、職場によっては派遣社員であるからと最初から毛嫌いされる勤務先もあるかもしれません。
そういった職場にあたらないためにも、派遣会社の営業担当に勤務先の評判を聞いたり、以前いた派遣社員がなぜ辞めたかを聞いてみる、あるいは勤務先の評判をネットで調べてみるのも良いかもしれません。
ママ保育士さんにも派遣はおすすめ?
派遣保育士はママさんにおすすめです
派遣社員はワークライフバランスが取りやすい雇用形態です。
基本的に派遣だと時給単価で働きます。時短勤務や残業不可も相談が可能な勤務地もあり、働いた分だけ時給で給料が出ます。
給料にはその他にも、残業代や交通費が出る勤務先も多いです。
その他のメリットとしては、雇用保険や社会保険に加入ができることや、アルバイトやパートより時給が高いことが多いです。
保育士業界では人手不足が悩みであるため、時給を上げて派遣社員を雇う企業が多いのが現状です。
保育士の派遣とパートの違いは?
まず、派遣とパートでは雇用元が違います。
派遣だと雇用元は派遣会社です。パートだと雇用元は勤務先になります。
保育士派遣とパートについてそれぞれ特長を書いていきます。
・派遣
- パートに比べると時給が高いことが多い
- 責任ある仕事やポジションを任せられない
- 派遣会社が仕事をサポートしてくれたり、悩み相談ができる
- 契約期間満了後に別の仕事を紹介してくれる
・パート
- 賞与をもらえたり、その他の福利厚生を受けられる可能性がある
- 責任ある仕事やポジションを任されて、同じ職場でキャリアアップも可能
- 同じ職場で長く働くことも可能なため、人間関係も築ける
尚、どちらの雇用形態でも有給休暇や育児産休休暇の取得、時短勤務などの働き方は相談できる職場が多いです。
契約期間については、派遣社員、パートどちらも有期契約で期間が定められている事が多いですが、派遣の場合は同じ職場で3年間しか働けないのがデメリットです。
収入面、働く環境面、働き方など派遣とパートにはそれぞれの特長がありますので、ご自身がどのように働いていきたいかを再確認し、選んでみてください。
保育補助の仕事とは?
保育補助の仕事は年々増えてきています。両親が共働きの環境も増えてきて、夜間などの延長保育も影響しています。
子供を預ける時間が増え、保育業界はニーズが拡大していますが、その分保育士の数が足りていないのが現状です。
保育補助の仕事は簡単に言うと、担任を持たずそれ以外の仕事全般を行います。
子どもと遊んだり、食事や睡眠のサポート、掃除、行事などの準備片付け、担任のサポートなどです。
保育補助は保育士の資格を要らずにできる職場もあります。ですので保育補助の派遣社員を募集している企業もあります。
子どもが好きでご自身の子どもの子育て経験を活かしたいという方にもおすすめです。
ただ子どもの世話をしたり、思った以上に体力勝負な仕事でもあるので、保育士資格を持っていたり、過去に保育士をしていてブランクがある方は特に経験スキルを活かしやすいお仕事です。
保育補助の仕事で気をつけることは?
まず保育士でも保育補助の仕事でも共通して言えることは、子どもの命を預かる仕事です。
子どもたちが園内で安全に過ごせるようにサポートをしなければなりません。
その上で保育補助の仕事で気を付けることを挙げていきます。
- 保育士や他の社員に必ず報告や連絡をする
保育士をサポートするには必ず連携が必要になります。積極的にコミュニケーションを取っていき、小さなことでも必ず報告や連絡をしていきましょう。
小さな問題でも後に大きな問題に発展してしまうこともあります。 - 自分だけでは決めずに周りに相談したり、指示を仰ぐ
あくまで主導して動くのは保育士です。今までずっと経験してきたから、この方法で間違っていないからと決めつけず、必ず保育士や周りの社員の指示に従い、
分からなければ相談をしていきましょう。 - 子どもの親と接する機会があるため、丁寧な対応を心がける
保育補助でも子どもの親たちと話す機会があるかもしれません。例えば送り迎えの対応や保護者面談の対応、行事での対応など。
最近はモンスターペアレンツが問題になっていますが、親は子どもを預けているため、自分の子どもが園内でどう過ごしているか心配です。
しっかりとした説明や対応を心がけましょう。
以上のことからも保育補助は大変な仕事です。ただし大変仕事であるからこそ、保育園には保育補助が不可欠な仕事です。
経験していけば必ず自信をもって誇れる仕事であると思います。
派遣保育士になるためには?
派遣保育士は未経験や無資格でもなれる場合があります
基本的には派遣保育士は保育補助の役割がメインになります。担任を持たずサポートする役割です。
そのため保育士資格を持っていなかったり、保育士としての経験がなくても派遣であれば受け入れてくれる勤務先はあります。
勤務先も保育園から企業内保育所や保育施設など様々です。
もし保育士として過去に勤務していたり、保育士免許を持っていれば、経験者として派遣されるために未経験や無資格より時給が高くなる可能性が高いです。
派遣保育士の時給が高い理由は?
派遣保育士の方が正社員やパートの保育士より時給が高くなることが多いです
派遣保育士の方が時給が高いのは、なぜそうなるのか。
まず保育士業界は人手不足が深刻です。世間的に騒がれてきて給料の見直しがされてきている企業もありますが、それでも保育士の求人募集は常に見かけます。
人がいないと派遣社員に頼らざるを得なく、人材確保のために派遣保育士の時給が上がっていくためです。
次に、正社員やパートの場合であると保険や賞与、福利厚生費を勤務先が負担します。その分コストがかかってしまうため時給を安く抑えようとします。
反対に派遣であると、派遣会社が保険料を負担します。その分派遣先会社が派遣会社に支払える時給は高くできます。
そのため労働者にも時給を高く設定することが可能であるわけです。
派遣の担当者と合わなかった場合は?
もし保育士派遣で派遣会社の担当者と合わなかったり、担当の印象が悪かったり、対応が悪かった場合は
どうしたらよいのでしょうか?
方法はいくつかあります。
- 担当を変更してもらう
担当変更をお願いする場合は、担当者に言っても良いですし、言いにくいのであれば派遣会社に電話をして、担当を変更したい旨と理由を説明してみてください。 - 派遣会社を変える
担当変更が難しいのであれば、派遣会社を変えることも方法の一つです。勤務先が変わってしまう可能性もありますが、もし同じ職場で働きたければ、勤務先の上司に相談をして勤務先が利用している別の派遣会社名を聞いてみて、派遣会社を変えることも良いかもしれません。 - 勤務先に直雇用が可能か相談をしてみる
この方法は稀なケースですが、勤務先に不満がなければ勤務先の上司や園長に直雇用が可能か相談をしてみるのも方法の一つです。
長く勤務をしていて勤務先からも評判が良ければ、ぜひ直雇用でも採用をしたいと言ってくれる可能性もあります。
派遣保育士の働き方は?
派遣保育士として働くことは多くのメリットがあります。
ここではいくつか具体的なメリットを挙げていきます。
- 時短制度や育休産休制度、有給休暇を活用できる
子どもが産まれて、育児休暇を活用したり、子育てをしているために時短勤務をして働いたり、旅行のために長期休暇を取ったりすることも可能です。
育児産休制度は派遣ではないとイメージされている方も多いため、派遣会社に登録する際にぜひ相談をしてみましょう。 - 他の仕事と掛け持ちが可能
副業や内職など、他の仕事もできる所が多いです。同じ派遣会社の仕事で掛け持ちは難しいかもしれませんが、全く違う業種でお仕事を掛け持ちしている方も
多くいらっしゃいます。 - 短期や単発で仕事ができる
派遣では1~3ヶ月の短期で仕事をできたり、1日ごとに単発で働くことも可能です。
次の仕事を始めるまで短期で派遣保育士として働いたり、家事や子育ての合間、別の仕事と兼業するためにスポットで働くこともできます。この場合は保育補助や
雑用の仕事が多くはなります。
未経験・ブランク・無資格でも派遣保育士にはなれる?
保育士未経験や無資格、またブランクがあっても派遣保育士になれます
ブランクがある方は過去に保育士を経験しているので大きな戦力になります。未経験や無資格より時給が高く仕事をできる可能性が高いです。
未経験や無資格であっても、保育補助の仕事ができます。
担任は持てないですが、子どもの世話や雑務、身のまわりのサポートをしていきます。将来的に保育士になりたい、保育士資格を持ちたいという方は、
実際に派遣保育士として働いて経験を積むことでスキルアップしていくことも可能です。
派遣保育士は有休を取得することは可能?
有休取得が可能です
予め予定している休み希望は事前に申請をしたり、急な事情で休まなければいけない場合も、事情を説明すれば有休を使える職場は多いです。
有休を申請する際には、基本的には派遣会社と勤務先の双方に相談をします。ただし急な事情がある際は、勤務先に相談をして、派遣会社には報告のみする場合もありますが、そのような場合はどうすればよいか予め派遣会社に確認しておくことが良いです。
勤務先によっては、固定シフトや曜日固定で勤務する所もあり、有休が取りづらい環境もあるかもしれません。勤務地が有休を取りやすい環境かを派遣会社に確認しておくのもおすすめします。
派遣で保育士の仕事をした場合、社会保険は適用される?
派遣保育士でも社会保険は適用されます
ただし最低限働かなければいけない勤務時間や日数があります。派遣会社の担当者に、社会保険に加入したい旨を伝えてどのくらいの勤務時間・日数にするのかを相談してみましょう。
派遣保育士は短期や単発で仕事はできる?
派遣保育士は短期や単発でも仕事が可能です
例えば1~3ヶ月の短期の仕事であったり、1日ごとや1週間の単発も可能です。
その場合は、保育補助としての勤務になります。
ただし懸念されることは、他の社員とコミュニケーションが取りづらいことです。元々勤務先に長く働いていて、事情があり短期単発で働くことになったのであれば問題はないかと思います。
新しい職場に短期単発で派遣されると、他の社員と話す機会が限られるので、意思疎通が上手くいかなかったり、社員からの印象が悪く持たれてしまうというケースも少なくないです。
短期単発の多くは、経験者を求められ即戦力で募集していることが多いです。
未経験であれば、イベントの準備や手伝い、雑務が多くなってきます。
保育士派遣会社の利用手順は?
保育士派遣でお仕事をするにあたり、派遣会社に登録してから実際に就業するまでの流れをお伝えします。
- 【1.派遣会社に応募、派遣会社の求人に応募】
-
- まず保育士派遣を行っている派遣会社のHPから応募、もしくは派遣会社が掲載している求人に応募します。簡単なプロフィールを入力していきます。
- 【2.派遣会社の登録会に参加、登録面談に参加する】
-
- 派遣会社の担当と面談を行います。その際に、派遣就業の流れや注意事項の説明を受けたり、経歴の確認、また適性診断を行う派遣会社もあります。
- 【3.求人に応募、派遣会社内での選考】
-
- 面談後に紹介を受けた求人、もしくは派遣会社が出している求人に応募します。応募後は派遣会社内で選考をします。
- 【4.勤務先との顔合わせ・職場見学】
-
- 派遣会社内での選考が通過すれば、実際に応募した企業と面談をします。この際にどのような働き方を希望かも聞かれることが多いです。時短勤務を希望であれば、具体的に勤務できる時間など希望条件をすぐに回答できるように準備するとよいでしょう。
その後に実際の勤務先を見学、働いている社員を紹介してくれる企業もあります。
- 派遣会社内での選考が通過すれば、実際に応募した企業と面談をします。この際にどのような働き方を希望かも聞かれることが多いです。時短勤務を希望であれば、具体的に勤務できる時間など希望条件をすぐに回答できるように準備するとよいでしょう。
- 【5.派遣契約締結・就業開始】
-
- 面談が問題なければ、契約書を交わし、いよいよ就業が開始します。
初めての職場であれば、事前に派遣会社の営業担当がマニュアルをくれたり、赴任初日に同行してくれたりする会社もあります。
就業後は派遣会社の営業担当が契約更新時に面談をしてくれたり、常にサポートをしてくれます。
- 面談が問題なければ、契約書を交わし、いよいよ就業が開始します。
派遣保育士の主な派遣先はどこ?
保育士の資格スキルを活かして派遣されるのは保育園だけではありません。
以下の施設にも派遣をしています。
- 幼稚園
- こども園
- 託児所
- 院内保育所
- 企業内保育所
- 童福祉施設
近年は共働き世帯も増え、保育業界はニーズが高まっています。イベント会場でも託児所があったりと、子育てをする環境は無限に広がっていきます。
そのような現場にも派遣をしていくニーズは増えています。
派遣保育士にも持ち帰り残業はある?
基本的には持ち帰り残業はありません
派遣社員の場合、残業代は別途支給される所が多いです。派遣社員であると業務幅が限られているため、基本的には経費削減のために残業は少なく、まして持ち帰りで残業となるとどのぐらい残業しているか管理がしにくいため、労務管理が大変になります。
なので、派遣社員の場合は持ち帰り残業はほとんどないと思ってよいです。
もし残業をお願いされた場合は、特別な事情があれば断って大丈夫です。多少の残業であれば信頼関係を築いていくきっかけでもあるので、残業をしても良いとは思いますが、今後残業をしてほしいと頻繁にお願いされる可能性もありますので、注意が必要です。
派遣社員であるため、社員のお願いは断れないとは思わず、事情がある時ははっきりと伝えることも重要です。
派遣先から残業の指示があった場合、事前に派遣元に申請は必要?
これは派遣会社により申請方法が異なります。
事前に残業申請書に記入をしなければいけないケースもありますし、タイムカードや1ヶ月分まとめて勤務時間を記入する勤務カードで管理している派遣会社もありますので、そういう場合は残業時間を記入すればよいケースもあります。
派遣先から急な残業をお願いされる場面も多いかと思います。派遣される前に、営業担当者に残業申請の方法や急な残業をお願いされた際の報告の仕方を聞いておいた方が無難です。
派遣先から残業を指示され断りづらい場合、派遣元に相談し派遣会社から残業の断りを伝えてもらうことは可能?
派遣会社に相談して、営業担当者から派遣先に言ってもらうことは可能です
特別な事情があって残業ができない、また何回も残業をお願いされて断りづらいなど理由がある場合は、派遣会社の営業担当に相談をしてみましょう。その際になぜ残業ができないか理由も伝えた方が、営業担当者も派遣先に相談しやすいです。
まとめ
この記事をまとめると、
- ・派遣保育士の求人を探すのにおすすめの派遣会社は、派遣の求人数が一番多い
「BRAVE保育士」です。 - ⇒たくさんの派遣求人があると選択の幅が広がり、希望の派遣求人に巡り合える可能性が高くなります。
- その他に
・就業までのスピードを求めている方は、
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- ・長期就業を考えている場合は、
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- ・子育てをしながら就業を考えている場合は、
「せんとなび保育」がおすすめです。 - ⇒子育てを応援し、サポートしてくれるので働きやすいです。
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