「IT派遣ってどうなの?」
「IT技術者は派遣と正社員どっちで働くのがおすすめ?」
「IT技術者向け派遣会社はどう選べばいい?」
と思っていませんか?
この記事では、IT派遣とはどういうものか?メリットやIT派遣の派遣会社の選び方などをご紹介します。
IT派遣に興味のあるエンジニアの皆様が、この記事で少しでもIT派遣について知っていただければ幸いです。
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目次
IT派遣とは?
IT派遣とは、派遣会社と雇用契約を結んで、派遣会社が派遣契約を締結している企業で仕事をする働き方です。
「IT技術者派遣」や「ITエンジニア派遣」と表記されることも多いです。
業務を行う企業を「派遣先企業」と呼び、基本的には「派遣先企業」に常駐をして業務を行います。
登録型派遣と常用型派遣(無期雇用)とは?
「登録型派遣」は派遣会社と派遣先企業の間に派遣契約がある期間のみ、ご自身と派遣会社との間に雇用契約が締結されます。
従って、派遣契約が終了したタイミングで雇用契約も終了となります。
一方で、「常用型派遣」は派遣会社の社員として常用される仕組みです。
就業している派遣先企業との契約が終了しても雇用契約は継続し、別の派遣先を探します。
万が一、次の派遣先企業がすぐに見つからない場合でも、契約が継続するため給与が支払われます。
IT技術者が派遣で働くメリットとは?
ITエンジニアなどの技術職の方が派遣で働くメリットとして、以下の3つが挙げられます。
以下では、それぞれのメリットについて、より詳しくご紹介します。
1.案件を自分で選ぶことができる
どこの派遣先企業で仕事をするかを決めるのは、派遣会社の指示ではなく自分自身です。
エンジニアの中にもワークライフバランスを重視する方やスキルアップを目指したい方、忙しい現場でたくさん稼ぎたい方など働く上で重視するポイントは人それぞれです。
正社員だと、その企業の環境や持っている案件の範囲内となりますが、派遣の場合は選択肢が非常に広く、自分の希望する方向性でキャリアを作っていくことができます。
2.スキルが給与に反映されやすい
派遣はその会社の給与テーブルや勤続年数に関わらず、その方が持っているスキルや経験・知識に対して給与を決定します。
正社員だと会社の給与水準に則った形となりますが、そういった枠組みがない為、身に付けたスキルが直接的に給与アップに繋がりやすいのです。
3.憧れの企業で働くチャンスがある
IT業界の大手SIerや通信キャリア、メーカーなど誰もが知っている企業の多くは派遣を使っています。
なかなか中途採用での入社が難しい企業でも、スキルがマッチすれば、派遣社員として働くことができます。
IT派遣なら常用型と登録型どっちがいいの?
先に挙げたIT派遣のメリットを最大限活用できるのは、登録型派遣になります。
常用型派遣の場合は、もし希望する案件がなかったとしても、その派遣会社が持っている案件の中で選択する必要があります。
一方、登録型派遣の場合は、派遣会社に縛られずに、自分が働きたい案件を持っている派遣会社を選ぶことができるため、非常に選択肢が広くなります。
もちろん常用型派遣には、万が一派遣契約が終了してしまっても雇用が継続する安心感があります。
実際にどちらが良いかは景気にも左右されるところもありますが、エンジニアが売り手市場の今、案件を選んで自分の希望する働き方を選ぶチャンスなのです。
IT技術者の働き方は派遣と正社員ならどっちがいいの?
IT派遣と正社員ではそれぞれメリットデメリットがあり、その方の状況や今後のキャリアによるため、どちらが良いとは一概には言えません。
正社員の最大のメリットは雇用の安定性です。
会社の業務量が減ったからと言って、雇用契約が終了することがない為、安心して就業をすることができます。
一方、IT派遣の場合は先に挙げた様に、幅広い選択肢から自分のキャリアを作っていくことができます。
「ワークライフバランスを重視したい」「新しい技術を扱っている企業で働いてみたい」「もっと上流の工程で仕事をしてみたい」など所属している企業の枠では実現できないことに挑戦したい方は、「IT派遣」という働き方を活用すると良いでしょう。
IT派遣とSESならどっちがいいの?
初めて正社員以外での働き方を選ぶ方には、IT派遣がおすすめです。
派遣契約は派遣先企業の指揮命令の元、労働力を提供する契約になります。
一方でSESは準委任契約のひとつで、労働力を提供する部分は派遣と同様ですが、雇用元からの指揮命令で就業する形となります。
直接の指示を受けずに労働力の提供をすることは、管理が難しくなりがちなため、法律上グレーなまま運用している現場も多くあります。
法律違反にならない現場を選ぶために、しっかりと見極めることが大切です。
IT派遣は未経験でもOK?
IT派遣では未経験OKの案件が数多くあり、実際にIT業界の入り口として派遣を活用する方は多いです。
派遣は即戦力を求められるイメージがあるかもしれませんが、日々新たな技術や製品が開発されるIT業界では慢性的に人手不足の状態の為、未経験者を育てる仕組みを整えている企業が多くあります。
システムテストや保守運用など手順が決まっている様な案件には、ITは未経験でもビジネスマナーやコミュニケーションなど社会人としての基礎が備わっていると比較的入りやすく、無理なく経験を積むことができます。
IT派遣は40代・50代も採用される?
IT業界でキャリアを積んできた40代・50代のエンジニアなど技術職の方にとっては、派遣という働き方は強みを活かして働くことができる良い選択肢となるでしょう。
正社員の場合、一般的なキャリアの進め方としては年齢と共に技術現場から離れ、管理職を目指していきます。
しかし、エンジニアや技術者のの中には「いつまでも技術を磨いていきたい」「現場でものづくりの喜びを感じたい」という方もたくさんいます。
そういった方には、派遣で技術を活かす案件を選ぶことで、望む方向でキャリアを作っていくことができるのです。
IT技術者(ITエンジニア)が自分に合う派遣会社を見つけるポイントは?
IT技術者(ITエンジニア)が自分に合った派遣会社を見つけるには、以下2つのポイントが大切になります。
1.希望の案件を扱っているか
派遣会社を選ぶ一番のポイントは「自分の希望する案件を扱っているか」ということです。
派遣会社によって持っている案件は異なります。
開発系案件が多い派遣会社があればインフラ系を得意としている会社もあり、時給の高いハイレイヤー案件が多い会社もある一方で、未経験者向け案件に力を入れている会社もあります。
扱っている案件は各派遣会社のWEBサイトで見ることができるので、どのような案件があるかチェックしてみましょう。
未経験で「内容がよく分からない」という方は、未経験可能な案件が多いもしくは全体の案件数が多い会社を選ぶようにしましょう。
2.教育・研修制度
特に経験の浅い方にとっては教育・研修制度はとても重要です。
無料で社内研修を受けられる制度や資格取得支援、インセンティブなど各社様々な制度を設けています。
IT技術は日々進歩しており、自分の市場価値や給与を上げる為にはスキルアップすることが必要不可欠となります。
従って、実際に自分が活用できそうな制度があるかどうかも大事なポイントになるでしょう。
IT技術者(ITエンジニア)におすすめの派遣会社は?
ここからは、IT技術者(ITエンジニア)におすすめの派遣会社を3社ご紹介します。
1.パーソルクロステクノロジー
画像引用元:「パーソルクロステクノロジー」公式サイト
おすすめポイント
- 案件数約2000件で20%にあたる約400件が2500円以上の高額案件
- 未経験者向けの教育制度や資格取得支援などの制度が充実
人材業界大手のパーソルグループのエンジニア専門の派遣会社です。
大手SIerや通信キャリアの案件が豊富で高額案件を多く扱っているのが特徴です。
未経験者の育成にも力を入れており、20代未経験者向けの教育制度も充実しています。
取り扱い求人数 | 2,775件 |
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取り扱い職種 | ITエンジニア/クリエイティブ系/機電エンジニア |
取り扱い雇用形態 | 正社員/契約社員/派遣社員/紹介予定派遣/その他 |
取り扱い地域 | 全国47都道府県 |
掲載の求人数は、2021年5月14日時点の調査結果となります。
求人検索ページ | 「パーソルクロステクノロジー」求人検索ページ |
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本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング 51階 |
許可番号 | 派遣事業:派13-316579 有料職業紹介:13-ユ-315141 |
2.リクルートスタッフィング
画像引用元:「リクルートスタッフィング」公式サイト
おすすめポイント
- IT案件数約1300件でその内約500件がWEBクリエイティブ系とWEB系に強み
- 大手ならではの研修制度で未経験者~経験者のスキルアップまで幅広く支援
リクルートスタッフィングは、リクルートグループの派遣会社で、IT派遣部門を専門にもっています。
特にWEBサービス企業との取引が多く、WEBクリエイティブ系の案件が豊富なのが特徴です。スキルアップ支援はe-learningや資格支援だけでなく、オンラインでのセミナーを受けることができるのも魅力のひとつです
取り扱い求人数 | 4,298件 |
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取り扱い職種 | オフィスワーク・事務系/金融系/営業・販売系/テレマーケティング系/メディカル・バイオ系/ITエンジニア系/WEB・その他IT系 |
取り扱い雇用形態 | 派遣/紹介予定派遣/アウトソーシング契約社員 |
取り扱い地域 | 全国47都道府県 |
掲載の求人数は、2021年5月14日時点の調査結果となります。
運営会社 | 株式会社リクルートスタッフィング |
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求人検索ページ | 「リクルートスタッフィング」求人検索ページ |
本社所在地 | オフィスワーク・事務系/金融系/営業・販売系/テレマーケティング系/メディカル・バイオ系/ITエンジニア系/WEB・その他IT系 |
許可番号 | 派遣事業:派13-010563 有料職業紹介:13-ユ-010249 |
3.スタッフサービス・エンジニアリング
画像引用元:「スタッフサービス エンジニアリング」公式サイト
おすすめポイント
- IT派遣系案件数約6,000件と件数の多さに強み
- 幅広い職種を扱っており、選択肢が広い
大手派遣会社のスタッフサービスグループの派遣会社です。
全体で20,000件以上、IT系だけでも6,000件以上という案件数が魅力です。
開発会社だけでなくエンドユーザーの情報システム部門など幅広い職種に対応しています。
取り扱い求人数 | 21,550件 |
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取り扱い職種 | 機械系エンジニア/電気・電子系エンジニア/情報(制御)系エンジニア/生産技術系エンジニア/化学系エンジニア/IT系エンジニア/CADエンジニア/評価エンジニア |
取り扱い雇用形態 | 常用型派遣(正社員雇用) |
取り扱い地域 | 沖縄県を除く全国46都道府県 |
掲載の求人数は、2021年5月14日時点の調査結果となります。
運営会社 | 株式会社スタッフサービス エンジニアリング事業本部 |
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求人検索ページ | 「スタッフサービス エンジニアリング」求人検索ページ |
本社所在地 | 機械系エンジニア/電気・電子系エンジニア/情報(制御)系エンジニア/生産技術系エンジニア/化学系エンジニア/IT系エンジニア/CADエンジニア/評価エンジニア |
許可番号 | 派遣事業:派13-011061 有料職業紹介:13-ユ-010724 |
4.メイテックキャスト
画像引用元:「メイテックキャスト」公式サイト
メイテックは名古屋に本店を置くエンジニア専門の派遣会社です。40年の歴史を持ち、まだ規制緩和で派遣社員が一般的になる前から、高いレベルの技術者を養成し必要とする社員に派遣するといった業務を行ってきた非常に歴史のある会社です。
メイテックの大きな特徴は、技術者派遣に特化し、社内で高いレベルの技術者を育成している点にあります。一般的に現在の派遣会社は資格や技術のある社員を採用し、その社員のスキルに合った企業に派遣するといった形が主流ですが、メイテックでは社内に於いて技術者を育成する仕組みを備え、より高いレベルの技術者を育成しています。その為、派遣会社でありながらスキルアップが図れる会社であり、またそのスキルを活かした仕事が出来るという点が特徴です。
お仕事紹介エリア | 東京/神奈川/千葉/埼玉/愛知/静岡/岐阜/三重/大阪/京都/兵庫/奈良/和歌山/滋賀/長野/山梨/その他 |
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対象職種 | CAD設計補助、オフィス・事務、機械・電気設計、IT・Web系、技術系(試験・評価・品質保証)等 |
資格取得支援制度 | なし |
無料の講習会・勉強会 | CAD研修制度(2D-CAD、3D-CAD、電気系CAD) |
無料オンライン学習 | |
エンカレッジオンライン、富士通eラーニング | |
有料トレーニング・提携スクール | |
富士通マイゼミナール、英会話イーオン 、資格の大原、LEC東京リーガルマインド | |
正社員・契約社員になれる就業支援 | |
なし ※派遣を経て正社員になりたいと考えてる方にはグループ会社の「メイテックネクスト」があります。 |
派遣会社、転職エージェント、応募先企業の口コミや評判を確認したいときはどうすればいい?
派遣会社、転職エージェント、応募先企業のクチコミや評判をインターネットで確認したいときは「転職会議」や「エンライトハウス」など、「企業の口コミサイト」の利用がおすすめです。
これらのサイトでは、
「その派遣会社を利用したことがある人」
「実際にその企業で働いている人」
「その企業で面接を受けたことがある人」
などから寄せられたリアルな口コミが掲載されています。
また、給与、ボーナス、福利厚生などの情報についても掲載されています。
ただし、口コミサイトに書いてある情報が全て「正しい情報」とは言い切れません。なかには「サクラの書き込み」や「その企業を恨んでいる人が書いたデマ」が掲載されている可能性もゼロではないからです。なので、すべての情報を鵜呑みにしないようにご注意下さい。
派遣会社や転職エージェントを通じて求人に応募する場合は、派遣会社や転職エージェントの担当者に「応募先企業」の内情について質問することも可能です。
また、弊社運営サイト「#就職しよう」では、派遣会社や転職エージェントを実際に利用したことがある方から寄せられた口コミを掲載しています。こちらも是非参考になさってください。
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>>「#就職しよう」口コミ・評判記事の一覧
【FAQ】ITの仕事に関するよくある質問
IT派遣はどんなタイプの人におすすめの働き方?
IT派遣の働き方が向いているのは、以下のような意向がある方です。
- 一メンバーとして設計や実装に集中したいという方
- 広く浅く、様々な環境での経験を積みたいという方
- 一つの職場に居続けると飽きやすいという方
一方で、「技術力を高めたい」という方にはあまり向いていません。
派遣社員は技術的にコアな部分や、突っ込んで検討が必要な部分の仕事は任されにくい傾向があるためです。
また、「派遣社員は気楽そうだ」と考えていると、派遣先によっては重い負荷がある場合もあるので一概に向いているとは言えません。
基本的には業務量に対し人手不足な企業が派遣社員を導入しているという認識は持っておいたほうがよいでしょう。
「IT派遣はやめたほうがいい」と言われているのはなぜ?
IT派遣はやめたほうがいいと言われる主な背景には、大きく以下の2点が挙げられます。
- 一貫したスキル、キャリアを積みにくいから
- 成長につながる重要な業務を任されにくいから
基本的に、派遣先となる企業側としては社員を優先して成長させたいと考える傾向があります。
このため派遣社員はコアな部分は任されにくいのですが、だからといって「成長に繋がらない仕事にしか携われない」と考えるのは時期早々です。
派遣社員といえど、意欲があり目の前の仕事をこなしていれば、徐々に頼りにされ社員同等の仕事が任されるようになるものです。
また、アウトソーシング業界では一貫したスキルやキャリアが積みにくいという点については、派遣会社側の意向に依る部分が大きいです。
成長を重視したいというのであれば、入社・登録前に派遣会社がどんなスタンスで社員のキャリアアップを考えているのか、よくリサーチしてから応募するようにしましょう。
派遣会社選びの段階で失敗して後悔した方が多いことから、このようにやめたほうがいいという意見まで出てきているのです。
「客先常駐」とはどんな働き方?
「客先常駐」とは、自分が社員(登録者)として所属している企業内ではなく、顧客のオフィスに出社・常駐して勤務する働き方です。
このような働き方はITエンジニアに多くみられ、IT業界では「SES(システムエンジニアリングサービス)」とも呼ばれます。
派遣と非常に近い働き方ではありますが、契約形態としては派遣契約ではなく準委任契約というものを結びます。
自社に出社して働くことはなく、契約期間が終わると新たな顧客・プロジェクトと契約を結び、常駐先が変わるという流れが一般的です。
IT技術者派遣の年収はどれくらい?
IT技術者派遣の年収は、派遣会社によって大きく変動します。
正社員型で上流工程を担うことを重視する派遣会社では、新卒時は300万円ほど、20代後半で400〜500万円、30代では500〜600万円程度となるケースが多いです。
SIer等と大きく異なるのは、実力や経験値が年収に大きく影響する点です。
新卒や若手の間は業界平均より低い場合が多いのですが、順当に経験を重ねていくとむしろ企業の正社員エンジニアよりも高くなるケースもみられます。
IT技術者派遣は派遣切りされやすい?
IT技術者派遣だからといって、派遣切りされやすいということはありません。
エンジニア不足は業界問わず顕著ですので、派遣も貴重な戦力として数えられます。
導入するという判断がされた以上、戦力になると想定して導入されたのですから、簡単に契約を終了されるということはさほどありません。
派遣切りされやすいと感じる方は、慢性的にアウトプットが足りていなかったり、仕事への理解が極端に遅いといった課題を抱えている場合があります。
自助努力が必要な部分ですので、派遣という形態を「派遣切りされやすく不安定」と攻めるのは少々筋違いであると言えます。
新卒でIT技術者派遣として働くメリット・デメリット
新卒でIT技術者派遣で働くメリットとしては、「新卒入社が難しい大手企業でも、派遣であれば就業できる可能性が高い」という点にあります。
大手企業では大規模なシステム開発や、先進的な業務に携わることもありますので、有益な経験が積めるという点は大きいです。
一方でデメリットとしては、「派遣先や任される業務によっては、キャリアで重要なスタート段階で躓く可能性がある」という点です。
派遣先によっては派遣社員には独力でこなせるレベルの作業しか任せないという方針の企業もあります。
そういった方針の企業に派遣されると、新卒は非エンジニアでもできるルーチンワークしか任されないという場合もあります。
キャリアのスタート段階での仕事内容は先々のキャリアにも大きな影響を及ぼすため、デメリットになってしまうということです。
まとめ
この記事をまとめると、
日々新しい技術やサービスが産まれているIT業界では、今後も中長期的に人手不足が見込まれると言われています。
売り手市場だからこそエンジニアにも働き方・キャリアを選ぶ権利があり、それを実現できる一つの手段が「派遣」という働き方なのです。
この記事が、あなたの今後の就職活動のお役に立てば幸いです。
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