【先輩100人に聞いた転職成功率】第二新卒の転職成功率はやっぱり高かった!

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「第二新卒で転職したら、成功する確率はどれくらいだろう?」と思っていませんか?

そこで当サイトでは、第二新卒で転職活動したら転職成功確率がどれくらいなのか、実際に転職した方へのアンケートを元にして算出しました!

あくまでも転職は個人の力によりますが、どんな傾向にあるのかを知ることで、今後の転職活動への意気込みも変化します。

さらに、成功率をより高める3つのポイントや自分個人の転職成功率を知りたい方におすすめのサービスもご紹介します。

転職が成功するのか不安になっている気持ちに、ちょっとだけやる気と勇気が出るきっかけにこの記事がなれば嬉しいです。

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第二新卒の転職の成功確率は?

営業 知ってほしい事

第二新卒が転職に成功する確率は、アンケート結果をみると結構高いです。

弊社が実施したアンケートを元に算出した「第二新卒の転職成功率」と、他の転職サイトなどで行った各種調査結果を見ると、第二新卒ははじめての転職ゆえに成功確率が高い!ということがわかりました。

ここからは、当サイトのアンケート結果や他の転職サイトの調査結果について、詳しく解説していきます。

【弊社アンケート結果】成功率は71%

今回、社会人経験のある方100人にアンケートを取った結果、第二新卒で転職活動した方は全体の65.00%、そのうち転職に成功した方は70.77%でした。

さらに、転職活動中の応募社数をきくと、87%以上の方が5社以下の応募で内定が決まっています。

これらを合わせると、第二新卒の転職は少ない社数への応募でも内定がもらいやすい傾向にあることがわかります。

【該当アンケートの調査結果】
■第二新卒時のとき、転職活動に成功しましたか?
転職活動のグラフ

■転職活動で【何社】に応募しましたか?
何社に応募したかのグラフ
※2018年8月29日~30日にクラウドワークス社経由で実施/第二新卒のときに転職活動をしたか、転職活動の結果はどうだったかなどを伺いました。

はじめての転職だと成功率は高い

第二新卒の転職は、ほとんどがはじめての転職。20代の転職は、1回目の転職が一番成功率が高いです。

転職サイトのdodaが行った調査によると、20代の転職成功率が高いのは一番最初の転職の時になります。

2回目以降の転職になると、20代前半・後半で結果は若干異なりますが、明らかに2回目の方が転職成功率が低くなっています。


画像引用元:「doda」転職は何回まで許される?転職回数と成功率の関係性

1社あたりの選考通過率は低い

第二新卒の転職成功率は高いですが、1社に応募で内定を得られる可能性はかなり低いです。

リクナビNEXTが行った調査によると、第二新卒に限ったものではありませんが、転職成功した方の平均で書類選考通過率は50%、内定までは40%になります。

アンケート結果では、応募数の平均は7.5社、面接した企業の平均は3.4社、内定が出たのは一人あたり平均1.4社となりました。平均すると、応募から書類選考の通過率は約5割、面接からの内定率は約4割のようです。
引用元:リクナビNEXT:転職するときの適切な応募数とは?

第二新卒は、少ない応募社数でも内定を取れる可能性が高いですが、1社ではなく複数への応募を考えていくことで転職成功率はより高まると言えます。

第二新卒の転職成功率が高くなるのはなぜ?

第二新卒の転職成功率が高くなるのはなぜ?

第二新卒ははじめての転職だから成功する可能性が高いとご紹介しましたが、その他にも第二新卒が転職しやすい理由があります。

第二新卒が転職しやすい理由について、ここから詳しく解説していきます。

第二新卒は「新卒の穴埋め」的存在

新卒採用が年々難しくなるなかで、新卒用の人員枠に第二新卒を採用する企業が多くなっています。

新卒の就職活動に制限が加えられたのが2015年。今まで以上に就職活動期間が短くなりましたが、それによって計画通りに内定者を確保できない企業が増えてきました。

参考 採用選考に関する指針一般社団法人 日本経済団体連合会

この指針も廃止が決定していますが、廃止されても、若手の人材不足を埋めるために第二新卒は重宝されていくでしょう。

第二新卒は社会人経験がまだまだ短い分、柔軟性が高く新しい社風や環境に馴染みやすい。会社にとっては即戦力にはならないものの、会社のカラーに染めやすい人材を確保できるのです。

さらに社会人経験が多少あることで、最低限のビジネスマナーなどは身についているため、新人よりも教育コストが低く済むという点もあります。

全体的に転職者の売り手市場

有効求人倍率が年々上昇しており、転職自体がしやすい環境になっています。

平成29年の平均有効求人倍率は1.5倍で、平成28年の1.36倍に比べて0.14ポイントも上昇し、この上昇は現在も続いています。

平成29年平均の有効求人倍率は1.50倍となり、前年の1.36倍を0.14ポイント上回りました。平成29年平均の有効求人は前年に比べ6.6%増となり、有効求職者は3.9%減となりました。
引用元:厚生労働省:一般職業紹介状況(平成29年12月分及び平成29年分)について

有効求人倍率とは、求職者1人あたりの求人数を表しており、仮に全ての求職者が仕事に就いても、まだまだ求人が残っている状態です。

そのため、第二新卒に限らず転職者にとっては売り手市場であり、転職先が見つかりやすい状況なのです。

成功率を高めるためのポイント!

成功率を高めるためのポイント

転職成功率が高いと言っても、準備や努力を怠れば、成功は遠のくばかりです。転職をしたいなら、しっかりとした準備と心構えが大切です。

ここからは、第二新卒で転職を希望する方が、少しでも転職活動をスムーズに行い、転職の成功率が高くなるためのポイントをご紹介します。

1.自己分析と企業研究はしっかり

自己分析と企業研究をしっかりすることで、面接時で筋の通った応対ができるようになります。

新卒入社から3年未満で転職する第二新卒は、どうしても「またすぐに退職するのでは?」と思われてしまいます。

そこを越えてでも採用したいと思わせるには、自己分析と企業研究が欠かせません。そして、分析・研究は社会人としての分析レベルが必要で、新卒と同じレベルで考えていれば不十分な点が出てす。

そこで頼りになるのが、転職エージェントです。

転職エージェントとは人材紹介会社を指し、企業が求める人材を登録者から紹介して採用させるサービスを行っています。

数十万もの転職を支援してきた実績をもっているため、自己分析や企業研究、そして面接対策などのアドバイスを受けることができます。

≪関連記事≫
【転職エージェントおすすめ18選】職種別に徹底調査!

2.転職する前に状況の改善努力を

転職するには必ず理由がありますが、もし何かしらの対策で改善する可能性があるなら、まず改善努力をしましょう。

「人間関係が嫌だ」「仕事がつらい」「会社が倒産した」「実家へ戻る」など転職したいと考える理由は人それぞれあります。

自分ではどうにもならない理由もありますが、自分で対策を講じて改善させられる可能性があるならば、転職する前にまずは改善するための努力をすることをおすすめします。

なぜ改善努力が必要なのか?それは、転職先に「安易に転職を考えたのではない」という印象を与えられる可能性があるからです。

さらには改善することで、転職自体を考えずに済む可能性もあります。だからこそ、ぜひ改善できないかを模索してトライしてみてください。

3.内定が出るまで退職は絶対NG

時間や労力の負担は大きいですが、転職先が決まってから退職するほうがプレッシャーが少なくなります。

第二新卒の転職は、少ない応募社数でも転職が成功する可能性が高いですが、先で紹介した弊社アンケートでも、10社以上に応募したという方は3.13%いらっしゃいました。

転職先が決まるのがいつになるか分からないなかで、退職してしまうと将来への不安からプレッシャーを強く感じ、希望とは違う仕事に就いたり、ブラック企業へ転職したりするケースもあります。

自分の希望を叶えるためには、両立が大変でも、今の仕事を続けながら転職活動を行うべきなのです。

自分の転職成功率を高めるおすすめサービス2選

自分の転職成功率を高めるおすすめサービス

「第二新卒の転職成功率はわかっても、自分の成功率はどうなの?」

そう思う方は、これらのサービスを使ってみましょう。

ここからは、あなた個人の市場価値や転職の成功率を判断してくれるおすすめのサービスを2つご紹介します。

1.doda合格診断

doda合格診断
画像引用元:doda 合格診断

自分の経歴を元に転職人気企業300社のなかから合格可能性のある企業を診断してくれるサービスです。

経歴を入力するだけで2週間程度でメールで結果が通知され、合格の可能性が高い企業の求人を紹介してくれます。

これを使うことで、転職できる可能性がある求人が分かりますし、もしかしたら人気の高い企業への転職チャンスが舞い込んでくる可能性もあります。

ただし、診断は1回のみで2週間程度の時間がかかり、さらには「案内自体が難しい」と言われることもあります。

成功可能性が高い求人に出合えればOKという心持ちで使ってみるといいでしょう。

dodaの口コミ・評判

2.Ambi

ambiのホームページ画像
画像引用元:Ambi 公式サイト

エン・ジャパンが運営するAmbiは、興味のある求人の合格可能性を企業やヘッドハンターから教えてもらえます。

Ambiの「マイバリュー診断」は、求人に「興味あり」のボタンを押すと、実際に応募する前に合格可能性を三段階で教えてくれます。

さまざまな求人で診断することで、自分の市場価値も把握することができ、求人を探す上でとても使えるサービスなのです。

ただし、Ambiの対象者は20代のハイクラス転職者です。年収400万円以上が基準になるため、利用できる第二新卒は限られます。

まとめ:第二新卒は転職成功率が高い!でも油断せずにしっかり準備を!

第二新卒は転職成功率が高い!でも油断せずにしっかり準備を!

第二新卒の転職成功率を当サイトのアンケートや他の調査結果を元に解説しましたが、いかがでしたか?

アンケートの結果でも、他の調査結果を分析しても、第二新卒の転職成功率は高いです。

転職を考えているならば、今から本格的に転職活動をはじめれば、数カ月後に新天地でスタートが切れる可能性があります。

ただし、なぜ転職をするのか?これからどういうキャリアを積みたいのか?自己分析と企業研究を怠れば、いつまでも転職は成功しないでしょう。

自分の希望の転職先を見つけるために、ぜひ準備をしっかりと行い、使えるサービスは活用して、転職活動に望んでください。

よりよい転職をするなら…
この記事では、「第二新卒で転職活動した場合の転職成功確率」をご紹介しましたが、転職を成功させるなら、転職エージェントは必須!しかも「求人数の多い」転職エージェントがおすすめです!それらを知りたい方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。
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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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