【転職のプロが教える】看護師転職で給料アップしたいときは交渉してもOK?コツを解説

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「看護師転職で給料アップしたい!」
「交渉してもいいのかな?」

と思っていませんか。

この記事では、看護師の転職での給料アップについて解説します。

転職を機に給料アップをしたいとお考えの看護師の方にとって、少しでもこの記事がお役に立てば幸いです。

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看護師転職で給料アップしたいときは交渉してもOK?

看護師転職で給料をアップしたいときは、施設側に交渉してもOKです

大規模な病院や公的病院など一部の施設以外は、基本的には給料交渉に応じてくれることが多いです。

ただし、交渉の仕方やタイミングには気を付けましょう。

交渉の仕方やタイミングを間違えると面接官からの印象が悪くなり、不採用になったり内定を取り消されたりするリスクもあります。

次の見出しで、給料をアップするために安全に交渉するコツを解説します。

看護師転職で給料アップするコツは?

看護師転職で給料をアップするコツは、下記の4点です。

  1. 応募書類や面接で高い評価をもらう
  2. 面接の場では給料について聞かれない限り言わない
  3. 前職や現職の給料が証明できるものを提示する
  4. 看護師転職に特化した転職エージェント(転職サイト)に登録する

1.応募書類や面接で高い評価をもらう

まずは履歴書や職務経歴書などの応募書類や、面接の場で施設側から高い評価をもらい、ぜひ採用したいと思われることが重要です。

選考の場での評価が高ければ、高い給料を提示される可能性もぐっと上がります。

応募書類の書き方や面接でのマナー、自己PRの仕方について事前に調べて身につけておきましょう。また、応募する施設の公式ホームページや求人情報をよく見て、病院が求める人物像について考えてみましょう。

施設側が求めているスキルを持っていることがアピールできれば、給料の交渉も有利になります。

2.面接の場では給料について聞かれない限り言わない

面接の場では、給料について面接官から聞かれない限りは看護師側から「〇〇万円欲しい」などと言ったり、質問したりしないほうがよいです。

給料を交渉するタイミングは、内定が出てから=自分の立場が有利になってからがベストです。

施設側から現職・前職の給料について聴かれた場合は、正直に年収の総支給額を回答しましょう。総支給額とは、税金や社会保険料を引かれる前の年収です。

もし回答した金額が出せなければ、面接官が必ず「うち、そんなに給料出せないけれど大丈夫?」などと言うので、交渉ができそうかは面接官のリアクションで判ります。

3.前職や現職の給料が証明できるものを提示する

前職や現職の給料が証明できるものがあれば、施設側に提示しましょう。

施設によっては面接時に給料の話が特に出ることがなく、内定の通知後に給与提示をされることがあります。

もう少し給料をアップしてほしいと感じた場合は、源泉徴収票や給与明細票などを使って交渉しましょう。

源泉徴収票や給与明細票などは、前職や現職の労務担当に依頼すれば入手できます。

4.看護師転職に特化した転職エージェント(転職サイト)に登録する

看護師転職に特化した転職エージェント(転職サイト)に登録しましょう。

転職のプロが求人探しから、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策までしっかりサポートしてくれるため、施設側に対して選考時に良い印象を与えられるでしょう。

また、転職エージェントが給料交渉を代行してくれます。

転職エージェントは施設側が不快にならない交渉の仕方や、施設側が出せる給料の限度額を熟知しているので、給料交渉が原因で内定取り消しになるリスクも避けられます。

看護師転職で給料交渉に成功しやすい勤務施設は?

看護師転職で給料交渉に成功しやすい勤務施設の形態は、下記の5つです。

  • 中小規模の民間病院
  • 介護施設
  • 訪問看護ステーション
  • 美容整形外科クリニック
  • 民間企業(企業の保健師や臨床開発モニター)

中小規模の民間病院は、大規模病院に比べると給料に関する厳格なルールがないことが多く、柔軟に対応してくれることが多いです。

介護施設や訪問看護ステーションは、需要に対して看護師が不足しており採用に苦戦している施設が多いためです。

美容整形外科クリニックは営利目的で設立されており患者単価が高いため、資金繰りが上手な傾向があり利益を看護師の給料に還元できる余裕があります。

民間企業の場合も、看護師以外の採用時に給料を交渉されることに慣れているため、交渉自体は企業側に不快感を与えません。

看護師転職で給料交渉が難しい勤務施設は?

看護師転職で給料交渉が難しい勤務施設の形態は、下記の4つです。

  • 大規模な民間病院
  • 国公立病院
  • 大学病院
  • 一般診療科のクリニック

大規模な民間病院・国公立病院・大学病院は経営に関する予算や職員の給料に関するルールをかなり厳格に定めており、例外を一切認めない傾向が強いです。

内科や皮膚科などいわゆる一般診療科のクリニックは、美容整形外科に比べると利益率がかなり低いため、提示してきた給料が出せる限界であることが多いです。

中には、「高い給料を求めるならば一般診療科のクリニックで働くべきではない」と、交渉自体に不快感を覚える開業医もいるので要注意です。

看護師転職で給料が下がることってある?

看護師転職で給料が下がることは、場合によってはあり得ます。

夜勤も行う病棟勤務から日勤のみの職種にした場合は、下がることの方が多いです。

勤務施設の形態・勤務時間が前職と転職先で同じでも、現在の年収が勤務地の都道府県の相場より非常に高い場合や、転職先施設の予算状況によっては給料が下がることがあります。

また、源泉徴収票や給与明細票に記載されている給料は残業代も含まれている一方、応募先施設から提示される給料は残業代を含めずに計算されていることが多いので、給料が下がったように感じることもあります。

給料が高い病院や施設はやっぱり激務なの?

給料が高い施設が、必ずしも激務だとは限りません。

確かに激務で離職率が高いと、看護師を新しく採用したり離職を防いだりする必要が常に生じるため、給料を高くする施設はあります。

しかし、働きやすい割に給料が高い施設は必ずあるので、給料が高い施設だからといって激務なのではと避けてしまうのはもったいないです。

少しでも気になる点がある施設ならば、看護師同士や転職エージェントから口コミを教えてもらいましょう。

看護師転職で年収1000万などの高給与は実現可能?

看護師転職で年収1000万などの高給与は、一部のマネジメント職以外は難しいです。

例えば看護部長としての経験が10年以上ある、またはCRA(臨床開発モニター)の部長クラスの経験があれば、1000万円前後の給料をもらえる可能性はあります。

ただし看護師の平均年収からすると、非常に狭き門であることがわかります。

厚生労働省の調査によると、
看護師の平均年収は491万8300円(平均年齢41.2歳)となっています。

看護roo 引用画像

ただし、これは年間のボーナスのほか、夜勤手当や残業代、通勤手当といった各種手当も含んだ総額です。

また、手取り額ではなく、所得税や社会保険料などが引かれる前の、いわゆる額面の金額となっています。
引用元:看護roo!「【2021年版】看護師の平均年収は492万円|手取りやボーナス、給料まるごと解説」

年収1000万を目指すのであれば看護の知識やスキルを極めるよりも、看護部長などのマネジメント職に就く方が現実的ではあります。

看護師転職で給料をアップさせたいときにおすすめの転職エージェントは?

看護師転職で給料をアップさせたい時におすすめの転職エージェントは、下記の3つです。

  1. レバウェル看護
  2. 看護roo!
  3. 看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)

1.レバウェル看護

転職後の給料の上がり幅が業界トップクラスの「レバウェル看護」は非常におすすめです。

中には年収が20%近く上がった看護師もいます。

利用者アンケートでも、「ともだちに勧めたいサービスランキング」で1位を獲得しており、利用者の満足度がかなり高いです。

「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)」の口コミ・評判

2.看護roo!

「看護roo!」も、給料アップを目指すならば登録しておいて損はありません。

キャリアコンサルタントが各施設と深い信頼関係を築いているため、給料アップの交渉が上手くいきやすいです。

求人数も業界トップクラスのため、選択肢が豊富なゆえに給料が高い病院も見つけやすいです。

「看護roo!転職サポート」の口コミ・評判

3.看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)

高い給料提示を受けるための土台作りを全力でサポートしてくれる「看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)」もおすすめです。

履歴書や職務経歴書の添削や面接対策が非常に丁寧なので、選考で高い評価をもらえる確率を高められます。

キャリアコンサルタントが面接も現地までナビゲートの上に同席してくれるので、あまり緊張せずに自分の力を出し切れるでしょう。

「看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)」の評判・口コミ

まとめ

この記事をまとめると、

看護師転職で給料をアップしたいときは、交渉してもOKです。

給料アップを実現するには、まずは書類選考や面接で施設側から高い評価をもらい、給料を交渉するのは内定後にしましょう。

転職エージェント経由で応募した求人ならば、転職エージェントに交渉を代行してもらえます。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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