【転職のプロが教える】転職エージェントを使って転職活動しているけどしんどい時は?対処法を解説

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「転職エージェントを利用してるけど、うまくいかなくてしんどい」
「どうしたら上手く転職活動を進められる?」

と思っていませんか。

この記事では、転職エージェントを利用してしんどい時どうしたらいいか解説します。

転職エージェントを利用して転職活動しているけど上手く進んでいないと不安や辛さを感じている方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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転職エージェントを使って転職活動しているけどしんどい時はどうすればいい?

転職エージェントを使って転職活動をしているけれど「しんどい」と感じる時は、まずは何故しんどいのか、理由を整理してみましょう。

何故しんどいのかを整理するために、しんどい理由を一つひとつ書き出すのも手です。

しんどい理由がわかったら、解決法を考え実践しましょう。

しんどい理由別の対処法は?

転職活動がしんどくなる理由別に、対処法を解説します。
しんどくなる理由は、多くの人にとって下記の5つではないでしょうか。

  1. 書類選考が通らない
  2. 面接に受からない
  3. 希望に合う求人が無い
  4. 在職中で転職活動との両立が難しい
  5. 転職エージェントからの連絡が多すぎる

理由1.書類選考が通らない

書類選考に合格しない場合は、応募する求人の対象を拡げてみましょう。

自分が応募したい求人は、他の求職者も良いと思っていることが多く、倍率が高いです。

全ての希望条件を妥協する必要はありませんが、絶対に譲れない条件を1個、多くても2個決めましょう。

譲れない条件に1個でも当てはまる求人に応募すれば、書類選考に合格する確率がアップするはずです。

また、転職エージェントに履歴書・職務経歴書の再添削をお願いするのも手です。

書類選考の不合格理由と照らし合わせて、アピールすべきポイントを再度一緒に考えてくれます。

理由2.面接に受からない

面接に受からない場合は、転職エージェントに模擬面接をお願いしてみましょう。

転職エージェント経由で応募した求人ならば面接の不合格理由が必ず伝えられますが、指摘された点を改善するには面接の練習をするのが一番です。

受け答えの内容のみならず、マナーや細かいクセなど、改善すべき点を丁寧に指摘してくれます。

加えて色々な人の目線で自分を客観的に見てもらうため、例えばハローワークの職員等、転職エージェントの外部の人に模擬面接をお願いしてもよいでしょう。

理由3.希望に合う求人が無い

希望に合う求人が無い場合は、特に急いでいないならば1~3ヶ月間程度、転職活動を休んでみましょう。

求人との出会いはタイミングなので、休んでいる間にスキルアップを目指して勉強をすれば、転職活動を再開したときに合格できる確率を高められます。

急いでいる時は、あえて一度立ち止まり、転職で叶えたいことの優先順位を整理してみましょう。

優先順位の高い条件を少しでも満たす企業であれば、応募してみるのも手です。

1つでも内定が出れば自信がついて、他の企業の選考も上手くいくことはよくあります。

理由4.在職中で転職活動との両立が難しい

在職中で面接に行く時間が取れず転職活動との両立が難しい場合は、平日の夜や土日に面接してくれる企業を探してほしい旨を転職エージェントに伝えましょう。

現職で残業が多い場合は、仕事における時間の使い方を見直すことも大切です。

一つひとつの仕事を何時までに終わらせるか、出社した時点でタイムスケジュールを細かく設定し計画的に仕事を終わらせる等、工夫してみましょう。

理由5.転職エージェントからの連絡が多すぎる

転職エージェントからの連絡が多すぎる場合は、連絡の頻度を減らしてほしい旨を伝えましょう。

複数の転職エージェントを掛け持ちしているならば、よくやりとりする1社以外の転職エージェントは退会してもよいでしょう。

登録済みの職歴や応募履歴などの情報を残しつつ、転職エージェントからの連絡を一切ストップさせられる休会もできます。

退会または休会は、転職エージェントの担当者に電話やメールで申し出れば可能です。

ぶっちゃけ転職エージェントを使っているから転職できないの?

転職エージェントを使っているからといって、転職できないわけではありません。

転職エージェント経由での応募者を採用した場合は、求人企業が紹介手数料を転職エージェントに支払わないといけません。

よって、同程度の年齢やスキルの応募者ならば、直接応募のほうが有利という説もあります。

しかし転職エージェントに求人を出している企業は、多少お金がかかってもより良い人材を採用したいと考えています。

紹介手数料がかかるという理由で、不採用になる確率は低いです。

ただし、例えば転職サイトやハローワークなどにある、転職エージェントでは紹介されなかった求人にも応募するのは、採用の可能性が少しでも拡がるのでよいでしょう。

転職エージェント経由で応募して落ちた企業を自分で直接受けちゃダメ?

転職エージェント経由で応募して不採用になった企業を、転職エージェントを介さずに受けてはいけません。

また、別の転職エージェント経由で再度応募するのも厳禁です。

採用されないどころか、余計に印象が悪くなります。

既に応募した企業に再度応募するという行為は、選考状況の把握ができていない、管理能力の低い応募者だというマイナスの印象を与えるからです。

転職エージェントから紹介された企業を辞退するふりして自分で直接応募してもいい?

転職エージェントから求人を紹介されても、転職エージェントには応募しませんと言いながら自分で直接応募するのは、やめておいた方がよいです。

転職エージェントが扱っているのは、求人企業の公式HPや転職サイトなどに掲載していないいわゆる非公開求人が多いです。

よって求人を募集しているか、と応募者から直接問い合わせられることは滅多にありません。

応募者から求人の問い合わせが来た時点で、勘が良い採用担当者には「転職エージェントの求人を見たのかな」と気づかれ、かえって印象が悪くなります。

また万が一直接応募が転職エージェントにバレたら、間違いなく信頼関係がこじれ、退会させられる可能性もあります。

まとめ

この記事をまとめると、

転職エージェントを使って転職活動をしていてしんどいと感じる時は、理由を整理してみましょう。

転職エージェントを使っているからといって、紹介手数料が求人企業にとってネックとなり転職できないというわけではありません。

しんどい理由に合った解決法を実践し、辛い状況を打ち破る努力が大切です。

この記事が、あなたの転職活動に役立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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