【転職のプロが教える】介護職のUターン転職は可能?Uターン転職で気を付けることは?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「介護職がUターン転職ってできるの?」

と思っていませんか。

この記事では、介護職のUターン転職について解説します。

地元に戻りたいと考えている介護士の方にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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介護職のUターン転職は可能?

介護職にUターン転職する方は意外と多くいます。

なぜなら介護経験者というだけで、かなり重宝され再就職しやすいという利点があるからです。

また低賃金が社会的に大きな問題として取り上げられており、数年前よりも微々たるものではありますが待遇面において改善傾向にあります。その賃金改善傾向も相まって、Uターン転職を希望される方が多くなっています。

地方都市へのUターン転職は求人が少なかったりしない?

もちろん首都圏と比較すれば、施設数が圧倒的に違うため求人数も異なります。

だからと言って地方都市へのUターン転職が難しい印象は受けません。なぜなら求人数が異なりますが、介護職を希望する求職者の数も圧倒的に違うからです。

地方都市の方が首都圏よりも求職者の数が少ないため、その分倍率も下がります。地方都市だから、首都圏だから、転職の有利・不利に関して地域差はあまり感じないと言えるでしょう。

介護士がUターン転職する理由とは?

介護士がUターン転職するタイミングとしては、以下のようなケースが多いです。

  1. 結婚、出産などの人生のターニングポイント
  2. もともといずれは地元で勤務を希望していた

1.結婚、出産などの人生のターニングポイント

結婚や出産に伴い地元に戻られる、または家庭の事情で実家に戻られる等の理由が多い印象です。

現状、介護現場は女性の職場と言えるほど女性が多いです。

そのため人生のターニングポイントと言える結婚・出産にあたり、Uターン転職をされる方が多いです。

デイサービスであれば基本的に夜勤はありませんし、日曜定休の施設もあるため、勤務し続けやすいと言えるでしょう。

2.もともといずれは地元で勤務を希望していた

いずれは地元に戻り介護士として勤務をしたい、両親の面倒を見ながら仕事を続けたい方も中にはいらっしゃいます。

専門学校や大学を卒業しそのまま首都圏で就職したが、ゆくゆくは地元に戻りたいと希望される方も中にはいらっしゃいます。

また介護士としてのノウハウを私生活でも活かすべく、高齢になった両親と同居し面倒を見ながら勤務を続けたい方も中にはいらっしゃいます。

介護士がUターン転職するメリットとは?

全く知らない土地ではないため、土地勘があること、上手くいけば同業者のツテで再就職がよりしやすい、様々な施設の情報を入手しやすいということが挙げられます。

土地勘があればデイサービスやショートステイの送迎もスムーズに行えます。運転業務を苦手とする介護職の方は比較的多いように感じますが、馴染みのある土地であれば不安要素の軽減に繋がります。

介護業界は介護士同士のネットワークが強いため、近隣の施設の情報も手に入れやすいと言えます。転職時に知り合いの介護士に情報収集を求めたり、相談に乗ってもらったりしやすい環境と言えるでしょう。

介護士がUターン転職する際に気を付けるべきことは?

一緒に勤務することが困難な同業の知人が勤めていないか情報を集めておくことをおすすめします。

先述したとおり、介護士同士のネットワークは強いものであり、首都圏よりも地方都市の方がその傾向がより見られます。そのため知り合いが希望の施設に勤務している可能性も無きにしも非です。

また自分自身のプライベートな知人以外にも知り合いがいるケースもあります。特に前職がデイサービスやショートステイでお勤めだった場合、利用者様のご家族様とのやり取りが多い施設になりますが、そのご家族様が介護士のケースもなくはありません。

知り合いの勤務先をすべて把握する事は難しいですが、一緒に勤務をすることが困難な同業者が勤めていないか、あらかじめリサーチすることで安心して勤務できます。

介護士がUターン転職するなら転職エージェントを利用するべき?

転職エージェントを利用した方が、より有益な情報を得られる可能性があります。

土地勘や介護士同士のネットワークがあれば、市況感に大きなずれは生じないため、転職エージェントを使わないで転職することも可能ではあります。

しかしながら常に求人を取り扱っている転職エージェントに相談する事も一つの手です。なぜなら転職エージェントを利用することで、最新の求人情報やハローワークの求人には掲載していない内部情報なども教えてもらえます。

Uターン転職するならば、大手よりも意外と地域密着型の転職エージェントがおすすめです。

なぜなら地方の転職エージェントの方が、直接施設の採用担当者とやり取りをして密な関係性を築いているケースが多いため、有益な情報を提供してもらえるからです。

さらに以前担当していた求職者の方からの施設の情報などを耳にすることもあるので、実際に勤務している方の声をお伝えするケースもあります。

まとめ

この記事をまとめると、

地方都市は首都圏よりも求人数は減りますが、その分求職者数も減るため、転職に不利になることは無いに等しいです。

また、介護職の経験は地方都市・首都圏関係なく、財産であり、重宝されるものです。ご自身のキャリアや経験に自信を持ってUターン転職に挑んで頂ければ幸いです。

この記事があなたの転職活動に役立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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