【転職のプロ監修】金融業界への転職におすすめ転職エージェントランキング

この記事の管理者株式会社アドバンスフロー
転職エージェント 兼 元派遣会社勤務 中塚 章浩

大手総合人材会社を経て、リクルートに勤務。その後、現在の株式会社アドバンスフローを設立。派遣業務、転職エージェント業務、新卒採用代行業務など、幅広い業務を経験。

金融業界への転職におすすめ転職エージェントランキング

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「金融業界への転職におすすめの転職エージェントはどこだろう?」
このようなお悩みを抱えていませんか?

編集部・中塚

金融業界は専門的な知識が必要な職種が多いため、業界内で転職を希望する方が多いのが特徴です。

金融業界の求人を扱う転職エージェントは多くありますが、
「金融業界の求人に特化した転職エージェント」
「金融業界への転職支援実績が豊富な転職エージェント」
など会社によって取り扱う求人やサポート体制の特徴が異なる
ため、転職活動を行うときは「自分の希望条件に合った求人が豊富な転職エージェント」に登録し利用するとよいでしょう。

また、この記事では「金融業界」で転職経験がある方にアンケートを実施し、転職成功のポイント、転職活動で大変だったことなど「金融業界の転職成功者の体験談」を掲載しています!

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

金融業界への転職におすすめの転職エージェントの選び方

金融業界への転職には、
「求人が多い転職エージェント」
「金融系に強い転職エージェント」
を併用することをおすすめします。

なぜなら、それぞれのエージェントで以下のようなメリットがあるからです。

求人数が多い転職エージェント
求人数が多いため、自身の選択肢を広げることができ、希望により近い求人が見つかる可能性があるからです。
金融系に強い転職エージェント
金融業界に精通し、業界の知識や転職動向などにも詳しいため、より密度のある転職支援を受けられる可能性があるからです。

その反面、求人数が多い転職エージェントは、大手企業のため登録者も多くて担当者とのズレが生じやすい、金融系に強い転職エージェントは求人数が少ないというデメリットもあります。

だからこそ、求人数が多い転職エージェントと金融系に強い転職エージェントどちらにも登録することをおすすめします。

何社くらいに登録するべきなの?

転職エージェントは、できるだけ多く(目安は5~6社程度)に登録し、そのなかから自分に合った転職支援を行ってくれるエージェントを絞り込むのと、効率的に転職活動を進められます。

この記事から転職エージェントを選ぶ方法なら、

  1. 金融業界への転職におすすめの転職エージェントランキングから3~4社
  2. 金融業界に強い・特化している転職エージェント一覧から2~3社

あわせて5~6社に登録するといいでしょう。

金融業界への転職におすすめの転職エージェントランキング

金融業界への転職なら、まずは、
「求人が多い転職エージェント」
に登録することをおすすめします。

そこで、Googleで「金融 転職エージェント」と検索した際に掲載されていた転職エージェントを抽出し、求人数を調査すると、以下のような結果となりました。

調査概要
調査の企画・集計
株式会社アドバンスフロー
調査対象とした転職エージェント
Googleで「金融 転職エージェント」という検索ワードで検索して掲載された上位10サイトを調査。それらサイトで紹介されていた企業のうち「『有料職業紹介事業許可』を取得している」かつ「求人数の検索ができる」企業を調査対象の転職エージェントとしました
調査対象とした求人
上記で調査対象とした転職エージェントがWEBサイトで公開している求人のうち、「条件:金融(金融・保険・投資 等)」の条件に合致する求人数をカウントしました。
調査日
※求人数ランキングの上部または下部に記載

※ランキングは「調査時点での求人数の多い順」であり、各転職エージェントの優劣を意味するものではございません。転職エージェント選びの際の指標のひとつとしてご利用ください。

【求人数第1位】リクルートエージェント

リクルートエージェント
画像引用元:「リクルートエージェント」公式サイト

リクルートエージェント
「金融業界」の注目ポイント!
  1. 金融業界の求人には生保の営業担当の求人情報が多数掲載されている。

リクルートエージェントのおすすめポイント

  • 保有する求人数は業界最大級
  • 幅広い世代やキャリア、職種に対応
  • 全国16都市に拠点をもち、各地域の転職を網羅

リクルートエージェントは、公開していない求人数をあわせて常時30万件を超える求人数をもつ転職エージェントです。

性別・年代を問わず転職支援実績が豊富で、求職者の状況に合った求人を豊富に揃えています。

また、専用アプリを利用した求人の紹介、面接力向上のためのセミナー開催、企業の内部情報の確認など、独自のサービスが豊富です。

そのため、初めて転職するという方も、何度目かの転職をするという方も、登録すべき転職エージェントのひとつといえます。

リクルートエージェントの求人情報
(調査日:2023年2月7日)
金融業界
求人数
総求人数:10,032件
外資系企業:45件
金融業界
職種別の求人数
営業職:4,931件
販売・サービス:651件
管理・事務系:648件
技術職(IT):1,908件
コンサルタント:266件
金融系専門職:605件
取り扱い職種 営業・販売・カスタマーサービス/企画・マーケティング・経営/管理・事務/物流・購買・貿易・店舗開発/コンサルタント/金融専門職/不動産専門職/クリエイティブ/SE・ITエンジニア/エンジニア(設計・生産技術・品質管理)/建築・土木・設備/医療・医薬・化粧品/その他(講師・調理師・介護など)
取り扱い
金融系業種
銀行・信託銀行・政府系金融機関/VC・PE・投資ファンド/消費者金融・事業者金融・FX・商品先物/信金・信組・農協・漁協/損害保険/保険代理店/証券会社・投資銀行/投資信託・投資顧問/クレジットカード・信販/リース/生命保険/他
取り扱い地域 全国
リクルートエージェントの会社概要
運営会社名 株式会社リクルート
東京本社住所 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
他拠点所在地 札幌/仙台/宇都宮/さいたま/千葉/立川/横浜/静岡/名古屋/京都/大阪/神戸/岡山/広島/福岡

関連記事:「リクルートエージェント」の口コミ・評判

【求人数第2位】dodaエージェントサービス

dodaエージェントサービスのホームページ画像
画像引用元:「dodaエージェントサービス」公式サイト

dodaエージェントサービス
「金融業界」の注目ポイント!
  1. 金融業界における営業職や経理・財務などの事務職、事業企画や営業企画などの企画職の求人が多い。

dodaエージェントサービスのおすすめポイント

  • 登録すると転職サイトとしても利用可能

dodaエージェントサービスは、転職サイト「doda」のサービスの1つです。

そのため、登録すれば転職エージェントとしてだけでなく、転職サイトとしても利用することができ、求人の紹介を受けつつ自分で求人を探して直接応募することもできます。

しかしながらdodaは、「金融系専門職」「コンサル」の求人数が他社よりも少ない傾向にあります。金融系専門職やコンサルでの転職を希望されるなら、他エージェントを併用することをおすすめします。

dodaエージェントサービスの求人情報
(調査日:2023年2月7日)
金融業界
求人数
総求人数:7,730件
外資系企業:575件
金融業界
職種別の求人数
営業職:2,949件
販売・サービス:269件
管理・事務系:2,331件
技術職(IT):1,480件
コンサルタント:216件
金融系専門職:1,045件
取り扱い職種 営業職/企画・管理/技術職(SE・インフラエンジニア・WEBエンジニア)/技術職(組込ソフトウェア)/技術職(機械・電気)/技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)/技術職(食品・香料・飼料)/技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)/専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)/クリエイター・クリエイティブ職/販売・サービス職/公務員・教員・農林水産関連職/事務・アシスタント/医療系専門職/金融系専門職
取り扱い
金融系業種
都市銀行/地方銀行/信託銀行/その他銀行/信用金庫・組合/証券会社/生命保険/損害保険/保険代理店/クレジット・信販/消費者金融/住宅ローン/投信・投資顧問/べんじゃーキャピタル・プライベートエクイティ/債権回収/商品先物取引/外国為替/リース/短資/格付会社/金融情報ベンダー/その他
取り扱い地域 全国
dodaエージェントサービスの会社概要
運営会社名 パーソルキャリア株式会社
丸の内本社住所 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27階・28階
他拠点所在地 横浜/札幌/仙台/静岡/名古屋/大阪/京都/岡山/広島/福岡

関連記事:「dodaエージェントサービス」の口コミ・評判

【求人数第3位】コトラ

コトラ(KOTORA)
画像引用元:「コトラ」公式サイト

コトラ
「金融業界」の注目ポイント!
  1. 創業時から人材紹介事業を行ってきたコトラは、金融業界出身のコンサルタントが中心となり多数の金融業界の求人情報を取り扱っている。
  2. 高年収高収入が期待できる金融業界の求人情報が多数掲載されている。

コトラのおすすめポイント

  • 金融・IT・コンサル・製造などの転職支援に特化した転職エージェント

コトラは、金融業界やコンサルティング業界などをメインに、プロフェッショナルの転職を支援する転職エージェントです。

担当するコンサルタントのなかには、実際に金融業界で実務経験をもっている方もおり、より精度が高く密度の濃い転職支援を受けることができます。

コトラの求人情報
(調査日:2023年2月7日)
金融業界
求人数
総求人数:3,255件
外資系企業:342件
金融業界
職種別の求人数
営業職:316件
コンサルタント:257件
※その他の職種については絞り込み検索不可
取り扱い職種 インベストメントバンキング/投資事業/不動産金融・不動産関連業務/マーケットビジネス/リスクマネジメント/保険ビジネス/投信投資顧問/金融フロント/コマーシャルバンキング/金融関連サービス/その他銀行・証券系ビジネス/コンサルティング(戦略・財務・金融・事業再生・業務・IT・組織・人事)/ファイナンス管理/経営管理/管理系/人事系/海外進出/エンジニア・プログラマ/社内SE・情報システム/WEB・クリエイティブ/営業・プリセールス/経営企画・管理/広告宣伝/研究・開発/実験/評価/解析/設計/生産/営業・フィールドエンジニア
取り扱い
金融系業種
金融/証券/保険/生命保険/損害保険/投信投資信託
取り扱い地域 東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/愛知県/大阪府/福岡県/海外
コトラの会社概要
運営会社名 株式会社コトラ
本社住所 東京都港区赤坂1-7-19 キャピタル赤坂ビル2階

【職種別】金融業界への転職におすすめの転職エージェント

今回調査対象とした転職エージェントはすべて、金融業界の転職を対象としており求人も豊富にもっていますが、それぞれの転職エージェントで強みとする分野は違います。

金融業界の仕事には、「審査・査定」や「ディーラー」などの専門職以外に、営業や事務、技術職などさまざまな職種があります。

そこで、金融業界求人数ランキングに掲載した転職エージェントの中から、さらに職種別の求人数を調査しました。

職種別におすすめの転職エージェントを紹介します。

職種別ランキングの調査概要
調査の企画・集計
株式会社アドバンスフロー
調査対象とした転職エージェント
Googleで「金融 転職エージェント」という検索ワードで検索して掲載された上位のサイトを調査。それらサイトで紹介されていた企業のうち「『有料職業紹介事業許可』を取得している」かつ「求人数の検索ができる」企業を調査対象の転職エージェントとしました
調査対象とした求人
上記で調査対象とした転職エージェントがWEBサイトで公開している求人のうち、
「条件:金融業界(金融・保険・投資 等)」
「条件:外資系企業・各種職種」
の条件に合致する求人数をカウントしました。
調査日
求人数ランキングの上部または下部に記載

※ランキングは「調査時点での求人数の多い順」であり、各転職エージェントの優劣を意味するものではございません。転職エージェント選びの際の指標のひとつとしてご利用ください。

【金融業界/外資系企業への転職】を目指している方におすすめの転職エージェント

金融業界の外資系企業への転職を希望される方は、外資系企業の求人が豊富な転職エージェントに登録するほうが、選択肢をより広げることができます。

ここでは金融業界のなかでも「外資系企業」の求人数を調査し、求人数の多い転職エージェント5社について、それぞれの魅力や詳しい内容についてご紹介します。

金融業界「外資系企業」の求人数ランキング
(調査日:2023年2月7日)
サイト名 求人数
575件
342件
120件
95件
82件

【金融業界/営業職の転職】を目指している方におすすめの転職エージェント

ここでは金融業界のなかでも「営業職」の求人数を調査し、求人数の多い転職エージェント5社をご紹介します。

金融業界「営業職」の求人数ランキング
(調査日:2023年2月7日)
サイト名 求人数
4,931件
2,949件
1,308件
645件
480件

【金融業界/コンサルへの転職】を目指している方におすすめの転職エージェント

ここでは金融業界のなかでも「コンサル」の求人数を調査し、求人数の多い転職エージェント5社をご紹介します。

金融業界「コンサル」の求人数ランキング
(調査日:2023年2月7日)
サイト名 求人数
266件
257件
223件
216件
178件

【金融業界/金融専門職への転職】を目指している方におすすめの転職エージェント

ここでは金融業界のなかでも「金乳専門職」の求人数を調査し、求人数の多い転職エージェント4社をご紹介します。

金融業界「金融専門職」の求人数ランキング
(調査日:2023年2月7日)
サイト名 求人数
1,045件
990件
605件
420件

【特化型】金融業界に強い・特化している転職エージェント

金融業界への転職なら、
より密度濃い転職支援を受けられる
「金融系に強い転職エージェント」
も登録することをおすすめします。

そこでここからは、金融業界に強い、または特化している転職エージェントのなかから、厳選した3社をご紹介します。

オネスティ株式会社

オネスティ株式会社
画像引用元:「オネスティ株式会社」公式サイト

オネスティ株式会社のおすすめポイント

  • 金融・保険業界特化の専門チームを編成
  • 金融業界出身のアドバイザーが担当

オネスティ株式会社は、幅広い職種・世代に対応している転職エージェントで、特に「金融・保険業界」の転職に強みをもっています。

金融・保険業界での実務経験をもつアドバイザーが在籍しており、金融業界特化の専門チームも編成しているため、業界事情や転職動向などの知識も豊富にもっています。

全国各地の転職に対応し20代から40代の転職支援実績を多数もっているため、若手からベテランまで金融業界への転職ならば登録しておくべき転職エージェントのひとつといえます。

オネスティ株式会社の会社概要
運営会社名 オネスティ株式会社
本社住所 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋5階

ムービン コンサルタント転職

ムービン
画像引用元:「ムービン コンサルタント転職」公式サイト

「ムービン コンサルタント転職」のおすすめポイント

  • コンサルティング業界への転職支援に強い
  • コンサル業界出身のアドバイザーも在籍

「ムービン コンサルタント転職」は、コンサルティング業界への転職に強い転職エージェントで、金融・財務系のみならずIT系や医療系のコンサルタントの転職支援も行っています。

担当するアドバイザーには、コンサル業界出身の方や人材コンサルタント業界出身の方がおり、金融系コンサルを希望する方にはおすすめしたい転職エージェントです。

ムービンの会社概要
運営会社名 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
本社住所 東京都港区西新橋1-13-1 DLXビルディング6階

関連記事:「株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア」の口コミ・評判

ムービン ファンド・M&A 金融転職

ムービン ファンド・M&A 金融転職
画像引用元:「ムービン コンサルタント転職」公式サイト

「ムービン ファンド・M&A 金融転職」のおすすめポイント

  • ファンド、M&A、会計士などの金融業界の求人を専門に取り扱う転職エージェント
  • 投資銀行、PEファンド、M&A、FASコンサル、税理士など業界位別の転職のポイントや転職事例を詳しく掲載している

「ムービン ファンド・M&A 金融転職」は、金融業界への転職支援に特化した転職エージェントです。

金融業界の求人情報の掲載、転職支援サービスはもちろん、金融業界独自の転職活動のノウハウや転職事例などを職種や業界別に詳しく掲載しています。

金融業界の転職支援に特化した転職エージェントによる転職サポート支援があるので、安心して転職活動に臨むことができます。

「ムービン ファンド・M&A 金融転職」の会社概要
運営会社名 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
本社住所 東京都港区西新橋1-13-1 DLXビルディング6階

関連記事:「株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア」の口コミ・評判

ウィルハーツ

ウィルハーツ
画像引用元:「ウィルハーツ」公式サイト

ウィルハーツのおすすめポイント

  • 金融業界とその周辺業務の転職支援に特化
  • アドバイザー全員が金融機関の出身者

ウィルハーツは、金融業界の専門職・スペシャリストの転職を支援している転職エージェントです。

金融業界でのキャリアがあるベテランの転職はもちろんのこと、はじめて金融業界に転職したい方への支援も行っています。

ウィルハーツの会社概要
運営会社名 株式会社ウィルハーツ
本社住所 東京都中央区日本橋3丁目2-14 KNビル4階

【アンケート調査】転職成功者の体験談を紹介!

「#就職しよう」編集部では、読者の皆様に、より具体的な「金融業界への転職活動の実態」に関する情報をお届けしたいと考えアンケート調査を実施しました!

アンケート調査方法の概要について
調査方法 クラウドワークスのアンケート機能を利用して調査を実施
調査期間 2023年5月19日~5月28日
対象者 金融業界で転職活動に成功した経験をお持ちの方
回答者の詳細について
回答数 3名
回答者の性別 男性0名/女性3名/その他0名
回答者の年代 20代:1名/30代:0名/40代:2名
50代:0名/60代以上:0名

編集部・中塚

ここからは「転職成功のポイント」について、転職成功者の方から寄せられた具体的な体験談をご紹介します!

【転職成功者の体験談】金融業界の転職に資格が役立った!

40代後半・女性
【Q.転職成功のポイントは?】
企業の求める人材と自分の経験やスキルがマッチしたこと、会社が英語力、TOEICなどのスコア基準を設けており、自分の保有スコアが基準以上だったこと
【転職時の年齢】48歳
【転職前の職業】外資系商業銀行 内部管理業務
【転職後の職業】国内証券会社 内部管理業務
【転職後の年収】年収ダウンした
40代前半・女性
【Q.転職成功のポイントは?】
前職の生命保険会社で一定の研修を受け、生保だけでなく損保の資格試験にも合格していたこと。保険業界は専門性が高く、基礎知識がある方や販売実務経験のある方は採用時に優遇されると思います。
【転職時の年齢】28歳
【転職前の職業】生命保険会社(営業)
【転職後の職業】損害保険会社(営業事務)
【転職後の年収】年収アップした

【転職成功者の体験談】金融業界の転職に実務経験やスキルが役立った

20代後半・女性
【Q.転職成功のポイントは?】
一社目での保険業務経験を買ってもらいつつも、新卒二年目だったので第二新卒枠で転職受入してもらえたこと。もう一つは、担当してくれた転職エージェントが親身になって相談に乗ってくれたこと。
【転職時の年齢】24歳
【転職前の職業】生命保険系代理店 テレアポ
【転職後の職業】損害保険系代理店 営業事務
【転職後の年収】年収アップした

【FAQ】金融業界の仕事探しに関するよくある質問

実務未経験で金融業界への転職は可能?

実務未経験でも、金融業界への転職は可能です。

金融業界の中でも銀行や証券など、業態ごとに必要な知識や持っておいた方がよい資格が異なるので、まず転職したい業態を決めましょう。

志望動機の整理やキャリアの棚卸も大切です。金融業界を目指したいと思ったきっかけや、入社後に成果を出せる根拠となる前職での経験・将来目指したいキャリアは、応募書類や面接で重要視されます。

金融業界は成果主義の会社が多いので、ハードなノルマも乗り越えられることをアピールしましょう。

ただし投資銀行に未経験で転職する場合は、年齢や学歴のハードルが他の業態に比べ高いです。

日系の大手や外資系は特に人気で倍率も高いので、履歴書で応募者を絞る必要があるからです。

年齢は30代前半まで、旧帝大や早慶レベルの高学歴を求める企業が多いです。

金融コンサルの年収相場はどのくらい?

金融コンサルの年収相場は、金融をはじめとするエグゼクティブ専門の転職エージェント「コトラ」によると、下記の通りです。

金融・財務コンサルタントの年収は、20歳代で800万円前後、30~35歳で800万円~1,000万円前後となります。

公認会計士・税理士などの国家資格やTOEICのハイスコア保持者は、それに応じて高い年収からのスタートが可能となるでしょう。

コンサルタントとしての経験を重ねクライアントからの信頼を得ると共に、長期に渡る継続案件や多数の企業からのオファーを依頼されるようになると、ファームにとっての価値が高くなります。

それに応じて年収アップが図れるため、40歳までには1,500万円前後まで上がる可能性もあります。

引用:金融・財務コンサルタントの仕事・役割とは【BIG4 FAS/独立系FASへの転職希望者必見】

徹底した能力主義ゆえに、成果を出せば高年収が期待できます。

金融業界の転職理由で代表的なものは?

金融業界の転職理由で代表的なものは、金融&コンサルティング業界専門の転職エージェント「アンテロープキャリアコンサルティング」によると、本音では下記が多いとのことです。

しかし本音の転職理由を面接官に包み隠さず話すと、間違いなく不採用になってしまいます。

転職を希望する業態のことをしっかり調べ、各業態でしかできないサービスや応募先企業の独自の強みに魅力を感じていることや、活かしたい自分の強みを伝えましょう。

特に異業態から投資銀行へ転職する場合、報酬水準が高い一方でかなり業務がハードです。

面接官は応募者が業務内容を理解した上で応募してきているか確認するため、転職理由について深く掘り下げて質問してきます。

「何故投資銀行を選んだか」はもちろん、例えば投資銀行を選んだ理由がお客様を長期的に支援したいからであれば、そう考えるようになったきっかけを答えられるようにしておきましょう。

金融業界の転職で有利になる資格は?

金融業界の転職で有利になる資格は、業態にもよりますが下記の通りです。

  • ファイナンシャルプランナー2級以上
  • 証券外務員一種
  • 銀行業務検定試験
  • 証券アナリスト
  • TOEIC 800点以上

銀行や保険業界への転職を希望する場合は、ファイナンシャルプランナー2級以上に合格しておくとよいです。

2級の受験には異業種からの転職であればまず3級に合格することが必要で、金融業界の経験者でもFP業務2年以上の実務経験が求められます。

銀行や証券会社への転職であれば、証券商品をすべて扱える証券外務員の一種が必須であることが多いです。信用取引やデリバティブ取引などハイリスクな証券も扱えます。

金融業界未経験者が勉強していることをアピールするのに有用な資格は、銀行業務検定試験です。

金融機関の職員が実務を行う上で必要な、法務や財務・税務などの知識に関する問題が出ます。

人気のある投資銀行への転職ならば、難易度が高い証券アナリストを取得しておくと評価がアップします。

証券投資に関する知識はもちろん、企業の経営判断をするための企業財務やマクロ・ミクロ経済学など非常に広範囲な知識が必要とされるからです。

特に外貨を扱う銀行では、TOEIC700~800程度を求めることが多いです。800点以上あれば、他の応募者に差を付けられるでしょう。

まとめ

この記事をまとめると、

金融業界への転職は、
「求人数が多い転職エージェント」
「金融系に強い転職エージェント」
を併用し、できるかぎり多く(目安として5~6社程度は)登録することをおすすめします。

最も金融業界の求人が多いのは、
リクルートエージェントです。
→登録すれば、求人の選択肢が広がり、希望の求人に出合う可能性が高まります。

金融系に強い転職エージェントは、
オネスティ株式会社がおすすめです。
→登録すれば、業界の知識豊富なアドバイザーから、密度の濃い転職支援を受けられます。

求人数ランキング上位で紹介した転職エージェントと、金融系の求人に特化した転職エージェントをまとめると、以下の通りです。

金融業界の求人数ランキング
(調査日:2023年2月7日)
サイト名 求人数
10,032件
7,730件
3,255件
3,065件
2,727件
金融系に強い転職エージェント
1.オネスティ株式会社 金融・保険業界特化の専門チームを編成
2.ムービン コンサルティング業界への転職支援に強い
3.ウィルハーツ アドバイザー全員が金融機関の出身者
関連記事
【転職のプロが37社検証】転職エージェントおすすめランキング/2020年度版
この記事では、「職種」や「業種」、「性別」などさまざまな分野ごとに強い転職エージェントをご紹介しています。
この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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