【転職のプロが教える】介護転職での職場見学(施設見学)とは?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「職場見学って言われたけど、なにをするの?」

と思っていませんか。

この記事では、介護の転職にある職場見学(施設見学)について解説します。

職場見学とは何なのか、どんな点に注意したらいいのか、ぜひこの記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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介護転職での職場見学(施設見学)ってなに?

どんな職員が勤務し、どんな利用者様が生活をされているのか実際に見学することができるものです。

職場見学(施設見学)では、設備の見学(入浴機器・介護用品)も可能です。

その施設の雰囲気を肌で感じられ、採用担当者や現場の職員の声も聞く事ができるため、施設見学ができる場合は面接前に見学されることをおすすめします。

介護転職での職場見学の流れは?

まずは施設の概要の説明を受けてから、フロアを見学します。

逆のパターンの場合もありますが、基本的には採用担当者より施設の理念や方針の説明を受けから施設見学になることが多いです。

見学では、

  • どんな食事が提供されているのか
  • 入浴設備はどんなものか
  • 腰痛防止・介護負担軽減のための介護ロボット・福祉用具の搭載はどんなものか

などを実際に見学することができます。

また施設からよく聞かれる質問としては、

  • 介護経験の有無
  • 資格の有無
  • 介護経験があれば夜勤経験の有無
  • 以前勤めていた施設について

などが挙げられます。介護経験がない方だと、どうして介護職を選んだのか志望理由に近いことを聞かれることもあります。

介護転職での職場見学は実質的に面接じゃないの?

見学から面接へという流れを取る施設もありますが、見学と面接は別物です。

見学と面接は別とは言っても、転職先の候補の一つですので、丁寧な言葉遣い・態度を心がけることはもちろん大切です。

職場見学(施設見学)では、ざっくばらんに施設のことを質問出来る時間ととらえていただくといいでしょう。面接を受けるならば、志望理由など聞かれるため施設も概要や理念なども把握しておくことが必要です。

すべての施設で職場見学(施設見学)できるの?

すべての施設で職場見学(施設見学)ができる訳ではありません。

現在、感染症対策として利用者様のご家族や業者の立ち入りの制限を強化している施設も多数あります。

以前は見学ができない施設の方が少なかったですが、感染症(インフルエンザなども含む)が流行している時期だと難しい印象です。見学を希望する旨と可能であるかまずは電話で問い合わせてみるといいでしょう。

職場見学(施設見学)ではどのような点を見たらいいの?

介護の転職で職場見学(施設見学)する際は、以下の3点に注意しておくといいでしょう。

  1. 1フロアの介助必要な利用者数
  2. 独り立ちまでの期間や同行日数
  3. 研修制度や資格支援制度

1.1フロアの介助必要な利用者数

1フロア何名の利用者様の介助が必要になるか、日中と夜間帯で介助する人数が変動することもあり、確認しておく方がいいでしょう。

介護員一人当たりにつき担当利用者様が増えれば、もちろんその分業務量が増えます。常に時間との勝負である介護業界においてある程度ゆとりを持って勤務したい、手厚い指導を受けてから独り立ちしたいという方は施設見学の際にそちらも質問してみるといいでしょう。

一番分かりやすい業務量の比較が出来るようになります。また特に夜勤業務は一人で行う施設が多いため、より利用者様の人数を重視した方がよいと言えるでしょう。

2.独り立ちまでの期間や同行日数

独り立ちの期間や同行はもちろん施設によって異なりますし、またスキルや経験によっても変動すると言えるでしょう。

無資格未経験者であれば、数日間の座学を取り入れている施設もありますが、現場で初日から見学を行う施設もあります。ある程度経験や知識があり、即戦力として勤務したい方は面接や採用後にその旨をすり合わせることも可能です。

ただ「ブランクがあり感覚を取り戻すのが難しい」と感じていたり、まだまだ経験や知識に自信がないと感じていたりする方は、研修内容などを掘り下げて確認した方がよいと言えます。

ちなみに身だしなみや言葉遣い、利用者様に対する接遇マナーなどから排泄・食事・入浴介助の基本動作・知識などまでを研修内容に含まれる施設が多いと言えます。

3.研修制度や資格支援制度

研修制度や資格支援制度に興味がある方は、研修・資格支援についても確認した方がいいでしょう。

特に無資格の方やスキルアップを目指したい方にとっては、重要なポイントになります。施設の援助で資格を取得することが出来る場合もあるため、確認してみるといいでしょう。

職場見学(施設見学)の際はどのような服装がいいの?

職場見学(施設見学)の際は、スーツで行くのがベストです。

スーツを持ち合わせていない方は、オフィスカジュアル、またはきれいめな服装だといいでしょう。

女性はナチュラルメイクで、髪は一つにまとめた方が好印象です。男性は髭を剃って身だしなみを整えてから訪問しましょう。

まとめ

この記事をまとめると、

介護施設は同じ種別でもそれぞれ特色があるため、職場見学(施設見学)でその施設の特色を掴むと、ミスマッチをより少なくする事が出来ると言えます。

  • 食事に力を入れている施設
  • 余暇支援に力を入れている施設
  • 介護予防に力を入れている施設

など施設の特色は様々です。

ご自身がどんな施設で勤務したいかをはっきりさせたうえで施設に訪問することも大切といえるでしょう。

この記事があなたの転職活動に役立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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