【転職のプロが教える】正社員での化粧品販売の仕事はどうなの?

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「化粧品業界で働きたいけど、ぶっちゃけどうなの?」
「正社員に転職することはできる?」

と思っていませんか。

この記事では、化粧品業界への転職について解説します。

これから化粧品業界で働きたいとお考えの方に、少しでもこの記事がお役に立てば幸いです。

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化粧品業界はどうなの?厳しいの?

化粧品業界について、2020~2021年にかけては化粧品業界の転職市場は求人数も少なく、厳しい状況でした。

化粧品業界の中でも、販売職は店舗休業や時短営業が続いていることから求人が少ない状況が続いています。2022年からは徐々に求人数は回復はしてきているものの、百貨店に展開している店舗などはまだまだ募集をかけていない所も多いです。

逆に化粧品業界でも好調なのがECビジネスです。

大手化粧品会社でネット販売で売上を伸ばしている所もあれば、ベンチャー企業でネット通販をメインで化粧品販売している企業もあります。

化粧品販売のECビジネス領域では求人数が多いです。サイト運営業務やグラフィックデザイナー、営業職、カスタマーサポートなどの求人が多く見受けられます。

化粧品業界への転職はしやすいの?

化粧品業界への転職は、未経験からでも転職はしやすい業界です。

アイテムが化粧品に限らず、販売職自体が未経験からでも転職がしやすい職種です。化粧品の販売経験がなくても、応募が可能であったり採用されているケースも多々あります。

ただし、今まで何かしらの接客経験は求められることが多いです。

サービス業やアパレル販売からの転職またアルバイトでの接客業経験があれば、化粧品販売が未経験でも選考に進める企業もあります。

化粧品の商品知識は特に入社前に必要はなく、入社後に商品研修などで学べる企業も多いです。

化粧品販売で正社員の仕事は多いの?

化粧品販売では、正社員の求人数は少ないです。

化粧品業界に限らず、販売員の雇用形態は契約社員や派遣社員・アルバイトの求人が多く、正社員は少ないです。

ただし、正社員登用の制度があったり、5年後に無期雇用社員として契約期間が取り払われ定年まで働ける制度を設けている企業もあります。そのため入社する際に正社員にこだわらずに探してみるのも良いでしょう。

化粧品販売の年収は高い?低い?

化粧品販売の年収は、企業によってピンキリです。

低い年収ですと200万円代からスタートをすることもありますし、外資系ブランドで化粧品販売の経験があると400万円代で採用をしてもらえることもあります。

化粧品販売の経験が未経験であったり、20代で転職の場合は200万円代になることが多いです。

未経験で化粧品販売の仕事はできるの?

化粧品販売の仕事は未経験でも採用のチャンスはあります。

ただし未経験といっても、アルバイトなども含めて何かしら接客経験をしている方が採用をしてもらいやすいです。

アルバイトで接客を経験していたり、現職でサービス業や何かしらの販売を経験していれば、接客経験を活かして転職がしやすい業界です。

化粧品販売の仕事に必要な資格やスキルはあるの?

化粧品業界で販売をする際に、特別な資格やスキルは必要ありません。

専門的な知識は要りませんが、接客経験があると同じ接客業として経験を活かしやすいです。

また、化粧品販売の資格ではスキンケアアドバイザーとコスメマイスターがあります。

仕事についてから資格を取得するのも良いですし、入社前にこれらの資格を持っていれば採用されやすかったり、仕事に活かしやすくなります。

参考サイト:日本スキンケア協会「スキンケアアドバイザー資格」
参考サイト:日本コスメティック協会「コスメマイスター」

化粧品販売の正社員の魅力は?

化粧品販売は、対人スキルを向上させることができる仕事で、なおかつ好きな化粧品に触れられるという魅力があります。

化粧品商材はお客様にメイクアップを行ったり、お客様の肌に触れたりする機会も多いです。そのため丁寧な接客やマナーを心掛ける必要があり、化粧品販売をしていくうちに対人スキルを高めていける魅力があります。

また化粧品が好きという方にとっては、自社の商品を社員割引として安く購入できたりサンプルをもらえたりする企業もあるため、販売の仕事をしながら好きな化粧品を自分でも愛用できることもあります。

化粧品販売の正社員になるならどうしたらいい?

正社員の求人を探すなら、以下のような方法があります。

  • リクルートやマイナビなどの求人媒体から探す
  • indeedやgoogle for jobsなどの検索求人媒体で「化粧品販売 正社員」などとキーワード検索をする
  • 化粧品業界や販売職に特化した転職エージェントに登録し、求人を紹介してもらう
  • 気になるブランドのHPへアクセスし、採用ページや問い合わせフォームより直接応募する

化粧品販売で正社員の求人は、契約社員や派遣社員、アルバイトに比べると求人数が少ないです。

そのため一つのサイトに登録するだけではなく、いろんな方法を試したりアンテナを張ることが重要です。正社員にこだわるのであれば、いくつもの求人に同時に応募をしていきましょう。

まとめ

この記事をまとめると、

化粧品販売の仕事は、業界未経験でも挑戦がしやすい業種です。

お客様の肌に触れたりする機会も多いため、マナーであったり対人スキルを活かしたり習得できるお仕事です。

販売職は正社員の求人が少ないですが、正社員にこだわりたい方は正社員登用の制度がある企業も探したり昇給制度が整っている企業も受けてみたりと、多くの企業を見てみるといいでしょう。

求人の探し方も、一つのサイトを見ただけでは中々求人も見つかりません。転職サイトや企業のホームページをチェックしたり、転職エージェントに登録したりと色んな方法を試してみて、より良い求人を見つけ出してみてください。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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