転職エージェントの面接辞退はできるの? 辞退する時の断り方と注意点

「転職エージェントを活用しての転職を考えているけど、面接までセッティングしてもらったら断れなくなってしまうのではないかと不安・・・」

とお悩みではありませんか?

元転職会社社員で、現役転職エージェントである「#就職しよう」編集部の中塚が、転職エージェントの面接辞退について解説します。

この記事が、転職エージェントの面接を辞退したいと思った時に適切な対応をとれるように役立てば幸いです。

転職エージェントの面接辞退は可能?

転職エージェントから紹介された企業の面接を辞退することはできるようになっています。

しかし、はっきりとした理由がないにも関わらず面接を断ってしまうと、転職エージェントからの信頼を下げてしまうことになりかねません。

面接辞退を考える時は、なぜ面接を辞退したいと思ったのか転職エージェントにその理由を正直に話すことが重要です。

転職エージェントの面接後辞退(選考辞退)は可能?

転職エージェントに紹介された企業との面接を終えた後であっても、企業からの選考を辞退することも可能です。

面接をしてみると思っていた仕事と違ったり、給料などの労働条件が想定と違っていたりした場合に、選考辞退をすることは珍しくありません。

しかし、転職エージェントの面接辞退を行うときと同様、正当な理由がなければ転職エージェントに悪い印象を与えてしまうことになりかねない点にはご注意ください。

転職希望者が面接辞退や面接後辞退、内定後辞退など転職をやめる理由は何?

転職希望者がなぜ紹介された求人を断ることがあるのか、面接辞退、面接後辞退、内定後辞退の3つに分けて辞退の理由を解説します。

1.面接前に辞退する理由

面接前に転職エージェントから紹介された企業への転職を、転職希望者が辞退する時の理由には、

  • 応募後に再考した結果、希望する条件に当てはまらなかった
  • 口コミなどで企業の悪い評判を聞いた
  • 他社での就職が決まったから

などがあります。

転職エージェントに紹介されて応募はしてみたものの、再度応募した企業を確認したところ、希望する条件に見合わない部分があることに気づき、面接を辞退することもあります。

また、口コミなどで企業の評判が悪かったなどの理由で、面接を辞退するケースも存在しています。

他には、他社で就職が決まったことで、面接を辞退する方も少なくありません。

2.面接後に辞退する理由

面接後に転職希望者が辞退する理由には、

  • 面接の説明で労働条件などに異なる部分があった
  • 社内の雰囲気が合わなかった
  • 思っていた仕事とは異なっていた

などが挙げられます。

面接が行われるまでの求人情報を見て良いと思っていても、実際に面接をして企業から説明を聞いてみると、書かれている内容と異なる部分があったことで面接後に辞退するケースもあります。

また、面接時に応募企業に出向くことで、面接官や社内の雰囲気に接し、自分には合わないと感じたことが理由になることもあります。

さらに、労働条件に納得している方でも、想定していた仕事の範囲よりも広かったり、思っていた内容と異なっていたりすることで、自分にはこの職場で働くのが難しいと判断するといったこともひとつの理由です。

3.内定後に辞退する理由

内定後に辞退する理由には、

  • 勤務地や労働条件の希望が通らなかった
  • 再度熟考した結果、転職先として自分に合わないと判断した
  • 他社での就職が決まった

などがあります。

勤務地や労働条件について転職エージェントに企業との交渉を行なってもらったが、希望する条件が通らなかったり、もう一度再考した際に社風などが合わないと感じるというような理由で辞退するケースもあります。

「他社での就職が決まった」については、面接前と面接後でも共通する理由で、第一志望やより条件の良い転職先での就職が決まったことで内定後に辞退する方がほとんどです。

転職エージェントで面接辞退をする時の断り方

転職エージェントで面接辞退をする時の断り方を3つのケースに分けて紹介します。

転職エージェントに悪い印象を与えてしないようにするためにも、適切な断り方を覚えておくことをおすすめします。

1.電話で面接辞退を報告する時

電話で面接辞退を報告する時は、自分が面接を受ける予定の会社名と面接日を伝えて、なぜ面接を断りたいのか理由を述べることが重要です。

もし、同じ転職エージェントで転職先探しをしたいと考えている時は、できるだけ丁寧に伝えて、面接を断る事に関してのお詫びの言葉も忘れずに伝えます。

どのような部分で辞退することにしたのかはっきりと伝えておくと、新しい転職先探しをサポートしてもらう時に、より希望に近い転職先を紹介してもらいやすくなります。

2.メールで面接辞退を報告する時

面接日までに時間に余裕がある場合であれば、メールで面接辞退を報告する方法もあります。

メールで面接辞退を報告する時は、件名を「面接辞退について」などのように一目でわかるようにすることが大切です。

自分の名前はもちろんのこと、担当者がはっきりしている場合は転職エージェントの名前と担当者のフルネームも添えてメールを送信します。

後は面談を断る理由と、お詫びの言葉を簡潔にまとめるように心がけることが肝心です。

注意

メールで面接辞退を報告する時は、面接日までに余裕がある時や、電話で連絡をしても繋がらなかった時などに使う手段として用いられます。

面接に至るまでに転職エージェントも手間を割いているため、面接などの辞退をするときはできるだけ電話で直接伝えることをおすすめします。

もし、メールを送ってもなかなか返事がこない場合は、電話で確認を取るようにしてください。

3.当日急に面接辞退しなければならない時

どうしても抜けられない用事ができてしまって、前日や当日に急遽面接を辞退しなければならなくなった場合は、すぐに転職エージェントに電話をして報告するようにしてください。

一刻も早く連絡をすることが求められるため、メールでは確認が遅れてしまう恐れがあります。

正当な理由で行けなくなったのであれば、再度日程を調整してもらえる可能性もあるため、とにかく当日に断る事になってしまった理由を正直に伝えて、申し訳なく思っている気持ちを伝えてください。

転職エージェントの面接辞退をするときの注意点

転職エージェントの面接辞退をするときの注意点について紹介します。

円満に、転職エージェントに面接辞退の報告ができるように、ルールやマナーを守って伝えるようにしてください。

なぜ面接辞退をするのか報告前に理由を明確にしよう

面接辞退を報告する時には、どのような理由で断るのか事前に自分の意見をまとめておくことが大切です。

たとえば、「希望している年収よりも下回っていたため」などの理由でも正直に伝えることで、次回はより希望年収に近い求人先を紹介してもらうことにもつながります。

「なぜ面接辞退をしたいのですか?」と聞かれた時に、自分なりの答えが返せるように準備しておくことが何よりも大切です。

早めに面接辞退を報告することを心がけよう

面接辞退をしたいと思った時は、早めに報告することを心がけてください。

転職エージェント側も企業との交渉などをすすめることになるため、早めに辞退することを伝えることで、次の求人先探しに素早く対応してもらいやすくなります。

ギリギリになりすぎてしまうと、転職エージェントにも先方の企業にもご迷惑をかけてしまうため、面接を辞退するかしないかは、早めに判断するようにすることをおすすめします。

嘘の理由で面接辞退の報告はやめておこう

断りづらいからと、「家族に不幸があった」などの嘘の理由を伝えてしまうと、転職エージェントから「いつ頃なら都合がつきそうですか?」などと返されてしまう可能性があります。

また、転職希望者が嘘をついていることがばれてしまったら、転職エージェントからの信頼を大きく失うことになりかねません。

社会人のマナーを守った言葉遣いをしよう

面接辞退を報告する時に限った話ではありませんが、メールや電話をする時は、必ず社会人としてのマナーを守った言葉遣いをするようにしてください。

普段から迅速な対応や、マナーを守った行動を心がけていれば、転職エージェントも様々な企業に転職希望者を紹介しやすくなるため、伝え方にも十分注意して転職先探しを進めてください。

気まずい連絡であっても必ず転職エージェントに連絡しよう

面接辞退の連絡など気まずい場面であっても、無断辞退や音信不通などはせずに必ず転職エージェントに連絡しましょう。

どんなに言いづらいことであっても、何も伝えずに面接に行かないなどの行為をしてしまうと、転職エージェントから新しい転職先を紹介してもらえなくなるかもしれません。

面接辞退をする時は必ず転職エージェントに連絡をして、なぜ辞退をしたいと考えているのか正直に伝えて、今後の転職先探しにつなげられるようにすることが大切です。

転職エージェントの面接を辞退することで悪影響はあるの?

面接を辞退する理由が正当であれば、同じ転職エージェントで転職先を探す時に悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、何度も面接に進んでから断ったり、当日になってのキャンセルが続いたりしてしまうと、転職エージェントに「紹介しても意味がない・・・」と思われてしまいかねません。

そのような事態にならないためにも、転職エージェントとはしっかりと相談をして、自分の希望を共有してもらうことが重要です。

他企業の内定を理由に断っても大丈夫?

転職エージェントに面接辞退をする理由として、他企業からの内定をもらったことを理由にすることは何ら問題ありません。

他にも応募していて、より自分の条件に近い企業に内定をもらったのであれば、遠慮せずに自分が働きたいと思う方を選ぶようにしてください。

連絡が遅くなれば遅くなるほど、転職エージェントは転職に向けて準備をしていくことになるので、他の企業からの内定が出た場合は早めに報告することをおすすめします。

転職エージェントが面接辞退を認めてくれない時の対策

正当な理由があるにも関わらず、転職エージェントが面接辞退を認めてくれない時に役立つ対策方法を紹介します。

転職希望者が嫌がっている面接を、転職エージェントが無理やりさせることは本来ありえません。

転職エージェントに適切な対応をとってもらうためにも、転職希望者も逃げ腰にならないことが大切です。

転職エージェントの問い合わせ窓口に報告する

転職エージェントの担当者から面接の強制をされそうになった時は、転職エージェントの問い合わせ窓口に連絡して、現状を詳しく伝えて対処してもらう方法があります。

転職エージェントの問い合わせ窓口に連絡すれば、そこから担当者に面接の強制をしないように注意が入るため、それ以上面接を無理やりすすめてくるようなこともなくなります。

他の転職エージェントを利用しよう

やや強引に転職活動を進められるなどがあったならば、同じ転職エージェントを使うのではなく、違う転職エージェントの利用も検討することをおすすめします。

強引に転職活動を進められると、転職エージェントやその担当者への信頼しつづけることは難しくなるでしょう。

転職エージェントを利用した転職活動は、担当者との信頼関係が大切なため、信頼できないならば他の転職エージェントの利用も検討すべきです。

転職エージェントにも様々な会社があるので、複数登録するなどして、転職希望者の希望をしっかりと聞いてくれる転職エージェントを選ぶことが大切です。

まとめ

この記事をまとめると、

転職エージェントの面接と選考の辞退は可能
転職エージェントで面接をするときや、面接後の選考の辞退は禁止されている行為ではありません。

しかし、はっきりとした理由がなかったり、無断で面接に行かなかったりなどの方法は、転職エージェントに悪い印象を与えることになるため、正直に面接を辞退する理由を伝えることが重要です。

面接辞退などをすることで、少なからず転職エージェントに迷惑をかけることにもなるため、希望に沿った形の転職先を紹介してもらえるように話し合うようにしてください。

面接辞退後も転職探しをサポートしてもらおう
面接辞退をしたからといって、転職エージェントから新しい転職先が紹介されなくなるということはないため、もし条件などについて不満に思っているような部分があれば正直に伝えるようにしてください。

なぜ面接を辞退したのかの理由を正しく転職エージェントに把握してもらえれば、より転職希望者の条件に近い転職先を紹介してもらいやすくなります。