「派遣会社への登録方法って?」最初の連絡から本登録までの登録方法

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「派遣会社への登録ってどうすればいいの?」
と不安になっていませんか?方法が分からないと難しく感じて二の足を踏みがちです。

この記事では「派遣会社の登録方法」を最初の連絡から本登録まで詳しく解説します。

この記事を読み終わる頃には派遣会社への登録方法を知り、不安感なく登録できるようになると嬉しいです!

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派遣会社への登録方法は?

派遣会社への登録方法がわからず悩む女性

派遣で仕事するなら、派遣会社への登録が必要不可欠です!
登録するためにはまず派遣会社に連絡を取らないといけません。

ここでは最初に連絡する方法か本登録の方法までご紹介します。

ファーストコンタクトはオンライン

登録前のファーストコンタクトはほとんどオンラインが主流です。

登録前の派遣会社へ連絡は「各派遣会社のWEBサイトから」が一般的。入力事項は個人情報や登録会の予約で1~2分あれば終わります。

また、リクナビ派遣などの派遣求人サイトから連絡も可能。こちらは希望の求人にエントリーすることで派遣会社に連絡がいき、会社から連絡をもらって後日登録になります。

もちろん電話連絡も可能ですが、口頭での説明は結構大変!オンラインの方が楽チンです。

本登録は派遣会社に出向く必要あり

派遣会社に本登録するには、派遣会社に出向いて登録する「登録会」への参加が基本です。

派遣会社の支店や登録センターでは毎日のように登録会を開催しています。遠方の方向けに支店以外の場所で開催することもありますよ。

また最近では本登録もオンラインで完結するところも出てきました。派遣会社に出向かずに登録できるので便利ですよ。

登録会の所要時間は1~2時間程度。職歴などを事前入力して時間短縮する派遣会社もありますが「2時間はかかる」と思って行くと気持ちに余裕が生まれます。

派遣会社の登録会はどんなことするの?

派遣会社の登録会で重要事項を説明される様子

いざ派遣会社に行って登録するとき、どんなことをするのか分かっていれば、不安な気持ちを持たずに挑めます!

ここでは登録会の流れをご紹介します。

派遣会社の登録会の流れ

登録会は仕組みの説明、スキルチェックや情報入力、そして面談があります。

■派遣会社登録会の流れ

  1. 派遣の仕組み・注意事項や会社概要
  2. 職歴や資格・スキルなどの入力
  3. スキルチェック
  4. コーディネーターとの面談

これらを全てクリアすると晴れて派遣会社に登録です。その場ですぐに仕事の紹介もよくありますよ。
▼関連記事▼
>>所要時間は1時間30分!派遣登録会の所要時間と時間を短くするコツ

派遣会社の登録会の注意点は?

登録会はいわば自分を売り込む場所!言動や身だしなみには注意です。

自分を売り込む登録会は派遣会社側もしっかりチェックしています。最適な派遣できるよう、聞いて、見て、感じて、細かなところまでチェックしています。

そのため、

  • スキルチェックの事前準備
  • 清潔感のある身だしなみ
  • 忘れ物をしない
  • 遅刻をしない(不測の事態はちゃんと連絡)
は注意して臨むべきです。

▼関連記事▼
>>【派遣のプロが教える】派遣登録会におすすめの服装14選/主婦・大学生・看護師・40代・工場などシーン別に紹介

派遣会社の登録会の面談で聞かれることはどんなこと?

派遣会社の登録会の面談で聞かれることは、大きく分けて以下の3つあります。

  1. 希望職種とその理由
  2. これまでの職歴について
  3. 仕事の希望条件と希望就業期間

ここでは、それぞれの理由ごとに細かく解説をしていきます。

1.希望職種とその理由

まず、必ず派遣登録に来た方がどんなお仕事を希望しているのか聞かれます。

そして、なぜその職種を希望するのかという点も確認されます。

ここでいう、職種については、営業(外回り・インサイドセールス)、事務、コールセンターなど大まかなカテゴリーを指します。

職種をより具体的に絞り過ぎると紹介される件数に影響が出るので、大まかに指定して紹介された中から選んで応募するとベストです。

また、お仕事を希望する理由については、正社員の志望動機の様に作り込む必要はありません。

派遣会社は紹介する仕事を真面目にきちんと対応してくれる人を求めています。理由については深く問いません。

「これまでの経験やスキルを活かしたい」「これから派遣の仕事を通して、こういう経験やスキルを身に付けたい」という内容で問題ないです。

2.これまでの職歴について

派遣登録の際に提出するプロフィールに基づいて、登録面接では職歴を聞かれます。

その意図は主に以下の2つです。

①紹介できる仕事の幅が広げられるか、仕事に活かせる経験がないか確認している
自分がこれまでにどんな業務を経験したか丁寧に伝えると、経験者募集の高時給のお仕事や、沢山の仕事を紹介される可能性が高くなります。
②経験社数が多い、または期間が短い場合に、退職の理由を確認している
すぐに仕事を辞めるのではないかという点を懸念して質問しています。もし、社数が多かったり期間が短い職歴がある場合は、前向きな退職理由(スキルアップのため・自分のキャリアプランや目標のため)を伝えましょう。

3.仕事の希望条件と希望就業期間

3つめは、週何日勤務できるのか・1日何時間勤務希望なのか・時給はいくら以上なのか・土日休み希望なのかなどの就業条件と就業期間の希望を聞かれます。

また、紹介された仕事はどれくらいの期間(短期なのか、6か月なのか、1年なのか等)勤務しようと考えているのかもチェックされます。

就業条件については、あまり細かく希望を出し過ぎると、紹介される仕事の数に影響します。絶対に譲れない条件を除いては妥協することをお勧めします。

ただ就業期間については、派遣先企業や派遣会社と後々トラブルになるリスクもあるので、無理せず希望を伝えましょう。

派遣会社の登録会に必要な持ち物は?

①身分証明書

派遣登録には身分証明書が必要です。

身分証明書として使用できる書類は派遣会社によって異なりますが、主に以下の書類を指定している場合が多いです。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 住民票

②証明写真(顔写真)

証明写真(顔写真)は派遣の就業時に本人確認のために必要となります。

「来社登録」の場合は、証明写真を用意しなくても、派遣会社の担当者がその場で写真を撮影してくれる場合が多いです。

「WEB登録」の場合は指定されたサイズの顔写真を用意して、公式サイトにアップロードを行います。

③印鑑

印鑑は来社登録の際、契約書類への捺印に必要となる場合があります。

また、シャチハタの使用が可能かどうかは派遣会社によって異なりますので、不安がある方は事前に派遣会社に確認するとよいでしょう。

④給与の振込を希望する銀行口座

派遣会社に登録する際に、給与の振込を希望する銀行口座の番号を登録する必要がある場合、通帳やキャッシュカードを持参しましょう。

また派遣会社によっては登録会では銀行口座の確認をせずに、「実際に就業が開始するタイミング」で銀行口座の確認を行う場合もあります。

マイナンバー

派遣会社に登録する際にはマイナンバーの提出が求められます。

マイナンバーを提出する理由は、社会保障、税金、災害対策、などの目的から各機関に提出する必要があるからです。

マイナンバーカードやマイナンバー通知カードなどマイナンバーが記載された書類を準備しましょう。

履歴書・職務経歴書

派遣会社によっては、「履歴書」や「職務経歴書」の準備が必要な場合があります。

ただし、派遣会社の多くは「公式サイトの登録フォーム」で学歴、職歴、取得資格などを登録できるため、履歴書が不要な場合も多いです。

派遣登録会に準備する履歴書の場合、「志望動機」の欄は空白でも問題ありません。

身分証明書なしで派遣登録できる?

派遣登録を行うときは、本人確認のため、身分証明書の提出が必要となります。

派遣登録の際に身分証明書として利用できるのは主に以下のような証明書になります。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 保険証
  • 住民票など

もし、運転免許証やマイナンバーカードといった身分証明書をお持ちでない方は、比較的準備するのが簡単な住民票の取得をおすすめします。

派遣登録をしたら、そのあとの流れは?

派遣には、「フルタイム派遣(一般派遣)」と「バイト派遣(登録制バイト)」があります。派遣登録から仕事開始までの流れは、どちらを希望するかによって異なります。

  • フルタイム派遣(一般派遣)の場合
  • 派遣登録会にて派遣登録を完了すると、専用ページで仕事を検索することもできますし、派遣会社から直接仕事の打診がくることもあります。

    希望の求人に応募すると、派遣会社内での選考を経て、派遣先企業との顔合わせや職場見学があります。それらを問題なく完了し、派遣スタッフとしての採用が決まれば、仕事をスタートできます。

  • バイト派遣(登録制バイト)の場合
  • バイト派遣の場合は、派遣登録会に参加しなくてもインターネットで派遣登録できる派遣会社が多いです。

    また、短期・単発の仕事がほとんどで、派遣先企業との顔合わせや職場見学などを行わずに派遣スタッフとしての採用が決定することも多いです。

派遣会社に登録だけして働かなくても大丈夫?

派遣会社に登録をしたあと、その派遣会社を通じてすぐに就業しなくても特に問題はありません。

  • いますぐ仕事をする必要がない
  • 希望している求人が見つからない
  • 他の派遣会社で仕事が決まった
  • 正社員などで採用が決まった
  • 現在別の仕事をしている

これらの理由で派遣会社に登録後、すぐに就業しない方もいらっしゃいます。

派遣会社としては「すぐに就業可能な派遣スタッフ」を求めている場合が多いので、勤務開始可能な時期が決まっている方は、登録の際に「●月から就業可能です」といった具体的な勤務可能日を伝えることをおすすめします。

また、他の会社で就業が決まった場合は、登録した派遣会社に対して「●●年●月~△△年△月までは他の仕事が決まっているので、△月以降に仕事を紹介して欲しい」という内容を事前に伝えると、仕事紹介の連絡がよりスムーズになります。

▼関連記事▼
>>派遣は登録だけして働かない人多数! それでも登録すべき3つのメリット

派遣の登録会で落ちる可能性はある?

派遣の登録会で落ちる可能性はあります。

「派遣の登録会で落ちる」とは、派遣会社への正式登録を断られることを指します。

一般的には派遣会社の登録会で登録を断られる可能性は低いですが、下記のような理由に該当する方は、派遣会社の面談担当者から「この方にお仕事を紹介するのは難しい」と判断され、派遣登録を断られる可能性があります。

  1. 登録希望者のスキルや職歴に対して希望条件がかけ離れている場合
  2. これまでの職歴や退職理由に問題がある場合
  3. 社会人としてのマナーや言動に問題がある場合
  4. コミュニケーション能力が著しく欠如していると判断された場合

詳細については下記ページで詳しく紹介していますので是非ご覧ください。
▼関連記事▼
>>派遣会社への登録会で落ちることはある?対策は?

派遣登録をしたまま、放置しても大丈夫?

派遣会社に登録し、他の会社での就職が決まった場合、派遣会社への登録をそのままにしてしまう場合がありますが、特に問題はありません。

ただし、派遣会社によっては、定期的に「お仕事状況の確認連絡」を行っており、自分の就業状況を報告する必要があります。

あらかじめ派遣会社に「●●年●月~△△年△月までは他の仕事が決まっている」と伝えると、その仕事の契約期間が終了する時期まで「お仕事状況の確認連絡」は停止となる場合が多いです。

派遣の登録をして、一度も働かないまま退会することは可能?

派遣会社に登録をした後、一度も働かずに退会することは可能です。

登録したけど、一度も働かないまま退会する方の中には
「希望に合う求人の取扱いが少ない」
「担当者の対応が悪い」
「他の仕事が決まった」
といった理由で退会する場合が多いようです。

派遣の登録会で登録ができない・落ちることはあるの?

派遣会社の登録会で「落ちる」ということは、原則ないと考えて良いでしょう。

何度か話にも出てきていますが、派遣会社はスキルや経験を重視しているのではありません。

未経験でも話が上手でなくても、人間性を重視して登録会を行っているため、落ちる可能性は低いと考えてください。

求人の紹介を見送られたり、求人が限定される場合はある

派遣会社に登録できても、求人の紹介を見送られてしまったり、求人が限定されてしまったりするケースはあります。

1.就業が困難な重度の疾患等がある場合

就業が困難な重度の疾患等がある場合は、見送られたり紹介されるお仕事の数が限定される可能性が高くなりますので、注意は必要です。

疾患など困難な理由があっても、職場環境や対応によって就業可能な職場を探せる可能性も無い訳ではありません。

疾患などが軽度で、これまでのアルバイトやお仕事でも大きな支障なく仕事ができていた場合には、対応ができるか相談してみると良いでしょう。

2.態度や言動に著しく問題がある場合

もう1つ注意が必要なのは、登録会で登録を見送られる可能性があるものは、態度や言動に著しく問題がある場合です。

話を聞く気がない、質問と回答が嚙み合わず会話ができない等、勤務に必要最低限なコミュニケーションが成立しないと厳しいでしょう。

ピアスやタトゥー等は、登録者からよく確認されますが、派遣会社や応募する職種によってOKな場合があります。

お客様と対面しないコールセンターはピアスやタトゥーに寛容な傾向がありますが、お客様と接する営業系の職種はNGが多いです。

登録会なしで登録が完了する派遣会社2選

ここでは、登録会への参加なしで登録が完了する派遣会社をご紹介します。

【登録会なしの派遣会社】フルキャスト

フルキャスト
画像引用元:「フルキャスト」公式サイト

「フルキャスト」のおすすめポイント

  1. フルキャストでは短期・単発の派遣求人やアルバイト求人を中心に取り扱っています。
  2. フルキャストが運営する求人サイト「キャストポータル」を利用すると全国の短期・単発求人をチェックすることが可能です。
  3. 単発や長期など勤務期間の幅が広く、求人数も豊富なため、希望の仕事を探すことができます。
派遣会社名 株式会社フルキャスト
対応地域 全国
許可番号 派13-010733(労働者派遣事業)

【本人確認済】フルキャストの評判・口コミ

【登録会なしの派遣会社】バイトレ

バイトレTOP
画像引用元:「バイトレ」公式サイト

「バイトレ」のおすすめポイント

  1. 事前のスケジュール登録が可能で、空いた日だけの求人案内をもらうことができます。
  2. 登録時に担当者に伝えておけば、友人と一緒にバイトすることもできます。
  3. 求人票に給与支払形態・振込日が掲載されています。いつ給料が支払われるのかを事前に確認でき、わかりやすいです。
派遣会社名 株式会社バイトレ
対応地域 関東、東海、関西、九州など
許可番号 人材派遣事業(許可番号 派13-304758)
有料職業紹介事業(許可番号 13-ユ-304705)

【本人確認済】バイトレの評判・口コミ

派遣会社の登録会におすすめの服装は?

派遣の登録におすすめの服装は、「スーツ」または「オフィスカジュアル」です。

なぜなら、スーツやオフィスカジュアルという服装は、派遣会社の担当者から「清潔感がある人」「社会常識がある人」という印象を持ってもらえるためです。

もし、派遣会社側に「だらしない人」「社会人としてのマナーがない人」と思われてしまうと、派遣会社のに登録しても求人が紹介されにくくなる可能性があります。

よりよい求人を紹介されるように、清潔感のある服装で登録会に臨むことおすすめします。

また、派遣会社には、登録会に来た登録希望者の情報を細かく確認するチェックリストが存在します。

「全然、どんな服でもいいですよ~」と言っていても、実はどんな服装で来るのかをチェックしている場合もあります。だからこそ、派遣の登録会に着ていく服装はとても大事なのです。

具体的には下記のような服装がオススメです。

  • 男性の場合、シャツ+スラックスやチノパンなど
  • 女性の場合、ブラウス+スカートやパンツなど
  • スーツ

オフィスカジュアルとは、基本的にスーツよりカジュアルで、しかしながら、ビジネスシーンでも相応な格好をいいます。

具体的な例としては、男性であればノーネクタイ、女性であればジャケット+ブラウス+スカートのようなコーディネートを指しますが、明確なルールはありません。

靴、鞄、アクセサリーについても華美なものは控え、シンプルで清潔感があるものを着用するとよいでしょう。

また、「オフィスカジュアル系の服装」をコーディネートする自信がないという方は「スーツ」で参加することをおすすめします。

その他にも、派遣会社の公式サイトに「私服やラフな服装で登録会参加OK!」といった記載がある場合は、ラフな服装で参加しても構いませんが、タンクトップやダメージデニムなどあまりにもラフな服装は避けるとをおすすめします。

派遣会社のWEB面談時の服装はどうすればいい?

WEB面談のときの服装は、登録会に参加するときと同じです。基本的にはオフィスカジュアルで、清潔感が出る服装を心がけましょう。

また、服装の他にも「WEB面談の通話をする予定の場所」に気を付ける必要があります。

下記のポイントを確認した上でWEB面談に臨むとよいでしょう。

  • 背景がゴチャゴチャしていないか
  • 逆光や照明の影響で、顔が暗く映っていないか
  • 隣の部屋などから騒音が聞こえる可能性がないか

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>>Web面接の注意点は?場所は?スマホ利用OK?流れは?服装は?

派遣の社内選考とは?

社内選考は、派遣会社が派遣先企業で働く派遣社員を選ぶために行われます。

ここでは派遣会社が社内選考を行う具体的な理由と、選考基準を解説します。

選考基準を知っておけば、派遣会社に選んでもらえるようにスキルアップをするなどの対策が取りやすくなります。

派遣会社が社内選考を行う理由

派遣会社が社内選考を行う理由は、派遣先企業によりよい人材を紹介するためです。

派遣会社にとって、派遣先企業にしっかりと業務をこなせる派遣社員を送ることは必須です。
業務が行えるスキルを持っていない派遣スタッフを派遣するわけにはいきません。

つまり、社内選考を通して、派遣会社が派遣希望者の持っているスキルや人となりを評価した上で、派遣先企業で働けるかどうか決定します。

社内選考の選考基準

社内選考の選考基準は、

  • 派遣先企業で働くために必要な資格やスキルを持っていること
  • 派遣経歴に問題がないこと
  • 人柄や印象が悪くないこと

などで判断されます。

より具体的にいうと、派遣先企業で働くための実務経験がなかったり、派遣社員として働いていてトラブルを起こしたことがないかであったり、言葉遣いや服装、コミュニケーションがしっかりしているかなどを総合的に判断します。

派遣会社の社内選考で落ちることはあるの?

派遣会社の社内選考であっても、求人の条件を満たしていないなどの理由で落ちることもあります。

また、派遣希望者が求人の条件を満たしていても、応募人数が多かったりしても社内選考に通らないこともあります。

応募したからといって、全ての社内選考に通るわけではない点にご注意ください。

派遣の顔合わせ・職場見学の服装はどうすればよい?

顔合わせ時の服装は、スーツやオフィスカジュアルなど清潔感のある服装がおすすめです。

ただし、派遣先企業によっては「ラフな服装で構わない」と言われる場合もあります。その場合でも、Tシャツやダメージデニムなどは避け、襟付きの服など清潔感がある服装をおすすめします。

顔合わせや職場見学の際の服装について、不安がある場合は、事前に派遣会社に確認するとよいでしょう。

>>派遣社員の職場見学・顔合わせで何をする?自己紹介の方法や服装などを解説

紹介予定派遣の面接時の服装はどうすればよい?

「紹介予定派遣」の仕事に応募する場合、将来直接雇用を念頭にした派遣になるため、派遣先との面接があります。

紹介予定派遣の仕事の面接に行く場合はスーツの着用が望ましいです。

リクルートスーツでなくても問題ありませんが、色合いやデザインが落ちついたシンプルなスーツがおすすめです。

【FAQ】派遣登録に関するよくある質問

未経験でも派遣事務に採用される?

未経験でも派遣事務には採用されます。

企業側としては、実務経験がある派遣社員がいいというのが本音です。

しかし経験者の応募数は少ないため、未経験者でも意欲と素養があればOKとされています。

つまり、未経験でも応募すれば簡単に採用されるわけではないということです。

未経験ではあっても、これから頑張って仕事を覚えていくという意欲や、素直な姿勢を持っておくことが重要になります。

また、経験者と異なり未経験者の応募はそれなりに多いので、条件がよい求人では未経験者同士の競争になることが考えられます。

自分なりに今できる自己研鑽をしてみたり、派遣会社や派遣先企業に好印象を持たれるような工夫ができないか考えてみましょう。

40代以上でも派遣会社に登録できる?

40代以上の方でも派遣会社への登録は可能です。

派遣先企業のなかには経験者の方を希望する場合も多く、年齢に見合った職歴やスキルがあれば、希望職種への就業も可能です。

また、職歴に自信がない方でも「未経験応募可能の求人」や「大量募集の求人」など年齢を気にせず応募しやすい求人もあります。

年齢や職歴に不安がある方は、派遣会社の担当者に相談をし、向いている仕事や初心者の方でも挑戦しやすい仕事を教えてもらうことも可能です。

単発の派遣登録方法は?

短期や単発の仕事が多い登録制派遣バイトも履歴書が必要ありません。

登録制派遣バイトの場合は、学歴や職歴などを細かく入力しなくても、派遣登録できる場合もあります。

初めての派遣で仕事に対して不安がある場合はどうすればよい?

不安がある場合や確認したいことがある場合は事前に派遣会社の担当者に相談をしましょう。不安や疑問を抱えたまま勤務初日を迎えるのはよくありません。

派遣登録だけさせるための釣り求人があるって本当?

残念ですが派遣会社によっては釣り求人がることは事実です。

派遣の釣り求人の特徴は、

  • 業務が簡単なのに反して高時給等の好条件で掲載されている
  • 派遣された後に条件が変えられる

などがあります。

とにかく相手に興味を持たせるために、派遣社員が飛びつきたくなるような条件を掲載していることが多いのが特徴です。

全ての派遣会社が釣り求人を掲載しているわけではありませんが、嘘の情報を派遣会社や派遣先企業が掲載している可能性もあるため、業務内容に対して好条件な求人には気をつけてください。

無期雇用派遣とは?

無期雇用派遣とは、派遣会社と期間を定めずに直接雇用契約を締結し、派遣社員として働く仕組みです。

無期雇用派遣社員にも正社員と同様に定年はあり、条件は派遣会社によって異なります。

無期雇用派遣の働き方が知られるようになったのは、2013年の労働契約法の改正がきっかけです。

期間の定めがある有期労働契約が繰り返し更新されて、通算5年を超えた時は、労働者の申込みによって期間の定めのない無期労働契約に転換できるようになりました。

ちなみに派遣会社が、無期転換を避けることを目的として、無期転換申込権が発生する前に雇止めをすることは望ましくないとされています。

派遣の登録に住民票を提出しないといけない?

派遣会社に登録する際には基本的には住民票を提出する必要はありません。

派遣会社の登録に提出する必要があるものは各派遣会社によって定められており、決まりはありません。

しかし、主に次の書類のいずれかを身分証明書として提出しなければならないとする場合が多いです。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 年金手帳
  • 健康保険証
  • 住民票

この中に住民票も含まれているため、手元に身分を証明する書類が無ければ、住民票を提出しなければならなくなります。

しかし、大概の方であれば、住民票以外の身分証明書を持っているため、基本的には住民票は提出不要です。

まとめ

派遣登録は気楽にできると知り意気込む女性

いかがでしたか?

この記事では、

  1. 派遣会社への連絡方法・登録方法
  2. 本登録をする登録会の流れ・注意点

をご紹介しました。

登録方法や流れを見ても派遣登録は簡単です!登録会では注意点もありますが、事前にしっかり知って準備すれば難しいことはないんです。

ぜひ気になる派遣会社へ気軽に登録してみてくださいね!

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派遣会社にはそれぞれ強みがあり、すべての職種や条件に対応できるところはありません。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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