経理の仕事は資格が必要?絶対必要な資格、あれば有利な資格は?


「経理の仕事をするなら、どんな資格が必要?あれば有利な資格はないの?」と思ってませんか?

経理を16年経験した私が、「資格がないと、経理の仕事はできないのか?」をぶっちゃけるとともに、経理の仕事をするなら絶対に必要な資格から、あれば有利な資格までご紹介します!

この記事を読めば、「この資格ならチャレンジできる!」「この資格は無理に取らなくていいのか!」と分かるでしょう。経理の仕事をしたい方、必見です!

大手転職会社にて約6年勤務、延べ2,000人近くの転職をサポート。派遣業務、転職エージェント業務、新卒代行業務など幅広い業務を経験。担当業界は、金融・不動産・メーカー・商社・IT・マスコミ・小売・官公庁など多岐にわたる。

経理に必要不可欠な資格【簿記】

経理に必要不可欠な資格【簿記】
簿記の知識がないと、まったく経理の仕事ができないほど、簿記は重要な資格です。

ただし、資格なしで経理職に就いた方はたくさんいます。仕事をしながらでも、簿記の知識を覚えられるため、資格がないとダメではありません。

しかしながら、求人を見ると「簿記有資格者募集」、つまりは即戦力を求める求人も多いです。そのため、経理職を希望するなら必要不可欠な資格と言えます。

日商簿記検定

求人票でみる「簿記有資格者」は、ほとんどがこの「日商簿記検定」です。

簿記初心者が取得を目指すなら、まずは「3級」からスタートしましょう。通常の経理事務なら、3級程度の知識で問題はありません。

2級は原価計算、1級は会計学が必要になるため、経験を積んだ上でステップアップしたいときに、ぜひ2級以上にチャレンジしましょう。

レベル 3級・2級・1級
試験日 3級・2級(6月11月2月)/1級(6月11月)
受験料 3級2,800円/2級4,630円/1級7,710円
参考

簿記日本商工会議所

全商簿記について
簿記には「日商簿記検定」の他に、「全商簿記」があります。

これは、商業高校の在校生向けに簿記の知識を評価しているものです。そのため、同じレベルでも日商簿記より難易度も低いため、ビジネスの世界ではあまり利用されていません。

これから資格取得をするなら「日商簿記」を取得しましょう。

経理の仕事に有利な5つの資格

経理の仕事に有利な5つの資格についてアドバイスする女性
経理の仕事はとにかく知識が重要なので、簿記以外にも有利とされる資格がたくさんあります。特に注目したいのが、以下の資格です。

  1. MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
  2. 文書情報管理士
  3. 給与計算実務能力検定
  4. FP(ファイナンシャルプランナー)
  5. 経理・財務スキル検定(FASS検定)

△クリックすると、詳しい解説までジャンプします。

ちなみに、経験を積んで経理・財務のスペシャリストや国際基準まで使う業務をこなすならば、以下のような資格もあります。

  • 公認会計士
  • US CPA検定
  • BATIC検定(国際会計検定)

ここからは、経理の仕事が有利になる5つの資格について、詳しく解説します。

1.MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)についての説明
画像引用元:MOS公式サイト:MOSとは

MOSは、Excel・Word・PowerPoint・Access・Outlookの5科目ごとに試験が設定されていますが、経理ならば一番利用頻度の高い「Excel」をまず取得するといいでしょう。

レベル スペシャリスト(一般)/エキスパート(上級)
試験日 毎月1~2回実施
受験料 1科目10,584円(一般)/12,744円(上級)※受験するOfficeのバージョンによって変動します。
参考

マイクロソフトオフィススペシャリストMOS公式サイト

2.文書情報管理士

文書情報管理士についての説明
画像引用元:日本文書情報マネジメント協会公式サイト:文書情報管理士検定受験について

経理は、社外秘や個人情報の書かれた文書を取り扱うことが多いため、文章の管理能力を示す「文書情報管理士」の資格は有利です。

レベル 2級/1級/上級
試験日 年2回(夏・冬)
受験料 10,800円
参考

文書情報管理士日本文書情報マネジメント協会

3.給与計算実務能力検定

給与計算実務能力検定についての説明
画像引用元:実務能力開発支援協会

経理の仕事の中でも重要とされるのが給与計算。給与は単に働いた分だけを支払うものではなく、所得税や社会保険料などを差し引いて計算するので、知識を持った人が行うべき。知識がないのに給与計算するのは・・・ちょっと怖いですしね。

経理では「給与計算」もありますが、これらの計算方法は特殊なため、専門的な知識をもっている方が即戦力になりやすいです。

レベル 2級/1級
試験日 2級(3月11月)/1級(11月のみ)
受験料 2級8,000円/1級10,000円
参考

給与計算実務能力検定実務能力開発支援協会

4.FP(ファイナンシャルプランナー)

FP(ファイナンシャルプランナー)についての説明
画像引用元:日本FP協会:ファイナンシャル・プランナーについて
FPは、税金や投資、不動産などのさまざまなお金にまつわる知識をもつスペシャリストで、経理職だけでなく、人事・労務や銀行業務でも有利です。

FPには、国家資格である「ファイナンシャルプランニング技能検定(FP技能検定)」と民間資格である「CFP」・「AFP」がありますが、民間資格は2級FP技能検定の合格が必要となるため、最初に取得するならFP技能検定がいいでしょう。

レベル 3級/2級/1級
試験日 年3回
受験料 3級9,000円/2級13,500円/1級8,900円※すべて全受講科目受験時の料金
参考

ファイナンシャルプランニング技能検定金融財政事情研究会

5.経理・財務スキル検定(FASS検定)

FASS検定の出題範囲
画像引用元:経済産業省 経理・財務人材育成事業公式サイト FASS検定 1.FASS検定の出題範囲
FASS検定は、経理や財務部門の人材育成のために設定された検定試験です。

試験日 年2回
受験料 10,800円
参考

FASS検定経済産業省 経理・財務人材育成事業 公式サイト

資格を取得する前に確認すること

資格を取得する前に確認することをアドバイスする女性
経理に必要または有利な資格が分かってきたところで、これらの資格を取ろうと思う前にどんなことに注意したらよいかを見ていきましょう。

求人票に記載された資格と同じか確認する

求人票に記載された資格と類似の資格を取得する危険があるため、必ずしっかり確認しましょう。

例えば前述の通り、簿記には「日商簿記」と「全商簿記」があり、よく見ないで全商簿記を取得しても、転職は全く有利になりません。

求人票の資格名がはっきりしない場合は、会社の採用担当に電話して確認しておくと安心ですよ。

資格の取得にかかる期間を確認する

資格は、取得まで時間を要するため、時期を誤ると転職に間に合わない場合もあります。

さらに、資格試験は年に数回が基本です。間に合うと思っても、試験が実施されないタイミングになることもあるため注意が必要です。

自分に合ったレベルを取得する

難易度を高くしすぎると、合格できない状態が続くため、まずは身の丈にあったところからはじめましょう。

もちろん、難しい資格は企業への貢献度も高くなりますが、経理初心者なら高度な資格よりも得なければならない知識が多いです。

だからこそ、まずは最低限のところからスタートし、実務で経験を積んでから難易度の高い資格に挑戦した方が効率がいいです。

まとめ:資格は本当に必要?自分でも取れる?をよく考えてチャレンジを!

資格を取得して生き生きと働く女性

資格にチャレンジすることは、自分自身をステップアップさせるとてもいいことです。チャレンジできるならぜひ頑張ってみましょう!

しかし、なかなか資格が取得できずに転職ができない……これでは本末転倒です。

無資格でも経理職になれる求人もあるため、最低限の資格取得は目指しながらも、転職を成功させ、実績を積んでからハイレベルの資格にチャレンジしていってください。

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