【派遣とは?】派遣に関する32の疑問を元派遣会社の社員が解説!


派遣や転職の会社で6年勤務

「派遣登録とは何?派遣で働くとは?」
派遣で働いたことがない方には馴染みのないことばかりで疑問や不安が多いのではないですか?

そこで!派遣会社に6年勤務した元社員の私がよく聞かれる32の疑問を一挙解説します。

特に多い「派遣の仕組み」や「派遣登録」以外にも、「就業するときの流れ」や「社会保険・福利厚生」についても解説。

この記事を読めば派遣で働いたことがなくても、派遣で働くことがよく分かりますよ!

今はまだ派遣で働くことに不安が多いかもしれません。しかしこの記事を読み終わったときに、その不安が解消されていれば嬉しいです。

この記事の管理者
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩
派遣&転職会社で約6年勤務

転職活動にまつわる悩みを抱えている方は、この記事の一番下にあるコメント欄より、ぜひご相談ください! 必ず回答します。

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そもそも「派遣」の仕組みは?

派遣の仕組みを解説した図

※クリックで拡大できます。

派遣や転職の会社で6年勤務

派遣は「派遣会社に登録した人」が「派遣先企業」に行って仕事をする働き方です。
例えば「A社」という派遣会社に登録したとします。A社は派遣先企業になる「X社」での仕事を登録者に紹介します。合意されれば、登録者はA社の派遣スタッフとしてX社で仕事をすることになります。

仕事はX社で行い、仕事の指示もX社の人間から受けることになりますが、あくまでもA社所属の派遣スタッフという扱いになり、給与もA社から振り込まれることになります。

X社での契約が終了した段階でA社との雇用契約も終了。その後新しい派遣先企業が出てきたら再度A社と雇用契約を結ぶという流れになります。

派遣について

派遣について説明する男性

派遣や転職の会社で6年勤務

大まかな派遣の仕組みがわかったところで、ここからは細かく派遣についてご紹介します。

  • 派遣の種類
  • 派遣のメリットやデメリット
  • ブランク有りや40代での就業

などが分かります。

派遣の種類と違いは?

派遣スタッフには「一般派遣(登録型派遣)」と「紹介予定派遣」の2種類あります。

一般派遣(登録型派遣)はずっとA社所属の派遣スタッフとしてX社で仕事をする派遣方法、紹介予定派遣は最初A社所属の派遣スタッフとして働きながら、後に両者合意でX社に直雇用される派遣方法です。

一般派遣には契約更新があるため一定期間働きたいなどライフスタイルに合わせやすいですが、後々直雇用される紹介予定派遣はフルタイムでしっかり働きたいと考える方が選ぶ傾向にあります。

ちなみに2種類以外に「常用型派遣」も存在しています。これは派遣会社の派遣スタッフではなく社員として派遣先企業で働く方法。派遣先企業との契約が切れたとしても雇用契約はそのまま維持されています。

登録型派遣と紹介予定派遣の違い

派遣のメリットとは?

大きなメリットは自分の希望条件に合う仕事を探しやすいこと。未経験でもOKが多いため新しいスキルアップにもつながります。

派遣で働く場合、自分が提示した条件に合う仕事を紹介してくれます。勤務時間が短い方が良い・完全週休二日制が良いなど自分のライフスタイルに合った仕事が見つかりやすいのです。

また未経験OKの仕事も多く、今まで希望してても叶わなかった職種・業種での仕事の可能性が広がります。

それ以外にもこんなメリットがあります。

  1. 派遣会社の営業やコーディネーターが相談に乗ってくれる
  2. 普通なら入社できないような大企業で仕事ができる
  3. サービス残業がほぼない
  4. トラブルがあっても契約満了で終了できるため気がラク

派遣のメリットをまとめるならば、自分の希望した仕事を直雇用よりも気持ちをラクにして働けるというところになります。

派遣のデメリットとは?

派遣のデメリットは不安定さと待遇の低さ、信用度の低さが挙げられます。

具体的なデメリットは、

  1. 非正規雇用のため人員整理されやすい
  2. 時給制なので8月12月の大型連休は給与が低い
  3. 交通費やボーナスの支給がない
  4. 昇給の可能性が限りなく低い
  5. ローンや融資の審査が厳しい
  6. 格下扱いされたり重要な仕事を任せてもらえない

などがあります。正規雇用者と同じレベルで仕事できても待遇は変わらずずっと時給制でボーナスも昇給もなし。その点でモチベーションが下がるという方もいらっしゃいます。

ブランクがあっても仕事できる?

派遣の仕事は多岐に渡り、ブランクがあってもできる仕事が多くあります。

派遣の仕事はデメリット6「重要な仕事を任せてもらえない」とある反面、ブランクがあっても働きやすい難易度の低い仕事が多いのです。

特に銀行業務など特殊な職種だと「ブランク歓迎」となっていることが多いです。

30代・40代でも仕事はある?

直雇用が難しいと言われる40代でも派遣ならば紹介案件が多いです。

30・40代でも仕事を探しやすいのが派遣の仕事の特徴です。ネットで紹介情報を見ていると「エルダー歓迎」というのがあります。これが40代歓迎という意味。

これの条件を入れて検索すれば40代でも働ける仕事を探せます。

関連記事
30・40代の方に登録して欲しい!おすすめの派遣会社をランキングでご紹介しています。

【登録すべき派遣会社がわかる!】30代女性におすすめ!派遣会社ランキング

派遣の登録について

派遣の登録会の様子

派遣や転職の会社で6年勤務

ここからは派遣の登録について詳しくご紹介します。

  • 派遣会社へ複数登録できるのか?
  • 登録会の流れや対策は?

派遣会社に登録するときに知っておきたい知識を解説します。

派遣会社の複数登録可能?​

派遣会社の複数登録はOK!むしろいい仕事を見つけるなら複数登録は必須です。
当たり前に複数登録が行われるため、派遣会社側も慣れっこです。登録会で別の派遣会社に登録していることを伝えて構いません。自社の派遣スタッフとして働いてもらうために、可能な限りの良い条件の仕事を紹介してくれます。
派遣で働きたいなら、最低でも3社へ登録すべきです。ただし派遣会社にも業種や職種によって得意・不得意があります。希望の職種が得意な派遣会社に登録しましょう。

人材派遣会社を掛け持ち(複数登録)するメリットは?

オンライン登録は避けて!​

登録が楽なオンライン登録は後々手間がかかったり、紹介案件にも差が出てしまいます。
登録会に行かずに登録できるオンライン登録ですが、基本的に仕事が紹介された時に呼び出されると思ってください。地方過ぎて行けないなどの事情を除き、必ず一度は行くことになります。
なぜなら派遣会社は安心して任せられるかオンラインだけで判断しづらいのです。

登録会の流れや所要時間は?

派遣会社に行く「登録会」は約1時間30分程度かかり、流れは下記になります。

■登録会の流れ
  • 派遣の仕組みや就業の流れの説明
  • 個人情報の入力(プロフィールや職歴、資格など)
  • スキルチェック(PCスキル・一般常識など)
  • コーディネーターと面談
一般的な流れはこのような形になります。登録会参加が多いと入力やスキルチェックが前後する場合もあります。

「個人情報の入力」は事前に自宅で入力できる派遣会社も増えています。事前入力すれば、登録会当日の時間を短縮できます。

登録会の服装は?

登録会はオフィスカジュアルやスーツで行くのが基本です。

就職の面接とは違うためカッチリスーツは不要です。しかしオフィスカジュアルはコーディネートが大変と感じるなら、無理をせずスーツで行きましょう。

下記4点にも注意です。服装以外の身だしなみにも意識を向けてください。

  1. 靴はパンプスや革靴などビジネスシューズにしましょう。
  2. 汚れやシワがない洋服や靴を履きましょう。
  3. メイクやネイルはナチュラルにとどめましょう。
  4. 派手な髪色は早目に修正しておきましょう。
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派遣会社の登録会に着ていく洋服など、詳しい身だしなみについては、下記の記事で詳細に解説しています。

初めて派遣会社に行く!登録時の服装はスーツよりオフィスカジュアル

登録会のスキルチェックとは?

スキルチェックはPCスキルやビジネスマナーのレベルを知るために必ず行います。

下記4つがスキルチェックの内容です。

  • タイピング・テンキー
  • 一般教養・ビジネスマナー
  • Excel(エクセル)
  • Word(ワード)
他に「英語」や「簿記」のスキルチェックも希望職種やスキルによって行います。

スキルチェックは100点を取らなければダメではありません。あくまでもレベルを知るためのものなので、自分のできる範囲で取り組みましょう。

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どんな問題が出題されるのか、難易度はどれくらいか、詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

派遣会社の登録会で行う「スキルチェック」は何をテストされる?【エクセルなどの出題内容例あり】

登録会の面談とは?

派遣会社のコーディネーターと今までの職歴や就業条件などを話し合う場です。

面接と同じでは?と思う方もいますがそこまで緊張する必要はありません。コーディネーターとお話しながら今まで仕事についてやこれからどうしたいかを話せばいいのです。

ただコーディネーターは面談を通して、その人の性格や話し方、気質を見極めています。

だらしない放漫な態度にはならないように、気持ちは面接と同じよう挑むことをおすすめします。

人材派遣会社の顔合わせと面接の違い

派遣の就業について

派遣会社の担当者と派遣先企業の担当者との顔合わせの様子

派遣や転職の会社で6年勤務

ここからは派遣で働くまでの流れや就業中に気をつけたい点について解説します。

就業までの流れは?

就業は仕事の紹介されて顔合わせをクリアしてからスタートになります。

就業までの一連の流れは、

  1. 仕事の紹介
  2. 社内選考
  3. 派遣先企業との顔合わせ
  4. 仕事スタート

となります。

①仕事の紹介

仕事の紹介には2パターンあります。

  • 自らエントリーする
  • 派遣会社から連絡がくる

派遣会社に登録後、専用のページから仕事情報を確認できます。希望の仕事があればエントリーできます。また希望条件に合うからと派遣会社から直接連絡がきて紹介される場合もあります。

②社内選考

社内選考は派遣会社内での選考のことです。エントリーしている方の中で派遣先企業へ紹介できる最も適切な方を選び出します。

派遣会社から直接連絡きて紹介された仕事でも社内選考はあります。時に落選する場合も少なくはありません。

③顔合わせ

顔合わせは派遣先企業と就業前に実際に合う機会のことです。

1人ではなく派遣会社の営業も同席し、派遣先企業の担当者との三者での顔合わせになります。

これは面接ではありませんが、スキルがあるのか・職場に馴染めそうかなどを判断する機会でもあります。こちらもコーディネーターとの面談同様に面接と思って準備していきましょう。

お断りはしてもいいの?

顔合わせ後の就業辞退は可能ですが、できれば回避するのが望ましいです。

仕事紹介の段階で辞退するのはよくあります。辞退理由を伝えた上で今後辞退せずに済むように条件のすり合わせをしっかりと行いましょう。

顔合わせ後の辞退は派遣先企業との兼ね合いもあるためできる限り避けましょう。やむを得ず辞退する場合も状況や気持ちをしっかり伝えてください。

また1度顔合わせ後に辞退してしまったら2度目はないと思ってください。

登録だけで就業しなくてもいいの?

結果的に登録だけで終わる方は多数います。就業する気持ちがあれば登録して大丈夫です。

正規雇用の結果待ちがあるからと派遣会社の登録を先延ばしにする方がいます。

これはとてももったいない!

結果として登録だけで終わるかもしれなくても、派遣で良い仕事があれば働きたいなら早く登録しておくべきです。

また派遣会社は3社以上登録するのが当たり前です。派遣会社側もそれを分かっているため、登録だけで就業されないことも慣れています。だから気にせずにどんどん登録しましょう。

派遣は登録だけして働かない人多数! それでも登録すべき3つのメリット

残業はあるの?

雇用契約を結ぶときに「残業有り」なら残業はあります。サービス残業にはなりません。

雇用契約を結んだときに残業がある契約ならば、派遣先企業側から残業の指示があります。残業指示があれば受けなければなりません。

ただしサービス残業になることはありません。勤務時間は派遣会社に申請するため、残業代はしっかりと支給されます。

万が一の報告は誰に?

まずは派遣先企業に連絡をし、その後派遣会社にも連絡をします。

急な体調不良や交通アクシデントで欠席・遅刻になることはあります。その場合はまず派遣先企業に電話をして欠席・遅刻の承諾を得ます。

その後派遣会社にも連絡をします。順序を逆にしたり連絡を忘れると信用に関わるため注意です。

派遣の給与について

派遣の平均給与を比べ合う人々

派遣や転職の会社で6年勤務

お金にまつわることはしっかりと知っておきたいものです。

ここでは派遣スタッフの給与や社会保険などについて解説します。

給与はどこから支給される?

給与の支給は派遣会社から支給されます。支給日などは派遣会社によって異なります。

派遣スタッフは実際に勤務した時間を派遣会社に申請します。派遣会社はそれを元に請求書を作り派遣先企業へ請求、そして派遣スタッフへ給与を支払います。

給与に関しては派遣元企業に問い合わせてもなにも分かりません。派遣会社の担当営業に問い合わせましょう。

交通費は支給されないの?

支給される仕事も増えてきましたが、交通費の支給はほぼありません。

人材確保の観点から一定の条件を満たす派遣会社へ交通費を支給する派遣会社が登場しています。

しかしそれでも一般的な派遣スタッフは交通費の支給はありません。

派遣で働くならできるだけ近場で就業しないと、毎日1時間分の給与が交通費に消えていることになりかねないのです。

【派遣の交通費って?】交通費ありとなし、どっちの仕事を選ぶべき?

社会保険には入れるの?

2ヶ月以上雇用期間があり、所定の労働日数・労働時間を超える場合に加入できます。

社会保険は一定の条件をクリアしたら派遣社員でも必ず加入しなければなりません。その条件とは、

  • 2ヶ月を超えて働く
  • 派遣会社の1ヶ月の所定労働日数の3/4以上働く
  • 派遣会社の1週間の所定労働時間の3/4以上働く
の3つになります。所定の労働日数や労働時間については個別の雇用契約によって違いはありますが、フルタイムで働く場合はまず加入は可能です。

税金は給料から天引きできる?

税金も給与から源泉徴収してもらえますが「住民税」は天引きされない場合が多いです。

支払うべき税金は、

  • 所得税
  • 住民税
の2つですが、所得税は天引きされても住民税は天引きされない場合が多いです。その場合は自分で納付しなければなりません。

また12月に就業している場合は年末調整されますが、未就業ならば自分で確定申告する必要があります。

昇給はできるの?

同じ派遣先企業に属している間は昇給は難しいですが、スキルアップすれば時給がより高い仕事の紹介の可能性があります。

同じ派遣先企業にいて昇給はゼロではありません。ただし雇用契約で決められているため契約更新時以外できませんし、派遣先企業は昇給分以上の負担が必要になるため合意されないのがほとんどです。

それよりも資格の取得などでスキルアップを狙い、より時給の良い仕事の紹介を受けてそちらに移る方が昇給は楽にできます。

派遣の福利厚生について

派遣の福利厚生について理解できない女性

派遣や転職の会社で6年勤務

派遣スタッフでも有休はある?

ここからは有休や女性なら知っておきたい産休などの休暇や健康診断、そして派遣会社特有のスキルアップ講座など福利厚生についてご紹介します。

有休ってもらえるの?

派遣スタッフでも6ヶ月以上&全労働日の8割以上勤務していれば有給休暇が付与されます。

正規雇用と同じで年間勤務が173日以上なら

  • 6ヶ月以上勤務すれば10日間
  • さらに1年勤務すれば11日間
の有給休暇が付与されます。週3勤務など勤務日数が少ない契約でも有給休暇はあります。

有休も給与と同じで派遣会社が付与するものですが、派遣先企業にも迷惑にならないよう早めに申請は行いましょう。派遣会社によっては1ヶ月前でないと申請不可な場合もあります。就業時に確認をしておきましょう。

また派遣先企業が変わる場合、未就業期間が1ヶ月未満なら有休付与の権利は引き継がれます。

もし新しい派遣先はまだ1ヶ月でも旧派遣先を合わせて6ヶ月以上就業していれば有休がもらえます。未就業期間が1ヶ月を超えてしまったら権利がなくなり半年後の付与になります。

【派遣は有休が取れない?】元派遣会社勤務が教える派遣スタッフの有給休暇

お盆や年末年始の休みは?

お盆や年末年始などは基本的に日曜日と同じ扱いで無休になります。

派遣先企業の会社カレンダーで制定されている休日は基本的に無休です。日曜日と同じ扱いのため有給休暇の取得も出来ない場合が多いです。

ただし派遣会社との契約によって異なるため、こちらも就業時に確認しておきましょう。

【派遣スタッフに夏休みはない!?】長期休暇のときはどうなるの?

産休や育休って取得できるの?

派遣スタッフでも産休や育休は取得可能ですが一定の条件はあります。

産休は出産予定日から逆算して6週間前から、出産から8週間後まで取得でき、育休は子どもが1歳になるまで取得できます。保育園の関係で1歳6ヶ月まで育休の延長も可能です。

一般的に産休や育休を取れる条件として、

  • 産休に入る1ヶ月前までに1年以上派遣スタッフとして働いている
  • 出産予定日の前日まで現在の仕事の雇用契約が続いている
  • 今後の同じ派遣会社のスタッフとして働く気持ちがある
となっています。

同じ派遣先企業に戻れることも稀にありますが、ほとんどは新しい仕事を探さなければなりません。子どもがいることで就業条件が厳しくなり、同じ派遣会社での仕事すらできない場合も多くあります。

健康診断って受けられるの?

各派遣会社が定めた一定の条件を満たせば健康診断を受けられます。

派遣スタッフも健康診断を受けられますが、まず大前提として就業していることが条件です。派遣登録だけでは健康診断は受けられません。

就業している場合でも各派遣会社が定めている条件を満たす必要があります。例えば、

  • 1年以上就業している
  • 6ヶ月以上週30時間以上就業している
など派遣会社によって規定がバラバラです。雇用契約を結ぶ派遣会社の規定をしっかりと確認が必要です。

また条件をクリアしてても派遣先企業の健康診断は受けられません。別途派遣会社の指示で受けることになりますので注意しましょう。

無料・有料のスキルアップ講座って?

派遣会社は登録するだけでもPCスキルアップ講座など受講できる制度があります。

どのような講座があるかというと、

  • WordやExcelなどOffice系
  • ビジネスマナー
  • 証券外務員など資格取得系
など各派遣会社によって開講している講座は様々です。

スキルアップ講座は無料のものもありますが、一部は有料行っており提携スクールでハイレベルな講座を格安で受講できます。

派遣のその他の知識について

派遣のその他の知識について説明する男女

派遣や転職の会社で6年勤務

派遣は3年以上同じ職場で働けないルールがあるのをご存知ですか?

その他にも正規雇用とは違うルールがあります。

ここでは派遣で働くなら知っておきたいるルール・知識についてご紹介します。

抵触日とは?

簡単にいうと派遣先企業で働ける期間には制限があり、その期間を過ぎた最初の日のことを指します。

抵触日の設定には「事業所単位」と「個人単位」があります。

事業所単位は派遣スタッフを派遣先企業で受け入れる期間は最長3年と設定されています。抵触日になると派遣スタッフとの雇用契約が残っていてもその派遣先企業では働けなくなります。ただし延長することも可能です。

個人単位も同じで派遣先企業の同一組織で働ける期間は最長3年となっています。こちらは延長はできず、別の組織に移動する必要があります。

【派遣の抵触日って?】3年後の自分のために知っておきたい「抵触日」とその後について

3年ルール・5年ルールとは?

3年ルールは抵触日のこと、5年ルールは5年以上で無期雇用契約を申請できることを言います。

3年ルールは3年後に抵触日を迎えるというルールを形容したものになるため、上記の「抵触日」でご説明したため省略します。

5年ルールとは、2013年に施行されえた改正労働契約法によって、5年以上同じ派遣会社と契約したら「無期雇用契約への移行」を申請できると定められたことを指します。

無期雇用契約になれば、派遣会社と無期雇用契約となり派遣先企業との契約が終わっても社会保険の継続や休業手当をもらえます。しかし派遣会社の社員と同じ待遇のため、派遣スタッフのような自由度はかなりなくなります。

これらは2018年から対象者が登場することから「2018年問題」とも言われています。

2018年問題とは?

単発・日雇い派遣はできないの?

労働契約日数が30日以下の派遣は原則禁止ですが、ある条件にある方は派遣OKです。

日雇い派遣は雇用の不安定さがあるため2012年から原則禁止になりましたが、下記の条件にある方は対象外となっています。

  • 60歳以上の方
  • 学生(雇用保険の適用を受けない学生)
  • 年収500万円以上で副業目的の方
  • 世帯収入が500万円以上で主たる生計者でない方
以上の方は労働契約30日以下の日雇い派遣の契約は可能です。

またこれは派遣に限定したことですので、パートやアルバイトは関係ありません。ご注意ください。

失業保険はもらえるの?

派遣スタッフでも契約が終了した後で仕事が無かった場合失業保険はもらえます。

失業保険をもらうには下記の2つの条件があります。

  • 離職以前の2年間に雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上ある
  • 離職してからも就職する意志がある
これらは正規雇用でも同じ条件です。これらが揃えば受給できます。

ただし、気をつけるべき点もあります。それは契約満了で終了しても「会社都合」の退職にならない点です。

派遣スタッフは期間付き雇用契約で仕事をしているため、次の派遣先を探す期間として1ヶ月間空けることになっています。その期間は失業保険はもらえませんし、その期間紹介された仕事を蹴ると自己都合退職として1ヶ月後ハローワークで登録されることになります。

1ヶ月間派遣会社から仕事が紹介されない場合は会社都合の退職になります。

まとめ:派遣スタッフは不安定さもあるが、魅力もいっぱい!

派遣スタッフは不安定さもあるが、魅力もいっぱいだと気づき喜ぶ女性

派遣や転職の会社で6年勤務

この記事では「派遣のしくみ」から「離職後の失業保険」まで派遣でのシゴトにまつわるあれこれを解説してきました。

派遣スタッフならではの面倒さや不安さもありますが、一番安定度もありながら自由に働けるのが派遣スタッフとも言えます。

まずは、派遣の登録についてで紹介した流れを確認した上で気軽に3社以上に登録してみましょう。

派遣のシゴトの疑問が解消されて、良い派遣会社が見つかり素敵な派遣スタッフになられることを祈っています。

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