男性に派遣事務は無理?考えられる4つの問題と採用に必要な3つの要素をチェック

元派遣会社勤務・現役の転職エージェント

男性が派遣事務として働きたいと思った場合、女性の仕事というイメージが強い事務の仕事に就けるのか疑問に思いますよね。
実際に派遣事務になれても、男性では問題があるような気がして応募する勇気がなかなか出ないものです。

でも大丈夫!この記事では男性が派遣事務になれるかどうかの真相と、派遣事務に就けた場合に考えられる問題を詳しく解説していますので、読むだけで皆さんの不安が払拭できます。

さらに、男性が派遣事務に採用されるために必要な要素も説明しているので、最後までじっくり読んでみてください。

派遣会社に6年勤務した私。

男性が派遣社員として働く上で生じる問題を身にしみて感じています。だからこそ皆さんが知りたい本音を解説できるんです!

派遣事務の仕事に興味を持ったなら、この仕事の実態を知って納得の上で応募に挑みましょう。皆さんが新たな気持ちで派遣事務として働けることを祈っています。

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この記事の管理者株式会社アドバンスフロー
転職エージェント 兼 元派遣会社勤務 中塚 章浩

大手総合人材会社を経て、リクルートに勤務。その後、現在の株式会社アドバンスフローを設立。派遣業務、転職エージェント業務、新卒採用代行業務など、幅広い業務を経験。

目次

 男性が派遣事務で働くのは厳しい

男性が派遣事務で働くのは厳しいと実感する男性

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男性が派遣会社に登録して事務の仕事に就くのは厳しいのが現状です。なぜならば、派遣事務の求人のほとんどが女性を募集しており、男性からの応募を求めていないからです。

派遣事務の仕事はほとんどが女性向けのため、派遣の世界では女性の職場として認識されています。男性が女性の職場に入り女性向けの仕事をするということはかなりレアケースであり、さまざまな問題が生じるため採用されにくいのです。

次にこの問題を解説していきますので、自分は問題をクリアできるかどうかを考えながらじっくり読んでみてください。

 男性が派遣事務になった場合に考えられる4つの問題

男性が派遣事務になった場合に考えられる4つの問題

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「派遣事務=女性の仕事」というイメージがあり、仕事の内容にも女性らしさが必要となる要素が多々あります。これこそが男性が派遣事務になった時に生じる問題の原因です。

実際にどんな問題が起こるのかを見ていきましょう。

1.女性ばかりの職場で肩身が狭い思いをする

派遣事務が何人かいる職場に採用され、自分以外が全て女性であれば色々な面で肩身が狭い思いをする可能性があります。

女性は女性だけの世界を楽しみます。女性は恋愛の話をしたり上司の悪口を言って盛り上がり、ストレスを発散するもの。話の内容が内容だけに、その場に男性がいることを嫌がります。特にランチの輪には男性を入れたくないと考えるのです。

女性に囲まれることが苦痛ではないから大丈夫と自分が思っても、女性達がすんなり受け入れてくれるとは限らないことを理解しておきましょう。

  2.秘書的業務を任せにくい

派遣事務の仕事には、来客の受け入れやお茶出し、電話対応などの秘書的業務があり、上司としては男性に頼みにくいと感じるものです。これも男性を派遣事務に採用しにくい理由の1つです。

取引先の会社を訪問したときに、男性からお茶を出されると大抵の人は恐縮します。そのため、取引先に余計な気遣いをさせないためにも秘書的業務は女性に任せたいと考える会社がほとんどなのです。

派遣事務の仕事には秘書や庶務の要素が含まれる業務が多々あり、どれも女性的な仕事で男性には任せにくいものばかりです。そのため、男性の派遣事務は扱いにくいと考え、男性が応募してきても採用を見送ることがあります。

 3.高収入が期待できない

派遣事務の給与は時給が1000円前後、月給が16万前後が平均のため、高収入は期待できません。男性としてはある程度の収入を望むと思いますが、派遣事務では自分の生活を支えるのも精一杯となるのが現実です。

派遣事務の仕事内容は比較的簡単なものが多く、勤務時間も短めで残業もほとんどないので、この仕事に見合った給与は決して高くはないのです。

派遣事務の仕事は安い給与で人材を雇いたい会社側の思惑と、給与が安くても空き時間に働きたい女性の思惑がうまく合致した上で存在する仕事です。これが給与が低くても納得して派遣事務で働く女性が多い理由です。

 4.周囲から偏見の目で見られる可能性がある

派遣も事務も女性の仕事というイメージが強いため、男性が派遣事務で働くことに対して周囲から偏見の目で見られる可能性があります。

自分がやりたい仕事についてとやかく言われたくないものですが、世の中の常識として男性は定職に就くべきだと考えられているため、どうしても偏見の目で見る人がいるのです。

また、派遣の仕事には更新があり、更新時に契約を打ち切られることもあります。そのため、派遣事務は男性として一生続けられる仕事と捉えてもらえません。さらに仕事内容も男性向けではないイメージがあります。

男性が派遣事務に採用されるために必要な3つの要素

派遣事務の採用面接に挑む男性

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誰にどう言われようと、何を思われようと、自分は派遣事務で働きたいという男性はたくさんいると思います。

特に、一時的なつなぎの仕事として派遣事務を選ぼうと思っている男性はなんとしてでも採用されたいと思うはずです。

派遣事務が男性にとって不利でも、これからご紹介するような要素を持っていると採用されやすくなる可能性があります。さっそくその内容をチェックしてみましょう。

1.過去の経験や職歴をアピールする

「この人を採用したい!」と思ってもらうには、過去に経験や職歴が派遣事務に役立つことを説明し、会社にとって即戦力となる人材であることをアピールする必要があります。

事務の仕事は業務の幅が広く内容が細かいので、仕事が滞ると周囲に大きく影響します。その為、会社は派遣事務として即戦力になる経験や職歴を持つ人を求めるのです。

2.事務に有利な資格を取得する

派遣事務として有利となる過去の経験や職歴がない場合は、事務の仕事を進める上で有利となる資格を取得して十分な資質を備えた人材であることをアピールすると良いでしょう。

パソコンで文書を作成したり、経理書類や伝票を扱う派遣事務の仕事はある程度のスキルがないとできません。そのため、会社側も有資格者を採用したいと考えるのです。

簿記やパソコン検定、MOSや秘書検定などは、派遣事務の仕事に必要な知識やスキルを身につけることが出来る資格なので、取得しておくと仕事がスムーズに進むメリットもあります。

 3.派遣事務を取りまとめる存在になれることをアピールする

派遣事務が複数いる職場で派遣社員を取りまとめる存在となり、仕事分担や業務報告を責任もって担当できる資質があることをとアピールすると、採用される可能性が高まります。

派遣事務が全て女性の職場では、仕事分担で揉めたり、やりたくない仕事を他人に押し付けてトラブルになることがあります。この状況を改善するために、男性がリーダー的存在になって周囲をまとめてくれれば会社側も助かるのです。

女性は自分より上に立つ女性を嫌ったり、まとめる存在になることを避ける傾向にあります。しかし、この役目を男性が担うと面白いくらいに周囲がまとまり、職場の雰囲気が良くなるのです。

男性でも派遣事務の仕事を充実させる3つのポイント

派遣事務の仕事を充実させる3つのポイントを学ぶ男性

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派遣事務の仕事で働こうと思うなら、男性であることを気にするばかりでは仕事に身が入りません。自分の選んだ道を突き進むためにも、仕事を充実させるポイントを把握して実践してみましょう。

1.派遣事務の仕事に誇りを持つ

男性が事務をすることに引け目を感じながら働くのではなく、さまざまなスキルがないとこなせない事務の仕事に誇りを持って働けば、毎日が充実し仕事も楽しくなります。

2.収入は仕事に比例するものだと割り切る

派遣事務の給与は男性の収入としては十分とは言えませんが、その分だけ仕事が楽だったり拘束時間が短いというメリットがあります。

一定の収入を得ている男性の仕事は、責任があったり難しい業務がほとんどです。しかし、派遣事務にはこれらの要素がありません。だからこそ給与が安いのは当然のことです。ここを理解して収入面については割り切ることが大事です。

3.他にはいない有能な派遣事務を目指す

派遣事務として他の人より有能であれば、職場で評価されて一目置かれる存在になれます。この立場を手に入れれば、常に周囲から頼られるようになり充実した仕事ができるのです。

パソコンのサーバー管理をする、エクセルでマクロを組んで表を作る、簿記を駆使して金銭管理をする、同時にいくつもの業務を並行して進められる。こんな能力があれば、誰からも頼られ、仕事の中身も濃くなって自分も満足できるようになります。

派遣の事務職に向いている男性の特徴は?

派遣事務に向いている男性の特徴としては、コミュニケーション能力が高い人が向いていると言えます。

派遣事務と言っても、種類は様々で一般事務からITサポート事務や営業事務、経理補助、貿易事務などの色んな種類があります。

事務の仕事はオフィスで一日中作業をすることになるので社内での円滑なコミュニケーションは必須のスキルとなります。

一般事務の場合は特に女性の比率が多い職場になるので、男性の同僚が少ないという部分も気にならないかも大切です。

派遣事務でもITサポートや貿易事務など男性が比較的多い職場もあるのでご自身の経験やスキルに合った職種を応募しましょう。

派遣事務にはどのような職種がある?仕事内容は?

「派遣事務」の仕事には様々な種類があり、主な仕事内容や、必要スキルが異なります。

ここでは代表的な派遣事務の職種と仕事内容について紹介します。

「一般事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 派遣先企業の社員の業務をサポートするのが主な業務内容。
  • パソコンを使用したデータ入力、資料作成、また物品や備品の管理、書類の整理、電話応対、来客応対などを担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ

「営業事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 派遣先企業の営業部、営業社員の業務をサポートすることが主な業務内容。
  • 見積書や請求書の作成、顧客データの管理、DMなどの発送準備、電話応対などを担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ。

「経理事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 派遣先企業の売上金額や給与などお金に関する業務を担当する。
  • 売上管理、伝票仕訳、給与計算、年末調整、交通費などの経費精算、備品や消耗品の発注や手配、電話応対などを担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ。
  • 企業によっては簿記の資格が必須となる

「財務事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 派遣先企業の予算書の作成、予算の管理、資金調達や資金管理などに関する事務処理を担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ

「総務事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 派遣先企業の社内規定や社内規則の作成、会議室などのスケジュール管理、書類のひな形の作成、備品の発注・管理、社内イベントなどの企画管理、電話応対、来客対応などが主な業務となる
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ

「人事事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 採用試験に関する手続き、新入社員研修の準備、社内研修の準備、人事異動や転勤に関する書類の作成や手続き、入社や退社に関する手続きを担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ

「医療事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 病院などの医療機関で受付、会計、レセプトの作成、診察の準備、患者のスケジュール管理などの業務を担当する
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ。
  • 医療事務の資格がなくても働けるが「診療報酬請求事務能力認定試験」など医療事務に関する資格を取得していると採用に繋がりやすい

「貿易事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 「輸出・輸入」に関する事務業務を取り扱う。
  • 通関の手配、運送の手配、書類の作成、スケジュール管理、取引先との電話やメール対応を担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ。
  • 貿易に関する資格(貿易実務検定など)を持っているとよい。
  • 業務に英文を使用する企業の場合TOEICや英検などの英会話スキルが必要となる

「金融事務」の仕事内容について

【主な業務内容】
  • 銀行・保険会社・証券会社など金融機関に関連する会社で事務業務を担当する。
  • 窓口業務や事務手続き、データ入力、電話応対などを担当することが多い
【必要な資格・スキル】
  • パソコンの基本操作できることが必須条件となる場合が多い。またMOSなどWordやExcelに関する資格があると業務に役立つ。
  • 派遣先企業によっては、金融商品や投資に対する知識の取得が必須となる場合もある

【FAQ】男性の派遣社員に関するよくある質問

30代男性が派遣社員として就業するのは厳しい?

男性でも派遣スタッフになることはできますが、3年ごとに職場が変わるという不安定さがあることを意識しておく必要があります。

派遣スタッフは、確かに女性の数が多いですが、男性も約56万人が派遣スタッフとして働いています。

派遣社員141万人のうち、男性56万人・女性85万人となっています。職種ごとに見ると、製造関連職、ドライバー、運搬・清掃・包装関連職では男性が、事務職では女性が多くなっています。
引用元:日本人材派遣協会「派遣に関するQ&A」

ただし、派遣スタッフは同じ職場に働ける期間が3年間と定められています。

その後は、同じ職場に直接雇用されるか、別の派遣先に就業するか3年後にならないとわからないという不安定さがあります。

この不安定さを知った上で、派遣スタッフとして働かれるのであれば全く問題ありませんが、できるだけ安定性を取りたいのなら、同じ派遣でも「紹介予定派遣」での就業をおすすめします。

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40代男性が派遣社員として就業するのは厳しい?

派遣社員が40代になってくると、年齢的な部分がネックとなって社内選考が通りにくくなってしまう傾向にあります。

年齢で派遣社員を選ぶことは禁止されている行為となりますが、成長が見込める人材を派遣先企業が欲しがるのも事実です。

また、40代の派遣社員でスキルなしや、パソコンが使えないなどになってくると、派遣会社からも求人が紹介されにくくなってしまいます。

派遣先企業によっては、40代派遣社員の経験やスキルを求めていることもありますが、若い派遣社員に比べると選べる求人が少なくなってしまいがちです。

事務職として働くの男性の将来性は?

事務職としての実績を積み重ね、経理課や管理部門の課長、部長としてキャリアアップを目指すことは可能です。

ただし事務職は、営業職やITエンジニア職など他職種と比べると、業務内容が業績に直結することが少ないため、大幅な年収アップや昇進を目指すことが難しい職種です。

また、企業の中には、事務業務の自動化やAIの導入により、事務員を削減を進めている場合もあり、定年まで安定して働けるかどうかは不透明な部分も多く、状況は企業によって異なります。

派遣社員として働く男性は結婚が難しいって本当?

派遣社員で働く男性は、正社員の方に比べ収入が不安定の場合が多いため、結婚に対し不安を抱える方がいらっしゃるのは事実です。

派遣社員は有期契約なので雇用は不安定になります。また、不景気や会社の業績が悪い場合、派遣社員は正規雇用の方よりも先に、人件費削減の対象となりやすいです。

そうした現実を踏まえたうえで、結婚に向け収入を安定させたい場合は、「無期雇用派遣の仕事を検討する」「スキルや実績を積み正社員転職を目指す」「ダブルワークや副業を始める」など、収入を安定させるための対策を取ることをおすすめします。

ITサポート事務ってどんな仕事?

ITサポート事務は出向先でのシステム開発現場でのサポートを行います。

エクセルやマクロ、VBAなどを使用した業務も行います。

ITサポート事務の求人は未経験OKのものもあり、そういった場合はまずはデーター入力などの簡単な事務作業をしながら社内研修でITのスキルを身につけていくこともできます。

ITサポート事務は、どちらかというと男性比率が高い職種でもあります。

正社員から派遣社員に働き方を変える男性は多い?

正社員から派遣社員に働き方を変える男性はそこまで多くはありません。

男性で正社員から派遣社員に働き方を変える場合は、スキルアップの為に未経験の業種にチャレンジをする場合や、次の仕事に就くまでの間派遣で働くなど理由は様々です。

派遣の場合はどうしても同じ派遣先企業には最大3年しか勤務できない為、雇用が安定しないということろから男性は正社員で働くことを選ぶ方が多いです。

しかし、派遣でもゆくゆくは直接雇用として正社員で働ける可能性もあるのでご自身の今後のキャリアやライフスタイルに合わせた働き方を選ぶと良いでしょう。

まとめ

男性派遣事務のデメリットをどう受け止めるかが重要

元派遣会社勤務・現役の転職エージェント

男性が派遣事務の仕事をする上でデメリットとなる内容をどう受け止めるかは人それぞれです。

大切なのは男性が派遣事務につく際の問題について納得の上で応募することです。

事務の仕事から得られるさまざまな知識やスキルは皆さんの体に一生染み付き、その先の人生で必ず役に立ちます。この恩恵をしっかり感じながら楽しく働きましょう。

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