【働き方改革コンサルティングのワーク・ライフバランス社にインタビュー】|仕事と子育てを両立するためのポイント!働くママ100名にも調査

【働くママ100名調査】仕事と子育てを両立するための5つのポイント

『#就職しよう』は、複数企業と提携しながら、正しい情報を提供することに努めています。 当サイトを経由して登録などのお申込みがあった場合に、各企業から支払いが発生することもございますが、それがランキングや口コミなど提供している情報に影響することは一切ございません。 読者の皆様のお役に立てることを第一に考え、情報提供しておりますので、当サイトで得た収益はより確実な情報収集およびコンテンツの充実に充てさせていただきます。 (コンテンツポリシーの詳細はこちら)

編集部:井上

主婦歴3年、フルタイムで就業中の【#就職しよう編集部】の井上です。「仕事と子育ての両立」に関する悩みを抱えていませんか?

働くママの中には、「仕事と子育ての両立がうまくいかない」という壁にぶつかる方が多くいます。

今回は株式会社ワーク・ライフバランスの創業メンバーの一人で、内閣府、経済産業省、敷島製パン株式会社、株式会社リクルートスタッフィングなどで働き方の見直しコンサルティングを提供し、好評を博してきた大塚万紀子さんに、同社のサービスの特徴やご自身の仕事と子育ての両立についてのお考えなどをお聞きしました

仕事と子育ての両立に悩んでいる方は、ぜひこちらのインタビュー記事を参考にしてみてください。

大塚 万紀子さん
 
株式会社ワーク・ライフバランス
取締役 大塚 万紀子(おおつか まきこ)さん

■プロフィール
楽天を経て06年(株)ワーク・ライフバランスを小室淑恵とともに創業。
高いコミュニケーション力やコーチングスキルを活かしつつ細やかかつダイナミックなサポートを提供し売上利益に貢献する働き方改革コンサルティングの先駆者。
心理学や組織論等をもとに多様性をイノベーションにつなげることが得意。
経営者から「深層心理まで理解し寄り添いながらも背中を押してくれる良き伴走者」と厚い信頼を得る。
内閣府や経済産業省など行政組織の働き方の見直しや、地域創生としての働き方改革についても経験が深い。
女性起業家としてビジネスプランのアドバイザーなども務める。
農林水産省「食品産業戦略会議」委員(働き方改革分野担当)なども担当。二児の母。

<提供サービス>
朝メールドットコム
https://work-life-b.co.jp/service/asacom.html
カエル会議オンライン
https://work-life-b.co.jp/service/kaeru.html
ライフ・スイッチ
https://life-switch.work-life-b.co.jp/

あわせてこの記事では働くママ100名へのアンケート結果をもとに、「仕事と子育てを両立するためのポイント」など、仕事と子育ての両立に役立つ内容をお届けします。

この記事があなたの悩みを解決するお手伝いができれば幸いです。

アンケートの調査概要

調査の企画・集計 株式会社アドバンスフロー
アンケート調査の対象者 現在就業中で子育て中の主婦の方
調査人数 100名
調査機関 クラウドワークス
調査日 2019年2月


株式会社ワーク・ライフバランスの大塚 万紀子さんにインタビュー

大塚万紀子さん

今回は仕事と子育ての両立についてのポイントやコツ、株式会社ワーク・ライフバランスで行っているコンサルティングの内容などをお伺いしました。
仕事と子育ての両立について悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

【Q.ワーク・ライフバランスの特徴を教えてください】

大塚さん:弊社は2006年創業以来、働き方改革やワーク・ライフバランスの実現に向けたコンサルティングサービスを提供しています。
また、仕事と子育てを両立するためのポイントやコツをお伝えする機会も多くいただいています。

これまでの企業活動において、弊社代表の小室淑恵が2016年に安倍晋三内閣総理大臣から官邸に招かれ、「日本社会全体で働き方改革を進めることが急務であること」、「日本の未来を救うためには、変革のタイムリミットはわずか数年しかないこと」、「具体的にはどんな法改正が必要か」などをお話しするなど、働き方改革が、単なる一家庭の問題にとどまらず社会全体の問題であると考え、その推進に尽力してきました。

さて、仕事と子育てを両立するときに、カギを握るのは1日24時間をどのように有効に活用するかです。
そのためには3つのポイントがあると私は考えています。

すなわち、

  • 一つ目は「時間の使い方に作戦を立てるということ
  • 二つ目は「お願い上手になるということ
  • 三つ目は「コミュニケーションをいかに取るかということ
という3つのポイントです。

【Q.三つのポイントの詳細を教えてください】

大塚さん一つ目の「時間の使い方に作戦を立てるということ」は、理想の時間の使い方を考え、毎日できるちょっとした工夫の積み重ねの方法を考えることから始めてみましょう

どんなことを効率化し、どんな作業を集約するとその人にとってベストになるか、は一人ひとり異なります。
それぞれの仕事内容や暮らしにあった作戦を立ててみてください。

二つ目の「お願い上手になるということ」は、仕事も育児も一人で抱え込むのではなく、周りの方々に上手に助けを求めるということです

多くの人は、周りに迷惑をかけたくない、という思いから、全部を自分でこなそうとしてしまいます。

しかし、自分一人で仕事と子育てを完璧に両立するのは至難の業です。
無理をおして仕事や子育てに時間も体力も使ってしまい、心身の健康を害してしまっては元も子もありません。

そこで、思い切って周りを頼るということが、両立には欠かせないポイントかと思います。

たとえば、苦手な家事は時間も気力も使います。
よかれと思って取り掛かっても、眉間にしわが寄り、言葉がきつくなり、周りの人に当たってしまう…なんていうことも。
これでは子育てにおいても、よい影響が期待できません。

そんなときは、苦手な部分を少しだけ、パートナーや周りの人に頼ることを自分に許してあげる、あるいはアウトソースするといった工夫も選択肢に入れてみましょう。

保育園や幼稚園のの延長保育を利用する、数時間だけベビーシッターさんを頼むなども、経済的負担とのバランスを見ながら視野に入れてみてくださいね。

三つ目の「コミュニケーションをいかに取るかということ」の対象は、パートナーだけではありません。
周囲の人なども含めたコミュニケーションの工夫をしてみてください

私もそうだったのですが、ワーキングマザーは子どもの急な発熱対応などでお休みしなければならないなど、周りにいろんな迷惑をかけてしまい申し訳ないという気持ちが先に立ちます。

そのため、本当は子育ての楽しさやポジティブな気づきを得ているにもかかわらず、周囲への遠慮からあえて「子育てはキツイ、苦労している」という雰囲気を作り出してしまう人もいます。

無意識に行ってしまっていることではあるのですが、結果として「仕事と子育てはやはり両立できないことなのだ」「この会社では両立は難しいのだ」といった印象につながってしまい、会社にとってもご自分にとっても後輩にとっても、嬉しい結果にはつながりません。

それよりも、「いつも助けてくださってありがとうございます」「今回助けていただいた仕事は、今度の〇〇で成果を出すことでお返ししたいと思います」「いつかサポートくださった〇〇さんの役に立てるように頑張ります」といった感謝やお礼を伝えあう、そんなコミュニケーションを意識してみましょう。

これからの社会、仕事と子育ての両立にとどまらず、仕事と介護の両立、仕事と看護の両立など、様々なライフイベントと仕事とを両立していく必要があります。
つまり、みんな「明日は我が身」。
お互いに気持ちよく助け合える職場づくりのためのコミュニケーションが増えるといいですね。

【Q. 二つ目の周囲へのお願いについてコツなどはありますか?】

大塚さん:例えば、同僚にサポートを依頼することも、回数が重なると言い出しにくい、ということもありそうです。

「信頼残高」という言葉を耳にしたことがあるのですが、お互いの信頼の残高がどれだけあるか、つまり何かあったときに助け合えるような関係性がそれまでに構築できているか、という点が非常に重要です。

お互いのコミュニケーションが全くない、あるいは感謝の気持ちが全くない状況で突然お願いと言われても心情的に難しく思うのは当然です。

そうならないためには、パートナーはもちろん、ママ友、パパ友、職場の人たちなど、普段から何かあったときのためにきちんとコミュニケーションをとり、相手をサポートするなどあなた自身が先に貢献することが大切です。

若い方であれば、いつかご自分が同じ立場になったときに向けて、先んじてワーキングマザーの先輩を助けるといった行動をとってみる。
介護で悩んでいる先輩がいたら、子育てと仕事の両立のかたわら、自分が貢献できることはないかを探して声をかける。
そういった相互補完関係が大切ではないでしょうか。

また、夫にお願いしても「仕事で忙しいから」などと相手にしてもらえないというケースもあるでしょう。

その場合は、それぞれが家事などの役割を話し合って分担するなど普段からのコミュニケーションが大事です。

たとえば、パートナーとのコミュニケーションをポイント制にしてみてはいかがでしょうか。

ゴミ出しに向けて全部屋のごみ箱を回収する仕事は1ポイント、少し先のごみ出しエリアまで運ぶのは5ポイントといったようにポイントの重みづけを変えて分担するのです。

分担を話し合う際に夫婦のコミュニケーションが増えるばかりか、お互いの不得手な部分を補完し合う雰囲気が家庭の中で作れます。

【Q.では三つ目のポイントについてコツなどはありますか?】

大塚さん:「いつも助かっています、ありがとうございます」という感謝の気持ちです。

「ありがとう」という言葉の威力は大きいので、みなさんにはちょっとしたことでも「助かったよ、ありがとう」を使う名人になっていただきたいですね。

【Q.御社はどのようなサポートを提供しているのですか?】

大塚さん:先にも述べたように、私たちは2006年に創業して以来、働く人のワーク・ライフバランスの実現や組織の働き方改革をサポートするコンサルティングをご提供しています

企業ごとに課題や目的が異なるため、定型や基本プランはあえて用意せず、お客様の状況をしっかりとヒアリングして課題を明確にし、それに合わせてプランニングするという臨機応変なアプローチで、確実に、本質的に、働き方改革を進めていきます。

また、働き方改革やワーク・ライフバランスを実践している現役コンサルタントが「すぐに実践できる方法」や「他社事例」をご紹介する講演・研修も実施しています。
机上の空論や理想論をお伝えするのではなく、創業してからずっと、私たち自身が「残業ゼロ・有給100%取得・業績好調」を維持してきているからこそのノウハウをお伝えすることにこだわっています。

さらに、「朝メールドットコムⓇ」というWebサービスも提供しています。

これは、時間の使い方を分析し、働き方改革を加速するためのツールで、チームで助け合い、仕事を効率化し、長時間労働や残業の原因を分析し改善するものです。

具体的には、出勤時に1日の予定を立て、業務後には予定と実務のズレを振り返り、何から改善をしたらいいかを把握します。

例えば会議を60分と予定していたのに75分になってしまったら、この15分の延長の原因をデイリーで分析するのです。

こうした計画や振り返りはメールなどでチーム全体に共有しますので、不要な残業の防止にもなりますし、お互いの仕事のリカバリーにも役立ちます。

くわえて、「カエル会議オンラインⓇ」という働き方改革のための会議ファシリテーションツールも提供しています。

これは、オンライン上で働き方改革に関する会議がスムーズに進行できるツールで、参加者全員の意見が同時に出せるため、その意見に投票することで結論に到達しやすくなります。
もちろん対面でも使えます。

その他、ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座の実施、『ライフ・スイッチⓇ』というゲーム型研修の提供も行っています。

【Q.これらのサービスを導入された企業様の事例を教えていただけないでしょうか】

大塚さん:例えば住友生命保険相互会社様は、弊社と中期経営計画に合わせ2020年度から3か年のコンサルティング契約を締結しています。
現在では、総労働時間を2016年対比で11.6%削減を達成されています。

また、東芝プラントシステム株式会社様は「朝メールドットコムⓇ」や「カエル会議Ⓡ」を導入した結果、社員が楽しそうに仕事に取り組め、中には家庭内に変化があった人もいるそうです。

ミサワホーム株式会社様は、「会社への満足度や誇りがあまり高くない」、「若い人たちの離職率が高い」といった課題をお持ちでしたが、弊社のコンサルティングの結果、早期にこれらの課題が改善されました。

【Q.大塚さんご自身御社のタスク管理ツールなどを使って改善を実現されたことはありますか?】

大塚さん:私自身も二児の母なのですが、やはりワーキングマザーが悩むのは子供の病気のときだと思います。
ワーキングマザーは基本毎日忙しいため、毎日予定が詰まっています。

しかし、子供が病では1日の予定が全て総崩れになるわけです。

その点弊社の朝メールを使っていると、落ち着いて自分の1日を立て直しができるのです。
具体的には、予定していた仕事を誰にどの部分までお願いをするという計画を子供を病院に連れていくまでの間に立て直すことができるということです。

【Q.最後に両立に悩む人にアドバイスをお願いします】

大塚さん:前述しましたが、一人で抱えこまないことです。

そのためには、普段から周囲の人とのコミュニケーションを取って信頼関係を築いていきましょう。

「働き方改革」は会社が行うもの・・・そんな風に思われがちですが、私たち一人ひとりのちょっとした工夫で変えられることもたくさんあります。

仕事も育児も頑張りたい、そんな欲張りな方ほど、時間の使い方とコミュニケーションを意識してみてくださいね。

【働くママ100名のアンケート結果】仕事と子育てを両立するための5つのポイント

働くママに「仕事と子育ての両立」に関するアンケートを実施しました。

すると、仕事と子育てに関する悩みを解決する方法として、以下の5つのポイントを挙げる方が多くいました。

仕事と子育てを両立するための5つのポイント

  1. 仕事に慣れたら徐々にバランスが取れるので、焦らないことが大切
    (詳しいコメントを読む)
  2. 家事を多少手抜きしたり、便利家電を活用する
    (詳しいコメントを読む)
  3. 家族に家事や子育ての協力をしてもらう
    (詳しいコメントを読む)
  4. 悩みごとは子育て経験のある職場の先輩や同僚、ママ友に相談する
    (詳しいコメントを読む)
  5. 地域や行政の子育て支援サービスを活用する
    (詳しいコメントを読む)

仕事と子育てを両立するために、特に大切なのは頑張りすぎないことです。

両立を目指すあまり、無理をして身体を壊してしまうことのないよう、適度に息抜きをしながら毎日を過ごしましょう。

ここからは具体的な、主婦から寄せられた具体的なコメントを紹介します。

【仕事と子育ての両立ポイント①】仕事に慣れたら徐々にバランスが取れるので、焦らないことが大切

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
最初のうちはやはり覚える事が多く、疲れがなかったけど慣るとどうにかなった。寝不足は可愛い我が子のためだとわりきってやった。(30歳/清掃業)

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
仕事は覚える事が多く、職場の人への気疲れも加わり大変だったが3ヶ月程したら慣れてきて家事・育児との両立が出来るようになってきた。(39歳/配送業の受付)

【仕事と子育ての両立ポイント②】家事を多少手抜きしたり、便利家電を活用する

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
毎日バタバタだったけど週末に食事の作りおきをしたり、家事を完璧にしようと思わないようにして乗りきった(38歳/一般事務)

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
お掃除ロボットや食洗機など、家電で出来ることはなるべく活用して、その分、子供との時間を作るようにした(32歳/一般事務)

【仕事と子育ての両立ポイント③】家族に家事や子育ての協力をしてもらう

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
家事については旦那が協力してくれるようになった、育児は義父母と実父母が協力してくれるようになった。(30歳/工場検査員)

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
あらかじめ、義母に、子供が病気のときは預かって欲しいとお願いした。職場には、急に休むことがあることを伝え、シフトを最低限にしてもらった。(31歳/歯科衛生士)

【仕事と子育ての両立ポイント④】悩みごとは子育て経験のある職場の先輩や同僚、ママ友に相談する

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
職場に同じように子育てしながら仕事をしている方がいて、お互いに悩みを話したりして不安を解消することができた。(31歳/スーパー勤務)

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
職場の方はみなさん子持ちの方の為、子供の病気で当日欠勤した時や早退する時もお互いさまだから!と快く受け入れてくれました。仕事のうえで人間関係が悪いのは嫌だったので、とても働きやすい職場に出会えました。(30歳/スーパー勤務)

【仕事と子育ての両立ポイント⑤】地域や行政の子育て支援サービスを活用する

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
子育てとの両立が難しいと不安だったが、行政の支援があるのでバランスが取れるようになった。(39歳・航空関係)

働くママ

【仕事と子育てを両立するために工夫したポイントは?】
出来るだけ周りや、公共のサポートを利用して、自分のキャパシティを超えないように気をつけた。疲れたりしんどい時は無理をせずに誰かに頼ったりできる柔軟性が大事だと思う。(35歳/デザイナー)

【働くママ100名のアンケート結果】仕事と子育ての両立で特に大変だったことは何?

仕事と子育ての両立で特に大変だったこと

子育て中のママが仕事を始めると、生活のリズムが変わったり、やることが増えたりして、これまでの生活と比べ「大変だ…」と感じる瞬間が増えます。

実際にどのような点を「大変だ…」と感じているのか、働くママ100名へのアンケート結果をもとに紹介します。

仕事と子育ての両立で特に大変だったこと

  1. 仕事でクタクタになり、家事や子育てを頑張る力が残っていない
  2. 子供と一緒に過ごす時間がいままでよりも減ったのでさびしい
  3. 子供の病気などで仕事を急に休みことになったとき、会社に迷惑をかけてしまう
  4. 久しぶりの社会復帰で、仕事を覚えるのに時間がかかった
  5. 仕事が休みの日も家事や子育てがあるので、丸一日休める日がない

ここからは、働くママから寄せられた具体的なコメントを紹介します。

働くママ

【Q.どのようなときに「仕事と子育ての両立が大変…」と感じますか?】
フルタイムで働いているので、帰宅してからの家事・育児が大変です。自分の時間がとれません。(38歳・保育士)

働くママ

【Q.どのようなときに「仕事と子育ての両立が大変…」と感じますか?】
大変だったのは子供が病気になったとき。看病も大変だが、明日のシフトの交代のお願い、子供を病院に連れていくなど、とにかく倒れそうだった。(50歳・医療事務)

働くママ

【Q.どのようなときに「仕事と子育ての両立が大変…」と感じますか?】
仕事でクタクタに疲れてしまうので、家事をしないまま寝てしまったり、自分の子供たちに絵本を読んであげる時間が減ってしまったりした。(29歳・幼稚園教諭)

≪関連記事≫
仕事の疲れが取れない、ストレスが溜まる、そんな悩みを抱えているママにおすすめの記事はコチラ
働く主婦はどうやってストレス解消しているの?おすすめのストレス解消法を紹介!

【働くママ100名のアンケート結果】仕事と子育ての両立する中で、良かったこと、嬉しかったことは何?

仕事と家事の両立について

働くママは、仕事と子育てを両立するなかで、どのようなときに「良かった」、「嬉しい」といった幸せを感じているのでしょうか。

働くママ100名へのアンケート結果に、特に多く寄せられた内容は以下の4点でした。

仕事と子育てを両立する中で良かったこと、嬉しかったこと

  1. 家族が今まで以上に家事を協力してくれるようになった
  2. 子供と離れて過ごす時間を持つことで、子供と一緒にいる時間をより大切に出来るようになった
  3. 自分で稼いだお金で家族や子供のものを買えるのが嬉しい
  4. 世帯収入が増えたので、夫とお金のことで揉めることが減った

ここからは、働くママから寄せられた具体的なコメントを紹介します。

働くママ

【Q.仕事と子育てを両立するなかで「良かったこと」「嬉しかったこと」はありますか?】
夫が育児と家事に協力的になってくれてストレスが軽減した。(33歳/製造業)

働くママ

【Q.仕事と子育てを両立するなかで「良かったこと」「嬉しかったこと」はありますか?】
自分が稼いだお金で子供のために何かしてあげる、というのは自分に対して自信につながる気がします。(36歳/保育士)

働くママ

【Q.仕事と子育てを両立するなかで「良かったこと」「嬉しかったこと」はありますか?】
体力もないのではじめは辛かったが、夫や子供が家事を手伝ってくれるようになり、家族みんなで協力して家事をする時間が増え、結果家族のコミュニケーションが増えたと思う。(31歳/スーパー勤務)

働くママ

【Q.仕事と子育てを両立するなかで「良かったこと」「嬉しかったこと」はありますか?】
子供と離れる時間ができて、より子供との向き合い方もよくなったし、息抜きになりました。(34歳/ジム受付・インストラクター)

働くママ

【Q.仕事と子育てを両立するなかで「良かったこと」「嬉しかったこと」はありますか?】
お母さんは家に居てずっとゴロゴロしていると思っていた子供達が私を見る目が変わりました。ちょっと出来る母親のような感じで。(49歳/クリーニング店受付)

働くことで、大変なこと、悩みごとが増えることもありますが、このように「働いているからこそ感じる幸せ」もたくさんあります。

まとめ

この記事では、インタビューやアンケートをもとに「仕事と子育てを両立するためのポイント」や「仕事と子育てを両立するためのコツ」を紹介しました。

大塚さんよりみなさまへのメッセージ

仕事も子育ても、完璧な両立を目指すと、どちらも苦しくなってしまうもの。

長い人生で「仕事だけ」「私生活だけ」に集中できる時期はほとんどなく、私たちはいつも、「何か」と「何か」を両立しながら過ごしています。

だからこそ、完璧を目指すのではなく、それぞれ必要十分を満たせていればOK!とおおらかに考えてみてくださいね。

床が多少汚れていても、きっと死にません!(笑)

今回インタビューさせていただいたのは
大塚 万紀子(おおつか まきこ)さん

・株式会社ワーク・ライフバランス
取締役/創業メンバー/パートナーコンサルタント
・金沢工業大学KIT虎ノ門大学院客員教授
・一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
・一般社団法人日本MBTI協会認定MBTIユーザー(Japan-APT正会員)

運営サイト:株式会社ワーク・ライフバランス

アンケートのまとめ

【仕事と子育てを両立するための5つのポイント】
  • 頑張りすぎない
  • 家事を多少手抜きしたり、便利家電を活用する
  • 家族に家事や子育ての協力をしてもらう
  • 悩みごとは子育て経験のある職場の先輩や同僚、ママ友に相談する
  • 地域や行政の子育て支援サービスを活用する
    (本文に戻る)
【仕事と子育てを両立で特に大変なこと】
  • 休む時間がなく、疲れが取れない
  • 仕事を覚えるのに時間が掛かる
    (本文に戻る)
【仕事と子育てを両立する中で良かったこと、嬉しかったこと】
  • 家族が家事に協力的になった
  • 子供と一緒にいる時間を、より大切に出来るようになった
    (本文に戻る)

仕事と子育てを両立させるために、最も大切なのは「頑張りすぎないこと」です。

働くママからは「仕事に慣れてくると、仕事と子育てのバランスが自然と取れるようになった」というコメントが多く寄せられました。

なので、仕事に慣れるまでは、家族にサポートをお願いしたり、行政のサポートなどを上手に活用しながら、仕事と子育ての両立を目指しましょう。

この記事があなたの「仕事と子育ての両立」に関する悩みに役立てば幸いです。

編集部:井上

仕事と子育てを両立しやすい職場で、イキイキと働く日々を願っています。

最初にチェック!

おすすめ派遣会社「スタッフサービス」

業界最大級の求人数!幅広い職種対応!
スタッフサービスは、事務やコールセンターなど幅広い職種に対応した業界大手の派遣会社です。

豊富な求人数と実績から、派遣で働きたい方の希望に合った派遣求人を紹介しています。派遣会社を探すなら、まずは「スタッフサービス」に登録することをおすすめします。

PR

この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
関連URL 著書