株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「Webデザイナー未経験からWebデザイナーになるにはどうしたらいいんだろう?」
と悩んでいませんか。
そこでこの記事では、
その経験をもとに、
- Webデザイナーの仕事内容
- Webデザイナーになるには、何を勉強すればいいのか
- Webデザイナー未経験の方におすすめの転職サイト・転職エージェント
について、詳しく説明します。
あなたの転職に、この記事が役に立てれば幸いです。
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目次
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーの仕事とは、Webサイトの設計・デザインをします。
この際に、色、写真、サイト内で表示するアイコン、リンクボタンのデザインも画像制作ソフトを使用して作成します。
また、中小企業のWeb会社に入社すると、デザイナーの仕事だけではなく
- Webディレクター
- コーダー
- Webディレクター
- プロジェクトの管理をします。お客さんと打合せや連絡を担当します。
- コーダー
- デザイナーからのデザインを用いて、HTML・CSSを使い、Webページを作っていきます。
Webデザイナーになるにはどんな知識が必要?
Webデザイナーに転職するには、どのような知識が必要なのでしょうか?
必要な事を3つ挙げて紹介します。
1.HTML・CSSの言語の知識
Webサイトは、プログラムで動いています。Windowsをお使いの方は、「F12」を押すと、英語のような記述がたくさん出てきます。これが、HTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)です。
Webサイトを作るために必要な言語が「HTML」、色を指定したりテキストサイズを変更するといったことを実現するのが「CSS(カスケーディング・スタイル・シート)」です。これらを使ってプログラムを組み、Webサイトを作成します。詳しい説明は、以下のサイトを参照ください。
参考 HTMLの基本HTMLクイックリファレンスHTMLを理解していると、Webサイトの簡単な更新作業を担当することができますので、最低でもHTMLを一通り理解しておくといいです。
2.グラフィックソフトの知識
画像引用元:Adobe Photoshop
Webサイトの作成に必要となることが多いのが、写真や画像をWebサイトに掲載できるよう加工するソフトウェアで、多くの企業が導入しているソフトが、Adobeの「Photoshop」です。
Webデザイナーの職に就くためには、最低でも、
- 写真・画像をトリミング(画像のいらない部分を切り取り調整すること)する
- 写真・画像に文字を入れる
- ロゴを作成する
- png・jpg・PDF形式で画像を書き出す
- バナーを制作する
といったことをできるようにしておけば大丈夫です。
Photoshopは、1か月無料で試用できますが、それ以降は有料で使用することになります。
参考 Photoshop無料体験版Adobe3.将来どうなりたいのか目標を立てる
「Webデザイナーになる!」という意気込みだけでは、仮に入社できても仕事についていけなくなります。
自分がWebデザインの会社に入社し、Webデザイナーとなって何をしていきたいかという目標を作るといいです。「有名な企業のホームページを作る」「提案をクライアントに喜んでもらう」といった目標でもいいと思います。
Webデザイナーの勉強をするにはどうしたらいい?
1.独学で覚える
【費用】0円~約3,000円(書籍代)
【手軽さ】★★★★☆
【勉強難易度】★★★★☆
Webデザインの勉強をするには、書籍を購入して実際にパソコンでWebサイトを作ってみるという方法があります。まずは、HTMLから覚えてCSSと手順を踏むと良いです。
わからない部分があれば、インターネットの検索で情報を検索して調べることもできます。
わたしのおすすめは「サルワカ」というデザイン・ウェブ制作のWebサイトです。
WEBサイトのしくみから勉強に必要なツール、初心者向けの入門が多く図解の説明がわかりやすいです。
「本を買うのはちょっと…」と言う方は是非以下のサイトにアクセスしてください。
参考 HTML&CSS Webデザイン入門サルワカただし、独学の場合、自分で調べてにも解決しないことが多々あります。
わからないまま放置してしまうと、知識は身につきません。1人で勉強を続けるのが苦手という方、誰かと一緒に勉強したいという方は、スクールか職業訓練での学習をおすすめします。
2.夜間のデザイン専門学校に通う
【費用】約150,000円~(入学金を含まず)
【期間】3ヶ月~1年以内の場合が多い
【手軽さ】★★☆☆☆
【勉強難易度】★★★☆☆
仕事をしながら転職を目指すのであれば、夜間のデザイン専門学校に通うという方法もあります。
現役のWebデザイナーが講師となっていることもあり、業界のことを聞く機会も増えます。
入学金が高額であることが多く、受講料も3ヶ月コースで150,000円ほどかかる場合が多いので経済力のある方に適した勉強法といえます。
3.オンラインスクールを受講する
【費用】月々5,000円~(4週間~16週間プラン)
【手軽さ】★★☆☆☆
【勉強難易度】★★★☆☆
インターネット上にあるオンラインスクールのサービスを活用するという学習法もあります。
家にパソコンがあり、ネット環境が整っている方はおすすめです。
例えば、TECHACADEMYでは、
期間内で4つのWebサイトを公開することを目標に勉強していきます。
実際にWebサイトのコーディングを行い、実践に近い形で学ぶことができます。メンターと呼ばれる講師の方と面談も週2回・1回30分行うことができ、わからないことも聞きやすいです。
4.ハローワークの職業訓練に通う
【費用】約30,000円~(3ヵ月~半年、教科書代・資格取得代を含む)
【手軽さ】★★★★☆
【勉強難易度】★★★☆☆
ハローワークでは、求職者が「求職者支援訓練」を申し込むことができます。
これはテキスト代のみで授業を受けることができるので、自分で民間のスクールに通うよりも料金が比較的安くすみます。
また、条件付きで都道府県によりますが、月額10万円を受給しながら授業を受けることができる場合もあります。
参考 募集中の求職者支援訓練(東京都)厚生労働省 東京労働局Webデザイナーへ転職を考えているなら、転職サイト・転職エージェントは登録必須!
未経験からの転職は、まず書類選考を乗り越えなければなりません。
何通も履歴書が返ってきてWebデザイナーへの夢がかすむばかりでした。
そこで、未経験者でもOKの求人票が多い転職サイト・転職エージェントに登録します。
不安な方は、転職エージェントがおすすめです。なぜならば、転職をサポートしてくれる制度が充実しているからです。
Webデザイナー未経験の方におすすめの転職サイト「Green」
「Green」は、Webデザイナー未経験でも応募できる求人数が多いサイトです。
他の転職サイトにはない求人も出ているので、おすすめです。
Webデザイナー未経験の方におすすめの転職エージェント「マイナビクリエイター」
「マイナビクリエイター」は、デザイナー・クリエイター専門の求人サイトです。
Webデザイナー未経験可の求人も多く、クリエイティブ系の転職に欠かせないポートフォリオの作成にもアドバイスをもらうことができます。
まとめ:未経験からWebデザイナーになるためには、少しでも知識をつけよう
自分で勉強をしないと、転職は難しいですし、仮に就職できたとしても、業務を覚えながら家でも復習しないと仕事についていけなくなります。そうなると、「デザイナー職とはつらいもの」と思うことになります。
実際に就職して業務に困らないようにするためには、勉強をして知識やスキルを実務レベルに高めておく必要があります。そうなれば、スムーズに業務をこなせるようになります。
これからWebデザイナーに転職したいと思う方は、ぜひ記事を参考にしてください!
転職が成功するように祈っております。
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