株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「転職エージェントに登録したいけど、どこに登録したらいいか分からない!」と思っていませんか。
自分が登録すべき転職エージェントを見つけたいなら、「転職成功率を高める最初の4ステップ」を1つずつ進めていきましょう。
ここの記事では、「転職成功率を高める最初の4ステップ」のほか、転職エージェントの登録社数やブラック企業の見分け方についてもご紹介します。
転職エージェントは、今後の転職活動に大きな影響を及ぼします。この記事を読んで、スマートに転職エージェント探しをしてみませんか。
転職成功率を高めるために、転職活動で最初に行うべき4つのステップは以下のとおりです。
△クリックすると、解説箇所にジャンプします。
なぜこのようなステップを踏むべきなのか、なぜこの順番なのか、ここからは1ステップごとに詳しく解説していきます。
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目次
STEP1:求人数の多い転職エージェントに登録する
転職エージェントに登録しても、応募したい求人を見つけられなければ、いつまで経っても転職できないままです。
応募したい求人をたくさん見つけられるようにするためには、まずは多くの求人数をもっている転職エージェントに登録すべきなのです。
求人数の多い転職エージェントはどこ?
当社で大手転職エージェントを調査した結果、求人数の多い転職エージェントは以下のとおりです。
△クリックすると、各社の公式サイトにジャンプします。
▽具体的な求人数や特徴などは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
※リダイレクション済み【おすすめ大手8社を比較!】求人数の多い転職エージェントランキングSTEP2:特化型転職エージェントに登録する
転職するには、自分の希望条件に合致する求人を見つけて応募します。希望条件によっては、前項①の「求人数の多い転職エージェントに登録する」だけでは応募したい求人を見つけることができず不十分な場合もあります。
そこで、特定の分野に特化しており、自分の希望に近い求人を多くもっている可能性がある「特化型転職エージェント」にも登録しましょう。
どんな特化型転職エージェントがあるの?
特化型転職エージェントの例を挙げると、以下のような転職エージェントがあります。
ハイクラス転職 | JACリクルートメント |
---|---|
女性の方の転職 | LIBZ(リブズ) |
IT・WEB系業種の転職 | Geekly |
△クリックすると、各社の公式サイトにジャンプします。
さまざまな分野の求人をもつ総合型転職エージェントでも、得意分野をもっている場合があります。特化型転職エージェントと合わせて、該当分野に強い総合型転職エージェントも確認しておくといいでしょう。
▽年代や職種などさまざまな分野の特化型転職エージェントや、該当分野を得意とする総合型転職エージェントを、こちらの記事で多数紹介しています。
STEP3:転職エージェントと面談をする
転職エージェントと面接をすることで、キャリアやスキルの棚卸しができ、転職活動の条件や方向性をしっかり定めることができます。
自分1人で転職条件の設定やキャリア・スキルの棚卸しをする方は多いですが、1人で行うと視野が狭くなりやすく、希望条件の優先順位も付けづらくなります。そうすると、応募する会社の方向性が揺らいだり応募書類もアピール力に欠けるものになるなどして、内定を得られる可能性が低くなってしまうことも。
転職活動をスムーズに行うためにも、転職エージェントとの面談を通して今までのキャリアやスキルを整理し、これから行う転職活動で希望する条件の優先順位をつけるべきです。
転職エージェントから紹介される求人を希望により近いものにするためにも、面談は「対面」で行うほうがいいでしょう。
STEP4:転職サイトにも登録する
転職エージェントとの面談が済んだら転職サイトにも登録して、自分からも積極的に企業へ応募していきましょう。
なお、転職サイトへの登録は、転職エージェントとの面談の前に行っても問題ありません。ただし、求人の検索や応募は必ず「転職エージェントとの面談が終わってから」にしましょう。
先ほどもご紹介しましたが、面談の前だと希望条件の設定やキャリア・スキルの棚卸しが不十分で、方向性が定まっていない可能性があります。その状態で求人検索や応募などを行っても、せっかくの機会を無駄にしてしまう危険もあるのです。
本当に希望する求人にアプローチするなら、転職活動の方向性や希望条件の優先順位付けがしっかりと定まってからにするべき。だからこそ、転職エージェントとの面談後に転職サイトを使うことをおすすめします。
転職エージェントだけではダメなの?
転職エージェントでは、紹介された求人に応募するのが基本で、応募できる求人が少なくなる危険があります。
その点、転職サイトは自分で探して応募できるため、積極的に動くことで応募社数も多くなり、転職成功率が高くなります。
どの転職サイトがいいの?
アンケートを実施して人気の転職サイトを調査した結果、今、一番使われている転職サイトは以下の転職サイトでした。
▽実際に750人にアンケートした人気の転職サイトランキングと、上位3社の転職サイトの魅力はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【750人が選ぶ!】転職サイトおすすめランキング 【750人が選んだ転職サイトを徹底解剖】おすすめ上位3サイトの魅力とは転職エージェントに登録するなら3社以上がベスト
応募したい求人を多く見つけるためには、転職エージェントは少なくとも3社は必要です。
自分の希望する求人に出合うチャンスを増やすためには、求人数の多い転職エージェントと特化型転職エージェントに登録する必要があります。
これだけでも少なくとも2社への登録が必要です。加えて、条件に合う特化型転職エージェントは複数あることも多いことから、少なくとも3社以上の転職エージェントに登録することをおすすめしています。
さらに、転職エージェントは、そのエージェントだけの「独占求人」をもっているところが多いです。
多くの独占求人に出合うためには、さまざまな転職エージェントに登録するしかありません。この点からも、多くの転職エージェントに登録する必要があるのです。
理想の転職をするなら「ブラック企業」には注意しよう
転職エージェントは企業の内情を知っていることから、転職エージェントからの紹介企業はブラック企業である確率が低いと考えることができます。
とはいえ、転職エージェントも気づいていない場合もあれば、さまざまな事情から見て見ぬふりをすることもあるでしょう。だからこそ、転職エージェントに頼りきりにせず、セルフチェックを行うなどして自分でもしっかり確認していきましょう。
セルフチェックの項目としては、具体的には以下のようなものがあります。
- 求人票に魅力的なうたい文句が並びすぎていないか
- 面接での人事担当者や面接官の態度は横柄ではないか
- 口コミサイトでの評価が低すぎないか
このほかにも、さまざまな角度からチェックが可能です。紹介したチェック項目やその他の項目の詳細については、▽こちらの記事で詳しく解説しています。
【元転職会社執筆】求人票や面接から分かる!ブラック企業の見分け方まとめ:密な関係を築ける転職エージェントで転職活動を
転職活動をスタートする際の転職エージェントや転職サイトの探し方について、基本的な4つのステップをご紹介しましたが、いかがでしたか?
転職エージェントを利用した転職活動では、面談を通じたキャリア・スキルの棚卸しやブラック企業の回避など、転職エージェントとの信頼関係が問われる場面が多々あります。
そのため、転職エージェントを選ぶ際は、良好な関係を築ける転職エージェントを選ぶのも大切なポイントです。
4つのステップを1つずつ進み、「ここなら転職活動をまかせられる!」と感じられる転職エージェントを使って、理想な転職を実現させてください。
【転職のプロが比較】転職エージェントおすすめ比較ランキング/評判や口コミも掲載
▽どんな転職エージェントがあるか知りたい?
※リダイレクション済み【おすすめ大手8社を比較!】求人数の多い転職エージェントランキング▽ブラック企業を回避したい!面接突破したい!それならこちらの記事をどうぞ
【元転職会社執筆】求人票や面接から分かる!ブラック企業の見分け方 【転職のプロが教える面接対策】転職の面接で必要な3つの対策