【転職のプロが教える面接対策】転職の面接で必要な3つの対策

【元転職会社勤務がこっそり教える】希望の会社に合格する面接術

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「面接が苦手。どうしたらうまくできるのだろう……」と悩んでいませんか。

そこでこの記事では、元転職会社勤務の経験と、過去の採用面接から編み出した「希望の会社に合格する面接術」をご紹介します!

今まで2,000件の面接に立ち会い、管理人自身が転職する際には採用枠のない会社からも内定をもらえた実績があります。その方法をまとめました。

面接は準備と練習次第でどんどん上達します! 次の面接で手応えを得られるよう、編み出した面接術をぜひ参考になさってください。

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面接対策1「企業研究」

最初に行う面接対策として、徹底的に企業研究を行いましょう。

なぜなら、企業研究をすることで、面接で話せる引き出しを増やすことができるからです。

応募する企業のことを何も知らずに企業の面接担当者と話をしても、実のある会話は成り立ちません。だからこそ、企業研究をガッツリして、面接で話す「ネタ」を仕入れるのです。

企業研究の方法としては、企業のホームページを隅まで熟読するのは当たり前です。それ以外には以下のような方法があります。

  • 企業の書籍・雑誌を読む
  • 業界の書籍・雑誌を読む
  • 口コミサイトの口コミを読む

1.企業の書籍・雑誌を読む

大手企業であればあるほど、「企業トップが書いた経営論」や「元社員が書いた暴露本」「有識者の分析本」など多くの書籍があります。

それらのなかから、自分が気になった書籍、情報の新しいものを購入して読むといいでしょう。

2.業界の書籍・雑誌を読む

業界にもよりますが、業界についての解説本は多く発行されています。それらのなかから、自分が希望する企業に最も近い業界の書籍を読みましょう。

3.口コミサイトの口コミを読む

実際にその企業に在籍している(していた)社員が書き込む口コミは、企業の実情がよくわかります。おすすめの口コミサイトは次の3サイトです。

面接対策2「個性的な回答」

2つ目の面接対策として、自分の個性が出た回答を作りましょう。

なぜなら、個性が出た回答は面接官の印象に残りやすく、次に進む可能性が高まるからです。

面接は、応募する転職希望者にとっては唯一の機会ですが、企業の面接官にとっては何度も行うものであり、場合によっては「流れ作業」のような時間にもなりがちです。

そこで、自分らしさが出るような個性的な回答をすることで面接官の印象に残りやすくなり、内定が出る可能性を高めることができるのです。

どんな回答が、個性的で印象に残りやすいのか?

それは、「企業研究で感じた気づきや興味、疑問などを織り交ぜた回答」です。企業研究で感じた気づきや興味を質問の回答に組み込むことで、面接で自分らしさを出すことができます。

個性的な回答の具体例

以下は、管理者が転職活動で内定をもらった面接のやりとりの一部です。自分の気づきや興味を回答に入れて、他の志望者とは違う内容を意識しました。

【質問】なぜこの会社を選びましたか?

 

【回答】会社の顔であるホームページの目立つ箇所に、障害者雇用のバナーを貼っていたからです。正直なところ、会社としての売り上げだけを見れば、障害者雇用のバナーを目立つところに貼ることにあまりメリットはないのではないでしょうか。実際、競合他社は、障害者雇用のバナーを目立つところに掲載していません。御社は会社の理念である社会貢献を、宣言するだけではなく実践している会社だと考えました。私も仕事を通して社会貢献をしたいと考えており、御社を希望しました。

面接対策3「メリハリ」

最後の対策として、面接の前半と後半を使い分け、メリハリを感じる面接にすることが必要です。

2つ目の面接対策で「個性的な回答を考えよう」と解説しましたが、面接で受けた質問のすべてに個性的な回答をしてしまうと、「協調性がない」「社会人としてのマナーが欠如している」と思われる危険があります。

そのような負のイメージをもたれないように、面接の前半では社会人としてのマナーをきっちりと保った立ち居振る舞いを心がけ、いつも以上に節度をもった話し方・態度を心がけましょう。

そして、場が和んできたところで、後半からは普段の自分らしさも出しながら、今までどう歩んできたか、これからどう歩みたいかといった思いの丈を熱く語ってください。

前半と後半の流れを意識して対応することで、社会人としての節度をもっている人間性と、熱い思いをもっている人間性の両面をアピールすることができます。

WEB面接での注意点は?

通常の面接対策の他に、WEB面接では「通信の安定性」と「画面映り」の2点に注意が必要です。

WEB面接では、直に会えない分、通信の安定性や画面の明るさでさまざまなトラブルが起こってしまう可能性があります。

通信の安定性
インターネット通信が安定していないと、面接の途中で画面が止まったり音声が切れたりするトラブルが起こりやすいです。
画面映り
照明や日光の当て方次第で、逆光によって顔が暗くなったり、照明のあたりすぎで顔が白飛びしたりするトラブルが起こりやすいです。

頑張って対策した成果をしっかりと面接本番で出すために、WEB面接だからこそ気をつけたいポイントにも注意することが必要です。

関連記事

WEB面接の細かな注意点をもっと知りたい方は、こちらの記事をぜひご一読ください。

【転職のプロが語る】WEB面接の注意点は?

もっと面接対策をしたいときは?

面接力を上げる

もっと面接対策をしたい方は、面接指導サービスを利用する、または転職エージェントに登録することをおすすめします。

面接は、準備不足が原因で苦手意識を持つ方が多いです。しかしながら、自分ひとりで準備するのは限界があるのも事実です。

そこで使いたいのが、面接指導サービスまたは転職エージェントです。

面接指導サービスは、有料のサービスが多いです。その分、マンツーマンで指導してくれるため、自分の課題解決が明確にできるでしょう。

転職エージェントは、細かな面接指導は難しい場合がありますが、企業分析や求人紹介も無料で行ってくれます。

このようなサービスを活用することで、より面接対策を強化することができます。

なお、当サイトを運営する株式会社アドバンスフローも、有料で面接指導を行っています。

当社の面接指導サービスは、すべてオンライン対応です。WEB面接予定の方は、より本番に近い環境で面接指導を受けることができます。

転職のときの面接練習サービス「#就職しよう面接」

転職エージェントをうまく活用して転職活動を進めるコツは?

転職エージェントを使うなら、以下の手順で少なくても3社に登録して、転職成功率を高めましょう。

  1. 扱っている求人数の多い転職エージェントに登録する
  2. 自分が転職を希望する分野に特化した転職エージェントに登録する
  3. 転職エージェントとキャリア・スキルの棚卸し・可視化をする
  4. 転職サイトにも登録する

この順番で転職活動を進めると、「自分の状況や希望に合った転職エージェントに登録できる」「出合える求人数を多くできる」「転職活動の方向性がブレにくく、応募する求人も決めやすくなる」というメリットがあります。

この記事で紹介したような特化型の転職エージェントにまだ登録していない方は、早く登録し面談することをおすすめします。

この4つのステップについては、▽こちらの記事でより詳しく解説しています。

【元転職会社が教える!転職エージェントおすすめ登録術】転職成功率を高める最初の4ステップ【誰でもわかる転職活動のやり方】効率的にいい求人をゲットする方法とは?

まとめ:しっかりとした準備で面接を乗り切ろう

しっかりとした準備で面接を乗り切ろう

今まで2,000件の面接に立ち会ってきた実績や自身の転職経験から編み出した面接術をご紹介しましたが、いかがでしたか?

面接は準備がとても大切です! さまざまな情報を取り入れながら、自分らしさを出せる面接を実現できるよう準備していきましょう。

ただ、すべてを1人で準備するのは難しいもの。だからこそ、転職エージェントも活用してサポートを受けながら、準備を進めてください。

この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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