株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は派遣会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「派遣はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「データ入力」の仕事と聞くと、「パソコンを使って何かを入力する作業」というようなイメージが思い浮かぶものの、具体的な業務内容を理解しているという方は、実はあまり多くないのではしょうか?
「どういうデータを取り扱うのだろう?」「パソコンをどれくらい使えるレベルならデータ入力の仕事ができるの?」と不安になる方もいるかもしれません。
そんな方のために、実際にデータ入力の仕事をしていた人にインタビューし「データ入力の仕事の業務内容」や「データ入力の仕事に就くための、最低限のパソコンスキル」など、気になることを聞いてきました!
これからデータ入力の仕事に就きたい方や興味のある方は、これを読めば解決できることばかりですよ♪
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目次
データ入力の仕事とは?
パソコンを使用して、紙の資料などに記載されている文字や数字を入力してデータに置き換える業務です。
実際には、どのような仕事があるでしょうか?
どのようなデータ入力の仕事がある?
入力するデータは、個人情報からアンケートの回答の内容、文字おこし、料金などさまざまです。
具体的にどのような会社のデータを取り扱うのか、仕事の派遣期間などの一例をまとめてみました。
官公庁系
- 市役所の調査票や申請書の内容の入力
- 社会保険事務所の書類チェックやファイリング
- 国のシステムへ源泉徴収の入力
- 【派遣期間】
- 短期が多い
- 【業務内容】
- 重要なデータを取り扱うため、入力・入力チェック作業があります。
また、年末調整などのお金に関係するデータは経理事務経験者が優遇されます。
公共機関・民間会社
- 電力会社の顧客データ入力
- 旅行会社の日付・料金データ入力
- 学習塾の生徒の個人データ入力
- 航空会社のチケットデータに関する入力
- 家電メーカーの顧客登録、修理受付
- 【派遣期間】
- 短期~長期
- 【業務内容】
- 顧客管理のデータから、パンフレットに使うデータ、売上伝票、売上データなど多岐にわたる情報を扱います。
データ入力の業務形態3つ
入力の仕事は、大きく分けて3種類あります。
自分が希望する「データ入力の仕事」に就くためには、求人内容をしっかりと確認する必要があります。
派遣会社によって、データ入力の定義が違う場合もあります。
それでは詳しく見ていきましょう。
①データ入力のみの業務
指定されたデータを見ながらパソコン上に打ち直すという入力の仕事です。
多くの方が想像しているデータ入力とはこの形態でしょう。
この業務では、タイピングの速さ・正確さが求められます。
さらに、ノルマを課されることもあります。これは、データを納品する期限、すなわち「納期」が決まっているためです。
②事務系のデータ入力業務
データ入力中心の事務の仕事です。入力業務のほかに、電話対応や営業担当者のサポート業務もあります。
③電話内容のデータ入力業務
お客様から受けた電話の履歴や内容をデータとして入力する事です。
データ入力業務を希望する方の中には、「電話を受ける仕事はしたくない」とお考えの方もいると思います。そうした場合は特に「データ入力」にはこのような仕事もあると認識しておく必要があります。
データ入力の仕事のメリット・デメリット
データ入力の仕事のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
①自分のペースでできる
主に1人で行う作業なので、自分のペースで進めることができます。
データ入力が中心の仕事であれば、覚えることも少なく、プライベートをきちんと確保しやすいというメリットがあります。
②仕事のスキルが上がる
パソコンの入力が速くなることは間違いありません。
事務系のデータ入力業務は、入力だけではなくExcelやWord、PowerPointで資料を作成できるようになるので仕事のスキルが上がります。
デメリット
①1日中座りっぱなしで身体・手・目が疲れる
基本的に、データ入力はパソコンに向かうデスクワークです。
仕事内容によっては、50分間データを集中して打ち込まなければいけないため、休憩時間以外身体を伸ばしたり、立って歩くことはできない業務もあります。
ずっとパソコンの画面を見るため、目が疲れてきますし、キーボードを1日中叩いているので、手が痛くなります。
②単純作業が辛い
ずっと文字や数字を入力する業務ですので、基本的には単純作業です。
これを辛く感じる方には向かない仕事でしょう。
データ入力業務は未経験者でもできる?最低限できたほうがいいスキル2つ
データ入力業務にパソコン操作は欠かすことができません。
そのパソコン操作は、どの程度できたほうがいいのでしょうか?
経験者に聞きました!
その①基本的なパソコン操作、オフィスソフトの操作
- パソコンの起動・終了ができる
- メールの送受信ができる
- ファイルの圧縮・解凍ができる
- インターネットができる
- フォルダの管理ができる
- プリンターで印刷ができる
- 急にパソコンが止まってしまった場合などの対処ができる
オフィスソフトでは最低でも、
- Excelでは、グラフ制作、表計算
- Wordでは、簡単な文章作成
これらはすべて仕事で使う必要最低限のパソコンスキルです。
事務系のデータ入力業務では、オフィスソフトのExcelやWordを使用した文章作成をしてほしいと依頼もあります。
こうした操作ができないという方は、登録している派遣会社で無料講習や講座をしている場合がありますので、パソコンの勉強をしてみてはいかがでしょうか?
下記のWebサイトは、パーソルテンプスタッフ(旧テンプスタッフ)のスキルアップ支援のページです。
参考 OAスキルアップパーソルテンプスタッフその②タッチタイピング(ブラインドタッチ)
最低でも、タッチタイピング(ブラインドタッチ)はできたほうが良いでしょう。
入力が遅いと、一緒に働いている誰かがその遅れを取り戻さなくてはいけなくなり、迷惑をかけてしまいます。
入力が速くなる練習方法は、以下の記事にまとめてありますのでご覧ください!
【パソコン無しでOk】簡単に文字入力が速くなる3つの練習方法と、無料トレーニング場所 苦手な人でもできる!パソコンの入力が速くなる4つの方法【動画あり】データ入力に向いてる人とは?特徴3つ
デスクワークが中心のデータ入力業務では、こんな人が向いています!
一覧にしてみました。
①集中して仕事に取り組める人
顧客データや数字の入力を間違えないように集中しなければなりません。
重要なデータはほかの人と、二重チェックすることになりますが、ミスが多いと会社から注意されてしまいます。
②コツコツ続ける作業が好きな人
文字データ入力は地道な作業です。黙々と続けることができる人には向いている仕事だと感じます。
③コミュニケーション能力がある人【事務系のデータ入力業務限定】
事務系のデータ入力の仕事は、時には営業担当者のサポートもしなくてはいけない場合もあります。
その際には、担当営業者に聞いたり確認しながら見積書や契約書、資料等などの作成をすることになるため、コミュニケーション能力が必要となります。
まとめ
いかがでしたか?
データ入力の仕事の業務内容を説明してきました。
データ入力業務には大きく分けて3種類あり、
- データ入力のみの業務
- 事務系のデータ入力業務
- 電話内容のデータ入力業務
パソコンのスキルが一定以上ないと就くのが難しい仕事であるとわかりました。
データ入力の仕事を目指したいのであれば、派遣会社の無料講習会やパソコン教室に通って、パソコンスキルのレベルを上げていくことが近道です。
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