国家公務員・地方公務員の仕事内容・採用情報

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パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。

「公務員になりたいけど、地方公務員と国家公務員ってなにが違うの?」
「実際にはどんな仕事をしているんだろう?」

こんなお悩みを抱えていませんか?

この記事では、地方公務員・国家公務員に転職するために必要な情報をあなたにお届けします!

具体的には…

この記事の要点
【地方公務員を目指している方へ】
【国家公務員を目指している方へ】
このような情報を紹介していきます。

「地方公務員」「国家公務員」の仕事内容は多岐に分かれています。
公務員の職種や採用情報をきちんと理解することで、自分の目指すべき職業を見つけることができます。

この記事を参考にしながら転職活動を進めていってください。
あなたの転職成功を心から願っています。

また求職者・在職者の職業支援実績を豊富にもつキャリアコンサルタントの「株式会社 MIRAIO TERRACE 澤村一誠氏」にも社会人から公務員に転職する際のコツなどをアドバイスしていただきました。
この記事の最後に澤村氏から、公務員への転職について悩んでいるみなさまにアドバイスもいただいております。

<アドバイザー>
キャリアコンサルタント
株式会社 MIRAIO TERRACE

代表 澤村一誠

「地域」と「地域で暮らす人を元気にしよう」という思いを持っていても公務員になるためには競争試験に合格しなければなりません。
合格するための試験勉強を目の前にして、何からはじめたらよいかわからない大学生や、仕事をしていて勉強する時間がとれない社会人など「地方公務員になりたい」という夢をあきらめる人もいます。
確かに合格することは容易ではありません。しかし思いを持ちながらも断念することは本人にとっては悔しいでしょう。
「利益を追求する仕事より地域貢献したい」「生まれ育った地域で腰を落ち着けて仕事がしたい」そんな思いを持って地方公務員をめざす学生を、社会人をサポートします。

<サポート内容>
面接試験対策、エントリーシート記載コンサルティングなど

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地方公務員の基本情報

地方公務員

地方公務員は地方公共団体の運営を行い、地域住民が安全に安心して暮らしていけるような環境づくりを行っていくことが主な職務となります。

地方自治体の行政サービスや公共施設の運営・管理、町づくりや観光事業など仕事内容は多岐に渡り、警察官や消防士なども地方公務員です。

また、地方自治体の議員や知事、市町村長は地方公務員のなかでも「特別職」と呼ばれる職業となります。

地方公務員の主な職種

【一般職】地方公務員

  • 都道府県の各自治体の職員(都道府県庁、市役所、区役所、町役場など)
  • 警察職員(警察官など)
  • 消防職員(消防士など)
  • 公立学校の教員・職員など

【特別職】地方公務員

  • 地方自治体の議員
  • 都道府県の知事・副知事など
  • 地方自治体の市長・町長・村長など

地方公務員の採用情報・応募条件

採用情報・応募条件
地方公務員になるには、各自治体が実施する公務員採用試験に合格する必要があります。

試験時期・試験内容・応募条件は職種により異なるため、気になる職業があれば、公式サイトや採用案内パンフレットで採用情報を確認してみましょう。

≪公務員試験の対策講座を知りたい方にオススメ≫
「LEC東京リーガルマインド」の公務員試験・対策講座について(外部リンクに移動します)

国家公務員の基本情報

国家公務員

国家公務員は主に1府12省庁(内閣府や総務省など)や裁判所など国の機関で働き、国の運営や管理を行うことが主な職務です。

国家公務員は憲法で「国民全体の奉仕者」と位置づけられています。

国家公務員は「一般職」と「特別職」にわかれており、

「一般職」の主な職務
国の行政機関で働き、日本国の運営や政策の施行・管理・事務処理などを行う
「特別職」の主な職務
防衛省、自衛隊、裁判所、国会などで働き、それぞれの組織の運営や管理、事務処理などを行う

それぞれこのような職務を担っています。

国家公務員の主な職種

【一般職】国家公務員

  • 内閣府や省庁の職員(総務省、法務省、外務省、財務省など)
  • 検察官・検察事務官など

【特別職】国家公務員

  • 防衛省職員、自衛隊員
  • 裁判官、裁判所職員
  • 国会議員、国会職員
  • 国立国会図書館職員
  • 内閣総理大臣など

国家公務員の採用情報・応募条件

【一般職】国家公務員の採用情報・応募条件

採用情報
国家公務員になるには「国家公務員採用試験」に合格する必要があります。

試験は主に
第1次試験→第2次試験→最終合格発表→官庁訪問→採用内定→採用
このような流れとなります。

詳細は人事院が運営する国家公務員試験採用情報NAVIをご確認ください

応募条件
応募条件は試験内容(総合職・一般職・専門職・経験者採用)により応募条件が異なります。

詳細は人事院が運営する国家公務員試験採用情報NAVIをご確認ください。

【特別職】国家公務員の採用情報・応募条件

採用情報・応募条件
特別職国家公務員になるには各機関が実施している採用試験に合格する必要があります。

試験時期・試験内容・応募条件は職種により異なりますので、詳細は各公式サイトや採用案内パンフレットをご確認ください。

※クリックすると各省庁の公式サイトに移動します。

≪公務員試験の対策講座を知りたい方にオススメ≫
「LEC東京リーガルマインド」の公務員試験・対策講座について(外部リンクに移動します)

公務員の実態を口コミサイトで確認してみよう!

口コミ

おすすめ口コミサイト3社

口コミサイトでは実際に公務員として働いている人の生の声を閲覧することができます。

この記事では口コミサイトのなかでも口コミ数や会員数の多い3社をご紹介します!

おすすめ
口コミサイト一覧
口コミ
閲覧条件
カイシャの評判会員登録必要なし!
転職会議無料会員登録が必要
キャリコネ無料会員登録が必要
【口コミの検索方法(各サイト共通)】
[フリーワード検索スペース]に「○○市役所」や「○○警察」といった機関名を入力→検索

ぜひ転職活動の参考になさってみてください。

キャリアコンサルタントからみなさまへのアドバイス

「公務員への転職ではどれくらいの割合の人が合格しているの?」
「どのようなことをアピールすると書類審査や面接で好印象になるのかな?」
「公務員への転職では独学で合格を目指せるの?」

と悩んでいる方も多いかと思います。

そんな公務員への転職について悩んでいるみなさまへ
経験豊富なキャリアコンサルタントの澤村氏からアドバイスをいただきました。
ぜひ参考にしてみてください。

<アドバイザー>
キャリアコンサルタント
株式会社 MIRAIO TERRACE

代表 澤村一誠

≪社会人から公務員への転職を希望する人のなかで、(澤村様の体感で)どれくらいの割合の人が合格しているのでしょうか?≫
本当に体感ですが30%程度が合格しているのではないかと感じています。

筆記試験は、勉強時間の確保が容易な大学生と比較して、仕事をしながら受験する社会人は勉強時間の確保に苦労しているため不利だと言えるかも知れません。

一方、面接試験は、仕事の中でコミュニケーションスキルが磨かれている社会人は、面接官の質問にしっかりと答えるため大学生より良い印象を与えています。
人物重視で採用を考えている自治体が多くなっている今日、社会人が有利かもしれません。

≪社会人から公務員に転職するときに、どのようなこと(学歴、職歴、人柄など)をアピールすると書類審査や面接で好印象なのでしょうか?≫
大学生と比べて社会人として様々な経験をされていると思います。
これらの経験から自分らしさが伝わるリアリティのあるもの(例 仕事で立てた目標の達成状況や会社で同僚や後輩からよく言われることなど)を選び、それを公務員になってから仕事にどのように活かしていくのか(例 仕事で手を抜かない。コツコツ努力するなど)を自慢話にならない程度にエントリーシートに記載すると良い印象を与えることができるのではないでしょうか。

特に失敗談については、その失敗をどのように乗り越えて次に繋げたかをアピールすることも効果的ではないでしょうか。

面接試験ではこれらのことを説得力のある組み立てと落ち着いた話し方で伝えることが必要です。

≪社会人から公務員に転職するときは、独学(参考書など)で合格を目指せるのか、または予備校や講習?などを受けたほうがよいのでしょうか?≫
自治体の多くの筆記試験が専門試験でなく教養試験となっているため、これまでより独学でも合格しやすくなっていますが勉強が不要という訳ではありません。

筆記試験も面接試験も準備は必要であり、どのように準備(勉強)したら良いのかわからないなら予備校や講習を受けるのが望ましいでしょう。一概にどちらが良いとは言えません。

社会人といっても一括りにはできません。
退職して公務員を目指される方と仕事をしながら公務員を目指される方によっても違います。
勉強される期間や受験する自治体の出題傾向にもよります。

ご自身の環境自治体の出題傾向を十分に研究して決められたら良いのではないでしょうか。

≪最後に、公務員への転職について悩んでいる方々へアドバイスをお願いします≫
公務員は素晴らしい仕事です。私も長く地方公務員として仕事をして来ました。
しんどいことや辛いこともありましたが、住民の方からの感謝やお礼の言葉が仕事をするうえでどれほど励みになったことでしょう。

仕事をしながらの受験勉強は時間のやりくりも大変だと思います。身体が疲れていて参考書を開くのが億劫なときもあるでしょう。
そんなときでも諦めず、公務員として住民の方のために仕事をしている姿を鮮明に思い描き前に進んでください。
勉強に疲れたら希望する都道府県庁や市役所、町村役場を訪問するのも良い気分転換になりますよ。
応援しています

株式会社 MIRAIO TERRACE
【公式】https://miraioterrace.com/

まとめ

国家公務員・地方公務員の仕事内容・採用情報まとめ

いかがでしたか?
地方公務員と国家公務員の基本情報をご理解いただけましたか?

おさらい
【国家公務員とは】
  • 国家公務員は主に国を運営、管理するための職務を担っている
  • 国家公務員(一般職)になるには人事院が実施する「国家公務員採用試験」に合格する必要がある
  • 国家公務員(特別職)になるにはそれぞれの組織が実施する採用試験に合格する必要がある
【地方公務員とは】
  • 地方公務員は主に地域住民のために職務を担っている
  • 地方公務員になるにはそれぞれの地方自治体が実施する採用試験に合格する必要がある

公務員は常に人気の高い職業です。

公務員を目指す場合は、計画的に採用試験の対策を行っていきましょう。

あなたの転職活動が成功することを心から願っています。

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この記事の執筆者
「法人派遣マッチング」ならびに
転職エージェント「♯就職しよう」運営
株式会社アドバンスフロー 代表取締役 中塚 章浩

大手人材サービス会社在籍で2,000名以上の就業に携わり、
「自分に合った派遣会社や人材紹介会社を選ぶ重要性」 を肌で感じてきました。この記事の執筆を通して、派遣会社や人材紹介会社を選ぶ際のミスマッチを少しでも解消できればと思っています。
現在、派遣会社と企業をつなぐ「法人派遣マッチング」と求職者と企業をつなぐ「転職エージェントサービス」を運営しており、それらから得られる最新情報をお伝えするべく、随時、記事の編集や更新も行っています。

経歴
パーソルテンプスタッフ株式会社に在籍後、2010年に株式会社アドバンスフローを設立し、求職者向け情報サイト「♯就職しよう」を運営。現在、#就職しようの執筆とともに、転職・就職などHR領域に関するサービスを多数展開中。 ・執筆者の詳しい経歴はコチラ
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