株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「保育士の資格を取る方法を知りたい」
と考えていませんか。
保育士の資格を取る方法について説明します。
保育士の資格を取る方法は、2つあります。
1つ目は、保育士の資格を取得できる学校へ行き、資格を取る方法です。
2つ目は、保育士の試験を受けて資格を取る方法です。
この記事を最後まで読むと、
保育士の資格を取る方法を知って、保育士を目指し頑張っていただければ幸いです。
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保育士の資格を取得できる学校とは?
保育士の資格を取得できる学校とは、厚生労働省が指定する「指定保育士養成施設」です。
指定保育士養成施設には、大学と短大、専門学校の3つがあります。
指定保育士養成施設に入学すると、保育士になったときに現場で活かせるよう、「ピアノ奏法」や「工作」といった実践的な授業を受けることができます。また、保育士に必要な子どもの発育や心理についての座学もあります。
指定保育士養成施設で必要な科目や課程を習得すると、卒業と同時に保育士の資格を取得することができます。
保育士の試験を受けて資格を取得する方法は?
保育士の試験を受けて資格を取得する方法とは、全都道府県で実施されている「保育士試験」に自分自身で申し込み、受験して合格することです。
保育士試験は年に2回実施されており、合格すると都道府県の保育士登録簿に登録し保育士証の交付を受けることができます。
保育士試験は、独学で受験することも可能ですが、必要となる専門知識も多いため、通信講座などを活用して勉強するのもいいでしょう。
保育士試験を受験するには、定められた受験資格を満たす必要があり、平成3年4月1日以降に高校を卒業された方は実務経験が必要とされるなど、最終学歴や履修した科目によって受験資格が異なります。詳細は以下のサイトにてご確認ください。
保育士の試験内容は?
保育士試験は、筆記試験と実技試験があります。
筆記試験は、保育の心理学、保育原理、児童家庭福祉、社会福祉、教育原理、社会的養護、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論の9科目があり、2日間にわたって行われます。
筆記試験は全科目の合格が必要ですが、一度に全科目で合格できなかった場合でも、科目ごとの合格は3年間有効です。したがって、再受験は不合格の科目のみ受験できます。
実技試験は、筆記試験に合格した場合のみ、別の日程で実施されます。試験内容は、音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術の3つから2つを選択します。
実技試験に合格できなかった場合は、次の試験で再度受験することになります。
筆記試験合格の有効期限を過ぎてしまった場合は、筆記試験から再度受験が必要です。
保育士試験を受けるなら、筆記試験に受かってから実技試験の準備をするのではなく、筆記試験と実技試験のいずれについてもあらかじめ内容を確認し、勉強しておくことをおすすめします。
保育士に関する知識は深まったでしょうか?
もし不明点ありましたら、記事の一番下のコメント欄よりご連絡ください。
回答いたします。
それでは次に、保育士を派遣という雇用形態で働くことを希望している方へ、
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