高卒で保育士になれるのか?


高卒で保育士になることは可能です。
今回は高卒で保育士になる方法を紹介します。

高卒で保育士になるには?


高卒で保育士になるには、実務経験を積んだのちに保育士試験を受験し合格する必要があります。
ここから、実務経験と保育士試験について紹介します。

実務経験とは?

実務経験とは、実際に児童福祉施設で働いた経験のことを指しています。

実務経験が必要な理由は、高卒で保育士試験を受験するための条件になっているからです。

実務経験は、少しでも児童福祉施設で働いたらいいということではなく、基準が定められています。

実務経験の基準は、児童福祉施設で「2年以上かつ2880時間以上、児童の保護または援護に従事した勤務経験」が必要になります。児童福祉施設は1社ではなく、複数の施設で働いた期間の合計が2年以上になれば問題ありません。

例えば高校卒業後に、保育所型認定こども園で1年半、乳児院で半年、合計2年間保育士の補助として3000時間働いていたという実績があれば、保育士試験を受けることが可能です。

高卒の場合は実務経験を経て、保育士試験に合格すると保育士になることができます。

ただし、注意点として、高校を卒業した年で条件が異なるため、下記HPで確認をしておきましょう。

保育士試験とは?

保育士試験とは、国家資格である「保育士」の資格を取得するための試験です。
高卒の場合、「実務経験」を踏んだ上で取得することで、晴れて保育士としての保育業務を行うことができます。

保育士試験は、年2回実施されており、「筆記試験」と「実技試験」があります。

筆記試験は、保育の心理学・保育原理・児童家庭福祉・社会福祉・教育原理・社会的養護・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論の9科目になっています。

実技試験は、筆記試験にすべて合格した後で実施されます。
実技試験は科目を自分で選択することができ、音楽表現に関する技術・造形表現に関する技術・言語表現に関する技術の3つから2つを選択します。

筆記試験、実技試験いずれも高校では習うことのない専門知識になります。
あらかじめ参考書で勉強したり、通信講座を受けたり、保育士試験の対策が必要です。

児童福祉施設で働く方法は?

ここからは、実務経験を積むことができる「児童福祉施設」についてご紹介します。

児童福祉施設とは?

児童福祉施設とは、児童福祉法第7条で定めれれている12種類の施設です。

12種類の施設は、

  1. 助産施設
  2. 乳児院
  3. 母子生活支援施設
  4. 保育所(保育所型認定こども園を含む
  5. 幼保連携型認定こども園
  6. 児童厚生施設
  7. 児童養護施設
  8. 障害児入所施設
  9. 児童発達支援センター
  10. 児童心理治療施設
  11. 児童自立支援施設
  12. 児童家庭支援センター

になります。

認可外保育施設や幼稚園などは「児童福祉施設」に該当しませんが、保育士試験の受験資格となる実務経験として認定される場合もあります。ただし、受験前に各都道府県知事の認定が必要になります。
中には、就業しても実務経験に値しないとされる場合もあるため、まずは保育士試験事務センターや就業する都道府県の担当へ連絡し、不明点を解消してから就業することをおすすめします。

児童福祉施設の仕事を探す方法は?

児童福祉施設で働く場合は、求人サイトで「保育補助」と検索して求人をさがしましょう。

「保育補助」の多くは、保育士の資格がなくても働くことが出来ます。
ただし、保育補助も施設によって条件が異なりますので、応募の際は高卒でも可能か、保育士資格がなくても可能かを確認しましょう。

児童福祉施設で実務経験を積むことができたら、次は保育士試験の合格を目指して頑張っていきましょう。


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