元派遣会社約6年勤務
そこで、大手6社の転職エージェントを徹底比較し、登録すべき「外資系企業の求人数が多い」転職エージェントを厳選しました。
さらには、追加で登録してほしい転職エージェントや転職サイトもご紹介しています。
△クリックすると、各紹介ページまで遷移します。
さらに、外資系企業への転職で多くの方が感じる不安や疑問も解説しています。この記事を読めば、外資系企業への転職への第一歩が踏み出せるでしょう。

目次
【外資系企業の求人が多い】転職エージェントランキング
大手6社を比較した結果、外資系企業の求人が多い転職エージェントランキングは、次のようになりました。
総求人数 | |
---|---|
【第1位】リクルートエージェント |
2,143件 |
【第2位】パソナキャリア |
1,270件 |
【第3位】JACリクルートメント |
1,183件 |
【第4位】Spring転職エージェント |
296件 |
【第5位】マイナビエージェント |
123件 |
【第6位】dodaエージェントサービス |
117件 |
※2018年9月19日時点で、当社にて調べた結果です。
※記載求人数はすべて【公開求人数】のみの数値です。
外資系企業に転職といっても、外資系企業の雰囲気が好きだったり、高年収を期待したり、特定の業界において世界規模で自分を試したかったりと、さまざまな理由で外資系企業を希望されています。
そこで、外資系企業の求人数以外に、「高年収の求人の多さ」や「外資系に多い業界(IT・金融・コンサル)の求人の多さ」も見てみると、以下に挙げる転職エージェントがおすすめです。
△クリックすると、各社の紹介記事に遷移します。
リクルートエージェント | JACリクルートメント | パソナキャリア | Spring転職エージェント | マイナビエージェント | dodaエージェントサービス | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
総求人数 | 2,143件 | 1,183件 | 1,270件 | 296件 | 123件 | 117件 | |
高年収求人数 | 年収600万円~ | 1,540件 | 1,144件 | 931件 | 106件 | 80件 | 61件 |
年収800万円~ | 1,329件 | 952件 | 630件 | 56件 | 44件 | 43件 | |
年収1000万円~ | 1,276件 | 637件 | 453件 | 14件 | 25件 | 22件 | |
業界別求人数 | IT系 | 292件 | 260件 | 260件 | 9件 | 0件 | 12件 |
金融系 | 8件 | 132件 | 132件 | 9件 | 17件 | 15件 | |
コンサル系 | 1,164件 | 42件 | 42件 | 121件 | 26件 | 10件 |
※2018年9月19日時点で、当社にて調べた結果です。
※記載求人数はすべて【公開求人数】のみの数値です。
【求人数第1位】リクルートエージェント
外資系企業に限らず、国内企業の求人でも圧倒的な数をもつ転職エージェントです。
1977年からの実績があり、国内企業・外資系企業を問わずに幅広く対応しています。
外資系企業は、本社が海外のため企業研究が難しい場合もありますが、リクルートエージェントは「Agent Report」という企業や業界の情報、過去の選考傾向などの情報をもっています。
求人数も多く、さらには必要な情報も得られやすいため、まずは登録すべき転職エージェントでしょう。
【おすすめ】JACリクルートメント
JACリクルートメントは、高年収・ハイキャリア向けの転職支援に特化した転職エージェントです。
JACリクルートメントは、イギリスとアジア数カ国にグループ拠点があるため、外資系企業との接点が強く、求人数・転職支援実績ともに多いです。
さらに、英語力に自信のある方は「マルチリンガルの転職」にも積極的です。
また、JACリクルートメントは、年収500万円程度の実績がある30代以上のハイクラス向け転職エージェントのため、高年収求人も多く、転職による年収アップの可能性もあります。
転職エージェントは3社以上に登録が必須
転職の成功確率を高めるために、3社以上の転職エージェントの登録が必要です。
転職の成功確率を高めるためには、多くの求人に出会わなければいけません。さまざまな求人に出合うために、転職エージェントへの登録は、少なくとも3社は行うことをおすすめします。
ご紹介した「リクルートエージェント」と「JACリクルートメント」は、外資系企業に転職するなら、必須と言っても過言ではありません。
さらに、追加で登録するなら「希望の職種・業界に特化した転職エージェント」を探すといいでしょう。
希望の職種・業界に特化した転職エージェントに登録すると、より専門知識が豊富にあり、業界特有の悩みや疑問も解消される可能性が高いからです。
外資系企業を狙う方におすすめ!転職サイト&転職エージェント
大手転職エージェント以外に、外資系企業を狙う方におすすめしたい職種や業界に特化した転職エージェントまたは転職サイトをご紹介します。
転職サイトや特化型の転職エージェントを、大手転職エージェントと併用することで、求人情報を多く得ながら、より専門的なところまで踏み込んだ転職活動ができるでしょう。
そこで、ここからは外資系企業を狙う方におすすめしたい「専門分野に特化した転職エージェント・転職サイト」をご紹介します。ぜひ、3社目以降の登録に役立ててください。
1. 外資系特化の転職エージェント2選
外資系企業に特化している・得意としている転職エージェントは、以下に挙げる2社です。
△各社名をクリックすると、公式サイトに遷移します。
この2社は海外資本の転職エージェントであり、海外拠点も豊富にもっています。
2018年時点でロバート・ウォルターズが18年、ヘイズ・ジャパンが17年という長い期間、日本での活動実績をもっていることからも信頼性の高い転職エージェントです。
2.業界特化の転職エージェント9選
金融・コンサル・IT系の3つの業界を得意としている転職エージェントは、以下に挙げる転職エージェントになります。
金融業界 | |
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コンサル業界 | |
IT業界 |
△各社名をクリックすると、公式サイトに遷移します。
これらの転職エージェントは、全体の求人数だけを見ると上記で比較した転職エージェントより少なく、外資系求人をもっていない可能性もありますが、その分専門的な知識と経験を有しています。
登録しキャリア面談をすることで、希望する業界の市場動向など詳しい情報が手に入る可能性が高いです。
3.ハイクラス特化のへッドハンティング型転職サイト3選
ハイクラス転職をメインとするヘッドハンティング型転職サイトなら、下記3サイトがおすすめです。
△各社名をクリックすると、公式サイトに遷移します。
ヘッドハンティング型転職サイトとは、転職エージェントやヘッドハンターがもっている求人を掲載している転職サイトのこと。
求人案件を通して、より実績や専門性の高いヘッドハンターなどと出会える機会があります。
ただ、掲載していてもすでに内定が出てたり、ハイクラス向けのため対象外となる場合もあったりするデメリットもあります。


外資系企業への転職で感じる不安を解消するQ&A
元派遣&転職会社で約6年勤務
外資系企業に転職するため、登録すべき転職エージェントや転職サイトを知ったところで、ここからは転職で感じる不安や疑問を解消していきましょう。
よくある質問を、Q&A形式でお答えします。
Q. 外資って安定して働けるの?
A. 成果が出ない場合、日本よりクビやリストラになる可能性はやっぱり高いです。
マイナビ転職の調査によると、外資系企業に勤務する方の31%がクビやリストラが多いと答えています。
引用元:マイナビ転職:外資系企業にまつわるウワサ、それって本当?
「外資系企業はクビやリストラが多い?」という質問では、「YES」が31.8%、「NO」が68.2%と、約3人に1人が「クビやリストラが多い」と回答。
引用元:マイナビ転職:外資系企業にまつわるウワサ、それって本当?
この結果を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれでしょう。現実的に日系企業に比べて、成果が出ないとリストラになる可能性が高いと言えます。
Q. どんな人が外資に向いてるの?
A. スピード感のある仕事の波に乗れる柔軟性や臨機応変さ、さらには精神的な強さがある方が向いているでしょう。
外資系企業では、結果を求めることに重きを置いているため、途中の事業の方向転換や新ルールの設定はよくあります。
それらが目まぐるしく起こっても耐えられる柔軟性・臨機応変さ、そしてどんだけ変更があってもへこたれないタフさが大切なのです。
Q. TOEICや英語力は必要なの?
A. 英語力が必要かどうかは、企業によってまちまちですが、外資系で働くなら勉強は欠かせません。
企業のなかでも英語力が必須な部署もあれば、なくても業務に問題がない部署もあったりするため、企業のなかでもバラバラな場合もあります。
ただ、英語力があるほうが外資系企業に転職できる確率が高くなるのは事実です。
先にご紹介したJACリクルートメントの求人を見ると、英語力がある方向けの求人は1,000件超えなのに対し、英語力がないと5分の1以上件数が下がっていました。
外資系企業の総求人数 | 1,183件 |
---|---|
英語力がない方向け求人数 | 182件 |
英語力がある方向け求人数 | 1,061件 |
※2018年9月19日時点で当社が調査した数値です。
※英語力がある方向け求人数は、必要英語力を上級から不問まですべてで検索しています。
英語力がなくても就ける仕事はありますが、外資系企業で働きたいなら、英語力を高めていくことで、より選択肢を広げることができます。
Q. 外資系企業は年収が高いの?
A. イメージが先行していますが、外資系企業だから必ず高年収になるとは限りません。
外資系企業の多くは「成果主義」で、成果を上げれば評価も上がり、昇給するチャンスが多くあります。
だからといって、必ず高年収になるとは限りません。先に紹介したマイナビ転職の調査でも、外資系企業の方が年収が高いと答える方は少数派です。
引用元:マイナビ転職:外資系企業にまつわるウワサ、それって本当?
「外資系企業=高給」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、「外資系企業のほうが給与・年収が高い?」という質問に対しては、「YES」が31.8%、「NO」が68.2%という結果に。
引用元:マイナビ転職:外資系企業にまつわるウワサ、それって本当?
Q. 外資系企業の面接は、私服でもいいの?
A. 面接は国内企業と同じで、清潔感のあるスーツを選びましょう。
外資系企業であっても、面接はスーツが原則です。私服で来てくださいと言われない限りは、男女ともにスーツを選びましょう。
また、服装だけでなく「身だしなみ」にも気をつけなければいけません。
スーツのシワや靴の汚れ、髪型やメイクも清潔感が出るように手入れを欠かさずに行いましょう。
先でご紹介した外資系特化型の転職エージェント、ロバート・ウォルターズが面接の準備について動画にまとめています。
Q. リファレンスチェックで内定取り消しにならない?
A. 取り消しになることは少ないですが、虚偽の申告を行っていた場合は内定取り消し処分になる場合もあります。
リファレンクチェックとは、以前の職場の関係者にコンタクトを取って、応募者の経歴などを調査することです。
外資系企業で以前から実施された調査方法で、今では8割以上の外資系企業が実施しているとも言われています。
リファレンスチェックにまで進めば、ほとんどはそのまま入社になりますが、履歴書や職務経歴書の詐称や、面接時の会話の内容が虚偽であることが分かると、内定取り消しになることもあります。
まとめ:外資系企業はもともと求人数が少ない!だから多くの転職エージェントに登録を!
元派遣&転職会社で約6年勤務
外資系企業に転職したいなら、まず「リクルートエージェント」と「JACリクルートメント」への登録をおすすめします。
より転職成功率を高めるならば、少なくても3社以上の転職エージェントに登録し、なおかつ転職サイトなども活用すべきです。
国内企業とは勝手が違い、不安や疑問も多くなるでしょうが、外資系企業に強い複数の転職エージェントに登録し、転職が成功することを切に願っております。
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