株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「MRに必要な資格は?」
「MRの試験はあるの?」
と悩んでいませんか。
そこで、
現役転職エージェントでMRの紹介経験が豊富な筆者が、
これらの悩みを解説していきます。
この記事で、MRのことを知っていただると幸いです。
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MRとして働くために必要な資格はあるの?
MRとして働くために必要な資格は、結論からいえばありません。しいて言えば、移動に車を使うことも多いため「運転免許」、あとは製薬株式会社の採用試験を通過すれば、晴れてMRとなります。
ただ、入社したあとに「MR認定試験」という試験に合格しなければなりません。MR認定試験とは、簡単にいうと以下のような試験になります。
MR認定試験とは、製薬企業等で実施されるMR導入教育の成果を客観的に評価するための試験で、MR教育センター)主催の元、毎年12月に行われるものとなります。
このMR認定試験は、合格していないとMRとして働けないという規則があるわけではありません。
しかし、医薬品の効能などの情報を提供するのがMRの仕事である以上、医薬品に関する知識があることを証明しないと医者や薬剤師から信用を得ることができません。そのため、MR認定試験に合格していないとMRとして仕事をさせないという製薬会社が大半です。
MRとして働くならば、まずは「運転免許を取得」し、「製薬会に採用」され、そして「MR認定試験に合格」するという3つのハードルがあるのです。
MR認定試験はどんな試験?
MRとして必要な知識・技量をもっていることを証明する「MR認定試験」では、以下の6つの科目の試験が行われます
- 疾病と治療
- 薬理学
- 薬剤学
- 医薬概論
- PMS(市販後調査)
- 添付文書
MR認定試験では、上記6つの科目すべて合格しないと「MR認定証」を受け取ることができません。(※ただし、医師・歯科医師・薬剤師の資格を持っている方は、「疾病と治療」「薬理学」「薬剤学」の試験を免除されます。)
難しそうな科目が並んでいますが、製薬会社に入社すると、MR認定試験用のテキストや問題集が配布されるため、それらを使って勉強していくことになります。
文系大学出身も多いMRですが、2018年のMR認定試験の合格率は75%とそれほど難しい試験ではありません。しかしながら、合格しないと、MRとしての仕事ができない状態にとなるため、しっかりと勉強して臨んでください。
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