株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「MR、実は良い職種ではないのか?」
「MRの将来は大丈夫なのだろうか?」
と悩んでいませんか。
そこで、
現役転職エージェントでMRの紹介経験が豊富な筆者が、
これらの悩みを解説していきます。
この記事で、MRのことを知っていただると幸いです。
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今何が起きている?MRの現状
今MRにおける雇用の情勢は非常に厳しいです。事実各製薬会社では、MRの早期退職を進めています。
実際、2018年に以下の製薬会社でMRの早期退職を募りました。
では、なぜ今各製薬会社はMRの早期退職を進めているのかというと以下の理由が挙げられます。
- MRが多すぎる
- 製薬会社の合併が相次いでいる
- 新しい医薬品の発売が減っている
日本のMR人口はアメリカについで2番目に多いのですが、アメリカの広い国土に対し、日本は狭いため、過剰人数だといわれてきました。
また、外資系を中心に製薬会社の合併が相次いでおり、合併があるとそれぞれの製薬会社同士で被っている拠点のMRの人員を減らす必要があるため、MRの必要人数が減っています。
医薬品業界全体で新薬の発売が減っているためMRの必要性が下がっています。
そして、MR医薬品の情報を提供するMRの業務が最も必要とされるのは、新薬を発売したときです。医師や看護師は新たな治療に使える可能性が広がるため、いち早くMRからの情報を求めます。
結果として、新薬が多く世の中にでれば、MRの必要性は増していきます。
しかしながら、新薬の研究費の高騰などで医薬業界全体で新薬の販売数が減少しています。既に発売されている薬については医師も薬剤師も普段から医薬品薬を処方するため、知識をすでに持っています。
結果、MRが求められる機会が減り続けているのです。
これからどうなる?MRの未来
今削減されているMRですが、将来的にはMRを増やす会社とこのまま削減していく会社に二分されることが想定されます。その鍵がITです。
新薬の販売ができる目途が立てばこれまでのようにMR人員を増やし、各病院に情報提供を進める製薬会社と、そもそも情報が伝達できれば販売に繋がると判断し、ITを活用して情報提供を進めていく製薬会社が増えていくと予想されます。まだまだ不透明な部分が多いといえます。
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