株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「MRの勤務時間は?」
「MRの休日は?」
と悩んでいませんか。
そこで、
現役転職エージェントでMRの紹介経験が豊富な筆者が、
これらの悩みを解説していきます。
この記事で、MRのことを知っていただると幸いです。
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MRは土日祝休みの仕事
MRの勤務は、基本的に土・日・祝日が休みで、年間120日程度休日があり、勤務時間も、朝出社し、夕方から夜に帰宅できる仕事です。
基本的に、医者に呼び出されたり、納品業務まで行ったりすることはありませんが、たまに土・日の休みに開催される学会に参加しなければならない場合もあります。
その場合は、大半の製薬会社で代休制度があるためそれを活用すれば、平日に休むことも可能です。
また、外資系の製薬メーカーの場合だと、「ホームオフィス制」を取っている会社があります。
ホームオフィス制とは、事務所や営業所を置かず、MRは自宅から直接病院や医薬品の卸業者に出向く直行直帰の働き方です。連絡は、携帯電話やノートパソコンを使い、会議などは、外部の会議室を借りて実施します。
ホームオフィス制を導入しているメーカーですと、自由度が高いですが、その反面、プライベートと仕事を分けられないというデメリットもあります。
接待で休みがとれないことはある?
MRが接待することは、規制されているためありませんが、医者と会うタイミングが夜になることは少なからずあるのが現状です。
ただ、各製薬会社では原則接待をしないようMRには指示をしています。なぜなら、公正取引協議会が接待に関する通達を出し、MRからの医者への接待に関して規制をかけました。
この通達に違反した場合、製薬会社が罰金を支払ったり、場合によっては業務停止処分を受ける可能性があります。
ただし、日中に多忙な医者と接点を持てないため、夜間に医者のもとに訪問をすることはあります。
MRの仕事は、自分で働き方をコントロールすることができるので、そういう利点を使いながらやるべきことをやっていけばいいのです。
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